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【消防士になりたい人必見】志望動機の書き方を解説|例文も紹介

子供たちの憧れの職業として取り上げられる機会も多い消防士。そんな消防士を目指す若者は少なくありません。

消防士になるには、業界理解を深めていく中で志望動機に反映させて、消防士になりたい気持ちを表現することが大切です。

この記事では消防士になりたい人が実践すべき志望動機の書き方を中心にご紹介していきます。

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目次

消防士の仕事とは?業務理解を深めて志望動機に反映させよう

志望動機を書く際には、まず消防士の仕事について知り、業務理解を深めることが求められます。

消防士の仕事は消火活動を行うことも立派な仕事ですが、消火活動以外にも命の危機に瀕する人を助ける、災害現場で取り残された人を救出するなどの仕事もあります。

119番通報があったら急いで現場に駆けつけて救命活動を行うのも、消防士の仕事です。

消防士は命にかかわる仕事全般を担っていると言っても過言ではありません。

消防士の志望動機を作成する際のポイント2選

消防士の志望動機を作成する際には、2つのポイントに気を付けましょう。

  1. なぜ消防士を志望するのかを明確にする
  2. 消防士として活かせる自身の強みを伝える

消防士の志望動機を作る際のポイントについて解説していきますね。

①なぜ消防士を志望するのかを明確にする

1つ目のポイントは、消防士を志望する理由を明確にすることです。

人によっては公務員であればどんな仕事でもいいと考える人がいるため、安定のために消防士になろうとする人もいます。

しかし、消防士は大変ハードであり、生活の安定のために就く仕事ではないでしょう。

なぜ消防士になりたいのかを明確に示すことで、消防士になる本気度を面接官たちに伝えられます

②消防士として活かせる自身の強みを伝える

2つ目は、消防士として活かせる自信の強みを伝えることです。

消防士は夜勤などもあり、体力的に万全でないと務まらない仕事であり、チームプレーも問われます。

例えば学生時代はラグビー部できつい練習もこなし、連係プレーで大会で好成績を残したなどの経験を活かすことは可能でしょう。

消防士の仕事につながる部分を志望動機で表現していくことはとても大切なことです。

消防士の志望動機として多い理由は?

