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調理補助の志望動機では志望理由が重要!ポイントや例文を解説

人々に食事を提供する場には、「調理補助」の存在が欠かせません。

調理補助の仕事は非常に重要であり、調理補助として働くことを志望している方も多くいるはずです。

しかし、就職試験のために志望動機を考えてみると、想像以上に難しいと感じる方もいるのではないでしょうか

そのため本記事では、調理補助の志望動機の作成方法において、基本のステップやポイント、例文などを詳しく紹介します。

調理補助の仕事理解を深めて志望動機に活かそう

調理補助とは、調理の場において料理人(調理師や栄養士など)をサポートする仕事です。以下のように、さまざまな仕事を担当する可能性があります。

  • 仕込み
  • 盛り付け・配膳
  • 簡単な調理
  • 調理機材の準備・洗い・片づけ
  • 食器の準備・洗い・片づけ
  • 調理場の清掃やホールでの接客 など

上記のように、調理場とその周辺でさまざまな仕事をこなしながら、調理の基本を身につけられる仕事です。

多くの仕事を同時並行でこなすには、経験や向上心が不可欠でしょう

調理補助の志望動機を作成するポイント2選

調理補助の志望動機を作成する際には、以下の2点を押さえることがおすすめです。

  1. なぜ調理補助を志望するのか明確にする
  2. なぜそこで働きたいのかを明確にする

そのためここでは、上記の各ポイントについて解説します。

①なぜ調理補助を志望するのか明確にする

志望動機を作成するうえではまず、調理補助の仕事を希望する理由を明確にしなくてはいけません。

「他の仕事でも良い」と判断されれば、就職が遠のいてしまいます。「この仕事でなくてはダメ」との印象を、採用担当者に持ってもらうことが必要です。

他の仕事ではなく調理補助を志望する理由を明確にして、採用担当者に疑問を抱かせないようにしましょう。

できる限り具体的なエピソードを交えて話をすると、自分だけの理由を示しやすいためおすすめです。

②なぜそこで働きたいのかを明確にする

採用担当者に響く志望動機にするためには、志望先の職場で働きたい理由も明確にすることが大切です。

世の中には、多くの職場が存在します。調理補助が働く職場だけでも、レストランや旅館、結婚式場、そして学校など、挙げればきりがありません。

多種多様な選択肢がある中で「どうしてそこで働きたいのか」を明確にすることで、採用担当者に良い印象を持ってもらいやすいでしょう。

業界や企業(店舗)の研究を進め、同業他社ではなくその職場を選ぶ理由を明確にさせてください。

調理補助の志望動機を作成する方法3ステップ

調理補助の志望動機を作成するうえでは、以下の3ステップを意識すると論理的で分かりやすいためおすすめです。

  1. 結論ファーストで志望理由を書く
  2. 志望理由のきっかけとなるエピソードを書く
  3. 調理補助としての活躍の展望を書く

①結論ファーストで志望理由を書く

志望動機の最初には、結論である志望理由を明確に記します。結論を最初に示すことは、ビジネス文書の基本です。

結論が最初にないと、「仕事の基本が分かっていない」と印象を与える恐れがあります。

「私が貴社の店舗を志望したのは、○○だからです。」とはっきり示すことで、採用担当者から見て読みやすい文章に仕上がるでしょう

②志望理由のきっかけとなるエピソードを書く

志望理由を最初に示したら、次に志望するきっかけとなったエピソードを書きます。エピソードを交えることで、志望動機の具体性が増すためです。

志望理由そのものは、どうしてもありきたりなものになりやすいと言えます。

しかし自分だけのエピソードを盛り込むことで、他の志望者との差別化を図り採用担当者の印象に残りやすい内容になるのです。

③調理補助としての活躍の展望を書く

志望理由、エピソードを書いたら、最後に調理補助としての今後の展望について示します

今後の展望について書くことで、仕事に前向きな姿勢を示せるためです。

採用担当者が本当に知りたいのは志望動機ではなく、「入社後に活躍してくれるのかどうか」だと言えます。

今後の展望について書くことで、イキイキと働いている自分を採用担当者にイメージしてもらいましょう

調理補助の志望動機の例文3選

志望動機を作成する際には、例文を参考にすると効率的です。そのためここでは、調理補助の志望動機の例文として以下の3パターンを紹介します。

