「あなたの弱みは何ですか?」面接で聞かれやすい質問の1つですが、なんと答えればいいのか悩んだ経験はありませんか?
強みや弱みは、面接における頻出質問ですし、弱みを自分で言うのは不安ですよね。しかし弱みを答えるときは、改善に取り組む姿勢をしっかりと伝えられれば、面接官からも高評価を得られます。
つまり、締めくくりでポジティブな印象を与えることが大きな鍵となるのです。
本記事では、面接で弱みを聞かれる理由や弱みの選び方、伝える時のポイントや例文を解説します。また、やりがちなNG例も併せて紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
キャリアアドバイザー 鈴木
新卒で大手金融機関に入社したが、成長のスピードの遅さと、年功序列に懸念を抱き転職を決意。 転職する際、スピードの速さと裁量が持てるという2軸で転職活動をし、シーマインドキャリアに入社。 入社後、キャリアアドバイザーとして年間1000人以上の学生の就活相談をし、実績No.1を獲得。
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企業や面接官が弱みを聞く3つの理由
多くの人が、「強みだけでなく、なぜ弱みも聞かれるのだろう…?」と疑問に思っているのではないでしょうか。
企業や面接官がこの質問をするのには、実はしっかりとした意図があります。この意図を汲み取っておくことで、より面接官に「刺さる」回答が作りやすくなるのです。
では、具体的に1つずつ詳しく解説していきますね。
①自分の弱みに向き合う姿勢を確認するため
企業は、自分の弱みに対して真摯に向き合い、改善のための行動をとれる人と一緒に働きたいと考えています。
自分の弱みや短所は、本来認めたくないものです。弱みに真摯に向き合い、うまくカバーするよう努められる人は、仕事で困難な場面に直面しても、自分で考えて行動し、うまく乗り越えられるでしょう。
したがって、弱みについての質問をされた時には、「自分の弱みから目を背けず、しっかりと向き合える人」であることを上手くアピールする必要があります。
自分の弱みはないと言い切ってしまうことはNG。弱みをエピソードとともに伝えた上で、どのように考えたのか、具体的な改善の行動の内容までを伝えてくださいね。
弱みの克服のためにしっかりと行動が取れる人は、仕事で苦手なことや困難なことがあっても、向上心を持って取り組めると判断されますよ!
②自分のことを客観視できているか確認するため
自分のことを客観的に理解できていれば、強みだけでなく、弱みも理解できているはずですよね。弱みがわからなければ、改善のための行動は取れません。
ビジネスの場では、自分のことを冷静に分析して、時には弱点を補う動きも求められます。したがって、企業は自分を客観視できているかどうかも「弱み」に関する質問から見ているのです。
客観的な弱みと併せて、「自分の弱みのどのような点を問題として考えたのか」、「改善のために行動した内容」までしっかりと伝えてくださいね。
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③企業にとって致命的な弱みではないか確認するため
企業は、新入社員に対して長く働いて活躍してほしいと考えているため、弱みが企業やその仕事にとって致命的なものでないかを確認したいと考えています。
面接前に志望している企業や職種は、どのような適性が必要かを調べてから、弱みを伝えるようにすると、より好印象を与えられるでしょう。
また、事前に自己分析をしっかりしておき、弱みを把握した上で企業や職種を考えるとミスマッチを防げますよ。
チームで動くことの多い職種で、チームワークが苦手などと言ってしまうと適性がないと判断されかねません。必ず企業・職種研究は徹底しておきましょう。
面接で話す弱みの選び方3つ
突然ですが、あなたは短所と弱みの違いを理解していますか?
