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長所としてポジティブさをアピールするコツを解説|例文も紹介

就職活動において高確率で質問される自己PRは、企業に自身の強みをアピールする良いチャンスです。

その中でも「ポジティブ」は面接官にアピールするのに効果的な長所の1つで、伝え方次第でより自らの魅力を伝えることができるでしょう。

今回は長所としてポジティブさをアピールするコツの解説と、例文まで紹介していきます。

自己PRでポジティブさは長所として効果的!理由を解説

明るい性格や前向きな考えを持っているポジティブな人について、皆さん良い印象を持っていますよね。企業においても、ポジティブな人というのは、社会人としてかなり好印象を持たれます

良くない状況に置かれた時に、プラスな思考や心持ちで居続けるというのは簡単なことではありません。特に昇進した時には、上に立つ人間として部下達に立派な姿を見せる必要があります。

ただ伝え方には注意で、「ポジティブ」という言葉をそのまま使うのは、あまりおすすめしません

自己PRでのポジティブさの言い換え3選

「ポジティブ」という言葉を自己PRで使う時、どういった言い換えをすると良いのでしょうか。様々な言葉がありますが、自分の性格により相応しい表現を使うのが1番でしょう。

ここではポジティブを言い換える時の、おすすめの言葉3選を紹介していきます。

  1. 前向き
  2. 打たれ強い
  3. いつも笑顔

①前向き

逆境に陥った時に、発想を転換してプラスに考えられるポジティブな人には、「前向き」という表現がよく似合います。

良くない出来事が起きた時、つい落ち込んでしまう人の方が多いでしょう。1度悪い状況に陥ってしまうと、個人差はあれどそこから立ち直るまでに時間がかかってしまうものです。

しかしポジティブな人というのは、すぐに気持ちを切り替えて再度考えを練り直せます。

今の状況だからこそ出来ることを発見して、立て直せるというのは立派な能力と言えるでしょう。

②打たれ強い

辛い時や苦しい時に簡単に諦めない、不屈の精神があるポジティブな人は「打たれ強い」と表現できます

諦めないというのは、実はそう簡単なことではありません。「もう逃げ出したい」「辞めたい」と、諦めてしまう人も多い中で、進み続けられるというのはかなり大きな強み

企業の一員として勤務していると、トライアンドエラーが繰り返される業務や、社外の人間や顧客を相手にする営業など、自分以外の何かを相手に努力しなければいけない業務が多くあります。

だからこそ、打たれ強い精神を持っている人間というのは、企業から必要とされるのです。

③いつも笑顔

常に明るい姿でいられるポジティブな人は、「いつも笑顔」という表現が似合います。

どんな時でも笑顔でいられる人というのは、人間としてとても魅力的ですよね。そこに居るだけで、周りの人々に明るい影響を与えられます。

例えば業績が悪かったり、企画が上手く進まないといった良くない状況に襲われて、部署全体の雰囲気が悪くなるとします。周りの社員は必然と、暗い表情をしていたりやる気を失っている人が多いかもしれません。

そんな時に、笑顔で居続けられる人が居ると、それだけで他の社員のメンタル面に良い効果を与えられるでしょう。

自己PRで長所としてポジティブさを伝える方法3ステップ

ポジティブというだけでかなり大きな長所になりますが、伝える方法を工夫すればより効果的にその良さをアピールできます。

ここでは自己PRでポジティブさを長所として伝える際の3ステップを紹介していきます。

  1. 結論ファーストでポジティブさを具体的に伝える
  2. ポジティブさを発揮したエピソードを伝える
  3. 入社後にポジティブさを発揮してどのように活躍できるかを伝える

①結論ファーストでポジティブさを具体的に伝える

分かりやすい文章は、結論ファーストになっていることが多い傾向にあります。

自己PRの場合も「長所はポジティブ」という結論を、1番最初に伝えておきましょう。その際は自分がどうポジティブなのか、具体的に説明する必要があります。

長所を伝えないまま話を進めてしまうと、面接官は「この学生の長所はなんだろう」と疑問を抱えたまま、話を聞くことになってしまいます。

②ポジティブさを発揮したエピソードを伝える

ただ長所を伝えるのは簡単ですが、それだけで面接官が就活生の話を信じてくれるわけではありません。ポジティブという長所を実際に発揮できたエピソードを伝えることで、自己PRの信ぴょう性を高めましょう