  1. 自分の性格的な強みを活かしたい
  2. 料理をするのが好き
  3. 将来的に調理師になりたい

例文①: 自分の性格的な強みを活かしたい

私が貴社の店舗を志望するのは、私の計画的に物事に対応するのが好きな性格を業務に活かせると考えたためです。

私は、学生時代に飲食店のホールで働いていた経験があります。仕事では複数の業務を同時並行して任されることが日常であり、それぞれの業務に優先順位をつけて対応することに、日々喜びを感じておりました。目標よりも前倒しで業務が進められた際に同僚の業務を手伝うことは、私にとって最も働きがいを感じる瞬間です。

私の計画性を重視する性格は、貴社での業務にも役立てられると考えます。私が貴社に入社したら、計画性があるところや飲食店での業務経験を活かして少しでも早く業務を覚え、貴社の営業を支えられるように励みたいと考えています。

自分の性格的な強みを活かしたいとの志望動機は、採用担当者にアピールしやすいことからおすすめです。

自己分析をしっかりと行い、志望先の企業・店舗が求める資質を持っていることをアピールしましょう。

例文②: 料理をするのが好き

私が貴社で調理補助の仕事を志望しているのは、幼いころから料理をすることが大好きであるためです。

中学生になったころからキッチンに立つようになり、現在では毎日、仕事で多忙な両親に変わって5人家族全員分の食事を用意しています。特に洋食の調理が非常に好きであることから、高校に入ってからは洋食店でのアルバイトも続けています。幼いころから現在まで培ってきた経験や技術は、貴社のホテルでの業務に役立つと考えています。

洋食をメインに幅広いお客様に料理を提供することを大切にしている、貴社の理念にも大変惹かれております。私が入社したらこれまで培ってきた経験を活かして、少しでも早く調理補助の仕事を覚え、多くのお客様においしい料理を提供する手伝いをしたいと考えています。

「料理が好き」はもちろん立派な志望動機ですが、ただ好きと言うだけでは不十分です。

採用することでどんなメリットが企業・店舗側にあるのかを、エピソードを交えて伝えることが求められます。

例文③: 将来的に調理師になりたい

私は将来調理師になりたいと考え、貴社で調理補助として働くことを志望しました。

私は、幼いころからクラブや部活動で水泳を続けており、体力に自信があるだけでなく体力が落ちた際のセルフケアの方法も一定学んでおります。調理補助の仕事は毎日重い調理器具や食器を運び、立ちっぱなしで調理の補助を行う大変な仕事です。しかし私が培ってきた体力とセルフケアの知識があれば貴社での調理補助の業務に役立てられると考え、志望した次第です。

また、貴社の「どんな時でもお客様第一」の理念にも共感しております。貴社への入社後は体力を活かしてできだけ早く調理補助の仕事を身につけ、将来的には調理師として貴社に貢献したいと考えております。

調理師を目指していることも、調理補助を志望する立派な理由です。

しかし、調理師になるために貴社で技術を身につけたい」との理由がメインになってはいけません

あくまでも「自分を採用したらメリットがある」「自分なら役に立つ」というアピールを欠かさないようにしましょう。

調理補助の志望動機作成時の注意点すべきこと

調理補助の志望動機を作成する際には、調理補助と関係性の低いアピールや志望理由を避けることが大切です。

どんなに素晴らしい能力や性格を持っていても、調理補助の仕事に直接役立たない場合はアピールにつながりません。

たとえば、少々極端な例ですが、パソコンのスキルを持っていることをいくらアピールしても、調理補助として雇ってもらうことは難しいでしょう。

志望動機を考える際には採用担当者の立場になって考え、「どんな志望者であれば採用するか」をイメージしながら練り上げることをおすすめします。

調理補助の志望動機では志望理由を明確にすることが大事

調理補助の志望動機を作成する際には、志望理由を明確にしてからエピソード、将来の展望を盛り込むことが基本です。

調理補助の業務にどんな資質が必要か、企業側がどんな人材を求めているのかを意識して、アピールにつながる志望動機を練り上げてくださいね。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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