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理学療法士の志望動機の書き方やポイントを解説|例文や注意点も紹介

理学療法士はリハビリ専門職として怪我をした方などの支援をする仕事です。

対象者に寄り添いサポートする仕事としてやりがいを感じられますが、志望動機の書き方で悩んでしまう方もいるでしょう。

本記事では、理学療法士の概要に始まり、志望動機の書き方や文章作成時のポイント注意点について説明します。

理学療法士とは?仕事への理解を深めて志望動機に活かそう

理学療法士とは、怪我や病気によって身体の障害が発生している方に対し、基本的な動作ができる状態に回復するよう支援する職業です。

国家資格が必要な仕事でもあり、温熱や電気などを用いた物理療法のほか、運動療法を取り入れてリハビリテーションを行います。

寝返りや歩行、起き上がりなどが自立してできる状態になるよう、対象者ごとに適した回復プログラムを考える仕事も行うのが特徴です。

資格取得後には介護施設や病院などで働く場合が多いですが、最近は生活習慣病改善の指導など、業務の幅が広がっています。

理学療法士の志望動機の書き方3ステップ

理学療法士の志望動機の書き方をチェックすれば、採用者に好印象を与えられる文章を、よりスピーディに作成可能です。

ここでは、書き方を3ステップに分けて紹介します。

  1. 理学療法士の志望理由を書く
  2. 志望理由の根拠となるエピソードを書く
  3. 入社後にどのように活躍できるかを書く

①理学療法士の志望理由を書く

まず理学療法士を志した理由から書けば、結論をはっきりと示せるため、採用者にとってもわかりやすい文章に近づけられます

スポーツで体を痛めた時にリハビリをした経験や、家族が怪我をした際に理学療法士にサポートしてもらった経験などが理由として挙げられやすいです。

理由を書く際には、自身の経験だけでなく理学療法士に感じている魅力についても言及しましょう。よりオリジナリティのある内容になります。

②志望理由の根拠となるエピソードを書く

志望理由の根拠になるエピソードを書けば、理由として挙げた事柄の説得力を高められます

エピソードの紹介では、出来事の内容、得られた学びの順で説明するのがおすすめです。

また、成果については数字も含めて説明すると客観的な事実が伝わりやすくなります。

出来事を通してどのように成長できたのか紹介して、働く人材としての強みがあることを強調しましょう。

③入社後にどのように活躍できるかを書く

文章の結びには、入社後にどのように活躍できるか書いて、自身の将来性をアピールしましょう。

経験から得られた強みを仕事にどう活かせるのか、具体的な行動も含めて書くことがおすすめです。

独自性のある文章に近づき、入社後に活躍している姿を採用者にイメージさせられます。

また、実際に病院で行われている事業内容にも言及すれば、しっかりと就職先を吟味した上で就活に臨んでいることを印象付けられるのがポイントです。

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理学療法士の志望動機を作成する際の2つのポイント

理学療法士の志望動機作成時のポイントを押さえておけば、志望度の高さが伝わる文章に近づくのがメリットです。意識するべきポイントは、2つあります。

  1. なぜ理学療法士になりたいかを明確にする
  2. なぜその病院で働きたいかを明確にする

①なぜ理学療法士になりたいかを明確にする

なぜ就職先として医者ではなく理学療法士を選んだのか明確に伝えることで、職業への理解の深さや熱意をアピールしやすくなります。

ただ医療を提供するのではなく、障害を抱える方の判断を考慮しながらサポートするのが医者と異なるポイントです。

志したきっかけと共に、理学療法士としてどのような仕事に携わりたいのかを説明しましょう。

理学療法士の業務内容や魅力についておさらいしたい時には、日本理学療法士協会のサイトをチェックするのがおすすめです。

②なぜその病院で働きたいかを明確にする

なぜその病院で働きたいと感じたのか、はっきりと理由を述べることも重要です。

なぜ数ある病院の中から該当病院を選んだのか、病院の医療体制の特徴やポリシーなどに触れて共感したポイントを説明しましょう。

また、医療サービスの内容が似ているほかの病院と比べて、スタンスや設備の違いなどを調べることも大切です。

該当病院ならではの強みを見つけて言及すれば、志望度の高さを印象付けやすくなります。

理学療法士の志望動機の例文3選

例文を確認すれば、どんな表現を取り入れて理由やエピソードを説明すればよいのか、参考にできるのが利点です。ここでは、3つの例文を紹介します。

  1. 部活動での経験
  2. アルバイト・ボランティアでの経験
  3. 家族の体験

①部活動での経験

スポーツによって生じた障害のリハビリテーションに尽力されている貴院で、理学療法士として貢献したいと感じ、志望いたしました。

私は中学から大学にかけてバスケットボールを続け、怪我をするたびに理学療法士の方にサポートしていただきました。そこで、落ち込んでいた自分を支援してくださった理学療法士の方に憧れを抱きました。

