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自己PRで好奇心旺盛な性格はアピールになる!方法や例文を紹介

企業側に自身の強みをアピールする自己PRは、面接の質問の中でも特に成功させたい重要な質問です。

長所として好奇心旺盛さをアピールしたい人も、就活生の中にはいるかと思います。どう工夫したらより効果的な自己PRにできるのか、コツが知りたいですよね。

この記事では自己PRで好奇心旺盛な性格をアピールする方法、そして例文を紹介していきます。

自己PRで好奇心旺盛な性格は好印象!企業視点で理由を解説

様々な物事に関心を持って取り組める好奇心旺盛な性格は、就職活動でとても好印象です。

企業が好奇心旺盛な人材を求めている理由は、多くあります。

好奇心旺盛な人は、自発的に行動することができるという強みがあります。そのため意欲的に、そして積極的に仕事に取り組めますよね。新入社員がなりやすい、指示待ち人間になりません。

また分からない業務には自ら挑戦して学ぶことができる、学習意欲の高さも期待できるでしょう。入社後に業務を習っていく中で、自ら成長し続ける社員は高く評価されます。

好奇心旺盛な人に共通する4つの特徴

好奇心旺盛な人達にはある共通点があり、実はそのどれもが企業で役立つ強みばかりです。好奇心旺盛な性格には他の人と比べてどんな強みがあるのか、あらかじめ理解しておくことが大切ですね。

ここでは好奇心旺盛な人に共通する、4つの特徴を紹介していきます。

  1. 前向きに物事に取り組める
  2. 成長意欲が高い
  3. 自発的に行動できる
  4. 基礎知識の幅が広い

①前向きに物事に取り組める

好奇心旺盛な人は、前向きに物事に取り組めるプラス思考な面があります。

多くの物事に関心を持っているおかげか他よりも知識量が多く、発想の転換が得意な人が多いため、そもそも失敗を恐れない傾向にあります。

物事に挑戦することへの不安感よりも、やってみたいという気持ちの方が強いのでしょう。

他の人が挑戦できないことでも恐れず挑戦できるという、前向きな姿勢は企業から高く評価されます。ただし「向こう見ず」「無鉄砲」と捉えられてしまう可能性もあるので、伝え方には十分注意しましょう。

②成長意欲が高い

好奇心旺盛な人には、成長意欲が高いという強みがあります。

知らないことは全部学びたいといった気持ちを常に抱えているので、分からないことを分からないままで終わらせない傾向にあります。

「やってみたい」「ああなりたい」という気持ちが人一倍強いため、新しく物事を学ぶことに対して楽しさを感じることができるのです。

楽しく学べるというのは、本人の精神的にもかなり大きなメリットとなります。意欲的に学ぶ人とそうでない人では、成長速度にも大きな差が表れるでしょう。

③自発的に行動できる

好奇心旺盛な人には、自発的に行動できる人が多いです。

特に新入社員はどうしても指示を待ってしまいがちですが、落ち着いて状況判断をすれば何かしら出来る業務があるはずですよね。その時に自ら行動できると、他の社員と差を作れます

また上に立つ人間から見ても、自ら行動できる人間に対する評価は高いです。その時にやるべきことを判断して、不安がらずにやってみようと思えるのは大きな強みとなります。

④基礎知識の幅が広い

好奇心旺盛な人は、基礎知識が高い傾向にあります。

様々な物事に関心を持つため、ジャンル問わず幅広い知識を持っています。少しでも興味を持った事柄に関してはすぐに調べて吸収する、そういった探求心があるからこその特徴です。

何かのジャンルに特化した知識量の多い人も素晴らしいですが、幅広く知識があるというのは社会においてとても役に立ちます。

知識量があるだけで状況判断や解決策の提案、発想の転換といった対応が人より得意でしょう。自分含め多くの人の力になれるので、ぜひアピールしたい特徴です。

自己PRで好奇心旺盛な性格をアピールする方法4ステップ

好奇心旺盛という強みをより効果的に伝えるために、話の構成や展開を工夫しましょう。上手く伝えなければ、せっかくの長所もアピールとなりません。

ここでは自己PRで好奇心旺盛な性格をアピールする方法の、4ステップを紹介していきます。

  1. 結論ファーストで自身の好奇心旺盛な性格だと伝える
  2. 好奇心旺盛な性格を具体的に説明する
  3. 好奇心旺盛な性格を発揮したエピソードを伝える
  4. 入社後の好奇心旺盛な性格を活かした活躍の展望を伝える

