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面接に適した靴の基本を解説|選び方のポイントや注意点も紹介

就活面接では、身だしなみを整えることが重要です。リクルートスーツやネクタイに関する情報はよく見かけるものの、靴の選び方が分からずに困っていませんか

そこで本記事では、就活面接に適した靴の基本を解説します。選び方のポイントや注意点も紹介するため、面接を控えている方はぜひ参考にしてくださいね。

富樫

キャリアアドバイザー 富樫

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーを担当。新卒ながら会社説明会の運営や司会も積極的に兼任しており、就活生のファーストキャリアを重要視したアドバイスを行う。

面接では靴も見られている!

就活面接では足元まで見られており、靴が原因で落とされる可能性はゼロではありません。

面接官との距離や椅子の位置によっては、足元は意外と目につきやすく気になるものです。「足元までは見ていないだろう」と油断しないようにしましょう。

就活面接では、TPOをわきまえた服装をする必要があります。靴を含めた身だしなみは就活面接での重要な評価対象となりますよ。

女性の面接での靴はパンプスが基本

女性の場合、面接ではパンプスを選ぶことが望ましく、スニーカーやブーツなどはNGです。以下の2つのポイントを押さえておきましょう。

  1. ヒールなしは避けるのが無難
  2. ストッキング着用も忘れずに

①ヒールなしは避けるのが無難

就活用パンプスは、3~5cmのヒールのものを選びましょう。ヒールなしのパンプスは、カジュアルな印象になりやすいため避けたほうが無難です。

また、ヒールが5cm以上のパンプスも就活には向きません。転倒のリスクもあるため、避けるようにしてください。

比較的フォーマルな印象があるローファーも、就活面接では避けたほうが無難です。

②ストッキング着用も忘れずに

パンプスには、ストッキング着用が必須です。肌色に近い薄いベージュ系のストッキングを着用してください。

黒や柄物のストッキングはNGです。パンツスタイルの場合もストッキングは必須で、裸足や靴下着用はマナー違反となっています。

【4要素別】面接に適したパンプスの選び方

就活用にどのようなパンプスを購入すべきか悩みますよね。面接に適したパンプスとは、以下の4要素を満たしたものです。

  1. 色は黒が無難
  2. デザインはなるべくシンプルなもの
  3. ヒールの高さは3~5cmが基本
  4. 素材は本革か合成皮革

①色は黒が無難

新卒採用では、黒のパンプスを選ぶのが無難です。ベージュや紺、灰色などのパンプスは避けてください。

黒のパンプスは定番なので、1足持っているとビジネスシーンを中心にあらゆる場面で役立ちます

中途採用では、落ち着いた色味であれば黒以外のパンプスでもOKです。とはいえ、特別な理由がない限り黒のパンプスを選んだ方が良いでしょう。

②デザインはなるべくシンプルなもの

デザインは、シンプルなプレーンパンプスをおすすめします。デザインが派手なものの着用は控えましょう。

プレーンパンプスであれば、ストラップが付いているものでも大丈夫。足の甲が低い方はパンプスが脱げやすいため、とくにストラップ付きを選ぶメリットがあります。

ただし、金融業界や公務員など堅めの業界では、ストラップ付きのパンプスは避けた方が無難です。業界によって適切なタイプを選びましょう。

③ヒールの高さは3~5cmが基本

先ほども触れたように、ヒールの高さは3~5cmが基本です。低すぎても高すぎてもカジュアルな印象になるため注意してください。

ヒールの形は安定感のある太めなものを選ぶと良いでしょう。ピンヒールやウェッジウェッジヒールは、ビジネスの場にはふさわしくありません。

歩きやすさを考えても、太めのヒールがおすすめ。ヒールがないとややカジュアルな印象を与えてしまうので、基本はヒールのあるパンプスを選んでくださいね。

④素材は本革か合成皮革

パンプスの素材は、本革か合成皮革を選びましょう。本革か合成皮革のパンプスは万能なので、一足持っていると安心です。

新卒採用の場合、ファッション性の高いエナメル素材や布素材のパンプスは避けてください

中途採用の場合、色やデザインに注意すれば布素材のパンプスでも良いとされています。ただし、特別な理由がない限り、中途採用でも本革か合成皮革ンパンプスを選ぶ方が無難です。

