企業数が多いので、東京での就職を考える人は多くいます。
しかし、地元に帰って就職する人も一定数いるので、どちらが自分にとって良いのか分からなくなりがちですよね。
この記事では、実際に東京で働くメリットとデメリットを解説します。就職の際にやるべきことやコツも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
東京で働くにはメリット以外も考える必要がある
東京で就職を考える際は、メリットだけを見ていると失敗する可能性があります。
東京で働くことに憧れを抱いている人は多くいますが、憧れだけで働くことを決意するのは避けましょう。
色眼鏡をかけてしまうと正常な判断ができなくなりますし、東京で就職する際のデメリットも見えづらくなります。
直感で決めるのではなく、様々な情報から判断して自分に合った就職先を選択することが重要です。
東京で働くメリット6つ
まずは東京で就職する際のメリットを解説します。様々あるので自分の仕事の価値観に当てはまっているか確認してみましょう。
- 仕事の選択肢が豊富
- 給与が高い
- 働き方が多様
- 規模が大きい仕事ができる
- 色々な人と出会える
- プライベートも充実させやすい
①仕事の選択肢が豊富
仕事の選択肢が豊富なことは、東京で就職するメリットの1つです。
そもそもの企業の母数が多いので、地方と比べると圧倒的に選択肢が多く、自分の興味のある分野の仕事が存在する可能性が高いです。
かなり細かい分野まで担当する企業もあるので、自分の興味のある分野が地方就職で実現できない場合は、東京で就職を考えても良いでしょう。
②給与が高い
給与が高い傾向にあるのもメリットの1つです。
企業数が多く、大企業の本社も東京に集中するので、給与は高くなる傾向にあります。
ただ、地方にも給与が高い仕事は存在するので、東京だからと一概にすべての企業の給与が高いというわけではありません。
給与が高い企業の母数が多いので、必然的に高給な仕事に就ける可能性も上がることも念頭に置いておきましょう。
③働き方が多様
働き方が多種多様なのも特徴の一つです。
リモートワークやフレックス制などを積極的に導入している企業が多く、柔軟な働き方を推奨している企業が多いです。
コロナウイルスにより、特にリモートワークなどが一般化している企業もあり、働き方の選択肢も広がっています。
④規模が大きい仕事ができる
大きな仕事を経験できる可能性が高いこともメリットの1つです。
首都圏になると有名企業の本社が集中していることもあり、大きな仕事が東京に集まってきます。
ベンチャー企業も多くあり、若いうちから大きな仕事にチャレンジができる環境も東京ならではです。
若いうちから規模が大きい仕事でスキルアップしたい場合は、東京での就職が肌に合うかもしれません。
⑤色々な人と出会える
企業だけでなく、様々な人が集まるのも東京の特徴です。
企業の数だけそこで働く人が存在し、多種多様な考え方や文化に触れることができます。
地方に比べれば、例えば企業の社長など、レベル感が違う人と会う機会も多くあり様々な経験ができます。
若いうちから多方面の情報を吸収ができます。
⑥プライベートも充実させやすい
プライベートの選択肢が多いこともメリットの1つです。
レジャー施設や商業施設も、地方に比べると多くあり、つかの間の休日を充実させることもできます。
仕事ばかりでは疲れてしましますし、ストレスもたまります。
多くの選択肢があるからこそ、自分にあうプライベートの過ごし方が見つかりやすいです。
東京で働くデメリット3つ
東京で働くデメリットも存在します。メリットだけでなくデメリットもしっかりと理解したうえで判断しましょう。
- 競争が激しい
- 物価や生活費が高い
- 選択肢が多すぎる
①競争が激しい
競争率が高いことはデメリットになり得ます。
東京はチャンスも多いですが、同じぐらいライバルも多いです。大企業の本社が集中していることなどからも、優秀な人材が多く存在しています。
競争が好きという人は肌に合う場合もありますが、人によっては息苦しさを感じる場合も。
自分が仕事に何を求めているかを再度整理してから考えることがおすすめですよ。
②物価や生活費が高い
給与が高い傾向はありますが、物価や生活費も高いです。
