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就活生必見!面接での部活動で学んだことの伝え方を解説|例文も紹介

「部活動で学んだことについて、何をアピールすれば良いか知りたい」「部活動で学んだことをアピールするコツを知りたい」

このように、部活動での学びをアピールしたいと考える就活生の方も多いのではないでしょうか。

部活動で得た学びは、就活の場でもアピールできる要素です。そこで今回は、部活動で学んだことを効果的にアピールする方法を解説します。

加えて、部活動で得た学びをアピールした例文をリーダーシップや責任感など能力別に紹介しますので、この記事を参考に部活動で得た学びを自信を持ってアピールしていきましょう。

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面接で部活動で学んだことを聞かれて戸惑うを就活生は多い 

面接で、部活動での取り組みをアピールする就活生は少なくありません。しかし、部活動で得た学びを明確に言語化して伝えられる就活生はそう多くはいないでしょう。

アピール内容が部活動で得た実績や練習内容だけなのは良くありません。採用担当者は、部活動で得た実績や練習内容以上に部活動を経て何を学び、そして得た学びを今後どう活用するかを重視しています

部活動でどのような学びを得たかをしっかりと抽出し、自分の言葉で伝えることで、他の就活生と差別化をしていきましょう。

強みとしてアピール可能!部活動で学んだことの例10選

続いて、強みとしてアピール可能な部活動で学んだことの例を紹介します。

学び得た要素の例では、下記のようなものがあります。

①リーダーシップ
②チームワーク
③責任感
④タイムマネジメント
⑤目標設定
⑥ストレスコントロール
⑦コミュニケーション
⑧集中力
⑨​​適応力
⑩決断力

部活動から学んだことを抽出する際は、主観だけで振り返るのではなく、周囲からの評価も参考にすることで、客観的にも強みと判断できる内容の抽出が可能です。

加えて、学びを抽出する際は、自分が心からアピールしたいと思う内容を深掘りしましょう。いくつかの学びの中から、今後仕事をするうえで、自分の強みとして自信を持てる内容を選びましょう。

【3ステップ!】面接で部活動で学んだことをアピールする方法

続いて、面接で部活動で学んだことをアピールする手順について解説します。採用担当者に響くようにアピールするためには、要点を押さえ、順序立てて伝えることが大切です。

効果的に面接で自己PRするためには、下記3つの手順で進めていきましょう。

  1. 部活動で学んだことを具体的に伝える
  2. 学んだことの根拠となるエピソードを伝える
  3. 学んだことをどのように仕事に活かせるか伝える

①部活動で学んだことを具体的に伝える

冒頭では、結論として何を学び得たかを具体的に伝えましょう。プレゼンの基本とも言える、結論ファーストで伝えることが大切です。

最初に何を学んだかを明確に伝えることで、その後の話が何に関連した内容であるかを理解しやすくなります

まずは、部活動を通して何を学んだかが相手に分かるよう、具体的な表現で伝えるようにしましょう。

②学んだことの根拠となるエピソードを伝える

学んだことを伝えた後は、その根拠となるエピソードを伝えましょう。 「部活動で⚪︎⚪︎を学びました」といった言葉だけでは、信憑性を測ることはできません。

学んだことに関連するエピソードを加えることで、主張する内容に説得力が生まれます

学びを得たことの証明になるようなエピソードを準備し、先方に伝えましょう。

③学んだことをどのように仕事に活かせるか伝える

最後に、学んだことをどのように仕事に活かせるかを伝えていきましょう

採用担当者が一番知りたいと思っているのは、仕事で強みをどのように活かせるかです。強みを活かしてイキイキと働く候補者の姿が想像できれば、採用への意欲も高まります

実際の仕事で自分の強みを活かせるシチュエーションを考え、アピールしましょう。

面接で部活動で学んだことをアピールする際の3つのポイント

続いて、 部活動での学びを面接でアピールする際のポイントを解説します。他の多くの候補者も、同様の自己PRをするため、差別化する工夫が必要です。

部活動で学び得たことを面接の場で伝える際は、下記3つのポイントを押さえましょう。

  1. 自分なりの言葉で学びを定義する
  2. 企業が求める人物像に適した学びをアピールする
  3. エピソードでは結果だけではなく過程も伝える

①自分なりの言葉で学びを定義する

部活動で得た学びをアピールする際は、学んだ内容を自分なりの言葉で伝えましょう

部活動での学びについては、多くの候補者がアピールするため、強みとする要素もパターン化されてしまいます。ありきたりな表現では、採用担当者に刺さりません。

そのため、「チームワーク」を「チーム全員で一体となること」と表現したり、「​​適応力」を「周辺状況の変化もプラスに変える力」と言い換えをしたりして、自分なりの言葉で定義して差別化をしましょう

②企業が求める人物像に適した学びをアピールする

部活動で学んだことをアピールする際は、企業が求める人物像に適した学びをアピールしましょう

採用担当者に響くのは、自社の求める人物像の要素を満たしていると思った時です。

そのため、面接の前に受ける企業のホームページや求人要項などをしっかりとチェックし、どのような人物像を求めているのかを理解し、その条件にあったアピールを用意しておきましょう

③エピソードでは結果だけではなく過程も伝える

部活動での学びをアピールする際は、部活動での結果だけではなく、過程のエピソードも伝えるようにしましょう

全国大会出場や入賞といった実績も評価材料の一つですが、それ以上に結果に至るまでの過程に採用担当者は興味を持っています。過程から、仕事で類似の状況となった場合の再現性を判断できるためです。

