ベンチャー企業のインターンは多くの方が参加を希望する人気のインターンですが、詳細を知らない人は多いでしょう。
そこで今回はベンチャー企業のインターンについて、特徴やメリット、探し方を解説していきます。
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ベンチャー企業のインターンは人気がある

ベンチャー企業のインターンは一般的な企業のインターンと比べて重要な職務を任されることが多く、学べることが多いので非常に人気があります。
その分体力的には大変な部分も多いので、自分のインターンに参加する目的と、企業の理念やインターンの目的が合致しているかを確認しましょう。
自由度が高く、メインの業務はやりたいことを任せてもらえることが多いです。また、ベンチャー企業は同じ理念を持つ人材を求めるので、企業のビジョンなどを公式サイトで確認しておきましょう。
ベンチャー企業の特徴3つ
ベンチャー企業に明確な定義はありませんが、多くのベンチャー企業に当てはまる特徴はあります。
下記の3点を満たしている場合、いわゆる「ベンチャー企業」と呼ばれるものである可能性が高いです。
- 設立数年程度
- 新しい事業を展開している
- 成長過程にある
①設立数年程度
ベンチャー企業のほとんどが、設立から数年程度と歴史が短いです。
設立からおよそ5年から10年程度が目安とされています。とはいえ、「新しいことに挑戦している」企業ならば全てベンチャー企業と言えるので、厳密な分類はありません。
単に歴史が浅い企業というよりは、創業から常に成長を続けている企業を「ベンチャー企業」と呼ぶので、設立からの歳月はあくまでベンチャー企業の要素の1つです。
②新しい事業を展開している
新しい企業を立ち上げるということは、新しい事業を展開している可能性も高いです。これまで同業界で大手として君臨してきた企業が行っていないような、新しい取り組みを行っている企業もあります。
独自のアイデアや技術を用いて事業を展開しているので、「新しいことに挑戦する」というやりがいのある取り組みにモチベーションを感じる方にはぴったりの企業と言えます。
常に新しいことに挑戦したい人、自分が主体となって規模の大きなプロジェクトを進めていきたいと考えている人にとって、ベンチャー企業は理想の就職先でしょう。
③成長過程にある
ベンチャー企業は設立から時間が経っていないことが多く、つまり成長過程にあることが多いです。
そもそも「ベンチャー」という単語は「冒険的」という意味なので、ベンチャー企業は常に成長を続けています。
成長過程にあるということは、任せられる仕事の規模も大きい可能性が高いです。昇進も早いですし、時期によっては残業が多いこともあるかもしれませんが、大幅なキャリアアップも目指せます。
ベンチャー企業のインターンの内容は幅広い

ベンチャー企業のインターンの内容は非常に幅広いので、体力的には少し大変かもしれませんが、学ぶことが多くあります。
人数が少ないので、任される業務も多いのです。営業、マーケティング、企画など複数の役割を任されることも珍しくありません。
興味がない仕事を任されることも多いかもしれませんが、その興味のない仕事をこなすことで新たな発見ができ、就職後、経験した仕事を担当している人のことを尊重できるはずです。
ベンチャー企業でインターンをするメリット4つ