大学のゼミや研究室、部活動といった学生時代のエピソード、またアルバイトやボランティアといった活動でのエピソードも効果的です。

③入社後にポジティブさを発揮してどのように活躍できるか伝える

企業はただ優秀な就活生を求めているわけではなく、入社後に活躍できる就活生を探しています

そのためポジティブならそれで良いというわけではなく、入社後にそのポジティブさを発揮して活躍できるかどうかが重要です。

ポジティブな自分だからこそ活躍できる業務や、他の社員にはできないこんな活躍の仕方ができるというアピールをすると良いでしょう。

自己PRで長所としてポジティブさを伝える際の2つのポイント

就活における自己PRは、伝え方次第で逆にマイナスな印象を与えてしまう可能性もあります。ポジティブというのはせっかく素敵な長所なので、上手く伝えたいですよね。

ここでは自己PRで長所としてポジティブさを伝える際の、2つのポイントを紹介していきます。

  1. 企業に求められるポジティブさを理解する
  2. 自分なりの言葉でポジティブさを伝える

①企業に求められるポジティブさを理解する

日常生活で求められるポジティブと、企業で求められるポジティブは違います。「とにかく明るい」「ひたすら前向き」といった性格が、必ずしも企業でプラス効果になるとはいえませんよね。

例えばやみくもに努力し続けたり、反省すべき場面で反省していないのは、業務や職場環境に良い影響を与えるかと問われるとそうではありません。

また業種によっても、活躍できるポジティブさというのは変わってきます。その辺りを理解した状態で、志望している企業にポジティブな長所を自己PRしましょう。

②自分なりの言葉でポジティブさを伝える

一概にポジティブといっても、様々な性格やタイプが居ますよね。自分はどんなポジティブな性格なのか、自分なりの言葉で定義すると良いでしょう。

ポジティブは特別珍しい長所というわけではないので、他にもポジティブさをアピールする就活生は居るかもしれません。

自分はどういうポジティブな人間なのか説明すれば、他の就活生と上手く差別化できますよ。

自分の長所を上手く表現し、なおかつ企業にとって魅力的なポジティブをアピールできるようにしましょう。

自己PRで長所としてポジティブさをアピールした例文3選

ここでは実際に、自己PRでポジティブさをアピールする際の例文を3紹介していきます。

ここまでに説明した3ステップやポイントを活用した例文となっているので、もし自己PRに悩んでいる就活生が居ればぜひ参考にしてみてください。

  1. アルバイト
  2. 部活動
  3. サークル活動

例文①: アルバイト

私の強みは、どんな状況に置かれても笑顔で居ることができるポジティブな所です。

私が受付アルバイトとして勤務していた美容室には、外国人のお客様も頻繁に訪れます。英語が得意ではなかった私は、接客中に会話が詰まったり、相手の意図をくみ取れないことがありました。

それでも自分が不安そうな表情をしていると、お客様にも不安を与えてしまい状況が改善することはないと考え、上手く伝えることができなくても笑顔で接客することだけは心がけていました。

笑顔でいることで状況を悪化させることなく、逆にお客様から笑顔が素敵だと褒めて頂いたり、他の従業員から雰囲気が良くなると言って貰えたことがあります。

難しい時こそ笑顔でいることで、自分の気持ちを前向きに保っていられること、周りの人にも笑顔やプラスな思考が広がっていくことをアルバイトから学びました。入社後の接客中においても、持ち前の笑顔でお客様との楽しい時間作りを心がけます。
自己PR作成にはGPT活用ツールを使おう!

