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ヘアメイクアーティストの志望動機の書き方|例文付きで紹介

ヘアメイク職は、芸能人や新郎新婦、百貨店のお客様などを対象にメイクを施す仕事です。

相手の魅力を引き出し、華やかに輝かせるやりがいがある仕事ですが、志望動機をどう書けばよいか悩んでしまう方もいるでしょう。

本記事では、業界の動向・仕事内容・動機を伝える際のポイント・例文・向いている人の特徴について解説します。

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目次

ヘアメイク業界の動向を紹介

現在はさまざまな種類のメイクが流行り、美容院やサロンの需要も増えていますヘアメイク業界の需要は今後も高まり続けるでしょう

法人ではなく、個人でプロのヘアメイク職に依頼するケースも増加しているのがポイントです。

コロナ禍の影響によってマスクを着用する方が増え、目元の印象を変えるメイクなども流行しました。

また、動画サイトなどでメイク技法が簡単に調べられるようになったことから、ヘアメイクへの関心が高まっています。

ヘアメイク職の主な仕事内容

ヘアメイク職の仕事についておさらいすれば、志望動機を作る際、業務内容に言及して熱意の高さを伝えられます

ヘアメイク職の仕事内容は、以下の3つです。

  1. 芸能人などのメイクアップ
  2. ブライダル業界
  3. 化粧品メーカー
  4. フォトスタジオでのヘアメイク業務

①芸能人などのメイクアップ

ヘアメイク職の仕事として多いのは、芸能人などのメイクアップです。

映像作品に出演する芸能人や、雑誌の撮影に参加するモデル、ファッションショーの出席者などを対象に、場面に適したメイクアップを施します。

雑誌やファッションショーにヘアメイク職として参加する際には、トレンドを取り入れ衣装に適したメイクを施す技術が求められることも

また、芸能人のメイクに携わる場合、監督やプロデューサー、芸能人の要望を取り入れて、手際よくメイクを進める技術が必要になります。

②ブライダル業界

ブライダル業界においても、結婚式を迎える新婦や新郎に対してヘアメイクを行う仕事があります。

ただヘアメイクを行うだけでなく、ウェディングドレスや和装のセッティングも担当するのが特徴です。

また、新郎新婦が美しい状態を保てるよう気を配り、適宜メイク直しを行う必要があります。

新郎新婦の緊張を和らげ、自然体でハレの日を迎えられるようにするためには、コミュニケーション能力が問われるのがポイントです。

③化粧品メーカー

ヘアメイク職は、化粧品メーカーのイベントや百貨店に参加し、一般の方にメイクを施す場合もあります。

化粧品メーカーならではの特徴を生かしたメイクを考え、お客様に対し化粧品の魅力を伝える必要がある仕事です。

また、百貨店ではカウンターでメイクの相談を受けたり、実際にメイクを施して化粧品の使い心地を体験してもらったりします。

化粧品メーカーはアーティスト部門やメイク部門を設けており、応募して就職することでヘアメイク職として働けるのが特徴です。

④フォトスタジオでのヘアメイク業務

フォトスタジオでのヘアメイク業務は、一生に一度の大切な記念写真を彩る重要な役割を担っています。

七五三、成人式、ウェディングフォトなど、様々なライフイベントの撮影において、お客様のヘアセットとメイクを担当。

単なる美容技術だけでなく、ドレスフィッティング、アクセサリーコーディネート、着付けなど、トータルなスタイリングプロデュースも欠かせません。

お客様に最高の笑顔と自信を引き出し、一生の思い出に残る写真づくりをサポートする、やりがいのある仕事です。

ヘアメイク職の志望動機を伝える時の3つのポイント

ヘアメイク職の志望動機を伝える際のコツを知っていれば、採用者に良い印象を与えられるのが利点です。

ここでは、伝える際のポイントを3つに分けて説明します。

  1. 持っているスキルをアピールする
  2. エピソードを盛り込む
  3. その業界で働きたい理由をアピールする

①持っているスキルをアピールする