ベンチャー企業でインターンをすることには様々なメリットがありますが、代表的なものは下記の4つです。
それぞれを意識してインターンに臨むことで、より実のあるものにできるはずです。
- 裁量の大きい仕事に挑戦できる
- 経営者との距離が近い
- フラットな関係性で働ける
- 企業と一緒に成長できる
①裁量の大きい仕事に挑戦できる
ベンチャー企業は基本的に規模が大きく無いので、人員も少ないです。そうなると、任される仕事も相対的に裁量の大きなものになります。
仕事に対するモチベーションが高く、規模の大きな仕事を担当したい方にはまさにぴったりのインターン先と言えるでしょう。
大きな仕事を任されることを通して責任の重い仕事を乗り越えられる強い精神力を養える上に、実力も養えるので、度胸のある方にはぴったりです。
②経営者との距離が近い
経営者との距離が近いというのもベンチャー企業の魅力です。
ベンチャー企業は規模がそこまで大きくないということもあり、上層部と業務内で関わることも多く、企業によっては「社長と座席が隣」という場合もあるほど距離が近いこともあります。
経営者目線から見た様々なことについて学べますし、直接関わることでどのようなことを求められているのか、どのような工夫をすれば自分がもっと活躍できるのかを質問できることも多いです。
③フラットな関係性で働ける
ベンチャー企業は年齢が若い社員が多く、また、多少年齢が離れていても、日本特有の嫌な年功序列の雰囲気が無いので、フラットな関係性で働けます。
言ってしまえば、実力主義を優先しているので、結果を出せる人がどんどん昇進していき、後から入った新卒の社員が気が付けば上司になっていることもあるほどです。
このようにベンチャー企業は年功序列ではなく、全員が相手のことを尊重しつつ、尊大になりすぎず、へりくだりすぎず働けるので、気持ちよく業務に取り組めることが多いでしょう。
④企業と一緒に成長できる
企業と一緒に成長できるのもベンチャー企業でインターンをする大きなメリットです。
ベンチャー企業は新しく、考え方が柔軟なところが多いので、良い点も多いですが、改善すべきところも多くあります。
そんな課題も多いベンチャー企業だからこそ、任される役割も多く、自分も企業も成長していけるのです。
企業において、立ち上げメンバーや立ち上げから間もない段階から関わっている人材は貴重と言えます。自分と企業が成長しているのを強く実感でき、モチベーション高く仕事ができるでしょう。
ベンチャー企業でインターンをするデメリット3つ

もちろん、ベンチャー企業のインターンにはデメリットもあります。
それぞれをきちんと把握し、自分が本当にベンチャー企業に向いているのかを確認してからインターンに参加するようにしましょう。
- 仕事の責任が重い
- 教育制度が不十分なことがある
- 大学生活との両立が難しい
①仕事の責任が重い
ここまで「裁量の大きな仕事を任せてもらえる」ことをメリットに挙げてきましたが、これはデメリットとも言えます。
「責任が伴う仕事を任せてもらえるなんて、成長できてありがたい」と思うか「インターンなのに、ここまで責任を負わされるのはおかしい」と思うかは、人それぞれであり、どちらも間違っていません。
どのような仕事でも、非常に高くモチベーションを保ち、取り組める人は楽しめるでしょうが、「責任の重い仕事をいきなり任されるのは不安」という人には向いていないでしょう。
②教育制度が不十分なことがある
ベンチャー企業は立ち上げから時間が経っていないところも多く、教育制度が整っていないところも多いです。
そもそも「自分の担当する業務で手一杯で、インターン生の教育を行っている余裕が無い」という社員も多いでしょう。
ある程度自走でき、簡単な判断ならば自分で下せる人、例えば学生時代にアルバイトやサークルでなんらかの役割をこなした経験がある人でないと、大変かもしれません。
③大学生活との両立が難しい
ベンチャー企業のインターンは、企業自体の評価制度と同じく、インターン生の評価も実力や結果で見ることが多く、大学生活との両立が難しいことが多いです。
結果を出すためには残業や帰宅後に業務内容の復習などを行う必要があることもあり、3年生という、ゼミでの研究が始まって忙しい時期の学生にとって大きな負担となります。
特に教育制度が整っていない企業では問題について1人で考える必要があり、何時間も費やしてしまう人も居るでしょう。あらかじめ教育制度についてはインターン前に質問することをおすすめします。
ベンチャー企業のインターンがおすすめな人の特徴3つ