東京に人が集中しているので、地方から物が流れてきますが、その分だけ値段も上がります。
特に土地は地方に比べたら高い傾向にあり、家賃が生活費を圧迫する場合もあります、
給与が高いからと安易に考えずに、ある程度の貯金をするなど、事前に生活費のめどを立てる必要があります。
③選択肢が多すぎる
選択肢が多いことが、逆にデメリットになる可能性もあります。
企業の数や働き方の選択肢が多いことはうれしいですが、自分に合う働き方に迷う人も多いです。
多すぎる選択肢で混乱してしまい、自分を見失ってしまう場合も。
就活はもちろん働き始めてからも選択肢が多く、悩み過ぎてしまう場合もあるので、改めて自分の価値観を理解し、常に念頭に置くことを心がけましょう。
東京で働きたい人がやるべきこと3つ
東京で働く前にやっておくと良いことがいくつかあります。具体的に東京での就職を考えている場合はぜひ参考にしてください。
- 東京で働きたい理由を明確にする
- 費用を準備しておく
- 東京以外の選択肢も考える
①東京で働きたい理由を明確にする
まずは東京で働きたい理由を明確にしましょう。
ただ場所が東京だからという理由で就職を決めてしまうと、後悔する可能性があります。
重要なのは場所ではなく、自分の仕事に対する意思です。
多すぎる選択肢に迷ってしまうので、場所以外の理由がない場合は、東京での就職は避けるのが無難でしょう。
②費用を準備しておく
東京は物価や家賃が高い傾向にあるので、費用もしっかりと準備しておきましょう。
特に、一人暮らしをする場合は最初に多くの費用がかかります。ある程度の貯金があると安心です。
また慣れない土地になるので、予想だにしない出費がある場合も。
快適に暮らすためにも、まとまった費用を用意してからが安心です。
③東京以外の選択肢も考える
東京以外で就職をすることも、常に念頭に置いておきましょう。
東京で就職する子ことが絶対に正解ではありません。地方にも素晴らしい企業や職業はたくさんありますし、あくまで自分の仕事に対する価値観が重要です。
必ずしも東京だけに絞らず、地方就職という選択肢も視野にいれることで、より満足のいく就職活動ができますよ。
地方学生が東京で就活するときの3つのコツ
地方出身の場合に、東京で就職するコツがあります。憧れはあるが、不安もある東京での就職。コツを確認して安心して就活を進めましょう。
- 情報収集を怠らない
- スケジュール管理をする
- 費用を把握しておく
①情報収集を怠らない
まずは、情報をたくさん集めましょう。
就活は情報戦と言っても過言ではありません。特に地方出身で東京での就職を目指す場合は、念入りに情報収集をしましょう。
この時、ネットだけの情報に頼るのではなく、生の声も大切にしましょう。
ネットの情報は発信者によって偏る場合もあるので、少し大変ではありますが実際に東京に企業見学に来るなど、行動力もある程度必要です。
②スケジュール管理をする
地方から東京での就職を目指す場合、移動時間が必然的に増えます。その際のスケジュール管理を徹底することで、より効率的に就職活動を進めることができます。
現在は、対面での就職活動だけではなくリモートも増えてきました。
リモート選考と対面での選考をしっかりと把握し、東京までの移動回数を調整しましょう。交通費や無駄な移動時間を削減できます。
また移送時間にESの作成をし、地元に帰ったらリモートでの選考の予定を入れることで、移動時間も有効活用ができます。
③費用を把握しておく
費用を事前に準備しておくと安心です。
やはり、地方から東京での就活を目指す場合、交通費や宿泊費は多くかかってしまいます。
地方から東京での就職を目指す場合は、事前に費用感を理解しましょう。
場所によっては高額になる場合もあるので、バイトなどで切り詰めようとせず、親御さんに相談してみても良いかもしれませんね。
デメリットも知ったうえで東京で働くことを考えよう
東京で働くことが美化されており、メリットだけで判断してしまう場合が多くあります。
あくまでデメリットもあるので慎重に判断しましょう。自分がどのような仕事をしたいかを再度分析してみると良いですよ。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。