自分が持っているスキルをアピールすれば、ヘアメイク職としてどのように活躍できるのか採用者に想起させられます

相手の要望を適切に汲み取り、緊張を和らげられるコミュニケーション能力や、新しいトレンドにも敏感なリサーチ力があることを伝えましょう。

ヘアメイク職の業務と関連性があるスキルを紹介することも大切です。

自身のスキルや強みを明確に提示することで、会社に必要な人材である、と受け取られやすくなります。

②エピソードを盛り込む

これまでの経験を盛り込んで紹介すれば、経験の中でどのように行動し成長してきたのか伝えられます

強みを会得したきっかけをエピソード形式で説明することで、スキルを持っているという説得力を高められるのがポイントです。

経験について説明する際は、出来事の内容だけでなく苦労した点や改善のために工夫した点、結果として得られた成果や学びについて言及しましょう。

具体性のある内容に近づくため、採用者の印象に残りやすくなります。

③その業界で働きたい理由をアピールする

なぜその業界で働きたいと感じたのかを明確に伝えることも重要です。

ヘアメイク職は、メディアを中心に活動したり、ブライダルを中心に活動したりと、業界によって取り扱うメイクの内容が異なります。

そのため、業界を選んだ理由に焦点を当てて説明すると、志望度が高いことを強調可能です。

例えば、ブライダル業界を選ぶ際には「家族の結婚式でヘアメイクを担当してくださった方に感銘を受けた」などの理由が挙げられます。

業界ならではの特徴や魅力について触れて、業界への理解を深めていることを伝えましょう。

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ヘアメイク職の志望動機の例文3選

例文を確認すれば、どのように文章を組み立てればよいか想像しやすくなるのがポイントです。ここでは、3つの例文を紹介します。

  1. メイクについての専門技術を持っている
  2. 様々な人を華やかにして幸せを見届けたい
  3. ヘアメイクアーティストの作り出す世界観に憧れている

例文①メイクについての専門技術を持っている

メイクについての専門技術を持っている

私はメイクアップを通してモデルの方々の美しさや魅力を引き出すことを追求し続ける貴社の真摯な姿勢に深く感銘を受け、志望いたしました。

前職では、3年間にわたりメイクアップアーティストとして活動し、その中でモデルの方々が自分らしさや新たな魅力を引き出す手助けができることへ、心からのやりがいや喜びを感じてまいりました。

貴社は高い撮影技術を有し、見る人を美しさで魅了する雑誌を制作しており、貴社での経験が新たなやりがいと自己成長に繋がると確信しました。

入社後は、これまで培ったヘアメイクのスキルを活かし、モデルの方々が自然体に美しさを発揮できるよう、リラックスできる環境を提供し、魅力を存分に引き出すプロフェッショナルとして貴社に貢献していきたいと考えています。  

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上記の例文では、メイクアップアーティストとしての経験と技術を持っていることを説明しています。

また、モデルの方の自然体の美しさを引き出す、と入社後に貢献できる行動を紹介しているのも特徴です。

例文②様々な人を華やかにして幸せを見届けたい

様々な人を華やかにして幸せを見届けたい

私はお客様に高品質のメイクアップサービスを提供することを最も重視している貴社で、ブライダル業界のヘアメイク職として、多くの方々を華やかにし、幸せな瞬間を彩りたいと考え、志望いたしました。

これまでの経験から、スピーディかつ最大限の魅力を引き出すヘアメイクの重要性を理解してきましたが、今後はスピードだけでなく、より高いクオリティをも両立したヘアメイクに力を注いでいきたいと感じています。そのため貴社の理念に強く魅力を感じました。

入社後は、これまでに培ったスピーディなメイクの技術を活かし、花嫁や花婿の負担を最小限に抑えながらも、高品質なメイクで一人ひとりの美しさを引き出し、晴れやかな気持ちになっていただけるサービスを提供したいと考えています。   