①結論ファーストで自身の好奇心旺盛な性格だと伝える

結論ファーストを意識して、まず始めに好奇心旺盛な性格であることから伝えましょう

自己PRに限らず、分かりやすい文章というのは先に結論から述べています。始めに結論を知って貰うことで、この後の話の展開をより分かりやすく伝える効果があります。

自己PRでは始めに長所を伝えておくことで、長所にまつわるエピソードや今後の展開に説得力を持たせることができます。

②好奇心旺盛な性格を具体的に説明する

一概に好奇心旺盛といっても、様々な性格やタイプが居ます。自分がどう好奇心旺盛なのか、分かりやすく具体的に説明しましょう。

例えば同じ日に面接を受けた就活生の中に、同じく長所は好奇心旺盛だと伝えた人が居るかもしれません。そういった就活生と差別化するためにも、自分の長所を分かりやすく説明するのは大切です。

好奇心旺盛の一言にまとめず、「○○ができる、好奇心旺盛な性格です」というように、自分の性格を表現した言葉を添えてオリジナリティを出すと良いでしょう。

③好奇心旺盛な性格を発揮したエピソードを伝える

長所を伝えた後は、その長所を発揮できたエピソードを話しましょう

自分の性格は好奇心旺盛だと言ったところで、面接官がそれを信じてくれるかどうかは分かりません。またいくら素晴らしい長所があるからと言って、それを活かせなければ意味がありませんよね。

好奇心旺盛な性格を持っている根拠となり、なおかつ日常生活で活かすことができるという証明のために、何か一つエピソードを準備しておきましょう。

④入社後の好奇心旺盛な性格を活かした活躍の展望を伝える

入社後に好奇心旺盛な性格はどう活かせるのか、最後に活躍の展望を伝えて締めます

企業は相性が良く活躍できる就活生を求めて募集をしているので、ただ優れていれば良いわけではありません。好奇心旺盛な性格が、入社後にも活かせるというアピールが必要です。

好奇心旺盛という長所を活かして何ができるのか、他の社員とはどう違う活躍の仕方ができるのか、自分をアピールしましょう。

自己PRで好奇心旺盛な性格をアピールする際の3つのポイント

自己PRは就活生が最も力を入れて取り組む、とても重要な質問です。誰よりも優れた自己PRにするために、作成するにあたって工夫したいポイントを事前に知っておきましょう。

ここでは自己PRで好奇心旺盛な性格をアピールする際の、3つのポイントを紹介していきます。

  1. 好奇心旺盛な性格を自分なりに定義して伝える
  2. 好奇心旺盛な性格が成果に直結したエピソードを伝える
  3. 企業が求める好奇心旺盛な性格を伝える

①好奇心旺盛な性格を自分なりに定義して伝える

好奇心旺盛な性格を、自分なりに定義して伝えましょう

就活生それぞれの長所を、好奇心旺盛の一言でまとめてしまうのは勿体ないです。面接では、個性を出し、どれだけ印象を残せるかが重要となってきます。

また面接官からしても、好奇心旺盛の一言だけでは詳しく就活生の長所を理解することはできません。

好奇心旺盛という言葉を必ず使わないといけないわけではないので、自分の強みを1番上手く表現できる言葉を探しましょう

②好奇心旺盛な性格が成果に直結したエピソードを伝える

好奇心旺盛という長所が成果に直結した、具体的なエピソードを伝えます

せっかくの素晴らしい長所も、日常生活で発揮できなければ意味がないですし、面接官の立場から見ても魅力を感じません。

長所は活かせてこそ武器になるので、入社後も役に立てるというアピールをするためにも過去のエピソードは必須です。

授業や部活動、アルバイトや課外活動などどんな場面でも、好奇心旺盛が活きたエピソードであれば構いません。

③企業が求める好奇心旺盛な性格を伝える

ただ好奇心旺盛ならそれで良いわけではなく、あくまで企業が求める好奇心旺盛を意識しましょう。

例えば「色んな音楽や映画が好き」といった趣味に関する好奇心旺盛は、入社後に活かせるかどうか考えると少し難しいですよね。

「知らないことを学んで身に着けるのが好き」「新しいことに挑戦することが好き」というような、入社後の業務に活かすイメージができる、好奇心旺盛をアピールすることが大切です。

【エピソード別】好奇心旺盛な性格をアピールした例文3選

どれだけポイントや解説を把握していても、実際に文章を作成するとなると簡単にはいきませんよね。なんとか仕上げてみても、これでいいのかと不安に感じてしまうかもしれません。

ここでは好奇心旺盛な性格をアピールした例文3選を、エピソード別に紹介していきます。

  1. 例文①:アルバイト
  2. 例文②:部活動
  3. 例文③:留学

例文①: アルバイト

私の長所は、初めてのことに挑戦できる好奇心旺盛な性格です。

私が勤めていたアルバイト先の雑貨屋では、基本的にはレジや品出しが主な担当業務でした。

ある日販促活動の一貫として、駅前でチラシを配ることになります。参加は自由でしたが、そのような活動経験が無かった私は興味が湧き、是非やってみたいと思い参加しました。

