内定式に参加する時に、何を準備すればいいか分からず困っている就活生も多いのではないでしょうか。
本記事では、内定式の流れや目的、必要な準備について詳しく解説します。悩んでいる方はぜひ、参考にしてくださいね。
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内定式とは?流れ・目的・メリットを解説

内定式は、新卒採用が決まった学生と企業が初めて正式に顔を合わせる場です。しかし、多くの学生が内定式の意義や流れ、そして何をすべきかについて十分に理解していません。
まず最初に、内定式の基本的な流れ、その目的、そして参加する上でのメリットについて詳しく解説します。
- 内定式の流れ
- 内定式をやる目的
- 内定式に参加するメリット
① 内定式の流れ
内定式の流れは以下のとおりです。
- 社長・役員・人事の挨拶
- 内定書の授与
- 入社に関する手続き
- 社員交流会
- 内定者同士の懇談会
内定式は、まず企業の役員や人事担当者から挨拶があり、その後に内定証書の授与が行われます。授与が終わると、入社に関する手続きが行われた後、社員交流会や懇親会が開かれるのが一般的です。
内定式の流れは企業によって多少の違いはありますが、基本的には上記のスケジュールが組まれています。
② 内定式をやる目的
企業が内定式を行う主な目的は、内々定を出した学生に対して内定書を交付することです。内定式は、企業と新入社員が相互に意思確認を行い、労働契約が成立した状態を公にする場となります。
また、内定式は同期の親睦を深めるための内定者懇親会が開催されることも多く、先輩社員との交流の場ともなります。これにより、新入社員は企業文化やビジョンをより深く理解できるのです。
③ 内定式に参加するメリット
内定式に参加する最大のメリットは、企業との「初対面」を最良の状態で迎えられる点です。この場で良い印象を与えられれば、入社後の人間関係や仕事にも良い影響を与えるでしょう。
また、内定式では企業のトップから直接話を聞ける場合が多く、企業のビジョンや方針を直接理解する絶好の機会となります。
さらに、内定式では新入社員同士の交流もあり、これが後々の仕事での協力関係を築く第一歩となります。
同期との関係は、特に新入社員が会社に馴染む上で非常に重要です。内定式で同期と良好な関係を築ければ、入社後もスムーズに業務を進められるでしょう。
内定式に持っていくべき物

内定式は、新たなキャリアのスタート地点とも言える大切な場です。ここでは、内定式で必ず持っていくべき4つのアイテムについて詳しく解説します。
- メモ用紙と筆記用具
- タオル・ティッシュなどのエチケット品
- スケジュール帳
- 腕時計
① メモ用紙と筆記用具
1つ目は、メモ用紙と筆記用具です。内定式では、企業のトップからの挨拶や今後のスケジュール、さらには先輩社員からのアドバイスなど、多くの重要な情報が飛び交います。
メモ用紙と筆記用具を持参することで、大切なポイントを逃さずに済みます。また、メモを取る姿勢自体が、あなたが真剣にこの内定を受け止めている印象を与えるでしょう。
② タオル・ティッシュなどのエチケット品
2つ目は、タオルやティッシュなどのエチケット品です。内定式はしばしば長時間にわたるため、その間に汗をかいたり、飲み物をこぼしたりする可能性があります。
特に夏場には、顔がテカることも少なくありません。そんな状況で手元にタオルやティッシュがあれば、清潔感を保つことが可能です。
さらに、ティッシュは他の参加者や企業の人たちに提供することで、思いやりの心をアピールする良い機会にもなります。
エチケット品を持参することで、自分自身の印象を高めるだけでなく、他人とのコミュニケーションにも役立つのです。
③ スケジュール帳
3つ目は、スケジュール帳です。内定式では、入社日、研修日程、必要な書類の提出期限など、多くの日程やタスクが発表される場合があります。
スケジュール帳を持参していれば、その場で確認やメモが取れ、後で確認する際にも非常に便利です。
また、スケジュール帳を使っていると、企業側から見ても「この人は計画的である」と印象を与えられます。
スマートフォンのカレンダーアプリもひとつの手段ですが、書き込む動作が他の人にも見えるため、スケジュール帳を使用した方が印象が良いと言えるでしょう。
④ 腕時計
4つ目は、腕時計です。時間を厳守することは、ビジネスの場において非常に重要です。内定式でもこの原則は変わりません。
スマートフォンを頻繁に取り出して時間を確認する行動は、場によっては不作法と見なされることがありますが、腕時計はさりげなく時間を確認する手段として非常に優れています。
特に、グループディスカッションやプレゼンテーションなど、時間制限がある場面で腕時計があると、自分自身で時間を管理しやすく、また他の参加者にもリーダーシップを発揮するチャンスが増えます。
内定式に相応しい服装|男女別で紹介