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上記の例文では、会社の特徴に触れた上でどんなスキルを活かしたいかを紹介しています。

入社後にはどのように活躍していきたいか説明しているのもポイントです。

例文③ヘアメイクアーティストの作り出す世界観に憧れている

ヘアメイクアーティストの作り出す世界観に憧れている

私は、舞台や広告を通じて世界に影響を与え続ける貴社で、その一翼を担うメイクアップアーティストとして広く活躍したいと思い、志望いたしました。

私は大学時代に演出係としてダンスサークルに携わり、様々なジャンルのダンスの世界観に合うメイクを研究しました。当時ヘアメイクの担当は私1人で担っており、大会前には寝る間を惜しんで研究や練習をしていました。

この経験から、ヘアメイクがダンスの雰囲気を変える可能性に感銘を受け、卒業後に専門学校でヘアメイク技術を追求しました。

貴社は視覚に訴える印象的なヘアメイクで知られ、新しい世界観を取り入れた作品を手がけ続けています。私は貴社で、常に新しいヘアメイク技術を研究し、出演者の持つ潜在的な魅力を引き出すメイク技法を提案し、華々しい作品作りに貢献したいと考えています。

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上記の例文では、会社が手掛けている作品の世界観に関わりたいという意思を伝えています。

また新しいメイク技法も研究し続け、仕事に活かしたい、と伝えているのが特徴です。

ヘアメイクの志望動機NG例

志望動機は、採用の際の判断材料となりますが、よくある間違いや避けるべき表現があり、これらは逆に採用の可能性を下げてしまう危険性があります。

ここでは、ヘアメイク職の志望動機において注意すべきNG例を詳しく見ていきましょう。

  1. 自分だけの強みや性格が伝わらない
  2. 企業理念や仕事内容の理解が不足
  3. 自己成長などの自分しか考えていない

①自分だけの強みや性格が伝わらない

志望動機で自分の個性を伝えられないと、採用担当者はあなたの本質的な魅力を理解できません。

単に「ヘアメイクが好き」「美容に興味がある」といった表面的な理由では、他の応募者と差別化不可能です。

あなたならではの独自の視点や情熱、具体的なエピソードを織り交ぜることが重要。

例えば、「人を美しく変える瞬間に喜びを感じる」「人の自信を引き出すメイクを追求したい」といった、あなたの内面から湧き出る熱意を伝えることをおすすめします。

②企業理念や仕事内容の理解が不足

ヘアメイクの志望動機において避けるべき失敗は、企業の理念や仕事の本質を深く理解していない表面的な記述です。

単に「美容に興味がある」や「メイクが好き」という曖昧な表現では、採用担当者に真剣さが伝わりません。

企業の特徴や事業形態、理念を具体的に調査し、自分の経験や情熱とどのように結びつくのかを明確に説明することが重要です。

業界や企業によって求められるスキルや価値観は大きく異なるため、その企業ならではの特徴を理解し、自分がどのように貢献できるかを具体的に示すことが求められます。

③自己成長などの自分しか考えていない

ヘアメイクの志望動機で最も避けるべきは、自分の成長や技術向上だけに焦点を当てた内容です。

「私のスキルを磨きたい」「キャリアアップしたい」といった自己中心的な理由は、採用担当者の心を動かしません。

ヘアメイクはお客様の喜びや感動を最優先にする職業であるため、自分の成長よりも、どのようにお客様に貢献し、喜びを提供できるかを具体的に語ることが重要です。

自己成長は副次的な目標であり、メインテーマにすべきではありません。

ヘアメイク職に向いている人の3つの特徴

ヘアメイク職に向いている人の特徴を把握しておくと、自身のどんな特色を伝えれば適性があることを強調できるかチェックできます

ヘアメイク職に適性がある人の特徴は、以下の3つです。

  1. メイクが好き
  2. 人を喜ばせるのが好き
  3. 責任感がある

①メイクが好き

ヘアメイク職に向いているのは、メイクが好きで常に関心を持てる人です。ヘアメイクはトレンドを意識して最適なメイクを施すことが重要になります。

