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自己PRで探究心のアピールは効果的!ポイントや方法、注意点も解説

就職活動で探究心をアピールして良いのか、悩んでいる就活生もいるのではないでしょうか。強みの伝え方をうまく工夫できれば、採用担当者から好印象を得られるでしょう。

そこで、本記事では探究心を効果的にアピールする方法や注意点を解説します。ぜひ、これからの就活対策の参考にしてみてくださいね。

自己PRで探究心は効果的なアピールになる!理由を解説

探究心とは、「事柄の意義を突っ込んで調べて、見極めようとする気持ち」を意味し、納得できる答えを得るまで粘り強く調べて、自分なりに理解できるように努力する能力のことです。

そのため業界や企業に関係なく重宝されて、仕事に活かせる能力と言えます。

ただし、探究心を強みに用いる就活生はたくさんいるので、企業が求めるスキルを理解するとともに、他の応募者との差別化が重要です。

企業が求める探究心の3種類

企業が探求心を持つ人材を重宝している理由は、主に以下の3つです。どんな能力が就活で評価されるのかチェックしてくださいね。

  1. 成長意欲が高く学び続けることができる
  2. 課題に対して真摯に向き合うことができる
  3. 1つの物事を極めることができる

①成長意欲が高く学び続けることができる

探究心がある人材は、根気よく学び続けることで成長し、着実に結果を出します

前向きな知りたいと思う気持ちがあるため、仕事に対して積極的で新しいことも吸収でき、知識が次々増えて仕事の質が向上していくでしょう。

採用前のスキルよりも採用後の成長幅を重視する企業も多いので、「未経験の仕事に対しても、努力しながら取り組んでくれる」と思われて、高評価につながりやすいです。

②課題に対して真摯に向き合うことができる

探究心が強いと、物事の真の姿を見定めるために、納得できるまで突き詰めて明確にしていきます。

何かをただ知るだけではなく、「どうしてこうなったのか」「どうすれば解決できるのか」と深い部分も追求できるので、あらゆる仕事で成果を出せるでしょう。

難しい課題にも向き合って、途中で諦めずに最後までやり遂げてくれる印象もあるため、責任感があるイメージが与えられます。

③1つの物事を極めることができる

探究心が強い人材は、プロフェッショナル人材になるための素養があります。物事のポイントを知るために諦めず、1つのことを極める才能を持っているためです。

幅広い分野で活躍できるオールマイティな人材を評価する企業もたくさんありますが、一つの分野を極めるスペシャリストも求められます。

一つの物事だけを極めるのは非常に難しく、誰でもできるわけではありません。したがって、企業にとって貴重な人材になれるでしょう。

自己PRで探究心をアピールする際のポイント3つ

次に、自己PRで効果的に探究心をアピールするためのポイントを3つ解説します。あなたらしい表現を考えて、周りと差をつけてください。

  1. 探究心を自分なりの言葉で言い換える
  2. 企業が就活生に求めている探究心をアピールする
  3. 探究心が成果に結びついたエピソードを伝える

①探究心を自分なりの言葉で言い換える

あなたがアピールしたいスキルを正しく伝えるために、具体的な言葉に言い換えることが大切です。具体例として、「行動力がある」「責任感がある」「粘り強さがある」「好奇心がある」が挙げられます。

自分なりの表現でアピールできると、人柄が伝わりやすくなるため、周りの就活生と差別化できるでしょう。ただし言い換える際には、ネガティブなイメージの表現にならないように気をつけてくださいね。

②企業が就活生に求めている探究心をアピールする

アピールしたい強みが、企業に合っているかチェックしてください。採用担当者は応募者が「企業の社風にマッチした人物なのか」「自社でスキルを活かせそうか」を見極めようと思っています。

そのため、「社風と合わなさそうだ」と思われては意味がありません。業界や企業によって評価されやすい能力は異なるので、どんな職種でどのような種類の能力が求められるのか確認しておきましょう。

③探究心が成果に結びついたエピソードを伝える

自己PRに必須なのが、強みの根拠になるエピソードです。エピソードがなければ、あなたのスキルの信憑性が疑われる可能性があります。

強みである説得力を上げるためにも、これまでに成果につながったエピソードを集めることが重要です。

詳しく努力や工夫をしたことを書いたり、成果に数字を使うことで、具体的なエピソードを述べれば、あなたの魅力や人柄が伝わって、良い評価につながるでしょう。

自己PRで探究心をアピールする方法4ステップ

自己PRを作る際には、以下の4つのステップを意識しましょう。効果的なアピールのためにも、伝える順番が重要です。

  1. 結論ファーストで長所が探究心であることを伝える
  2. どのような探究心か具体的に説明する
  3. 探究心を発揮してエピソードを伝える
  4. 探究心をどのように仕事に活かせるか伝える