短所と弱みの違い
弱み→仕事・組織で改善すべき部分
短所→人柄や持っている資質の欠点
実は、「弱み」を聞かれているのに間違えて「短所」を回答してしまう人は多いのです。
短所は、人柄や資質の欠点であるため、簡単に改善できない場合も。したがって、誤って短所を弱みとして回答するとマイナスな評価を受けかねません。
では両者の違いがわかったところで、ここからは面接で話すのに適した弱みの選び方を詳しく見ていきましょう。
①過去の経験から弱みを洗い出す

まずは過去の経験を整理し、弱みを見つけ出してみましょう。この時、モチベーショングラフを活用するのがおすすめです。
モチベーショングラフとは、過去の経験を時系列で振り返り、その時の感情やモチベーションの上下をグラフ化したもの。自分自身を客観的に振り返れるため、就活における自己分析でも特におすすめな方法です。
モチベーショングラフで整理した経験やエピソードは、そのまま面接で使えるため、より情報を整理して具体的な回答ができますよ。
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②家族や友人に自分の弱みを聞いてみる
家族や友人、先輩などに自分の弱みを聞いてみるのも1つの手です。自分では気づかなかった弱みに気付けるうえ、客観的な目線からの意見を取り入れられるためです。
周囲の人に聞く場合、自分の弱みとそれに関するエピソードの両方を聞くようにするのがポイント。
面接では追加で深掘り質問をされる場合が多いので、どのような行動・発言から弱みだと感じたのかまでを聞いておきましょう。
また質問する相手は、自分とある程度関係性が深く理解してくれているであろう人物を選んでくださいね。
③強みから弱みを考えてみる
どうしても弱みが思いつかない人は、強みから考えてみることをおすすめします。
強みと弱みは表裏一体。強みは視点を変えれば弱みにもなります。たとえば、物事をしっかりと捉え、丁寧に取り組める人は、判断や行動に時間をかけすぎてしまう傾向にあり、優柔不断ともいえますよね。
具体的な強み・弱みの一覧は以下のとおりですので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
▼強み・弱みの言い換えリスト
強み | 弱み | 弱みの例文 |
---|---|---|
◇物事をよく 考える | ◆優柔 不断 | 例文を読む |
◇几帳面である | ◆慎重 すぎる | 例文を読む |
◇責任感がある | ◆心配性 | 例文を読む |
◇行動に移すのが早い | ◆せっかち | 例文を読む |
◇こだわりを 持っている | ◆頑固 | 例文を読む |
◇周囲に 流されない | ◆マイペース | 例文を読む |
◇真面目 | ◆緊張 しがち | 例文を読む |
強み・弱みの両方を聞かれても一貫性を持たせて回答できるようにしておくと良いでしょう。
面接で弱みを答える際のポイント3つ

ここまで、弱みを聞かれる理由や選び方を解説してきましたが、実際に面接で弱みを答えるときに、悪い印象を与えないか心配になりますよね。
しかし、そこまで不安を感じる必要はありません。弱みを伝えるときは、以下の3つの工夫をするだけで、面接官にポジティブな印象を与えられるのです。
①最初に結論=弱みを伝える
最初に、「私の弱みは〜〜〜だと考えています。」と、簡潔に弱みを伝えましょう。
弱みを伝える時に限らず、就活やビジネスの場では、結論をはじめに述べることが大切です。
最初に話の要点を伝えることで、話し相手がよりスムーズに会話の内容を理解できるためです。
また、この時に伝える弱みは1つだけに絞りましょう。複数の弱みを伝えると、話が長くなってしまう上、弱みや短所が多いと思われかねないためです。
②自分の弱みとどのように向き合っているか伝える
次に、自分の弱みとどのように向き合っているのかを伝えましょう。
具体的には、自分の弱みが露呈してしまったエピソード→弱みのどのような部分を問題と捉えたか→どのような改善策を実行しているかまで伝えられるとベスト。
面接官が最も聞きたい部分は具体的なエピソードや改善策ですので、面接前に内容をしっかりと組み立てておきましょう。
③最終的にポジティブな方向に持っていく
「これが駄目」「これができない」などといったネガティブな印象を与える言葉はできるだけ避け、ポジティブな言葉を使うようにしましょう。
例
◇ 行動力がない
→ 慎重すぎる
◇ 意見を曲げられない
→ 頑固である
例のように、「私の弱みは、自分の意見を曲げられないところです」と言うのと、「私の弱みは、頑固なところです」と言うのでは、同じ内容でも全く違う印象を与えますよね。
前者の方が、よりネガティブさを感じてしまう人が多いでしょう。
このように、弱みを伝える際には、ポジティブさを感じられるよう上手く言い換えて伝えるようにしてくださいね。
面接で弱みを答える際の例文7選
ここでは、実際に面接で弱みを答える際の例文を7つ紹介していきます。
例文を参考にして、面接での回答を考えてみて下さいね。
①優柔不断
弱み:優柔不断