その方はもちろん医学的見地に基づいてアドバイスしてらしたのですが、その方もスポーツ経験者であり、今までどんな活動をしていたかに合わせてリハビリを手伝ってくださいました。家でどんなケアをすればいいか、トレーニングは何から再開すれば体に負担が少ないかまで分かりやすく教えてくれ、非常に助かったのを覚えています。

この経験から、私もスポーツ経験者としての知識を活かしつつ、同じように怪我で大変な思いをしている方々のケアを行いたいと思っています。貴院ではスポーツでの怪我のリハビリに尽力しているため、より自分の経験が活かせるのではないかと思い、志望いたしました。

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上記の例文では、自身がスポーツで怪我をした経験と、スポーツ障害のリハビリに力を入れている病院の特徴を結び付けています

スポーツ経験者としての知識を仕事にどう活かすか紹介しているのもポイントです。

②アルバイト・ボランティアでの経験

患者様の心に寄り添う医療サービスを提供している貴院で、技術や知識だけでなく温かさも備えた理学療法士として従事したいと感じ、志望いたしました。

私は小さい頃から人と会話することが好きで、接客業のアルバイトやボランティアなど、人と関わる活動を積極的に行ってきました。アルバイトではさまざまな年齢層のお客様と接し、要望や意図を汲み取り、適した提案をする力を磨いてきました。ボランティアでは老人ホームでの活動を主に行い、自分とは年代も体の動かし方も異なる方々を相手に、ケアを行ってきた経験があります。

貴院は身体の回復だけでなく、精神的なサポートも重視しております。私は貴院で、患者様が身体障害を克服できるよう、体だけでなく心のケアも徹底して支援する理学療法士として、研鑽を積みたいです。接客のアルバイトやボランティアで養った「意図を汲み取る力」を発揮して、気配りを欠かさずに精神面でも頼られる理学療法士として、貴院に貢献できればと考えております。

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上記の例文では精神的なサポートも行っている、と病院の医療サービスの傾向に言及しています。

また、相手の要望を汲み取る力を養った、と接客経験やアルバイトから得た強みをアピールしているのも特徴です。自分の持つ強みの中からより志望職種に合ったものを選んで、積極的に強調していきましょう。

③家族の体験

総合病院としてさまざまな患者様に対応していらっしゃる貴院で、日々精進し多様な疾患に対してサポートできる理学療法士になりたいと感じ、志望いたしました。

私の祖父は3年前に脳梗塞を患い、右半身が動かしづらくなって落ち込んでおりました。しかし、理学療法士の方が毎日病室を訪れて歩く練習を支えてくれ、明るい言葉をかけてくださったおかげで祖父もいきいきとリハビリに取り組んでいきました。

その経験から、理学療法士は患者様の心の負担も緩和できる素敵な職業である、と学び、より本格的に目指すようになりました。私自身、大学では専門的な分野を学びつつ、実習で患者さんの心までサポートできるように、声かけやコミュニケーションを意識してケアを行って参りました。

私は貴院で祖父のように心も苦しんでいる患者様の苦痛を和らげ、明るく自立した生活ができるように声かけを行い、最適な回復プログラムを提供したいです。

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上記の例文では、総合病院としての魅力について言及しながら志した理由を書いています。

また、家族のリハビリに携わってくれた理学療法士の姿を詳細に書くことで、熱意があることをアピールしていのも特徴です。そのためにどう努力したのかも合わせて書くようにしましょう。

理学療法士の志望動機作成時に注意すべき2つのこと

文章作成時の注意点をチェックすれば、マイナスな印象を与えないよう対策可能です。ここでは、2つの注意点について解説します。

  1. 個人的な利益にしか触れていない志望理由は避ける
  2. 待遇を志望理由にするのは避ける

①個人的な利益にしか触れていない志望理由は避ける

志望理由として、個人的に得られる利益だけに言及するのは避けるようにしましょう。

理学療法士として働いてスキルを獲得したいなどの動機を伝えてしまうと、就職先に対しての貢献力がないと捉えられてしまいます。

自身の利益ではなく、採用する側にとってどんなメリットがあるかを伝えることが大切です。

自身が持つスキルや、これから成長して身につけるスキルをどう仕事に還元できるのか、といった着眼点で説明しましょう。

②待遇を志望理由にするのは避ける

文章作成時は仕事の待遇を理由として挙げないよう、気を付けなければいけません。

待遇が充実しているかどうかは就職先を選ぶ上で重要な観点ですが、病院に伝えてしまうと自分の利益しか考えていない、と思われるリスクがあります。

自分が得る待遇ではなく、仕事を通してどんな自分を実現したいのか、どのように成長して仕事に臨みたいのかを伝えるようにしましょう。

待遇を目当てにせず、真摯に仕事に尽力する姿を採用者に想起させられます。

理学療法士になりたい理由を明確にして志望動機を完成させよう

理学療法士になりたい理由をはっきりと言い切って、文章を完成させましょう

文章は結論と根拠になる経験、仕事に就いた後の目標や抱負の順で組み立てることが大切です。

病院の事業内容にも触れて、熱意が高いことを印象付けましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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