駅前を通り過ぎていく人達にチラシを配るのは、声をかけることが難しかったり、受け取ってもらえなかったりと、決して楽な業務ではなかったです。

しかし終わる頃には知らない人に話しかけることへのハードルが下がり、結果的にとても身になる経験となりました。

私は初めてのことへ挑戦する楽しさと、それが成長に繋がる価値を知っています。入社後もこの好奇心旺盛な性格を活かして、次々とできる業務の幅を広げていきたいと考えています。

初めてのことに挑戦できる好奇心旺盛さを、アルバイトでの経験を交えてアピールした例文です。

アルバイトでの経験は就職後の業務と共通する部分が多いので、入社後と繋げてアピールができます。こういう社員が居るとありがたいと思わせるような、入社後の展開で締めましょう。

例文②: 部活動

私は何事もまずやってみることができる、好奇心旺盛な性格が長所です。

私は大学時代、サッカー部に所属していました。ある日ゴールキーパーを担当していた部員が大会前に怪我を負い、ポジションに穴が空きます。当時私はゴールキーパーの経験がありませんでしたが、まずはやってみようとゴールキーパーに挑戦してみました。

結果、大会は過去最高の成績を残し、私は元のポジションに戻った後もキーパーの経験で身に着いた技術を活かし、それまで以上に活躍できました。

私はこの経験から、「まずはやってみる」ことで得られる成果があることを学びました。

入社後もどんどん新しい業務に挑戦していき、スピーディーに成長していきたいです。

挑戦できるという好奇心旺盛さを、部活動での経験を交えてアピールした例文です。

部活動は苦楽共に様々な経験をしてきたはずなので、エピソードとして話せる出来事が多いはずです。そのエピソードを通して何を学んだのか、今後どう活かしていきたいのか話すとより効果的になります。

例文③: 留学

私の長所は人見知りせずにコミュニケーションを取ることが出来る、好奇心旺盛な点です。

私は大学3年生の時、アメリカへ3か月間の留学に行っていました。それまでも英語は学んでいたため単語や文法は問題ないつもりでした。ですがやはり現地の人達の英語は発音や言い回しが全く違い、上手くコミュニケーションが取れませんでした。

どれだけ机上で勉強していても成長に繋がらないと思った私は、実際に現地の人達と話して学んでみたいと思い、積極的に他の生徒や近所の人達へ話しかけていきました。

受け身にならず自ら話しかけることで、英語力だけでなく性格もより明るくなったと感じています。また自分以外の誰かと会話で、新しい知識や考え方を得られたことも大きな成果となりました。

入社後も積極的に他の人達に話しかけられる好奇心旺盛さを活かし、営業を通して多くのお客様との関係を深めながら、契約獲得につなげていきたいと思います。

積極的に他人に話しかけに行くことが出来るという好奇心旺盛さを、留学での経験を交えてアピールした例文です。

留学は自ら行動を起こす出来事が多いはずなので、もし留学経験があれば是非活用しましょう。上手く話せれば、留学したという時点で好奇心旺盛のアピールにできます。

自己PRで好奇心旺盛な性格をアピールする際の2つの注意点

好奇心旺盛はとても素晴らしい長所ですが、伝え方次第では逆にマイナスな印象に繋がってしまう可能性があります。

ここでは自己PRで好奇心旺盛な性格をアピールする際の、2つの注意点を紹介していきます。

  1. ネガティブな印象を与えないように気を付ける
  2. 転職してしまうのでは?と思われやすい

①ネガティブな印象を与えないように気をつける

好奇心旺盛という長所を説明するにあたって、ネガティブな印象を与えないように気を付けましょう

好奇心旺盛な人によく見られるのが、様々な物事に関心を持つ分、飽きやすく集中力が欠けてるという欠点です。

次から次へと新しいことに目移りしてしまうので、今やっていることにすぐ飽きてしまうのではないかという不安に駆られます。

興味を持ったことはとことん追求するというアピールを兼ねて、懸念を払拭できるエピソードを用意しておきましょう。

②転職してしまうのでは?と思われやすい

好奇心旺盛なばかりに、すぐ転職してしまうのではないかと思われやすいです。

好奇心旺盛な人の特徴は、次から次へと新しいことに興味を持つという点です。ということは、入社後も他の仕事に興味を持ってしまうのではないかと心配されます。

懸念を払拭するには、志望している企業への熱意を十分に伝えることが有効です。好奇心旺盛であることに加えて、企業に対する想いの強さをアピールしましょう。

自己PRで好奇心旺盛な性格をアピールする時は仕事への熱意も伝えよう

好奇心旺盛という性格は、活かし方次第では大きな強みとなります。

ただしアピールする時は、仕事に対する熱意を忘れずに伝え、信頼を得ることも大切です。

伝え方や表現に気を付けて、上手に自らをアピールしていきましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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