内定式では服装にも気を遣う必要があります。ここでは、男女別に内定式に相応しい服装について解説します。
- 【男性編】内定式の服装の選び方つ
- 【女性編】内定式の服装の選び方つ
【男性編】内定式の服装の選び方3つ
まずは、男性が内定式でどのような服装を選ぶべきかについて詳しく解説します。
- 基本的にはスーツ
- 服装のカラー・柄
- 髪型
①基本的にはスーツ
内定式では、スーツ指定がなくても、基本的にビジネススーツが求められます。スーツを選ぶ際には、シンプルで清潔感のあるものを選んでくださいね。
また、スーツのサイズも重要です。オーダーメイドがベストですが、それが難しい場合は、少なくとも体にフィットするものを選びましょう。
スーツだけでなく、シャツやネクタイ、靴もビジネス用途に適したものを選ぶことが大切です。
②服装のカラー・柄
スーツのカラーは、基本的には黒、紺、グレーなどの落ち着いた色が一般的です。明るすぎる色や派手な柄は避けましょう。
柄についても、ストライプやチェックなどは控えめに、目立ちすぎる柄は避け、シンプルなものを選ぶのが無難です。ネクタイやシャツの色も、派手なものは避けて落ち着いた色のものがおすすめです。
③髪型
髪型は、過度なパーマや染髪は避け、自然な髪色と清潔感のあるスタイルが望ましいと言えます。特に長髪や無造作な髪型は避けるようにしましょう。
短めの髪型が一般的には好まれますが、そうでなくても清潔感があれば問題ありません。
また、髪型だけでなく、髭や眉毛などの手入れも忘れないてください。全体的に清潔感を出すことが、良い印象を与える鍵となります。
【女性編】内定式の服装の選び方3つ
続いて、女性が内定式でどのような服装を選ぶべきかについて詳しく解説します。
- 黒・灰色のスーツが基本
- 素足は避ける
- 髪型
①黒・灰色のスーツが基本
内定式に参加する際、女性は基本的に黒か灰色のスーツを選びましょう。
黒・灰色はビジネスシーンで一般的に受け入れられており、堅実な印象を与えます。特に黒は権威と尊敬を象徴する色であり、初対面の人々、特に企業の役員や上司に対して良い印象を与えるでしょう。
スカートかパンツかは、どちらでも問題ありません。重要なのは、スーツがきちんとしたものであること、そして清潔感があることです。
②素足は避ける
内定式では素足は避け、ストッキングかタイツを履くことが推奨されます。
色は肌色または黒が無難です。ストッキングを選ぶ際には、透け感のあるものよりも厚手のものを選びましょう。これは、フォーマルな場である内定式において、きちんとした印象を与えるためです。
③髪型
髪型も内定式での印象に影響を与える重要な要素です。長い髪の場合、きちんと1本にまとめるか、耳にかけることが一般的です。一方で、短い髪の場合は清潔感があるように心掛けましょう。
過度なアクセサリーは避け、シンプルなヘアスタイルが最も無難です。特に、髪色に関しては自然な色合いが好まれます。派手な髪色や過度なパーマは避け、できるだけ自然体で臨みましょう。
【準備しておいてよかった!】内定式で準備してよかったこと2つ

