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自分に合ったインターンの選び方を解説|基準や絞り方の手順も紹介

「そろそろ就活の時期だし、インターンをしたいけど選び方が分からない…」

就活で最初に考え始めるのがインターン。せっかくインターンに参加するなら、良いものを選択したいですよね。

今回はインターンの選ぶ基準や絞り方を解説します。ぜひ参考にしてください。

インターンに受かるお助けツール集

インターン選びで悩む人は多い

膨大な数のインターンが存在するので、選び方で迷ってしまう就活生は多くいます

また、期間やタイプがそれぞれなので、「なぜインターンをするのか?」が漠然としていると、参加するべきインターンに迷ってしまいます。

探し出す前に、ある程度自分が興味のある業界や職種を絞ってみると選択肢が明確になりますよ

インターンの選び方で重要な5つの基準

インターンを選ぶ際には重要な基準が存在します。効率的にインターンを選択するためにもしっかりと確認しましょう。

  1. 短期か長期か
  2. 興味のある業界・職種か
  3. 就職を考えている企業か
  4. 実施内容が魅力的か
  5. 参加しやすいか

①短期か長期か

インターンには、短期インターンと長期インターンがあり参加する目的によって選択するのが良いです

短期インターンは1日のものから2週間ほどものもあります。期間が短いので気軽に参加でき、短期間で多くの企業を見たい場合におすすめです。

長期インターンは1か月~3か月ほどのインターン指します。実際の業務に深く携わることができるので、自身のスキルアップをしたい方におすすめです

選考に直結する場合もあるので、興味のある業界や企業のインターンは長期でも良いかもしれません。

②興味のある業界・職種か

既に興味のある業界や職種が決まっている場合は、それをもとにインターンを選びましょう。

ポイントは1つに絞ろうとしないことです

例えば、3つほど選択肢があっても良く、その中で優先度を決めましょう。

長期インターンに参加しつつ優先度が低いものは、1dayインターンで少し体験してみるなど、工夫すれば選択肢は1つに絞らなくても問題ありません

興味のあることが決まっているのであれば、その業界・職種の中でたくさんの企業に触れて企業を絞っても良いかもしれませんね。

③就職を考えている企業か

実際に就職を考えている企業かも判断基準の1つです

就職を考えている場合は、入社後のギャップを無くすためにも長期インターンがおすすめです。

長期インターンの場合は内定に直結する場合も多く、企業によってはインターンをしていることが早期選考の参加条件になる場合もあります。

志望企業が決まっているのであれば、インターンに応募してみましょう。

④実施内容が魅力的か

参加する前にインターンの実施内容をしっかりと確認しましょう

ありがちなのが、企業名だけでインターンを選んでしまうケースです。参加してみたもののインターンが苦痛になってしますことも。

企業名は大切かもしれませんが、自分は何に興味があるのかが重要です

インターンといっても、職場体験・現場見学・社員の話を聞く・グループワークなどプログラムは様々あります。事前に実施内容を確認しておくことで、自分にとって魅力的な物を選択できますよ。

⑤参加しやすいか

無理のない範囲で参加できるかも重要です

まずは学生でもあるので学業との折り合いが付けられるかを考えましょう。

また、どんなに魅力的なインターンでも実施会場が遠すぎたり、期間や勤務時間に縛りが多すぎる場合は負担が多くなりすぎてしまう場合も多いです

無理せず興味のある企業のインターンに参加しましょう。

インターンの選び方は目的無しには見えてこない

インターンを選ぶうえで大前提となるのは「何の目的でインターンに参加するのか」です。

目的があやふやなままだと、インターンシップの選び方どころかインターシップに参加する意義すらも見えてきません。

ここではインターンシップ参加の目的としてポピュラーなものを以下の3つに厳選し、それぞれ詳しく解説します。

  1. 自分に合う仕事選びに役立てるため
  2. 企業の雰囲気を肌で感じるため
  3. 本選考を有利に進めるため
  4. 実務スキルを身につけるため

①自分に合う仕事選びに役立てるため

インターンに参加する大きな目的として、自分に合う仕事選びの参考にする点が挙げられます。

実際の職場での経験を通して、自分がどのような業務にやりがいや興味を感じるのかを理解できるため、将来のキャリア選択に向けた重要な指針となります。

特に長期にわたるインターンでは企業が属する業界や企業文化、具体的な仕事内容について実感しながら働けるため、得意分野や自分に合う職種がより明確になるのが大きなメリットです。