男性の面接での靴はひも付き革靴が基本

男性の場合、ひもの付いた革靴を選ぶのが望ましく、女性と同様にスニーカーはNGです。紐なしの革靴やローファーなども避けてください。

男性は女性と違い靴下を着用するため、靴下にも気を配る必要があります。原則として、黒もしくは紺の靴下を着用するのがマナーです。

【3要素別】面接に適した革靴の選び方

学生時代は革靴を履く機会が少なく、どのように革靴を選べば良いのか悩む方もいるでしょう。面接に適した革靴とは、以下の3要素を満たしたものです。

  1. 色は基本的に黒・こげ茶
  2. デザインは内羽根のストレートチップがおすすめ
  3. つま先に丸みがあるものを選ぼう

①色は基本的に黒・こげ茶

革靴の色は、黒かこげ茶が基本となります。中でも定番なのは黒の革靴です。

リクルートスーツは黒が多いため、同じく黒の革靴を選ぶと統一感が出ます。

黒かこげ茶かで迷ったときは、かばんの色と合わせるとスマートです。明るめの茶色は、カジュアルな印象になりやすいため避けましょう。

②デザインは内羽根のストレートチップがおすすめ

革靴を選ぶ際は、「内羽根」かつ「ストレートチップ」の革靴が無難です。内羽根と外羽根についてそれぞれ解説します。

  • 内羽根:紐を通す部分が靴の甲と一体化しているデザイン
  • 外羽根:紐を通す部分が独立しているデザイン

ストレートチップとは、つま先部分に一本線が入ったデザインを指します。他にも以下のようなデザインがあります。

  • プレーントゥ:つま先部分に装飾がないデザイン
  • Uチップ:つま先部分にU字型のステッチが入ったデザイン
  • ウイングチップ:つま先部分に翼のようなステッチが入ったデザイン

ストレートチップ以外を選んでも問題ありませんが、上記のうちウイングチップはNGです。

革靴の中でもウイングチップは非常に華美な装飾であり、カジュアルな印象を与えてしまいます。就活には向いていないため、避けるようにしてくださいね。

③つま先に丸みがあるものを選ぼう

就活用の革靴は、つま先に丸みのあるものが望ましいです。つま先が尖ったデザインの革靴はカジュアル感が強いため、就活にはふさわしくありません。

また、つま先がきつい革靴を履くと、足の痛みや巻き爪などの原因となることもあります。

企業説明会や面接は長時間に及ぶこともあるため、足のためにもつま先に丸みのある革靴をおすすめします。

私服面接での靴を選ぶポイント3つ

私服面接の場合も、パンプスや革靴を選ぶべきなのでしょうか。私服面接での靴を選ぶポイントは以下の3つです。

  1. 基本はスーツスタイルと同じものを着用
  2. ローファーでもOK
  3. パンプスの色は黒以外でもOK

①基本はスーツスタイルと同じものを着用

私服面接の場合も、基本はスーツスタイルと同じものを着用することを推奨します。私服面接においても、面接にふさわしい靴を選んだ方が無難だからです。

就活面接では、服装から「TOPをわきまえているか」「常識のある人間か」をチェックされています。

この後くわしく解説しますが、私服面接の際は多少カジュアルな靴でも良いとされています。ですが、選び方が難しいと感じる方は、スーツスタイルと同じものを着用すれば間違いありません。

