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【例文13選】志望動機の締めくくりの正解は?好印象を残すコツを紹介

志望動機を考える際、志望理由や自己アピールを入れ込んでみたものの、締めくくりの言葉に悩んでしまいますよね。

本記事では、そもそも締めくくりが重要とされる理由や、締めくくりを書く時のポイントなどを紹介します。

志望動機の内容が良くても悪くても、締めくくりで印象が変わる場合もあるので、企業側に好印象を与えられるように確認していきましょう。

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目次

志望動機の締めくくりが重要な3つの理由

志望動機の締めくくりが重要な3つの理由

志望動機は、学生の会社に対する志望度や熱意の有無を確認するために面接で聞かれる質問の一つです。

そして志望動機の中でも「締めくくり」は志望理由やエピソードに説得力を持たせたり、話を印象付けたりする効果があるため、重要な要素といえます。

まずは、志望動機の締めくくりが重要である理由を詳しく紹介します。

  1. 印象に残る部分になるから
  2. 熱意や意志をアピールできるから
  3. 論理的思考力をアピールできるから

なぜ重要なのか理解すると、好印象な締めくくりを考えられますよ。

①印象に残る部分になるから

1つめの理由は、印象に残る部分だからです。人間には、最後に提供された情報の方が印象に残りやすい現象(親近効果)があります。

つまり志望動機の最後となる締めくくりの言葉は、記憶に残りやすく、印象を左右しやすいです。

たとえば、レストランでおいしく食事していた時、会計のタイミングで大きい問題が発生するとレストラン全体の記憶が悪くなってしまいますよね。

もし、志望動機の前半がうまくいっても最後の締めで「とりあえず頑張ります」などと伝えると、志望動機の全体が悪い印象にひっぱられてしまいます。

志望理由やエピソードの内容が良くても、締めくくりの言葉の印象が良くないと、その悪いイメージが企業側に残ってしまいます。

印象に残る部分なので、いいイメージを持ってもらうためにも、効果的な締めくくりを考えることは大切ですね。

②熱意や意志をアピールできるから

2つめの理由は、熱意や意志をアピールできるからです。志望動機の締めくくりでは、入社の意志と意欲を示すため、入社後どのように活躍したいかを伝えます。

求められる人材像を理解し、入社後に能力を活かして貢献したいとアピールすれば、企業側は自社で活躍するイメージを持ちやすいでしょう。

たとえば「強みである責任感を活かして、御社の業績を伸ばす方向にコミットしていきます」など伝えると、採用担当者にイメージを持たせやすくなります。

志望動機の前半では主に志望理由を伝え、締めくくりの言葉で熱意や志望度の高さを示すことで、効果的にアピールできます。

③論理的思考力をアピールできるから

3つめの理由は、論理的思考力をアピールできるからです。志望動機の締めくくりをうまくまとめることで、論理的思考力があることを伝えられます。

締めくくりでは志望動機に含まれる自分の考え方や経験、目指す先の内容を踏まえて一貫性のある形に収める必要があるからです。

さらに採用担当者も読んだり、聞いたりしている中で徐々に最初の内容を忘れている可能性があるため、適切に要約すると論理展開が丁寧だと感じてもらいやすいでしょう。

志望動機の締めくくりを考える前に知っておきたい項目

志望動機の締めくくりを考える前に知っておきたい項目

ここでは、志望動機の締めくくりを考える前に知っておきたい内容を3つ紹介します。

  1. 【目的】企業に対しての熱量を確認するため
  2. 【構成】結論→具体例→締めくくり
  3. 【考え方】企業と自分の接点を見つけ出す

締めくくりでいい印象を伝えるためには、全体の構成を理解しておく必要があるため、一つずつ確認していきましょう。

【目的】企業に対しての熱量を確認するため

先述した通り、企業側は志望者の熱量と意欲を確認するために志望動機を聞きます。意欲の高い新入社員に入社してもらい、長期的に会社で活躍して欲しいと考えているからです

熱量の高さをアピールしたい場合は「御社で頑張りたいです」より「御社が掲げている〇〇の経営理念をもとに自分の✕✕というスキルを活かして貢献します」と具体的に伝える方が、十分に調べて考えたことを伝えられます。

社風や社員との相性は悪くないか、今後会社で活躍してくれそうかなどを採用担当者は確認しているため、目的を意識して志望動機を作成しましょう。

【構成】結論→具体例→締めくくり

志望動機の基本的な作り方は「結論→具体例→締めくくり」の順番を意識しましょう。

結論の部分では、志望した理由を簡潔に伝えます。具体的には、「御社が掲げている〇〇の企業理念に対して深く共感をしたため志望しました」などを一言で伝えられるようにしましょう。

次に、結論に対して裏付ける具体例を用意します。具体例を話すことで話にリアリティが増して、話に厚みが出るため採用担当者に伝わりやすいです。就活生の個性が出る部分ですので、自分の経験をもとにアピールできる内容を見つけましょう。

