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自己PRで有効な諦めない心の言い換え表現やポイントを解説

「諦めない心をアピールしたいけど、表現方法が分からない…」

このように、諦めない心のアピール方法について悩む方も多いのではないでしょうか。少し抽象的にはなってしますので、伝え方が難しいですよね。

今回は、採用担当者の心に響く諦めない心の伝え方と例文もあわせて紹介します。

自己PRで諦めない心をアピールするのは有効!理由を解説

諦めない心を強みとして主張することは採用担当者から好印象を得やすいです。根気強さは仕事をするうえで必要な能力であり、多くの企業で重要視されています。

特に新卒採用の場合は育成期間を考慮して採用するため、途中で辞めてしまう人材ではなく、長期的に粘り強く仕事へ取り組んでくれそうな人材を企業は求めています。

自身の成長のために根気よく課題解決できることをしっかりと示しましょう。

また、独自の言い回しやエピソードを用いて伝えることで他の就活生と差別化できるので、諦めない心の言い換えも重要です。

自己PRに効果的な諦めない心の言い換え表現5選

今回は、諦めない心の言い換え表現を5つ以下で紹介します。

①不屈の精神
②忍耐力がある
③意思が強い
④完遂能力が高い
⑤妥協しない

基本的には、少しのことで心が折れずやり切れるニュアンスになっています。

仕事は最初から上手く行かない事が多く、課題をコツコツと改善できるかが重要です。言い換え表現をうまく使って「地道な努力ができること・最後までやり切れること」を伝えましょう。

