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短所「人見知り」を言い換えてアピールする方法|真似できる例文を4つ紹介

短所が「人見知り」なことを面接で伝えたら悪い印象を与えてしまうのではないか、と不安になってしまいますよね。けれど伝え方を変えるだけで、自分のアピール材料にすることができるのです。

この記事では、就活で短所の「人見知り」を言い換えてアピールする方法や真似できる例文を4つ紹介していきますので、参考にしてください。

面接で短所を聞かれるのはなぜ?

長所を聞く方が有意義な質問だと感じますが、面接で短所を聞かれるのはなぜでしょうか。

実は、企業側はあえて短所を質問しています。長所よりも短所を自覚するほうが難しく、より詳細な自己理解が必要になりますよね。就活生がきちんと自己分析をしているかが、この質問でわかるのです。

また、短所を自身で把握した上で、改善しようとする向上心があるかも見極めています。

企業側は問題解決能力や成長意欲が高い人材を求めているため、短所に対してどう取り組んでいるかを重要視する傾向にあるのです。

短所「人見知り」をアピールした時の企業側の印象2つ

ここからは、「人見知り」を短所とアピールした際、企業側が受ける印象を2つ、解説していきます。採用側からの立場では、「人見知り」がどのように映るのか一緒にみていきましょう。

  1. コミュニケーション力が低い
  2. 協調性が低い

① コミュニケーション力が低い

短所として「人見知り」を挙げると、コミュニケーション力が低い印象を持たれます。なぜかというと、人見知りの人は他人とのコミュニケーションに、苦手意識を持っていることが多いためです。

コミュニケーション力は、相手と円滑に意思伝達を図る能力ですが、人見知りの人は自分から積極的に話しかけることや、距離を縮めることが苦手だと思われがちです。

そのため、短所に人見知りを挙げる際には「意識して人との交流を増やしている」などの努力についてもアピールすると良いでしょう。

② 協調性が低い

人見知りの性格には、協調性が低いというイメージもついて回ります。人見知りの人は、コミュニケーションが苦手なために単独行動しがち、と考えられてしまうからです。

協調性とは、異なる立場や考えを持つ人とも、お互いを尊重し同じ目標に向かって努力できる能力のこと。つまり、人との関わりが希薄になりがちな人見知りは、協調性が低いと考えられてしまいます。

「人見知り」という負のイメージを避けるためにも、言い換えで良い印象にする工夫が必要です。

【長所になる!】短所「人見知り」の言い換え例4つ

マイナスなイメージが強い人見知りも、表現の仕方で印象が大きく変わるものです。ここでは、短所である「人見知り」が長所になる言い換え例を4つ紹介していきます。

  1. 言い換え例①慎重
  2. 言い換え例②傾聴力が高い
  3. 言い換え例③熱い信頼関係を築ける
  4. 言い換え例④観察力が高い

言い換え例①慎重

人見知りは慎重と言い換えができます。初対面の人と話す際に苦手意識を持っているため、人間関係もより慎重になりがちと考えられますよね。

しかし人間関係において、適度な慎重さはとても重要なポイントです。慎重な気持ちがあると、相手に敬意を払い、失礼のないように接することができるのです。

これはビジネスの世界でも、非常に大切だといえるでしょう。人見知りなことを慎重と言い換えて、短所から長所にすると効果的です。

言い換え例②傾聴力が高い

人見知りは傾聴力が高い傾向にあります。一般的に人見知りな人は、自分からどんどん語るよりも聞き役に回ることが多くなるからです。

傾聴力は、相手の話や意見をきちんと聞き入れるだけでなく、異なる考え方も受け入れ尊重できるスキルでもあります。仕事をする上ではほぼ必須の能力といえるでしょう。

人見知りから傾聴力が高い、と言い換えると、マイナスからプラスの印象を与えられますよ。

言い換え例③厚い信頼関係を築ける

意外かもしれませんが、厚い信頼関係を築けるのも人見知りの特徴の1つです。人見知りな人は、対人関係において言動に気を遣い、注意を払い適切な接し方をします。

言動も行動も慎重で丁寧な対応をするため、相手からの信頼も得やすいといわれています。そして相手に好印象を与えるので、良好な人間関係を構築していけるのです。

人見知りから厚い信頼関係を築ける、と言い換えることで短所から長所としてアピールできるでしょう。

言い換え例④観察力が高い

一般的に、人見知りは観察力が高いと考えられています。人見知りは人との関係において、非常に慎重に相手を観察し、じっくりと関係性を深めていく傾向にあるからです。

最初は人との距離がありますが、相手の話し方や表情、話題などから相手のことを観察しています。相手のことをよく理解しようとする観察力は、人間関係を円滑に進めるためにも重要です。

社会人にとっても大切な観察力は、もちろんアピールポイントになります。ぜひ、効果的に言いかえて長所としてアピールしてくださいね。

短所「人見知り」のアピール例文4つ

マイナス要素である人見知りを、どのように言い換えれば長所としてアピールできるのか、短所の「人見知り」のアピール例文を4つ紹介していきます。1つずつ解説していきますので参考にしてください。