では、ベンチャー企業のインターンはどのような人におすすめなのでしょうか。
下記の3点が当てはまるかを確認し、インターンに参加するか判断することをおすすめします。
- 裁量の大きい仕事がしたい人
- 即戦力となるスキルを身に着けたい人
- 将来起業や独立したい人
①裁量の大きい仕事がしたい人
ここまで何度も紹介しているように、ベンチャー企業のインターンは裁量の大きな仕事も、インターン生に任せることが多いです。
責任感が強く、プレッシャーにも耐えられる人にとっては大きな成長のチャンスであり、結果を出せばそのまま内定が出ることもあるので、早い段階で、実力を駆使して内定を勝ち取ることもできます。
インターンには様々なものがあり、講義のように話を聞くことがメインのものもあります。こうしたインターンが物足りない人にとって、ベンチャー企業のインターンはぴったりでしょう。
②即戦力となるスキルを身に着けたい人
ベンチャー企業のインターンは裁量の大きい仕事を任されることが多いので、実際に業務に活かせるスキルを身に着けられる可能性が高いです。
インターンに参加した企業にそのまま就職を目指すのか、同じ業界の別の企業を受けるのかは自由ですが、いずれにせよ即戦力となるスキルを身に着けたい人におすすめできます。
なかなかアルバイトや一般企業のインターンで「即戦力」と言えるほどのスキルを養うことは難しいので、スキルが欲しい人はベンチャー企業のインターン「一択」と言えるでしょう。
③将来起業や独立したい人
ベンチャー企業は経営者と近い距離で働けるので、起業などについても話を聞きやすいです。独立したい人、起業したい人にぴったりの環境でしょう。
普通の企業のインターンで「将来は起業したい」なんて言ってしまったら「この人は入社してもすぐ辞めるんだな」とマイナスイメージを与える可能性が高いです。
しかしベンチャー企業の経営者は基本的に考え方が柔軟で、起業や独立を目指す人を応援してくれる場合が多く、起業にいて聞いても失礼だと思わない人が多いでしょう。
ベンチャー企業のインターンの探し方3つ

ここまでベンチャー企業のインターンについて解説してきましたが、いざベンチャー企業のインターン情報について調べてみると、意外と見つからない人も多いのではないでしょうか。
そこでベンチャー企業のインターンの探し方をまとめたので、確認してみてください。
- 企業のホームページから探す
- アプリやサイトを使う
- 紹介してもらう
①企業のホームページから探す
具体的に「この企業のインターンに参加したい」という人は、企業の公式サイトから探してみましょう。求人などのページにインターンについても書いてあることが多いです。
また、ベンチャー企業はやる気がある、能動的に動ける人材を求めているので、インターンについて記載が無い場合でも、電話やフォームから問い合わせるとインターンを開催してくれることもあります。
ベンチャー企業にはそれぞれの物語があり、理念や考え方に強く共感できる場合、ぜひ参加するべきです。もしインターンを募集していなくとも、粘り強く方法を探ってみましょう。
②アプリやサイトを使う
ベンチャー企業のインターンに参加する最も一般的な方法は、インターンの求人情報を記載しているアプリやサイトを使うことです。
外部のサイトやアプリを通しているので、精査された企業のみが集まり、信頼性も高いと言えます。
インターン情報サイトに載るには、当然ながら一定の条件を満たしている必要があり、「ベンチャー」を騙る、ただブラックなだけの企業をふるいにかけられる点も魅力です。
③紹介してもらう
もし、実際にベンチャー企業で働いている人や、その人の友人と知り合いならば、ぜひ紹介してもらいましょう。
特にSNSに力を入れているベンチャー企業は多くの社員がSNSアカウントを持っており、毎日のように有益な情報を発信したり、「一緒に働くメンバー募集!」などと投稿しています。
目的は「インターンに参加すること」なので、必ずしも公式サイトや電話で申し込む必要はありません。魅力を感じた企業やその社員にDMで話しかけてみるのも良いでしょう。
ベンチャー企業のインターンに参加して可能性を広げよう

今回はベンチャー企業のインターンについて、その魅力や特徴、そしてデメリットやインターンの探し方についても解説しました。
ベンチャー企業は任せられる業務が多い分、大変ですが成長できますし、やりがいも感じられる企業です。気になる方はぜひインターンに参加してはいかがでしょうか。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。