消防士を目指す人の志望動機は、人々を救いたいという強い使命感や地域社会への貢献意欲から生まれます。

テレビや実際の災害現場で活躍する消防士の姿に感動し、自身も人命救助に携わりたいと考える人が多く、その理由は多岐にわたります。

  1. 災害時に消防士の活躍を見て憧れたから
  2. 生まれ育った地元に貢献したいから
  3. 自分の身体能力を活かしたいから

①災害時に消防士の活躍を見て憧れたから

近年、地震や豪雨などの自然災害が頻発する中、テレビニュースで消防士の献身的な活動を目にする機会が増えています。

大規模災害時の消防士の姿に感動し、志望動機とする人は少なくないため、単に「感動した」と伝えるだけでは不十分で、具体的な活動への共感が重要です。

例えば、「緊急消防援助隊」のように、管轄を越えて助け合う仕組みに触れることで、具体的な動機が伝わります。

自分もこのような部隊に参加し、人命を救いたいという思いを伝えることで、より強い印象を与えることができるでしょう。

②生まれ育った地元に貢献したいから

地元への貢献も、消防士志望動機の代表的な理由の一つです。自分が生まれ育った地域の安全を守りたいという思いは、多くの志望者に共通する熱い想いです。

地元の特性や課題を深く理解している人ほど、具体的な貢献意識を持ちやすくなり、水害が多い地域であれば、その土地特有のリスクを踏まえた救助への意欲を示せます。

家族や地域の消防団の活動を間近で見てきた経験も、地元貢献への強い動機づけになるでしょう。

志望動機では、単に「地元に貢献したい」と述べるだけでなく、その地域の特徴や自分なりの具体的な貢献イメージを明確に伝えることが重要です。

③自分の身体能力を活かしたいから

消防士は、体力と身体能力が仕事の根幹を成す職業で、日頃から鍛え上げた筋力や持久力を最大限に発揮できる職場として、多くの受験生が魅力を感じています。

単に体が強いというだけでなく、その身体能力をいかに人命救助や消火活動に活かせるかが重要なポイントです。

例えば、ラグビーやアメフトなどの経験者、ウェイトトレーニングに励む人、アスリート経験者は、自身の身体能力を消防士の仕事に直接つなげられる強みがあるでしょう。

ただし、体力だけでは不十分で、チームワークや使命感、救助への情熱も同時に求められることを理解しておくことが大切です。

消防士の志望動機の書き方3ステップ

消防士の志望動機を書く際には3つのステップに気を付けましょう。

  1. 結論ファーストでなぜ消防士になりたいのかを書く
  2. 志望理由の根拠となるエピソードを書く
  3. 消防士としてどのように活躍できるか伝える

ここからは消防士の志望動機の書き方について解説していきますね。

①結論ファーストでなぜ消防士になりたいのかを書く

1つ目は、結論ファーストで消防士になりたい理由を書くことです。

志望動機に限らず、最初に結論を書くことで何を伝えたいかがはっきりと伝わるでしょう。

また何を言いたいかわからないという事態を防げるので、なぜ志望するのかを最初に書くことがとても重要です。

②志望理由の根拠となるエピソードを書く

2つ目は、志望理由の根拠となっているエピソードを書くことです。

父親が消防士で子供の時から父に憧れていたなど、それに関連したエピソードを書いていけば志望理由の根拠として強いものとなります。

志望理由が明確であれば本気度もそれだけ高く感じられるため、本気度を感じさせるエピソードを用意しておきましょう。

③消防士としてどのように活躍できるか伝える

3つ目は、消防士としてどのように活躍できるかを伝えることです。

こんな消防士になりたい、こういう形で貢献したいという気持ちを伝えることが大切であり、本気度も伝わるでしょう。

例えば、防災に関する知識を身につけて地域の人たちにわかりやすく伝えて地域の防災に貢献したいというのも1つの活躍と言えます。

消防士の志望動機の例文3選

消防士の志望動機として参考になる例文について、3つのパターンをご紹介していきます。

  1. 消防士への強い憧れ
  2. 体力面での強みを活かしたい
  3. 地元地域の安全に貢献したい

ここからは消防士の志望動機に関する例文についてご紹介していきますね。

例文①: 消防士への強い憧れ

消防士への強い憧れ

私が消防士を志望する理由は父が消防士として活躍していたからです。

現在も父は消防士として働いていますが、近所で起きた火災にいち早く駆け付けて消火活動を行っている姿を見た時に、とてもかっこよく感じ、憧れを抱くようになりました。

父のような消防士になるには体力面が欠かせないと思い、中学時代から水泳と剣道を行い、体力面だけでなく精神面も鍛えてきました。そして、自然災害があればボランティア活動に参加して人を助けることの意味を学んできた次第です。

父からも消防士になるための覚悟などを学び、父を超える消防士になるべく、消防士になってからも研鑽を重ねていきます。

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父親が消防士で、消防士に対する仕事の理解や大変な部分などを分かった上で志望し、準備を重ねてきたことを表現できれば面接官たちに本気度が伝わりやすくなるでしょう。

例文②: 体力面での強みを活かしたい

体力面での強みを活かしたい

私が消防士を志望する理由は、ラグビーで培った体力を活かせる仕事だからです。

ラグビーはフィジカル面が問われやすいので、来る日も来る日もきつい練習をこなし、休むことなく取り組んできました。きつい練習が功を奏し、高校時代は高校ラグビーに出場するなど、大学までラグビー一筋で頑張ってきました。またラグビーは連係プレーが極めて重要なので、消防士の仕事にも通じるものがあります。

消防士になったら地域の防災のために全力を尽くし、防災の啓蒙活動にも力を入れて災害を未然に防げるようにします。そして、地域の方たちに全幅の信頼を置かれる消防士を目指していきます。

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消防士はとても大変な仕事ですが、長年きつい練習に耐えてきた体力面・根性面を表現していくことで消防士に対する認識を示すことができます。

例文③: 地元地域の安全に貢献したい

地元地域の安全に貢献したい

私は地域の安全に貢献したいので消防士を志望します。

私の祖父も父も地域の消防団に入っており、近くの川が増水した際には川の状況を監視しつつ、すぐに避難できるような環境を整えていました。祖父や父の姿を近くで見ており、とても頼もしく感じられたので、自らは消防士として地域の安全に貢献したいと考えた次第です。

大学時代は山岳部に所属し、体力面のほか、山の怖さも感じてきました。何かあっても助けてくれる人がいることは安心につながる一方、決して当たり前のことではないと実感しています。山岳部時代に感じたことなどを肝に銘じ、地域の安全のために全力を尽くします。