以上のことからも実際の業務に携われるインターンシップは、自分に合った職業や働き方を見極めるうえで重要な取り組みといえるでしょう。

②企業の雰囲気を肌で感じるため

企業の雰囲気を肌で感じるのも、インターンに参加するための重要な目的といえます。

職場の空気感や社員同士のコミュニケーションの様子は、実際に現場に足を踏み入れてこそ分かるもので、企業のホームページやパンフレットだけでは読み取れません。

インターンを通して働く人々の価値観や仕事への姿勢を間近に感じれば、自分にとって心地よく働ける環境かどうか見極められます。

さらに、職場の雰囲気は業務へのモチベーションや成長にも影響を及ぼすため、インターンの経験を通じて企業のリアルな一面に触れるのは、キャリア選択において有益な判断材料となるでしょう。

③本選考を有利に進めるため

インターンに参加する目的として、本選考を有利に進めるためという点も挙げられます。

企業はインターンでの取り組みや意欲、業務に対する適応力を見極め、本選考での評価材料とするケースも多く、インターン中に良い印象を与えられれば本選考にも有利な影響を与えるでしょう。

また、インターン経験によって得た具体的な知識やスキルは、本選考の面接やエントリーシートでの説得力のあるアピールにつながります。

さらに、企業の採用担当者と直接的な関係をける機会でもあるため、他の応募者と差をつけるうえでも効果的です。

④実務スキルを身につけるため

社会人にとって不可欠な実務スキルの習得を目指すのも、インターンに参加する目的として多く聞かれます。

実際の業務に取り組むことで、学校で学んだ理論や知識をどのように現場で活かすかを体験的に学べるため、将来本採用が決まった場合に即戦力として活躍できます。

またインターンを通じて「プロジェクト管理スキル」から「データ分析スキル」「プレゼンテーションスキル」まで、多様なビジネススキルを習得できるので、社会人としての基礎を築く良い機会です。

