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自己PRで我慢強い性格を伝える際は言い換えが重要|具体例を解説

「我慢強さをアピールしたいけど、どう表現したら良いか分からない…」「我慢強さを言い換えて、他の候補者と差別化したい…」このように、我慢強さのアピールについて悩む就活生の方も多いのではないでしょうか。

我慢強さは、企業が候補者に求める能力の1つですが、他の候補者と別化をするためには言い換えが必要です。

そこで今回は、採用担当者へ我慢強さを効果的にアピールする方法ポイントについて紹介します。この記事を参考にあなた独自の言い換えをして、深く刺さるアピールをしていきましょう。

自己PRで我慢強い性格を伝える際は言い換えが重要

自己PRでの我慢強い性格のアピールは、言い換えをすることで響く訴求となります。我慢強さは仕事で成果を出すために必要な能力です。

仕事では思うようにいかないことや、厳しい状況に追い込まれることもあるでしょう。そのため、苦しい時にも我慢強く、努力を続けられる人材を企業は求めています

しかし、我慢強い性格を長所としてアピールする就活生は多いため、自己PRに用いる際は差別化が必要です。

ありきたりと思われる表現で伝えるのではなく、我慢強さの解像度を上げて、自分独自の言い換えをして伝えていきましょう。

長所として自己PRに活かせる!我慢強いの言い換え表現5選

続いて、我慢強い性格の言い換え表現を紹介します。

「我慢強い」といった表現は他の候補者が多用しているワードのため、差別化するために言い換えをしましょう。以下のような表現で、我慢強さの言い換えが可能です。

①打たれ強い
②優しい
③辛抱強い
④忍耐強い
⑤完遂力がある

「優しい」という表現では、自分の欲求を我慢し、他者を優先させることをアピールできます。

また、「辛抱強い」や「忍耐強い」は、仕事のトラブルや大きな壁など、苦しい状況でも踏ん張れることをアピールできるでしょう。

自己PRで我慢強い性格をアピールする方法4ステップ

続いて、自己PRで我慢強い性格をアピールする手順について解説します。我慢強い性格を分かりやすく伝えるためには、伝える順序も重要です。

自己PRで我慢強い性格を訴求する際は、下記の4ステップで進めていきましょう。

  1. 長所が我慢強い性格であることを伝える
  2. どのように我慢強いのかを自分の言葉で説明する
  3. 我慢強い性格を発揮したエピソードを伝える
  4. 入社後に我慢強い性格を発揮してどのように活躍できるか伝える

①長所が我慢強い性格であることを伝える

自己PRの冒頭では、自分の長所が我慢強い性格であることを伝えましょう。結論から伝えるのは、ビジネスにおいての基本です。

最初に何が強みか分かることで、その後に続く話が何に関連しているのか分かりやすくなります

まずは、「私の長所は⚪︎⚪︎です」のように自分の強みをアピールしましょう。

②どのように我慢強いのかを自分の言葉で説明する

続いて、どのように我慢強いのかを自分の言葉で説明しましょう。「我慢強い」とだけ言われても、広く解釈できるため、具体的なイメージを浮かべることは困難です。

「忙しい状況でも、忍耐強く一つひとつの物事を順番に片づけていく力があります」といったように、我慢強さの解像度を上げることで、響く訴求となります

自分がアピールしたい我慢強さは、どのような状況で、何を対象に力を発揮するのか考えてみましょう。

③我慢強い性格を発揮したエピソードを伝える

自分の言葉で我慢強さを定義した後は、アピールする能力を発揮したエピソードを伝えましょう

エピソードを交えることで、我慢強い性格であることの説得力を高められます

自分の過去の体験を遡り、苦しい状況でも我慢強い性格を発揮して困難を乗り越えたエピソードを探しましょう。

④入社後に我慢強い性格を発揮してどのように活躍できるか伝える

自己PRの最後は、入社後に我慢強い性格を発揮し、どのように活躍できるか伝えましょう

自己PRの最大の目的は、能力を存分に活かして、仕事で活躍できる人材であるとアピールすることです。採用担当者の頭の中に入社後の活躍イメージが浮かべば、採用の可能性もグッと高まります

アピールの締めの部分では、入社後にどう能力を活かしていくかを伝えましょう。

自己PRで我慢強い性格をアピールするポイント3選

続いて、自己PRで我慢強い性格をアピールするポイントを紹介します。我慢強い性格を魅力的に伝えるためには、表現方法や表現内容のポイントを押さえることが重要です。

自己PRで我慢強い性格をアピールする際は、下記3つのポイントを押さえましょう。

  1. 我慢強い性格を自分なりに言い換えて伝える
  2. 我慢強い性格が成果にどのように結びついたかを伝える
  3. 企業が求めている我慢強い性格をアピールする