①結論ファーストで長所が探究心であることを伝える

最初に結論である自分の強みや長所を、簡潔に言及してください。自己PRの書き出しは、あなたの印象を左右するため大切です。

初めに結論を言わないと、結局何が言いたいのか分からないと思われてしまい、アピール内容が伝わりにくくなります。

そのため、まず自己PRの軸を述べることで、採用担当者はあなたの話の要点を理解しながら続きを聞けるでしょう。

②どのような探究心か具体的に説明する

あなたの持っているスキルにどんな特徴があるのか、具体的に述べることが重要です。

単に強みを伝えるのではなく、企業担当者の印象に残るように、イメージしやすい言葉で表現しましょう。

例えば、「常に課題と向き合って解決できる」「根気よく学んで成長できる」のように、あなたらしい強みを説明してくださいね。

③探究心を発揮してエピソードを伝える

続いて、あなたの強みである理由を詳しく述べてください。具体的なエピソードを話すことで、アピールする強みの信頼性が上がります。

入社後にあなたが活躍する姿をイメージしてもらえるように、どのように考えてどんな行動をしたのか、過程を重視しながらエピソードを伝えることが大切です。

④探究心をどのように仕事に活かせるか伝える

最後にあなたの強みを、採用後にどうやって活かせるのか示してくださいね。自己PRは実績を伝える場ではなく、採用メリットをアピールする場です。

企業で能力を活かしてどのように活躍したいのか述べると、採用後のイメージができていると思われて、入社意欲が伝わるため印象が良くなるでしょう。

【エピソード別】自己PRで探究心をアピールした例文3選

ここで、探究心を効果的にアピールできる例文を3つ紹介します。例文を参考にして、自分らしい自己PRを考えてみてくださいね。

  1. 例文①: アルバイト
  2. 例文②: 部活動
  3. 例文③: 長期インターン

例文①: アルバイト

苦手なものでも克服するために努力できることが、私の強みです。私は大学に入学して以来、レストランでアルバイトを続けています。

注文と皿洗いのように、複数の仕事を並行して行うのが苦手なので、初めのころはよくケアレスミスをしていました。

自分なりにケアレスミスを反省し、先輩の仕事を見たり、仕事の効率化に関する本を読んで研究しました。結果的に、仕事の効率は知識やスキルによって上げられると、私は考えております。

例えば徹底的に優先順位をつけることで、仕事ぶりが評価されるようになり、アルバイト先の月間MVPも受賞しました。入社後にも苦手なことをそのままにせず、改善したり克服する努力を継続したいです。

不得意なことでも向上心が持てると伝わる例文です。必ずしも希望した職種に配属されるとは限らないので、どんな環境でも会社に貢献できることをアピールしており、好印象を与えられるでしょう。

例文②: 部活動

私の強みは、物事を深くまで分析できることです。私が高校時代に所属していたサッカー部は、毎年春と秋に開催される大会に参加しています。

春の大会ではライバルチームに完敗して、決勝戦に進めず悔しい思いをしました。そこで、秋の大会に向けて練習を行うとともに、相手チームのグラウンドまで足を運んで研究しました。

具体的に研究したのは、相手チームの戦術や弱点です。チームメイトにも練習メニューを提案した結果、自分の分析が活かされて、秋の大会ではライバルチームに勝利して決勝戦まで進めました。

一生懸命一つのことを探究できる強みを活かして、入社後にはライバル社を分析し、貴社の課題解決に貢献します。

強みを「物事を深くまで分析できる」と、自分らしい表現に言い換えているため、採用担当者の印象に残りやすくなるでしょう。当時の気持ちも伝えており、応募者の人柄をイメージしやすいです。

例文③: 長期インターン

私は探求心が旺盛なので、法学部ながらITベンチャー企業のインターンシップに参加させて頂きました。

以前からITビジネスの現場を学びたいと思っていたものの、ITの知識がないため、初めは全く着いていけない状況でした。挑戦を無駄にしないためにも、私が取り組んだのは次の3つです。

1. 積極的に社員の雑用を手伝うことで、幅広い業務の知識を得る
2. 昼休みに社員に話しかけて、雑談をしながら仕事の話を聞く
3. 学んだ知識を業務に応用して、実践によって修得する

結果的に多くの知識を身につけられたため、担当事業の月間売上を2倍に伸ばすことに成功しました。貴社でも積極的に行動する姿勢を忘れずに、未開拓の市場にもチャレンジしたいと考えております。

詳しくない分野のことでも、探究心を持てると述べられています。丁寧に工夫したことを説明しており、採用後に仕事に取り組む姿を面接官がイメージしやすいです。

自己PRで探究心をアピールする際の注意点

伝え方次第では、ネガティブな印象を与える場合もあるので注意が必要です。

具体的には、「協調性がない」「こだわりが強すぎて頑固」「考えすぎて行動できない」「諦めが悪い」「期限を守れない」と思われるかもしれません。

また、興味の有無に左右されて、「興味がなければ探究心が発揮できない」と思われる可能性もあるでしょう。短所だと思われないように気をつけて、懸念を払拭できるエピソードを用意してくださいね。

自己PRで探究心をアピールする際は言い換えを効果的に用いよう

今回は探究心を効果的にアピールする際のポイントや例文を紹介しました。

探究心はあらゆる業界や企業で活かしやすい長所です。企業側に良い印象を与えるためにも、あなたらしい具体的な表現に言い換えてアピールしましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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