そのため、新しいメイク技術や機能性を備えた化粧品などの情報を自分から収集する姿勢が必要です。

メイクが好きな人は、ヘアメイクの最新トレンド情報も趣味の一環として貪欲に取り入れられるのが強みとなります。

ヘアメイクに感じている魅力や可能性について述べ、関心が高いことを強調しましょう。

②人を喜ばせるのが好き

人を喜ばせるのが好きで、相手のために親身になれる人も、ヘアメイク職に向いています。

ヘアメイクは相手にどんなメイクが似合うか考え、適した方法を追求する必要がある仕事です。

また、相手の要望をしっかりと汲み取って、それをメイクに反映させなければならない場面もあるため、相手に合ったコミュニケーションを取ることも欠かせません。

コミュニケーション能力があれば、相手が明るい気持ちでメイクを受けられるようにサポートできるでしょう。

③責任感がある

責任感があり、懸命に取り組める人は、ヘアメイク職に適しています。

人のメイクを担当する仕事は大きな責任を伴うもので、趣味で気軽に続けられる業務ではありません。

ヘアメイクによって誰かの一生の場面を左右することもあります。そのため、最後まで責任を持って従事する姿勢が求められることも

また、責任感を持って相手を最大限輝かせるメイクを施せる人は、相手との信頼関係を築けます。責任感がある人ほど、長く仕事を続けやすくなるのがポイントです。

ヘアメイクアーティストに役立つ資格

ヘアメイクアーティストとして成功するためには、専門的な技術だけでなく、キャリアを後押しする資格取得も重要です

以下に、ヘアメイクアーティストに役立つ代表的な資格をご紹介します。

  1. 美容師免許
  2. 日本メイクアップ技術検定
  3. IBF国際メイクアップアーティスト資格

①美容師免許

美容師免許は、ヘアメイクアーティストを目指す上で最も大切な資格です。

美容師法により、モデルや顧客の髪に触れてカットやセッティングを行うためには、この国家資格が必須となります。

美容専門学校で衛生管理、美容理論、カッティングやセッティングの技術を学び、国家試験に合格することで取得できますよ。

美容師免許は、単にヘアメイクの基本技術を証明するだけでなく、プロフェッショナルとしての信頼性を高め、美容サロンでの就職や独立開業の可能性も広げます。

②日本メイクアップ技術検定

日本メイクアップ技術検定は、メイクアップの専門技術を体系的に学べる資格です。

3級から1級まで段階的に構成されており、各級で異なる技術レベルが求められます。

3級では基本的なスキンケアとベースメイク、チーク、ハイライトなどの基礎技術を審査し、2級ではフルメイクアップの技術、1級ではモデルの要望に沿ったイメージメイクの技術が評価されます。

美容業界で働く上で、または自身のスキルアップを目指す上で大きな武器となる資格であり、メイクアップの正しい基準と技術を学べる点が魅力的です。

③IBF国際メイクアップアーティスト資格

IBF国際メイクアップアーティスト認定試験は、国際的に評価される高度な資格です。

この資格は、メイクアップの専門的な知識と技術を国際基準で証明するものであり、海外でも活躍したいアーティストにおすすめ。

受験には、IBFが指定するスクールのカリキュラムを修了している必要があり、実技と筆記の両試験で厳しく審査されます。

合格すると、IBFから国際的なメイクアップアーティストとして認定され、キャリア支援や活動支援を受けられる大きなメリットがあるといえるでしょう。

ヘアメイク職の志望動機は業界に合うものを考えよう

ヘアメイク職の志望動機は、業界に合う内容を考えましょう

ヘアメイク職は就職先によって芸能関係・ブライダル・コスメメーカーなど、さまざまな業界と関われるのが特徴です。

ヘアメイク職として活かせるスキルも含めて紹介して、自分が活躍している姿を採用者にイメージさせましょう。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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