内定式での印象が、入社後の人間関係やキャリアにも影響を与える可能性があります。そこで、内定式で特に準備してよかったと感じる2つのポイントについて解説します。
- 自己紹介
- 入社後の抱負・意欲
① 自己紹介
内定式では、多くの場合自己紹介が求められます。この自己紹介が第一印象となるため、しっかりと準備しておくことが重要です。
具体的には、出身大学や学部、専攻、そして何よりも「この企業を選んだ理由」を明確にしておくことが大切です。
また、自己紹介には独自性を出す工夫も必要です。例えば、趣味や特技を織り交ぜることで、印象に残る自己紹介になるでしょう。
② 入社後の抱負・意欲
内定式では、自己紹介だけでなく「入社後の抱負や意欲」についても話す機会が多いです。そのため、入社後の抱負・意欲もしっかりと準備しておくことで、企業側に良い印象を与えられます。
具体的には、どのようなスキルを身につけたいのか、どのように貢献していきたいのかなどを明確にしておくと良いでしょう。
ただし、抽象的な言葉で終わらせず、具体的な行動計画を述べることで、より説得力のある抱負となります。
また、自分がこの企業で働くことで、どのように企業価値を高められるのかを考え、それを織り交ぜることで、企業側からの評価も高まるでしょう。
内定式に出席する際の注意点2つ

内定式での行動1つ1つが、あなたがこれからどのような社員になるのかを印象づける重要な瞬間です。ここでは、内定式で気を付けるべき2つのポイントを解説します。
- メモを取る
- 言葉使いやビジネスマナーに気を付ける
① メモを取る
内定式では、社長や役員、人事担当者から、企業の方針や文化、そしてあなたがこれからどのような業務に従事するのかについての重要な話があります。
メモをしっかりと取ることで、後で振り返ったときに役立つだけでなく、社内でのコミュニケーションにも生かせます。
特に、人事部からの今後のスケジュールや必要な手続きについての説明は、後で確認するためにもメモを取っておくと安心です。
② 言葉使いやビジネスマナーに気を付ける
内定式はフォーマルな場であり、ビジネスマナーが求められます。特に、言葉遣いには十分注意が必要です。
社長や役員、先輩社員とのコミュニケーションでは、敬語を正確に使い、相手に失礼のないように心掛けましょう。
また、懇親会がある場合も、言葉遣いや態度、飲酒の量などに気を付けることが大切です。過度な飲酒や乱れた態度は、非常に悪い印象を与えかねません。
内定式の準備に関するよくある質問2つ

最後に、内定式に関するよくある2つの質問について解説します。ぜひ参考にしてください。
- 内定式の出席後に辞退するのは可能ですか?
- 内定式で人事の方と話すタイミングはありますか?
Q1. 内定式の出席後に辞退するのは可能ですか?
法的には、民法に基づき、入社日の2週間前までに辞退する旨を伝えれば、内定式後にも内定を辞退することは可能です。
ただし、内定式に出席した後に辞退すると、企業側に多大な迷惑がかかります。採用活動は企業にとってもコストがかかるものであるため、よほどの理由がない限り、辞退は避けるべきです。
もし内定を辞退する場合は、できるだけ早めに連絡しましょう。
Q2. 内定式で人事の方と話すタイミングはありますか?
内定式では、多くの場合、人事担当者との対話の機会が設けられています。このタイミングで好印象を与えられれば、今後のキャリアにもプラスとなります。
ビジネスマナーをしっかりと守り、礼儀正しい態度で接することが重要です。
内定式の準備をしっかり行い、万全な状態で挑もう

内定式は、就職活動が一段落ついた後の大切なイベントです。しかし、内定式での失敗や不注意は、入社後にも影響を及ぼす可能性があります。
しっかり準備を行うことで、新たなステージでの成功を手繰り寄せましょう。そして、これからの新生活に向けて、自分自身をしっかりと見つめ直す良い機会にしてくださいね。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。