就職活動を進めるにあたって、費用面に不安を持つ人も多いと思います。不安になる原因は、就活にかかる費用がはっきりわからないからです。とはいえ、どれくらいかかるのかよくわからないですよね。
そこで本記事では、就活にかかる費用や、費用を抑えたり捻出したりする方法を解説します。この記事を読めば、就活の費用に関する不安を減らせます。ぜひ、最後まで読んでみてくださいね!
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就活にかかる費用は平均10万円以上
就活にかかる費用は、平均10万円以上が一般的です。日本経済新聞の『就活とお金100人調査 「貯金底ついた」過酷な実態』によると、就活生の半分が就活に10万円以上使用しています。
就活では、以下のように費用が必要になる場面が多々あります。
- 履歴書や職務経歴書の作成
- エントリーシートの提出
- 面接や適性検査の受験
- 交通費
- スーツやビジネスウェアの購入
- セミナーや模擬面接の受講
なお、遠方へ移動して面接や説明会に参加する人や、多数の企業に応募する人は、さらに費用がかかります。もちろん費用は人によりますが、10万円を目安として頭に入れておきましょう。
就活中に時間とお金のマネジメント練習をしておこう
就活期間中は、社会人の「プレ期間」ともいえます。社会人として独立してから困ることのないよう、プレ社会人の期間中に時間とお金の管理に慣れておきましょう。
現在使えるお金と時間、就活のために必要なお金と時間はどれくらいなのかを明確にしてください。手元にあるもので足りるのか、足りないのであればどう確保するのかを考えましょう。
その場その場で流されるだけではない、自分自身をマネジメントする力、状況に応じて柔軟に考え対応する力は、社会人になってから必ず役に立ちます。
「足りなくなったときに考える」「なんとかなるだろう」という考えは捨て、自分で管理できるようになっておきましょう。
事前に計画を立てて就活に必要な費用を明確にしよう
就活中に焦ることがないよう、まずは自身の就活スケジュールを明確にし、いつどんな費用がかかるかの見通しを立てておきましょう。
「遠方での就活のための宿泊先予約が直前になってしまい高額出費」「スーツが必要なのに用意が間に合わない」「必要なものがたくさんあるのに資金の調達が間に合わない」となってしまっては大変です。
「気付いた時には手遅れだった」とならないよう、まずは計画を立てて、確実に準備をしていきましょう。
事前に計画を立てておけば節約できる項目も見つけやすく、過度な出費を抑えることもできます。
就活で必要になる4種類の費用

次に、就活で必要になる費用の大部分を占める4項目を紹介します。
①交通費
1つ目は、交通費です。面接や会社説明会へ移動する際には当然かかりますよね。また、距離が遠かったり、面接回数が多かったりすると、その金額は増えます。
一部の企業は交通費を支給してくれることもありますが、基本的には自己負担と考えてください。
また、通勤手段や交通ルートによって費用が変動するため、計画的な交通費の管理も必須。遠方の企業に応募する場合は宿泊費も必要になるため、必要経費は多めに見積もっておきましょう。
②スーツ・被服費
2つ目は、スーツやその他服装にかかる費用です。就活にはスーツやその他の適切な服装にかかる費用が必要ですし、特にスーツは面接や説明会での必需品ですよね。
他にも、シャツ、靴、ベルト、ネクタイなども購入する必要があります。また、これらの服装は複数回の面接やイベントで着用するため、手入れするための費用もかかります。
これらの費用は就職活動の一環として必要なので、慎重に予算を立てて計画的に支出することが求められます。
③飲食費
3つ目は、飲食費です。就活では面接や説明会に参加するため、移動中や待ち時間に飲食費がかかります。特に遠方の企業に足を運ぶ場合や、複数の企業を訪れる際にはその負担は増えます。
食事は終活を乗り切る体力を保つためにも重要です。また、食事を共にすることで面接官とのコミュニケーションも深まります。
そのため、飲食費は就活の一環として考慮すべき費用であり、予算を立てて無理のない範囲で工夫しながら支出することが重要です。
④有料イベント参加費
4つ目は、有料イベント参加費です。これは、特定のイベントやセミナーに参加するために支払う費用のことです。参加費の他に、交通費や宿泊費が含まれることもあります。
有料イベントに参加することで、就職活動に役立つ情報や人脈を得るチャンスがあり、自己PRやスキル向上にも役立ちます。
しかし、これらの費用は大きな負担となることがあるため、慎重に選択する必要があります。参加を検討しているイベントやセミナーの費用対効果を考えつつ、明確な目的を持って参加しましょう。
就活で必要な費用の節約方法5選