①我慢強い性格を自分なりに言い換えて伝える

自己PRで我慢強い性格をアピールする際は、我慢強い性格を自分の言葉に言い換えて伝えましょう

「我慢強い性格」といった表現では、他の多くの候補者と同じ表現となり、採用担当者に響かずスルーされてしまう可能性があります。

我慢強さの解像度を上げ、「忍耐強い」や「完遂力がある」といった言い換えをし、独自のアピールとなるように工夫しましょう。

②我慢強い性格が成果にどのように結びついたかを伝える

自己PRでは、我慢強い性格が成果にどのように結びついたかを伝えることも大切です。「苦しい状況を耐えました」といった言葉だけでは、アピールにはなりません。

我慢をしながらどのような行動をしたのか、耐え忍んだ先にどのような成果を出せたのかが重要なポイントです。

エピソードを探す際は、結果と我慢強い性格の関連性が分かるような内容を選びましょう。

③企業が求めている我慢強い性格をアピールする

自己PRでは、企業が求めている我慢強い性格をアピールすることも忘れてはなりません。

「我慢強い」という言葉は広い解釈ができるため、企業がどのような我慢強さを求めているのかを理解する必要があります。

企業のホームページや求人情報を確認し、どのような人材を求めているかを整理しましょう。先方が求める我慢強さが分かれば、より刺さるアピールが可能です。

【エピソード別】自己PRで我慢強い性格をアピールした例文3選

続いて、自己PRで我慢強い性格をアピールした例文を紹介します。

部活動やサークル活動など、エピソード別に3つの例文を掲載しますので、今までの経験で近いものを参考にし、独自の自己PRを考えていきましょう。

例文①: アルバイト

私の強みは、苦しい状況も忍耐強く乗りきれることです。

私は、大学1年生からサプリメントを扱うコールセンターでアルバイトをしています。
以前、商品の価格表記にミスがあり、大きなクレームとなる事態が発生しました。大規模な企業であったため影響も大きく、約2ヶ月に渡りクレームの電話が続きました。

しかし、私はそういった時こそ忍耐強く、誠意を持ってお客様一人ひとりに対応することに徹しました。その結果、私の奮闘が評価に繋がり、表彰していただくこともできました。

個人に与えられる裁量が大きく、誰にでも成長できるチャンスがある貴社に魅力を感じております。入社後は、自分が定めた目標を必ず達成し、貴社の業務においても価値を提供し続けたいです。

苦しい状況だと共感を得られるエピソードをもとに伝えており、説得力のあるアピールができていますね。

例文②: 部活動

私の強みは、厳しいフィードバックも消化して成長できる打たれ強さがあることです。

私が所属するバスケットボール部は、過酷な練習と厳しい指導のために、春に入部した半数程度の部員が辞めてしまいます。

所属した当初は、辛く感じる日々が続きました。しかし、監督の指導は自分の成長に必要な内容であると理解していたので、指導を受けてどのように練習するかを考え必死に食らいつきました。
その結果、大学2年の冬にはレギュラーを獲得でき、チームの多くの勝利に貢献することができました。

上昇志向が強く、実力主義の風潮がある貴社では、私の強みを最大限発揮できると考えております。
貴社に入社後は、逆境にも負けず、最適な提案で顧客満足度を高める営業として成長したいです。

厳しい環境でも打たれ強さを活かし、自分の成長といったプラス要素に変えられることをアピールできています。

例文③: サークル活動

私の強みは、どんな状況も乗り越え、決めた目標を完遂する力があることです。

私は大学でコーラスサークルの部長をしております。高校の頃からコーラスの大会に出ることに憧れがあったため、大学に入学してすぐにサークルを立ち上げました。

私の目指す大会に出るためには、最低でも8名以上の部員を集める必要がありました。しかし、友人や知人などに声をかけるも、人数が集まらず、満足な活動ができない状態が半年ほど続きました。

心が折れそうになることもありましたが、決めた目標を何としても達成するために踏ん張り、SNSやイベントなどを活用し部員集めを続けました。その結果、大学1年の冬には、12名の部員を集めることができ、大学2年時には目指していたコーラスの大会にも出場できました。

入社後は、課題発見から提案、そして実行までの全てを当事者として実行できるコンサルタントとして、私の強みを発揮したいと考えております。そして、新しいアプローチで問題解決に導き、クライアントの信頼を獲得できるよう全力を尽くす所存です。

成果が実らない時期も耐え忍び行動を続け、最後に成果へ結び付けられたことをアピールできています。

自己PRで我慢強い性格をアピールする際の注意点2つ

最後に自己PRで我慢強い性格をアピールする際の注意点を解説します。我慢強さは、アピールを間違えるとマイナスな印象を与えてしまう可能性もあるため、注意が必要です。

自己PRで我慢強い性格をアピールする際は、下記2つの点に注意しましょう。

  1. 我慢して当然のことをアピールするのは避ける
  2. ネガティブに受け取られないように気をつける

①我慢して当然のことをアピールするのは避ける

我慢強い性格をアピールする際は、我慢して当然のことをアピールするのは避けましょう

「嫌いな科目も我慢して受験勉強をしました」といったように、他の多くの人も我慢しているような内容は、我慢して当然と受け取られるため、採用担当者の胸に響くことはありません。

聞き手も苦難な状況と感じられるエピソードをもとに、我慢強い性格をアピールするようにしましょう。

②ネガティブに受け取られないように気をつける

我慢強さはビジネスにおいて必要な能力であるものの、反面、「頑固」や「抱え込んでしまう」といったマイナスな面を心配する人もいるでしょう

マイナスな印象を与えないためには、懸念を払拭できるようなエピソードを用意する必要があります。

聞き手がマイナスに感じる要素に先回りしてカバーし、ポジティブな強みであることをアピールしていきましょう。

自己PRでは我慢強い性格を言い換えて長所としてアピールしよう

今回は、自己PRで我慢強い性格を効果的にアピールする方法を解説しました。

我慢強い性格は、多くの企業が社員に求める能力の1つですが、アピールに工夫をしなければ上手に魅力を伝えることはできません。

自己PRで強みとして伝える際は、我慢強い性格を自分なりの言葉に言い換えてアピールしていきましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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