私の弱みは優柔不断なところです。
この性格がゆえに、アルバイト先のカフェでおすすめなメニューを聞かれた際にどれを勧めれば良いか悩んでしまい、お客様を困らせてしまった経験があります。
判断に時間がかかってしまう原因として、お客様の要望を聞かずに独断で決めようとしているからではないかと気づき、何か判断を任された時はどのようなニーズや要望があるのかをまずは確認するようになりました。
それ以来、お客様から質問を受けても深く悩みすぎることなくご要望に合わせたメニューをスムーズに提案できるようになりました。
御社でも、まずはお客様のニーズを丁寧にヒアリングし、迅速に最適な提案を行っていきたいと考えています。
この例文では、自分の弱みである優柔不断な部分の原因を自分なりに分析して行動に移せたことを伝えられていますね。
しかし、自分の弱みはわかっていても解決策を導き出せない・どのように弱みをポジティブ変換すればいいのかわからない人は多いですよね。
弱みや強みは、面接でも特に聞かれやすい質問の1つなので、しっかり対策しておきたいところですよね…。
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②慎重すぎる
弱み:慎重すぎる
私の弱みは慎重すぎるところです。
大学に入学してからずっと憧れていたカフェでアルバイトを始めてみようと思ったのですが、本当に自分にできるのだろうか、失敗したらどうしようと考えてしまい、結局応募できませんでした。
この時、友人から「初めてのことでもとにかく挑戦して成長することが大切」と言われ、自ら成長のチャンスを逃してしまっていたことに気づきました。
これ以来、まずは不安があってもとにかく挑戦するようにしており、実際に憧れていたカフェで現在働いています。
御社でも、慎重に物事を検討できる部分を活かしながらも、自分や企業の成長に少しでも繋がることには積極的にチャレンジしていきたいです。
この例文では、慎重すぎるという弱みに対して、不安があってもまずは挑戦する姿勢を持つようにしたと改善策を示せていますね。
③心配性
弱み:心配性
私の弱みは心配性なところです。
グループプレゼンテーションの授業では、資料の内容のチェックや段取りに時間をかけすぎてしまい、発表の練習時間がほとんど取れなかったことで、本番で納得のいくプレゼンテーションができませんでした。
この経験から、細々した準備にかける時間・内容をチェックする時間・発表の練習時間などとリスト化し、それぞれにかける時間を細かく決めるようにしました。
それ以来は、どんな時でも物事の全体像から逆算し、やるべきこととかける時間を見積もってから行動できるようになりました。
御社に入社後は、心配性がゆえ細かい部分にまで目を配れる部分を活かして、丁寧に確実に業務を遂行しながらも、やるべきことを逆算して計画的に業務を進めていきたいです。
この例文では、心配性である弱みを改善する姿勢を示しつつも、細かい部分まで目を配れる長所としても捉え、志望企業に貢献できることも示せていますね。
④せっかち
弱み:せっかち
私の弱みはせっかちなところです。
何かやりたいことがあると、とにかく挑戦してしまうため、準備不足で失敗することがあります。
先日、ビジネスコンテストに参加したのですが、テスト期間とコンテストの準備期間が重なっており、十分にコンテストの準備が行えませんでした。
この経験を振り返った時に、まずは自分の予定を確認してから、隙間時間を活用するなどして準備するといった現実的な計画を立てておくべきだったと強く反省しました。
この反省を踏まえ、2つ以上のことを並行して行う場合は、予定を把握して計画を細かく立て、隙間時間をうまく活用して下準備を重ねるように心がけています。
入社後は、行動力がある部分を活かしながらも、現実的なスケジューリングをしてから行動に移していきたいです。
この例文からは、自分の弱みから出た行動への反省や振り返りをしっかりしており、具体的な改善策も導き出せていることがわかりますね。
⑤頑固
弱み:頑固
私の弱みは頑固なところです。
私は大学時代にサッカー部のキャプテンを勤めていました。全国大会をかけた重要な試合を控えていた時に、複数人のメンバー間で対立が起こり、チーム全体の士気も下がってしまったことがありました。
私はとにかく試合に勝ちたい思いから、対立したメンバーたちを仲直りさせることよりもとにかく練習をすることをメンバーに強要してしまいました。
しかし、このままだとチームワークを活かしたプレーができない、今は練習よりもチーム全体できちんと問題解決をしたいとメンバーから言われ、自分のやりたいことを無理に押し通していても結果は出せないと気づきました。
この経験から、結果を追い求めるよりも過程を重視し、状況に応じて臨機応変な対応をとること、自分の意見だけで物事を進めないようになりました。
この例文からは、自分の弱みである頑固な部分によって起こった出来事を冷静に振り返り、改善したことで今は成長できていることがわかりますね。
例文のように具体的に問題点→改善案を提示できていれば完璧です!
