数ある職種の中には、激務と言われるものも存在します。「激務=悪いこと」だと一概には言えませんが、できれば避けたい人も多いでしょう。
しかし「激務の会社ってどんな特徴があるんだろう?具体的にどんな職種が激務と言われがちなの?」と悩みますよね。
本記事では、激務と言われがちな職種をランキング形式で11個紹介します。激務である理由も併せて紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
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激務と言われる職業はその分やりがいが大きい
激務と言われる職種は、業務量が多く、そのぶん残業時間が長くなってしまう傾向にあります。労働時間に対して給料が見合っていなかったり、ストレスで心身に不調をきたすことも少なくありません。
しかし、多くのやりがいをもたらす側面も持っています。激務の中で成し遂げることで得られる達成感や、多岐にわたるスキルを磨く機会は大きいと言えるでしょう。
このように、激務である仕事には、一長一短あります。大切なのは、あらゆる職種について深く知り、自分の価値観や理想の働き方に合った職種を選ぶことです。
激務と言われがちな職種ランキング11選
では、激務と言われがちな職種ランキング11選を紹介します。なお、このランキングは平均残業時間の多い職種 ランキングTOP20を参考に作成しています。
1位:プロデューサー/ディレクター
プロデューサー/ディレクターは、メディアやエンターテイメント業界などで重要な役割を果たす専門家です。
プロジェクトの構想から企画、予算の策定、スケジュール管理、キャスティング、スタッフの指揮、撮影や録音の監督、編集やポストプロダクションの監修など、作品の全過程に関与します。
激務とされる理由は、仕事が複雑かつ緻密であり、多岐にわたるタスクを同時進行でこなさなければならないからです。
その一方で、創造性とリーダーシップを発揮し独自のビジョンを実現する魅力的なキャリアでもあります。
2位:コンサルタント
コンサルタントの仕事は、組織や個人に対して専門的な知識やアドバイスを提供し、問題解決や業績向上をサポートすることです。
具体的な仕事内容は、クライアントのニーズや課題の分析、市場や業界の調査、戦略の策定、プロジェクトの管理などが含まれます。
激務と言われる理由は、多くのコンサルタントがプロジェクト毎に短期間で集中的に取り組むため、業務量が多くなるからです。
一方で、その分やりがいも大きく、経験を積むことでキャリアの成長が期待される業界と言えます。
3位:施工管理
施工管理は建築や工事現場において、計画通りに工程や品質を管理する仕事です。具体的な仕事内容は施工スケジュールの立案や進捗管理、品質検査、安全管理などです。
激務とされるのは、多岐にわたる業務や現場の変動に対応しなければならず、長時間労働や急な対応が必要であるからです。
常に現場の状況を把握し、問題解決能力を駆使するため、やりがいも大きい職種といえます。
4位:商品企画
商品企画の仕事は、新商品のアイデアを考え、市場調査や競合分析を行いながら商品のコンセプトや仕様を決定し、開発から販売までのプロセスを管理することです。
多くのタスクが同時進行するため、激務と言われますが、市場ニーズに応える商品を生み出す過程や、チームと協力して成果を出すことでやりがいが感じられます。
5位:物流サービス
物流サービスの仕事は、商品の受発注、保管、配送などの一連の流れを効率的に管理することです。
激務とされるのは、時に急な配送要求や複雑な調整が必要なためで、変動に対応し続けることが求められるからです。
しかし、この仕事はスリリングな挑戦であり、タイムマネジメントや危機対応能力を養う場でもあります。商品が正確に届く瞬間の達成感や、効率的な流れを構築し企業の成功に寄与するやりがいがあります。
6位:製品企画
製品企画の仕事は、新商品やサービスの概念立案から計画、開発、市場投入までを担当することです。激務とされるのは、市場調査や競合分析、予算管理など多岐にわたる業務を同時に進行するからです。
しかし、製品の成功が会社の成長に直結し、アイデアを実現できることは大きなやりがいです。消費者のニーズに応える製品を創り出す過程が充実感をもたらします。
7位:設計監理
設計監理は、建築プロジェクトにおいて、設計段階から施工までの過程を監督する仕事です。計画の実現や品質管理、予算・スケジュールの管理を担当します。
激務とされるのは、多岐にわたる業務を調整し、問題解決や変更への柔軟な対応が求められるためです。
しかし、建築の完成を見守る達成感や、チームとの協力でプロジェクトを成功に導く喜びがあります。
8位:機械設計
機械設計の仕事は、機械や装置の設計・開発を担当します。部品の選定や組み立て計画、CADを用いた図面作成などが含まれます。
激務とされるのは、詳細な計算やシミュレーション、細部への注意が必要であり、締切に追われることが多いからです。
一方で、新しい製品やシステムを生み出すやりがいがあり、技術的挑戦やクリエイティブなアイデアを形にする喜びが得られます。
9位:組み込みエンジニア
組み込みエンジニアは、機器や製品に内蔵されるソフトウェアを開発・設計する専門家です。ハードウェアとソフトウェアを統合し、制約の中で高性能なシステムを構築します。
激務とされるのは、リアルタイム性や低消費電力などの要求に応えるため、複雑な調整が必要なためです。
しかし、製品完成度に直結するため、やりがいは大きいでしょう。高度な技術力を駆使し、新技術の採用や問題解決に取り組むことで、実用的な製品を生み出す達成感があります。