常に笑顔でいられるというポジティブな長所をアルバイトでの経験を交えてアピールした例文です。

特に接客業や営業といった、外の人間を相手とする業務では笑顔で居られるというのは強いアピール材料となります。

笑顔でいることでどういった良い影響があるのか、入社後にどう活かせるか分かりやすく締めることで、長所のメリットをアピールできます。

例文②: 部活動

私の長所は、打たれ強く簡単に崩れることのないポジティブな性格です。

私が所属していたバスケットボール部のコーチは、とても厳しいことで知られています。

私のプレイに対しても厳しい指導は何度もありましたが、私はそこで挫けてしまうことはありませんでした。苦言を貰うということは、私のプレイに至らない点が多いので、その分伸びしろがあると考えて成長のきっかけにしました。

勿論悔しさやしんどいという感情とはいつも隣り合わせですが、それ以上に「次こそはやってやる」という闘志の方が勝る性格を大切にしています。

私のこの打たれ強さは、入社後も活かせると考えています。商品開発をする中で、きっと上手くいかないこともあると思います。その際もこの長所を活かして、成功するまで何度でも挑戦を続けて、貴社に貢献していきたいです。
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打たれ強いという長所を、部活動での経験を交えてアピールした例文です。

部活動というのは逆境に立ち向かわないといけない経験が多いので、エピソードとしては活用しやすいでしょう。感動エピソードで終わってしまわず、これが入社後も活かすことを伝えましょう

例文③: サークル活動

私の長所は、どんな時も前向きに考えられるポジティブな面です。

私が所属していたメディアサークルでは、部活動の大会成績を紹介した映像を毎年公開していました。しかし昨年の夏は新型コロナの影響により多くの大会が開催中止、毎年注目を集めていた映像の公開が急遽不可能になってしまいました。

サークルメンバー全員が焦りや混乱で戸惑っていましたが、逆に考えると、感染症の影響があった部活動の姿を残せるのは今年だけなんじゃないかと私は考えました。急遽テーマを変更して、これまでに無かった映像を公開することに成功し、敢えて現状を活かした内容に切り替えたことで、結果としてとても良い形となりました。

前向きに考えて発想を転換することで、どんな逆境も乗り越えられると信じています。入社後もいかなる状況でも前向きに考えることを忘れず、貴社の業績に貢献していきたいです。
自己PR作成にはGPT活用ツールを使おう!

前向きに考えられるという長所を、サークル活動での経験を交えて説明した例文です。

前向きに考えて発想を転換できるのは、どんな業務でも活かせるため、どの業界からも必要とされます。

部署全体で目指していた目標に手が伸ばしづらい時に、全ての状況を一転させそうな一案や言葉が発せるのはとても頼りとなる存在ですね。

自己PRで長所としてポジティブさをアピールする際の注意点

一歩間違えるとマイナスな印象にもつながってしまうかもしれない自己PRは、慎重に文章を作成しないといけません。特にポジティブをアピールする際は、気を付けたい点があります。

ここでは自己PRでポジティブさをアピールする際の、注意点を紹介していきます。

  1. 長所と面接時の態度が矛盾しないように気を付ける
  2. ネガティブな印象を与えないように気を付ける

①長所と面接時の態度が矛盾しないように気をつける

長所としてアピールした性格と、面接時の態度が矛盾しないように気を付けましょう。

例えば長所としてずっと笑顔でいられることをアピールしたのに、面接時に硬い表情になっていたら面接官からすると疑問を覚えてしまいますよね。自己PRの内容の信ぴょう性が、一気に下がってしまいます

だからといって不自然な態度になってしまうことは避けたいので、事前の面接練習の時から態度を意識してみましょう。

ポジティブだとアピールした分、明るく前向きな雰囲気を放てると良いですね。

②ネガティブな印象を与えないように気をつける

ポジティブだとアピールしたのに、ネガティブな印象を与えてしまうことは避けたいですね。

他の質問での返答やエピソードがネガティブ気味だったり、不必要に謙遜する言葉を吐いたり、「暗い」「自信が無い」といった印象を持たせないようにしましょう。

ポジティブな態度を心がけるがあまり、行き過ぎた態度になってしまうのも注意です。あまりに前向き過ぎる発言をすると「能天気」「自信過剰」と思われてしまうかもしれません。

自己PRでは長所としてポジティブさをアピールして好印象を与えよう

ポジティブというのは、とても素晴らしい長所です。1人の人間として魅力的なだけでなく、共に働いていく仲間としてかなり心強い存在になります。

ポジティブという強みを自分なりの言葉で上手くアピールし、面接官に好印象を与えましょう

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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