しかし、本記事を読んでいる人の中には、「とりあえず例文みたいに書いてみたけど、これでいいのかな….?」とエピソードの内容や自分の文章力に不安を感じている人もいるのではないでしょうか。
面接やESの提出経験が少ないと、自分の考えたものに自信が持てず、不安な気持ちになってしまいますよね。
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⑥マイペース
弱み:マイペース
私の弱みはマイペースすぎるところです。
学園祭の実行委員をしていた際に、自分の作業に没頭してしまい、他のメンバーの作業の進度より大きく遅れてしまっていました。
この時に、自分の作業だけに気をとらわれず、周囲にもっと視野を広げることやコミュニケーションをとることが自分に欠けていると気づきました。
この経験から、特に周囲と協力して何かを成し遂げる時には進捗状況をこまめに共有すること、コミュニケーションをとることを心がけるようになりました。
入社後は、自分のタスクに集中して取り組める部分を活かしつつ、周囲とコミュニケーションを積極的にとることで進捗状況の管理も徹底していきたいです。
この例文では、自分のマイペースな性格によって起こった問題をしっかり振り返り、具体的に進捗共有とコミュニケーションを徹底するようになったと改善策を伝えられていますね。
⑦緊張しがち
弱み:緊張しがち
私の弱みは緊張しがちなところです。
以前に授業の一環で大勢の人の前で発表する機会があったのですが、緊張のあまりに頭が真っ白になってしまったことがありました。
しかし、サークル活動で講演会を行うことになり、同じ失敗を繰り返したくないと徹底した事前練習を行いました。
本番を想定したリハーサルを繰り返したり、原稿を丸覚えせずキーワードだけを覚えておく方法で頭が真っ白になることを防ぎました。結果的に講演会では、練習の成果を発揮して成功させることができました。
この経験は、自分の中でも大きな成功体験となり、緊張しがちな自分でも適切に入念な準備を重ねればうまく遂行できると学びました。
御社に入社後も、事前準備をしっかりと行い、多くの人がいる場でも積極的に行動していきたいです。
弱みへ真摯に向き合う姿勢が伝わってきますね。改善のために行動したことで、成功体験となり、自信に繋がった部分にも好印象を抱かれるでしょう。
【要注意】面接で弱みを答える時のNG例4選
最後に、面接で弱みを伝えたい時にやってはいけない回答例を4つ紹介します。
多くの人がやってしまいがちな回答もあるので、最後まで必ずチェックしておきましょう。
①企業視点で致命的な弱みではないか
▼ AさんのNG回答
私の弱みは、人見知りなところです。
私は、幼い頃から人と話すと緊張してしまい、特に大人数で行動する場面で、積極的にコミュニケーションをとることが苦手です。
この弱みを改善するために、大学ではボランティアサークルに入りました。大学内外の人々と交流を図ることで、徐々に大人数でも積極的な発言ができるようになりました….(続く)
Aさんの回答は、明確な改善策も提示できていて一見良いように見えます。しかし、実はAさんは営業職志望。
仕事は基本的にチームで動くことが多く、コミュニケーション能力が重視されます。したがって、この弱みを話すと企業からは適性がないと判断されるリスクが高いでしょう。
その企業で仕事をするにあたり、致命的に思われるような弱みを面接で話す場合、改善策や対処法が的確でないと、低評価につながりかねません。
したがって、別の弱みを伝えるかその職種で本当にいいのかしっかり吟味し、場合によっては職種選びをし直すなどしましょう。
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②お金や身体的な特徴
▼BさんのNG回答
私の弱みは、幼い頃から体が弱く貧血を起こしやすいところです。
この弱みを改善するために、食生活には特に気を遣っており、毎日バランスの取れた食生活を意識しています。その結果…(続く)
Bさんのように、身体的な特徴を弱みとして話すのは避けましょう。
就活で適さない弱み
◾️太っている・痩せすぎている
◾️身長が低い
◾️お金遣いが荒すぎる
就活で聞かれる「弱み」とは、内面的な部分を指す言葉であり、上記のような外見や身体的特徴、仕事に関係ない弱みは適しませんので注意してくださいね。
③社会人としての適性が疑われるもの
▼ AさんのNG回答例
私の弱みは、時間を守るのが少し苦手なところです。
高校時代から遅刻をすることが多く、大学1年生の春学期には遅刻が原因で単位を5つ落としてしまいました。
この弱みを改善するために、必ず毎朝7時に起きる習慣をつけました。さらに…(続く)
Aさんの例のように「時間が守れない」といった社会人として致命的な印象を与える弱みを伝えるのは避けましょう。
また、下記のような社会人としての常識を疑われるような内容の弱みも避けてくださいね。
他のNGな弱みの例
◾️約束を守れない
◾️忘れ物が多い
◾️責任感がない
④「弱みはない」と答えるのはNG
▼ BさんのNG回答例
私には大きな弱みはないと思います。
弱みは人間なら誰にでもあるため、「弱みない」と答えるのは自己分析が足りていないと思われ、逆効果になってしまいます。
仮に、どうしても弱みが思いつかない場合は自己分析不足が原因として考えられるでしょう。
自己分析ですか?もちろんやったことはありますが、正直やり方が合っていたのかもよくわからなくて…。
Bさんのように、自分の弱みがよくわからない人、安心してください。自分の弱みが思いつかない・自己分析のやり方がわからない・やったことがないという人は実は多いのです。
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面接で適切に弱みを答えて好印象を与えよう
本記事では、面接で弱みを伝える方法や例文を主に紹介しました。
弱みは強みと同じように聞かれる可能性の高い質問です。本記事を参考に、弱みを効果的に伝えて好印象を残すことで、内定に一歩近づきましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。