【3ステップ】自己PRで諦めない心をアピールする方法

諦めない心をうまく伝える手順について解説します。伝える順番によって印象も変わるので、事前に確認しておきましょう。

  1. 結論ファーストで諦めない心をアピールする
  2. 諦めない心が発揮されたエピソードを伝える
  3. 入社後に諦めない心をどのように仕事に活かすか伝える

①結論ファーストで諦めない心をアピールする

まずは、自身の強みは諦めない心だと端的に伝えましょう

少し抽象的な表現の強みにはなるので、最初に端的に強みだとを主張し、理由はその次に説明しましょう。

理由を最初に伝えがちなのですが、話が長くなってしまい結論も分かりづらくなります

まずは端的に結論を伝え、理由はその後にしっかりと説明しましょう。

②諦めない心が発揮されたエピソードを伝える

次に、強みを根拠づけるエピソードを伝えましょう

「諦めない心が強みです」とただ主張をしても、根拠となるエピソードがなければ説得力に欠けてしまいます。

自身の過去の経験を思い起こして、話すエピソードを事前にある程度決めておきましょう。スムーズに話出すことで話題の信頼性も上がるので、事前準備の徹底が必要です。

③入社後に諦めない心をどのように仕事に活かすか伝える

最後に、諦めない心を入社後どのように活かすかを伝えましょう

採用担当者は、就活生が入社後に活躍してくれそうかを一番気にしています

志望先の企業の業務に、自身の強みを絡めながら伝えると好印象です。

また、業務内容が不透明な場合は、一般的な新社会人に求められる能力を誰よりも早く確実に身に着けられることを伝えましょう。

自己PRで諦めない心をアピールするための3つのポイント

諦めない心を効果的に伝える際には、いくつかポイントがあります。言葉の表現やエピソードに工夫が必要になるのでしっかりと確認しましょう。

  1. 諦めない心を自分なりの言葉で定義する
  2. 諦めない心が成果に結びついたエピソードを伝える
  3. 企業が求める諦めない心を理解してアピールする

①諦めない心を自分なりの言葉で定義する

まずは、自分なりの言葉に置き換えて定義できるようにしましょう

諦めない心は仕事をするうえで必須の能力です。なので、言葉通りに強みを主張しても印象はそこまで良くありません。

仕事をするうえで多くの課題が発生するが、その解決を根気よく誰よりもできますというワンランク上の諦めの悪さを伝える必要があるのです

「何があっても完遂できる力がある」や「逆境にも負けない強い意志力がある」など、諦めない心からもう一つ深堀りをして、自分なりの表現で伝えるようにしましょう

②諦めない心が成果に結びついたエピソードを伝える

強みが起因して出した成果もしっかりと伝えましょう

口で強みを主張することは簡単ですが、それが事実に基づいているかを採用担当者は厳しく判断します。

就活生に人気なアピールポイントでもあるので、根拠となるエピソードにはこだわりましょう。

その際に、強みと根拠となるエピソードの繋がりを明確に伝えることで、自身を深く理解していることが伝わり、より好印象になりますよ。

③企業が求める諦めない心を理解してアピールする

企業が求めている諦めない心を持った人物像の把握も重要です。

多くの場合ポジティブな強みとして認識されますが、実は、頑固というネガティブな印象に感じる場合もあります。

例えば、「結果を気にせず同じ方法を続けてしまう・1つのやり方に固執する」などです。

確かにあきらめずに続けることは大切ですが、ビジネスにおいては課題に対して柔軟な対応が求められます。

時にはやり方を変える必要もあるので、柔軟性がないと思われないように注意しましょう

【エピソード別】自己PRで諦めない心をアピールした例文3選

ここでは、諦めない心を強みにした例文を紹介します。

部活動やアルバイトなど、エピソード別に3つの例文を紹介しますので、ご自身の体験に近いものを参考にしてみましょう。

例文①: 部活動

私の強みは、自分で決めた目標を絶対にやり遂げることです。

私は大学でバスケットボール部に所属していましたが、それまでは文化系の部活に所属していたため、バスケットボールの経験はありませんでした。

しかし、バスケットボールが好きで、自分も試合で活躍したいという強い思いが強く、勇気を出して入部しました。

部内で未経験者は私だけだったため、入部当初は練習についていくだけでも必死でした。自分だけ試合に出れず悔しい思いをすることが1年続きましたが、折れずに自主的な練習を毎日3時間続けました。また、積極的に他メンバーの技術を分析し、自分も習得するために練習メニューの工夫も行いました。

努力の結果、大学2年生から試合に出してもらえることが増え、大学3年時にはレギュラーを獲得できました。

私は、自分の向上心と不屈の精神をもって高い目標を達成することに自信があります。
貴社の営業職として、常に学ぶ姿勢を心掛けつつ、社内1位の成績を目指し奮闘していきたいと考えております。

大きな壁を諦めない心で乗り越えたことが、エピソードでしっかり伝えられています

例文②: アルバイト

私の強みは、どんな状況でも屈しない忍耐力があることです。

私は大学時代、居酒屋でホールのアルバイトをしていました。私の働いていた居酒屋は、有名なイベントスペースの近くにあり、催し物が多い夏場は連日忙しい状況が続きます。

新しく入ったアルバイトの人も、忙しい状態に嫌気がさしてすぐに辞めてしまうことが多く、いつも人手不足に悩まされていました。

そこで、忙しくなる夏までに状況を変えることを目標に、まずは再度シフトの整理とそれぞれのバイトの仕事をある程度固定することで効率化を図りました。また、お店のSNSを開設し、アルバイトを探す大学1年生を積極的にフォローして、居酒屋で働く楽しさなどをアピールしました。

その結果、業務効率化実現とともに、夏までに10人の新規アルバイトを採用できたことで、忙しい日々も何とか乗り切ることができました。

この経験から培った忍耐力は、社員一人ひとりの成果を重視する貴社においても活かすことができると確信しております。企画における長期プロジェクトなどにおいても、市場調査や消費者ニーズの分析を徹底的に行い、着実に成果に繋げていきたいと考えています。

強みを活かした入社後のイメージもしっかりと伝えることができています

例文③: 学業

私の強みは、挫折にも負けず、絶対に目標達成する強い意志があることです。

私は、グローバルな環境で仕事をするのが夢で、大学在学中にTOEIC850点以上のスコアを取ることを目標としていました。

勉強を開始した当初は、受験するごとにスコアが伸びていきましたが、700点を超えたあたりからスコアに伸び悩む時期がありました。

スコアが伸びない時期が半年ほど続き、妥協したくなることもありました。それでも自分で決めた目標は達成すべきと思い、学業と両立しながら粘り強く対策を続けました。

結果、伸び悩んでいた時期の勉強も成果として出始め、大学3年時にTOEIC850点以上を達成できました。

仕事においても壁にぶつかることがあると思いますが、そういった時こそ自分の強みの発揮どころだと考えております。設定した目標達成のため、自分の成果を定量的に把握し着実に成果に繋げていきたいです。

挫折を乗り越え、目標達成したエピソードを伝えることで、説得力のあるアピールができています

自己PRで諦めない心をアピールする際に注意すべき2つのこと

諦めない心は伝え方に注意もあります。伝え方を間違えると、逆効果になってしまう場合もあるのでしっかりと確認しましょう。

  1. 短所として受け取られないように注意する
  2. 続けて当然のことをアピールするのは避ける

①短所として受け取られないように注意する

まずは、諦めない心をネガティブ捉えられないようにしましょう

本来ポジティブな強みですが、受け手によっては「頑固・柔軟性がない」といったネガティブ要素を心配する人もいます

そのため、強みの根拠を伝える際に前置きで柔軟性を一緒にアピールしましょう。仕事はあくまでチームプレイなので、その前提の上に粘り強さがあるのが理想です。

②続けて当然のことをアピールするのは避ける

継続することが当たり前なものはエピソードして伝えないようにしましょう。

例えば、「部活で試合に勝つために毎日練習をしました」や「アルバイトに休まず出勤しました」といった内容は、むしろ印象を悪くする原因なります。

目的達成のために成長を諦めないというニュアンスを意識して伝えると好印象になりますよ。

自己PRでは諦めない心を言い換えて効果的なアピールをしよう

今回は、自己PRで諦めない心を効果的に伝える方法について解説しました。

成果を出す求ビジネスマンに求められる魅力的な要素ですが、多くの候補者が主張するため差別化が必要です。

効果的にアピールし、内定をつかみとりましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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