10位:医療機器メーカーの営業
医療機器メーカーの営業は、医療機器や製品を医療機関や専門家に提案・販売する仕事です。
激務とされるのは、専門知識の習得や提案資料の作成など多岐にわたる業務をこなす必要があり、厳しい競争と時間的制約が影響します。
しかし、医療現場に貢献する喜びや専門的な成長、成果による報酬などやりがいも大きく、医療の向上に関わる使命感がある仕事です。
11位:ゲームクリエイター
ゲームクリエイターは、ビデオゲームの開発に関わる仕事です。ゲームデザイン、プログラミング、グラフィック制作など、様々な分野でクリエイティブな作業を行います。
激務とされるのは、クリエイティブなアイデアの実現や細部の調整に時間を要し、締切やテスト期間に追われるからです。
しかし、新しいアイデアを実現できる喜びや、プレイヤーの感動を創り出す達成感があります。自分の才能と情熱をゲームに込め、作品が多くの人々に楽しみと感動をもたらすことがやりがいとされます。
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激務と言われてしまう3つの理由

次に、激務と言われてしまう3つの理由を紹介します。
- 残業が多い
- 責任感を強く感じる
- 労働時間に見合った給料ではない
①残業が多い
激務とされる仕事の一つの特徴は、残業が多いことです。これは、仕事量が多く、予定通りに終わらないため、余分な時間を使って仕事を進める必要があるからです。
残業が頻繁に発生することで、仕事とプライベートのバランスが難しくなり、ストレスが増えることがあります。ワークライフバランスを重視したい人にとっては、よい選択とは言えないでしょう。
ただ、残業が多いぶん、給与水準が高い傾向にあるため、たとえ激務でも、給料を多くもらいたい人にはおすすめです。
②責任感を強く感じる
激務と言われてしまう仕事の特徴としては、責任感を強く感じる点も挙げられます。責任感が強い仕事は、細部にわたる注意と迅速な対応が求められるからです。
このような状況下で、業務内容の大部分が1人にかかる負担となると、常にプレッシャーや責任を感じることになります。そのため、責任感の強い仕事が激務とされるのです。
③労働時間に見合った給料ではない
激務と言われてしまう仕事の特徴として、労働時間に見合った給料ではないことが挙げられます。
長時間労働や残業に給料が見合っていないため、給料自体は他の職種と同程度やそれ以上でも、時給換算では給料が低いことが多いのです。
労働時間と給料の不釣り合いは、モチベーション低下やワークライフバランスの悪化に繋がり、ストレスや不満が高まります。このような状態から、激務とされているのです。
残業が少なめな職種ランキング5選

最後に、残業が少なめな職種ランキングを紹介します。なお、このランキングは平均残業時間の少ない職種 ランキングTOP20を参考に作成しています。
1位:秘書/受付
秘書や受付の仕事は、スケジュール管理や来客対応、文書作成など幅広い業務を含みます。残業が少なめである理由は、仕事の進行管理やタスクの適切な分配が行われ、効率的に業務が遂行されるからです。
やりがいは、組織の中心的な役割を果たすことで、円滑な業務運営に貢献し、リーダーシップや協調性が評価されることです。
2位:美容関連職
美容関連職は、美容師やエステティシャンなどの仕事を指します。顧客の美容や健康をサポートし、髪や肌のケア、メイクアップなど幅広いサービスを提供します。
残業が少なめな理由は、予約制や施術のスケジュール管理が徹底されていることが多いからです。
仕事の成果が直接顧客の満足度とつながり、自己成長と技術向上のチャンスが豊富で、顧客の変化を通じてのやりがいもあります。
3位:営業事務アシスタント
営業事務アシスタントは、営業チームを支援し、見積書作成や資料整理などの事務業務を担当します。
残業が少なめなのは、主に営業との調整が前提であり、効率的な業務が行われるためです。
この職種のやりがいは、組織の営業活動に貢献する立場として、円滑な業務進行を支えることであり、スキル向上や営業の成功に貢献できることです。
4位:薬事
薬事の仕事は、医薬品や医療機器の法規制や安全性評価に関わる仕事です。薬の承認申請やラベルの審査、規制遵守の監査などが含まれます。
残業が少なめな理由は、計画的なプロジェクト管理や綿密な法的調査が行われるためです。
専門的な知識が求められますが、薬の安全性や効果に影響を与える重要な仕事であるため、やりがいはあります。
5位:医療事務アシスタント
医療事務アシスタントは、医療機関で受付業務や患者情報管理、請求業務などを担当する役割です。医療の裏方として、正確な情報管理や円滑な患者対応が求められます。
残業が少ない理由は、患者数の予測やスケジュール管理が比較的容易なためです。
やりがいは、医療の現場で貢献することや患者とのコミュニケーションを通じての満足感、専門的な知識とスキルの向上が挙げられます。
激務な仕事はやりがいを感じられる
本記事では、激務と言われがちな職種についてランキング形式で紹介しました。
今回紹介した職種は、長時間の労働や責任の重さなど、大変な努力を要します。その反面、達成感や成長の機会が豊富であるなど、やりがいを感じられる機会も多いのです。
激務を通じて磨かれるスキルや精神力は、長期的なキャリアにおいても大きなプラスとなります。ぜひ、あなたの価値観や理想のライフスタイルにあわせて職種を選んでみてくださいね!
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。