  • 短所「人見知り」例文①
  • 短所「人見知り」例文②
  • 短所「人見知り」例文③
  • 短所「人見知り」例文④

短所「人見知り」の例文①

短所として人見知りなことがあげられます。初めて会う人やまだ関係の浅い人に対しては、どのように接するのがいいのかと、慎重になってしまいがちです。

そこで私はこの慎重なところを、どうしたら人間関係を築く上で活かせるのかを考えました。

そして実際に相手に敬意を払い、礼儀を持って接することを心がけてたところ、相手から信頼を得ることができ、良好なコミュニケーションを図れると確信できたのです。

社会に出ても相手に失礼がないよう慎重に対応し、信頼していただけるビジネスマンとして活躍したいと考えています。

人見知りを慎重と言いかえた例です。相手に敬意を払う慎重な対応から、信頼を得た実体験をエピソードとして、アピールしました。

短所「人見知り」の例文②

私は自分の短所は、人見知りなところだと考えています。自分の意見を主張することがなかなかできず、歯痒い思いをしてきました。

しかしある時サークルの先輩から、「いつも皆の意見をよく聞き、尊重する姿勢は素晴らしく、傾聴力が高い」と褒めていただきました。

自分では自己主張ができずコンプレックスを感じていましたが、相手の意見や話をよく聞き、お互いを尊重できることは強みでもあると気づかされたのです。

業務が円滑に進むよう傾聴力の高さを活かし、仕事に尽力していきたいと考えています。

傾聴力の高さと言いかえて、マイナス要素からプラス要素に変えた例です。そして、この傾聴力を仕事でも活かすことを述べ、成長意欲もアピールしました。

短所「人見知り」の例文③

人見知りなところが私の短所でした。特に初対面の人と話す際には緊張してしまい、相手に失礼がないようにと言葉数も少なくなっていたことが多いです。

この人見知りを克服するためにあえて接客業のアルバイトを始め、そこではお客様にはもちろん、店長や社員の方達とも積極的に報告・連絡・相談することを心がけていました。

すると、信頼関係を築けだだけでなく、丁寧な言葉遣いや対応も評価され、バイトリーダーに任命していただくことになったのです。

人見知りを克服する過程で、その短所ゆえ丁寧な対応から厚い信頼関係を築けることが分かり、大きな自信になりました。

人見知りな短所を、厚い信頼関係を築けると言いかえた例です。ここでは自分の欠点を克服した努力を、問題解決能力の高さとしてアピール材料としています。

短所「人見知り」の例文④

私の短所は人見知りなところです。人と接する際には、どうしても一歩引いてしまい、相手がどういう人かを先によく知りたいと考えてしまいます。

しかしこの「相手をよく知りたい」と思う気持ちは、その人の表情や態度の小さな変化を察し、何を考えているかを理解することに繋がっていると気づきました。

この観察力の高さは、今後社会人として活躍する上で、仕事にも人間関係にも活かされるのではないかと考えています。

人見知りを観察力の高さに言いかえて、長所につなげた例です。人見知りから人を観察する力を培い、社会でも活かしていくことを述べて前向きな姿勢を伝えています。

「人見知り」を短所で述べる時の注意点2つ

採用試験でマイナスな印象を与えるのを避けるために、「人見知り」を短所で述べる時の注意点2つについて解説します。

言いかえに加えて、次の2つの注意点に気をつけて主張しましょう。

  1. 短所を改善する姿勢を見せる
  2. 聞かれた質問に的確に答える

① 短所を改善する姿勢を見せる

就活では、短所を改善しようとする姿勢を見せることが非常に重要なポイントになります。

ビジネスの世界では、困難に向き合い問題解決するスキルが要求されるため、就活生にも自分の短所を改善する問題解決能力や成長意欲、克己心があるかを重要視しているのです。

人見知りという短所を、長所として言い換えるだけでなく、どのように自分の短所と向き合って改善し克服するか、という姿勢が求められていることを念頭においておきましょう。

② 聞かれた質問に的確に答える

人見知りを短所として答えた時は、聞かれた質問に的確に答えるようにしましょう。

人見知りだと主張すれば、どうしても「コミュニケーション力が欠けているのでは?」と疑問に思われる可能性があります。受け答えに気をつけ、面接官の不安を解消していきましょう。

円滑に業務を進める上でも、最低限のコミュニケーション力は必須になるので、仕事に支障が出るほどの対人スキルの低さは、採用側にとってはマイナス要素でしかありません。

話す内容はもちろん大切ですが、大きな声でハキハキと的確に答えることも重要です。意識して、面接官に好印象を与えていきましょう。

短所「人見知り」を長所に言い換えよう

面接では、短所の「人見知り」を長所に言い換えてアピールしましょう。就活においては、短所を説明しつつも長所として強調することが鉄則です。

マイナスなイメージの人見知りも言い換えをして、あなたの魅力として伝わるように工夫してくださいね。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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