冒頭で、就活にかかる費用は10万円と紹介しました。必要不可欠な出費であるとはいえ、できるだけ抑えたいですよね。そこで、就活で必要な費用の節約方法を5つ紹介します。
①スーツを無料レンタルする
1つ目は、スーツを無料でレンタルすることです。大学や専門学校では、無料でスーツをが提供されることがあります。また、無料のスーツレンタルサービスもあります。
このサービスを利用すれば、高額なスーツの購入費用を抑えることができ、予算を抑えつつあなたにぴったりのスーツを着用できます。
就活のためだけにスーツを購入するのは、経済的に無駄だと感じてしまう人もいますよね。その点、無料のレンタルであれば、費用の負担を軽減できるためおすすめです。
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②交通費を工夫する
2つ目は、交通費を工夫することです。具体的な方法として、同じ目的地への行き方でも、選択する路線や交通手段によって費用が異なります。
都会などでの面接や説明会に参加する場合、交通費が高額になりがちですが、事前に交通手段を比較し、料金を確認して予定を立てることで節約できます。
また、交通費の削減には、通勤定期券や割引カードを活用することも考えられます。これらの工夫を通じて、就活費用をコントロールし、予算内で効果的な活動ができます。
③参考書などは共有する
3つ目は、参考書や資料を共有することです。SPI対策の参考書などを、先輩や友達と共同で利用することで、無駄な出費を減らすことができます。
これにより、高価な参考書を1人で揃える必要がなくなり、経済的な負担を軽減できます。また、共有することで情報の交換も促進され、違う視点からのアドバイスやアイデアも得られますよ。
就活において必要な情報収集や準備は大切ですが、無駄な出費は抑えたいものですよね。適宜、参考書や資料は共有していきましょう。
④宿泊費を節約する
4つ目は、宿泊費を削減する方法です。安いホテルやカプセルホテルを利用することで、宿泊費を抑えられます。
また、友人や知人の家に泊まる、ゲストハウスやシェアハウスを活用するなど、費用を分担できる宿泊先を選ぶことも考えましょう。
さらに、宿泊予約サイトやクーポンを活用して割引を受けるのもおすすめです。宿泊費の節約は、就活中にかかる経費を抑え、予算を有効活用する手段のひとつです。
⑤オンライン開催の説明会や面接を活用する
5つ目は、オンライン開催の説明会を活用して費用を抑える方法です。
近年は、オンラインで企業説明会や選考を行う企業も増えています。オンライン参加であれば、交通費や宿泊費がかかりません。
さらに移動の手間もかからないため、費用面だけでなく時間も有効に活用できます。
業界研究セミナーや企業説明会はできる限りオンラインを活用することで、費用をおさえて就職活動ができるでしょう。
就活で必要な費用の捻出方法4選

次に、就活で必要な費用の捻出方法を紹介します。
①就活が始まるまでにバイトしておく
就活が始まる前にバイトをしておくことは、費用を捻出するための有効な方法です。バイトのメリットは、金銭面だけではありません。
バイトを通じてコミュニケーション能力や人間関係構築のスキルを磨くことは、面接で大いに役立ちます。アルバイト経験は履歴書や面接でアピールできるので、就活も有利に進められますよ。
一方で、バイトにはデメリットも存在します。時間の制約や疲労感が就活の準備に影響することがあるため、計画的な時間配分が必要です。
②有給インターンに参加する
就活の費用を捻出する方法として、有給インターンに参加することもおすすめです。なぜなら、給与が支給されるため、生活費を稼ぎながら就活を進めることができるからです。
また、企業での実務経験を積みながら、スキルや専門知識を向上させるチャンスでもあります。
ただし、インターンシップ自体が忙しくなり、履歴書や面接の準備に時間を割けないこともあるため、よく考えてから参加しましょう。
③両親からサポートしてもらう
両親からサポートしてもらうことも、就活に必要な費用を捻出する手段の1つです。
両親から経済的なサポートを受けられれば、就活中に生じるお金の不安を減少させ、精神的に余裕を持てますよね。また、バイトを減らせるぶん、就活に費やす時間を増やすことも可能です。
ただし、両親に経済的な負担がかかることや、自己責任で就活に取り組む機会を逃すなどのデメリットもあります。サポートを受ける際には感謝の気持ちと責任感を持ち、節度を保って支援を受けましょう。
④費用が出る企業のイベントに参加する
費用が出る企業のイベントに参加することもおすすめです。たとえば、多くの企業が提供する説明会や選考イベント、面接対策セミナーなどが挙げられます。
これらのイベントに参加するメリットは、参加費や交通費、宿泊費などのお金の不安を軽減しながら、企業との交流や情報収集が可能であることです。
ただし、費用が出る企業のイベントは限られているので、確認が必要です。選択肢は限られますが、費用の捻出に役立つ手段のひとつとして積極的に活用しましょう。
就活の費用は予め準備しておこう

就活の費用は予め準備しておくことが重要です。
なぜなら、お金が足りなくなってからバイトを増やしたりすると、就活準備の時間を取れなかったり、交通費が足りなくて大事な就活イベントなどに参加できないこともあるからです。
計画的に就活の費用を用意しておくことが大切です。早めに必要な予算を見積もり、貯金やアルバイト収入を充てておくと、ストレスを軽減し、焦らずに就活に集中できます。
就活の費用は工夫して節約しよう
本記事では、就活にかかる費用を抑えたり、捻出したりする方法を解説しました。
紹介した通り、就活にかかる費用は10万円前後と決して安くはありません。だからこそ、費用を抑える工夫や、早めに予算を確保しておく努力が必要なのです。
記事内で紹介したスーツのレンタルや、格安の交通手段を活用しつつ費用を抑えることで、余裕を持って就活を進められますよ!
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。