こうしてインターンの経験で培った実務スキルは、就職活動においても自己アピールの材料となり、企業からの評価を得やすくなるでしょう。

インターンの選び方の手順は3ステップ

ここでは、インターンを実際に選ぶ方法を解説します。基準は理解したけど選び方のイメージが湧かない人は一緒に確認しましょう。

  1. インターンで得たいものを明確にする
  2. 企業をしぼっていく
  3. 最終的に参加可能性で判断

①インターンで得たいものを明確にする

まずは、インターンをすることで何を得たいのかを明確にしましょう

ここで大切になるのが、自己分析です。自分が何に価値を感じていて、何を目指しているのかを明確にするのです。

自己分析をしっかりと行うことで自分に合いそうなインターンが見えてきます

自己分析ツールなども利用して、まずは自分を理解してみましょう。

②企業をしぼっていく

自己分析をすることで、インターンの参加目的が明確になったら、まずは短期か長期化かを選択しましょう

自己分析をした結果、興味がある業界・職種が明確にならない場合もあります。その場合は、短期インターンでできる限り多様な企業のインターンに参加してみましょう

興味がある業界・職種が分かっている場合は長期がおすすめです。

期間が決まったら実施内容を確認し、興味が湧くインターンを選びましょう。

③最終的に参加可能性で判断

興味がある業界・職種が決まったら、最終的に参加可能かも考えましょう

とても魅力的なインターンであっても、参加が難しいものに関してはすぐに負担になる可能性があります

実施期間や労働条件、通勤可能かなど現実的な判断もしっかりとしましょう。

インターンの選びの注意点3つ

インターンを選ぶ際には、注意点がいくつか存在します。探し始める前にしっかりと確認しましょう。

  1. 学業を疎かにしすぎない
  2. 選考も考慮する
  3. 応募する企業についてよく調べる

①学業を疎かにしすぎない

大学生の本分は学業です。インターンを選ぶ際には学業が疎かにならないかを考慮に入れましょう。

インターンが選考に関係がある場合も、学業が疎かになっていると印象は良くありません

学業と両立できる範囲でインターンに参加する必要があり、単位が取れないほど予定を詰め込むのは得策ではないでしょう。

体調を崩す原因にもなりますので気を付けてください。

②選考も考慮する

インターン参加が選考に影響するかを事前に確認しましょう

インターンでも選考が行われる場合や、早期選考に優遇される場合もあります。選ぶ際には選考の詳細も考慮が必要しましょう。

ただ、応募する際に人気のインターンばかりを応募すると、倍率が高くインターンに参加できない場合もあるので、倍率や募集人数なども参考にインターンを探してみてください。

③応募する企業についてよく調べる

事前に応募企業の調査も怠らないようにしましょう

インターンをする上でも、事前に伝えられていた業務内容と違う場合や、労働環境が悪い場合もあります。

特に労働条件が適正かの判断はできるようにし、説明会や面接で聞けるようにしておきましょう。

企業のことをしっかりと調べておくことで、下準備にもなるので一石二鳥です。

インターンを探せるツール5つ

ここでは、実際にインターンを探すツールを紹介します。どこで選べばよいか迷っている方はぜひ参考にしてください。

  1. 大学のキャリアセンター
  2. 就活メディア
  3. 企業の公式ホームページ
  4. 合同企業説明会
  5. ダイレクトリクルーティング

①大学のキャリアセンター

インターンの探し方に困った場合は、大学のキャリアセンターに相談に行ってみましょう

インターンを大学経由で紹介してくれ、優先的に案内できるインターンがあるかもしれません

また就活の相談も乗ってくれるので、気軽に利用してみましょう。

②就活メディア

就活メディアでインターンを探すのもおすすめです

常に就活に関する情報を発信しつつ、その情報に合いそうなインターンを紹介している場合も。

就活メディアにもアンテナを張ってみても良いかもしれません。

③企業の公式ホームページ

気になる企業のホームページはぜひ確認しましょう

インターン情報が記載されている場合も多くあります。インターン以外にも選考情報なども載っているので、企業のホームページは確認必須です

④合同企業説明会

インターンを探す方法として、合同企業説明会への参加も見逃せません。

合同企業説明会ではさまざまな企業が一堂に集まり、業界や企業ごとの特徴、インターンシップの内容について直接話を聞けるうえ、気になる企業が複数ある場合にも短時間でそれぞれを比較できるので効率的です。

さらに企業の担当者と対話することで、ウェブサイトやパンフレットだけでは分からない雰囲気や企業の姿勢を感じ取れるため、自分に合ったインターン先を探しやすいでしょう。

企業側も学生の意欲を評価する場と捉えているので、インターンへの応募を検討している企業に対して積極的に質問や自己紹介を行えば、担当者に好印象を残すチャンスにもつながります。

⑤ダイレクトリクルーティング

インターンを探す方法として、ダイレクトリクルーティングの活用も有効です。

ダイレクトリクルーティングとは、企業が学生のプロフィールやスキルを見て直接オファーを出す手法で、インターンシップでも広がりを見せています。

学生が自身のスキルや経験を登録しておくことで、企業側からインターンのオファーが届く仕組みなので、お互いのミスマッチを防ぐうえでも効果的です。

特に自分のスキルや適性が明確な場合には、自分に合ったインターンシップの機会をより見つけやすいので、是非活用してください。

自分に合ったインターンの選び方で良い経験を得よう!

インターンは自分の興味のある業界や職種を体験する機会だと思って、探してみると良いかもしれません。

まずは自己分析をし、自分に合いそうなインターンを探してみましょう。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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