②ローファーでもOK

私服面接ではパンプスや革靴が無難ですが、ある程度のフォーマルさを保てるローファーも着用可だと言われています。

ローファーの色は黒やこげ茶、デザインはシンプルなものを選びましょう。色味が抑えられていても、デザインが派手だとカジュアルな印象となってしまいます。

装飾はできる限り少なく、ビジネスの場で着用しても違和感のないローファーを選びましょう。

③パンプスの色は黒以外でもOK

私服面接の場合、パンプスの色は黒以外でもOKです。服装に合わせて紺、茶色、ベージュ、カーキなどのパンプスを選びましょう。

ただし、赤やピンクなど派手すぎる色のパンプスはNGです。私服面接では色味を押さえた服を着用することが多いため、派手な色のパンプスを履くと違和感があります。

私服面接といっても就職面接には変わりありません。ビジネスの場であることを忘れずに、適切なパンプスの色を選びましょう。

面接で履く靴のお手入れのコツ3つ

面接では、靴の清潔感や手入れが行き届いているかどうかもチェックされます。面接で履く靴のお手入れのコツは以下の3つです。

  1. 保存場所の通気性を確保
  2. 革靴用クリームでケア
  3. ラバーソールで靴底を補強

①保存場所の通気性を確保

就活用の靴を購入したら、保存場所の通気性を確保しましょう。通気性の悪い場所に収納したり、箱に入れっぱなしにするのはNGです。

保存場所の通気性が悪いと、湿気が溜まってカビが生えたり、臭ったりする原因になります。

具体的には、湿気取りを靴箱に置く、定期的に外気にさらすなどの対処法があります。長期間履かないときも、必ず定期的に取り出して外気にさらしてください。

靴は就活で必ずと言っていいほど使うため、カビが生えるとショックですよね。こまめな手入れを忘れないことが大切です。

②革靴用クリームでケア

就活用の靴は、月1回程度を目安に革靴用クリームでケアしましょう。具体的な手順は以下の通りです。

  1. ブラシやクリーナーで表面の汚れを落とす
  2. 革靴用クリームを塗る
  3. クリームをなじませてブラッシングする
  4. クロスで磨く
  5. 防水スプレーをかける

革靴を放置すると、皮が劣化して不潔な印象になります。長く履くためにも、定期的に汚れを落として油分を与えましょう。

③ラバーソールで靴底を補強

かかとのすり減りは清潔感にも関わるため、ラバーソールで靴底を補強しておくと良いでしょう。

ラバーソールとは、天然ゴムや合成ゴムで作られた靴底です。新品の靴を購入したら、すぐにラバーソールで補強しておきましょう。

ラバーソールは張り替えが可能です。ラバーソールが薄くなってきたタイミングで張り替えると、長持ちにつながります。

面接での靴のトラブル2つと対処法

就活面接では、想定外のトラブルにみまわれる可能性があります。考えられる靴のトラブルは以下の2つです。

  1. 面接で履く靴を間違えた
  2. 面接日が雨で靴が汚れそう

それぞれの対処法を見ていきましょう。

①面接で履く靴を間違えた

面接で履く靴を間違た場合は、面接に十分間に合う場合は家に取りに帰りましょう

面接に遅刻するのは厳禁なため、余裕がないときは無理をせず、家族に頼んで家から持ってきてもらいましょう。

いずれも難しい場合は、近くの店で革靴やパンプスを購入してください。購入も難しい場合は、面接で靴を間違えた旨を素直に伝えましょう。

②面接日が雨で靴が汚れそう

面接日が雨で靴が汚れそうなときは、事前に防水スプレーをかけておきましょう。ただし、防水スプレーの効果は十分ではありません。

雨に濡れてしまった場合は、表面の水気をふき、新聞紙を中に入れて湿気を取るなどの対策を取りましょう。

濡れた靴をそのままにしておくと、蒸れから匂いが発生したり、靴が傷んでしまったりする可能性があります。

靴は手入れさえきちんとしていれば長持ちするものなので、過剰におびえる必要はありません。濡れた靴の放置にだけ気をつけてくださいね。

面接は靴まで気を配って万全の状態で臨もう

就活面接では足元までチェックされており、靴が原因で落とされる可能性もあります。本記事を参考に、面接にふさわしい靴を選んでください。

また、面接で履く靴は定期的なお手入れも必要です。万全の状態で面接に臨みましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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