どのような壁に直面し、どういった工夫をして乗り越えたかといった過程もあわせて伝えるようにしましょう。

【学び別】部活動で学んだことをアピールした例文3選

続いて、部活動で学び得たことをアピールした例文を紹介します。

リーダーシップや責任感など、学びを得た能力別に3つの例文を用意しましたので、アピールしたい内容にあわせて参考にしてみてくださいね。

例文①: リーダーシップ

私の強みは、自らが率先して行動し、チームを良い方向に導いていけることです。

私は大学でフットサル部に所属していました。私の所属していたフットサル部は未経験者が9割以上を占めていたこともあり、対外試合で勝てず、11試合連続の敗戦が続いていました。連敗の影響でチームの士気も下がり、練習にも身が入らないといった悪循環に入っていました。私はチームで勝つ喜びを分かち合いたいと思い、まずは自分が率先して強度の高い練習メニューに取り組むようにしました。すると、自分の取り組む姿勢を見ていた他のメンバーも少しづつやる気を取り戻し、チーム全体の士気が上がっていきました。練習への意欲を取り戻してから1ヶ月後の対外試合では、12戦ぶりに勝利を手にできました。

この経験から、自分の行動次第でチームを良い方向に導けることを学びました。仕事においても、まずは自分が率先して行動し、チームをポジティブな方向へ導いていきたいと考えています。

主張する強みを根拠づけるエピソードが具体的に書かれているため、説得力のあるアピールとなっています。

例文②: 責任感

私の長所は、任された役割を責任を持って最後までやり遂げることです。

私は大学時代に所属していたテニス部で部長をしておりました。私はテニスを始めたのが大学に入ってからでしたが、練習姿勢や真面目さを評価され、部長に推薦してもらえました。当初は、他の部員に比べ、テニスの知識や経験が少なかったため断ることも考えましたが、自分に期待してくれた気持ちに応えたいと思い、部長となりました。部長になってからは、プロの試合を見たり、部員へ積極的に話を聞いたりして、今まで以上にテニスの知識を深めることに注力しました。その努力が実り、大学3年の時には、ライバルの分析や、作戦を指導できるまでになりました。

部活動の経験を経て、任された役割を最後まで全うすることの大切さを学びました。仕事においても、自分に任された仕事を最後まで責任を持ってやり遂げていきたいと考えています。

責任感を「最後までやり遂げること」と自分なりの言葉で定義してアピールできています。

例文③: タイムマネジメント

私の長所は、計画性を持って効率的に動けることです。

私は高校時代、野球部に所属していました。高校の頃は「甲子園に行く」ことと「⚪︎⚪︎大学に合格する」ことの2つの目標を掲げていました。周囲からは、野球を辞めて勉強に専念すべきといった声もありましたが、甲子園に出場することが小さい頃からの目標であったため、どちらも叶えたいと考え、スケジュール管理を徹底しました。日記に予定のスケジュールを書き、一日の終わりには記録をつけ、達成できなかったことや、無駄な行動については見直す習慣をつけました。結果、高校3年時に、甲子園と⚪︎⚪︎大学の合格といった2つの夢を叶えることができました。

部活動の経験を経て、計画性を持って目標を形にしていくことを学びました。仕事においても、計画性を持って時間管理をし、効率的に動いていきたいと考えています。

課題解決のために工夫したことが具体的に書かれており、説得力のあるアピールができています。

面接で部活動で学んだことをアピールする際に注意すべき3つのこと

続いて、部活動で学んだことを面接でアピールする際に注意すべき点について解説します。

部活動で学んだことをアピールする際、間違った伝え方をすると、採用担当者へ響かない訴求となるため注意が必要です。

部活動で学んだことを面接でアピールする際は、下記3つの点に注意しましょう。

  1. 実績の自慢にならないように気をつける
  2. 専門用語はなるべく使わないようにする
  3. 仕事にも活かせる学びを抽出する

①実績の自慢にならないように気をつける

部活動で学んだことをアピールする際は、実績の自慢にならないように注意しましょう

採用担当者が一番知りたいのは競技のレベルではなく、部活動へ取り組む姿勢や、得た学びです。また、実績ばかりを語ることで自慢話のようになり、先方へ悪いイメージを与えてしまう可能性もあります

先方へ伝えることのメインが実績とならないよう注意し、部活動で得た学びにフォーカスをあてて伝えるようにしましょう

②専門用語はなるべく使わないようにする

部活動で学んだことをアピールする際、専門用語はなるべく使わないようにしましょう

聞き手である採用担当者は、競技の経験者ではないことがほとんどです。「オフサイド」や「ダブルプレイ」など競技の専門用語を使うことで、内容が理解できなくなってしまいます

部活動で得た学びを伝える際は、競技を知らない人でも分かるような言葉を選んで伝えましょう。

③仕事にも活かせる学びを抽出する

部活動で学んだことをアピールする際は、仕事にも活かせる学びを抽出する必要があります

例えば、「シュートの打ち方を学んだ」や「パスのタイミングを身につけた」とアピールをしても、採用担当者には一切響かないでしょう。採用担当者が知りたいのは、仕事で学びをどう活かしていけるかです。

競技でしか活かせない学びは避け、ビジネスシーンで活かせる学びをアピールするようにしましょう

面接で部活動で学んだことをアピールする際は自分の言葉で伝えよう

今回は部活動で学んだことを効果的に伝える方法について解説しました。

部活動に本気で取り組んでいた方であれば、仕事でも活かせる学びが絶対にあるはずです。

他の候補者と差別化するためにも、得た学びを自分の言葉で具体化して伝えましょう

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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