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家族が消防団に入っていたり、消防士になったりして地域で活動し、地域の人から感謝されている姿を見ると、地域への貢献を感じやすくなります。

その思いを志望動機で表現すると、偽りのないものになるはずです。

消防士の志望動機で注意すべき2つのこと

消防士の志望動機を作成する際に注意すべきことが2つあります。

  1. 他の業界でも当てはまる志望理由は避ける
  2. 消防士と関連性の薄い強みのアピールは避ける

消防士の志望動機を作る際に注意すべきことについて解説していきますね。

①他の業界でも当てはまる志望理由は避ける

1つ目は、他の業界でも該当するような志望理由を避けることです。

先ほどもご紹介した通り、安定した仕事に就きたいから公務員になりたいと考え、消防士を目指す人がいます。

しかし、公務員は消防士に限らず、市町村職員なども該当するので、安定した仕事に就きたいという理由では消防士以外にも当てはまってしまいますよ。

他の業界でも該当するような志望理由は避け、消防士になりたい本気度が伝わる志望理由を書くようにしましょう。

②消防士と関連性の薄い強みのアピールは避ける

2つ目は、消防士と関連性が薄い強みの主張は避けることです。

例えば、コツコツと仕事を行うことができるという強みは、消防士の仕事と関連性が強いとは言えず、優先順位としても低いでしょう。

体力に自信がある、根性があるなど、消防士の仕事と関連性がある強みを主張していくことをおすすめします。

どんな強みも無駄にはなりませんが、まずは関連性が濃い強みをぶつけましょう

消防士の志望動機が浮かばないときは?

消防士になりたいけれど、志望動機が具体的に言語化できない方も多いでしょう。

自分の想いを的確に伝えるためには、志望動機の背景にある熱い思いや、社会への貢献意欲を丁寧に掘り下げることが大切です。

以下に、志望動機を見つけるためのヒントと具体的なアプローチ方法をご紹介します。

  1. 消防士になりたいきっかけや思いを再確認する
  2. 消防署を訪れて現場を見学する
  3. 受験本部の情報を詳しく調べる

①消防士になりたいきっかけや思いを再確認する

消防士の志望動機を作成する際は、単なる憧れや安定志向を超えた深い使命感が重要です。

本気度を示すためには、自身の体験や具体的な貢献への意欲を明確に表現することが欠かせません。

例えば、災害現場での実際の体験や、地域の安全を守りたいという強い思いを伝えることで、面接官に消防士としての覚悟を印象付けることができます。

体力面での準備や、救助活動への情熱、人命救助への献身的な姿勢を具体的なエピソードと共に語ることで、使命感に基づいた志望であることを示せるでしょう。

②消防署を訪れて現場を見学する

志望動機に悩む人にとって、多くの消防署は見学を受け付けており、実際の業務内容を直接体験できる貴重な機会となります。

見学では、消防士の日常や仕事の緊張感、チームワークなどを肌で感じることができ、志望動機を具体的に形作るヒントが得られるでしょう。

特に、現場の雰囲気や消防士の仕事への情熱を直接観察することで、単なる憧れではない、リアルな志望動機を見出せます。

見学を通じて得た体験や感想は、面接時の強力な武器にもなるため、ぜひ積極的に申し込んでみましょう。

③受験本部の情報を詳しく調べる

志望動機に悩む受験者は、志望する消防本部のウェブサイトを徹底的にリサーチすることもおすすめします。

各消防本部には独自の活動や特殊な部隊があることが多く、そうした特徴的な情報を見つけることで、志望動機のヒントを得られます。

管轄内の災害情報や出火原因などの詳細な情報を調べることで、その消防本部の特徴や地域の課題を理解できますよ。

このようなリサーチを通じて得た具体的な情報を志望動機に盛り込むことで、「この人は消防に深い関心を持っている」と面接官に印象付けることができるでしょう。

消防士の志望動機では志望理由を明確にしよう

消防士の志望動機を作る際には、志望理由を明確にすることが大切です。

本当に消防士になりたいという気持ちが伝わりますし、消防士という仕事の理解度も感じられます。

父親や兄弟が消防士だった場合、消防士とはどういう仕事なのかを教えてもらい、志望理由に反映させることもおすすめです。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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