たとえば、「自分が学生時代に経験していたボランティアの活動でも〇〇を大切にした、結果大きく成長できました」などの形でわかりやすく伝えるのが大事です。

最後は、志望動機の締めくくりです。

締めくくりでは具体例をもとに再度結論を話して、貴社に対してどのような形で貢献できるかをアピールします。

たとえば「貴社に入社しましたら、〇〇で身につけた✕✕を活かし、△△職として貢献いたします」などの形で作っていきましょう。

【考え方】企業と自分の接点を見つけ出す

志望動機では熱量を伝えることは大事です。しかし、熱量だけでは採用担当者に魅力を十分には伝わりません。

そのため、企業側に採用するメリットを提示する必要があります。企業に対してどのくらい貢献ができるかを提示すると「この人を採用したら活躍してもらえそう」となり、採用につながりやすいです。

まず自己分析と企業分析をしましょう。「自分の強みやスキル」と「企業の考え方」で重なる部分を見つけて貢献できることを志望動機として伝えると、魅力的な人材だと感じてもらえます。

たとえば、「貴社のチャレンジ精神を大切にする社風は、私の強みである行動力と培ったスキルを発揮し、即戦力として貢献したいと考えています」と伝えると採用担当者に貢献できることを伝えられます。

熱量だけではなく、貢献のアピールが志望動機では重要です。

志望動機の締めくくりの書き方ポイント5つ

志望動機の締めくくりの書き方ポイント5つ

続いて、志望動機の締めくくりの書き方のポイントを5つ紹介します。

  1. 抽象的な表現は避ける
  2. ポジティブな表現を用いる
  3. 願望ではなく意志を伝える
  4. 一貫性のある内容で締める
  5. will・can・mustのフレームワークで考える

熱意が伝わり、印象に残る締めくくりとなるよう、チェックしていきましょう。

①抽象的な表現は避ける

1つめのポイントは、抽象的な表現を避けることです。「頑張ります」だけでは、一体何を頑張ろうと思っているのかわかりません。

抽象的な表現よりも、具体的にどのように貢献しようとしているかが伝わる表現の方が、熱意や意欲を感じやすくなります

たとえば、「ボランティア活動の中で培った責任感を発揮して、営業で結果出せるようにコミットいたします」のように学生時代の経験・自分の強みや性格をとり入れて、具体的な内容にするよう意識しましょう。

また、具体的な表現から個性が伝わり、興味を持ってもらいやすくなりますよ。

②ポジティブな表現を用いる

2つめのポイントは、ポジティブな表現を用いることです。

企業側は志望者が、一緒に働きたいと思える人材かどうかに注目しています。そのため、ポジティブな表現で前向きな姿勢を伝えていきましょう。

「未経験で不安ですが」などの表現で、謙虚な姿勢を示したいかもしれませんが、これでは熱意を伝えられません。

ポジティブな表現とネガティブな表現の例は、以下の通りです。

【ポジティブな表現の例】

  • いち早く一人前として動けるように
  • 御社に対して貢献ができるように
  • 主体的に行動し、営業成績で1位を目指します

【ネガティブな表現の例】

  • 未経験で不安ですが
  • 少しずつ慣れていけたら
  • ご迷惑をおかけしないように

「貢献してくれそう」と感じてもらえるような、ポジティブな言葉を使いましょう。

③願望ではなく意志を伝える

3つめのポイントは、希望や願いではなく意志を伝えることです。「○○したいと思います」などの曖昧な表現では、自信がないように見えてしまいます。

志望動機の締めくくりは自分の意志を伝える部分なので、「○○します」などの断定的な表現で強い意志を伝えましょう。

たとえば、「貢献したいと思います」ではなく「貢献します」と言い切る形だと印象が良くなります。
しっかりと言い切ることで、アピールポイントを強調でき、気持ちが伝わって印象深い締めくくりになりますよ。

④一貫性のある内容で締める

4つめのポイントは一貫性のある内容で締めることです。

最後の締めくくりでは「結論」と「具体例」から大きく外れる内容になっていないか注意しましょう。もし言っている内容が違うと採用担当者は「結局何が言いたかったのかな」とマイナスの評価になってしまいます。

たとえば、「食品の開発に興味があります」と始まったのに、締めくくりの文章で「コミュニケーション能力を活かして営業を頑張りたいと思います」となると一貫性がなくなります。
話がズレていないかを確認して、最初から最後まで一貫性のある内容にしましょう

⑤will・can・mustのフレームワークで考える

4つめのポイントはwill・can・mustのフレームワークで考えることです。

志望動機の締めくくりでは、will・can・mustのフレームワークを意識して書くと相手に伝わりやすい文章になります。

will・can・mustのフレームワークとは以下の3つを盛り込んだ文章のことを指します。

  • will(自分が叶えたい将来の姿)
  • can(今の自分が持っている強みやスキルでできること)
  • must(現在、優先して進めるべき課題)

「will」では会社に入った時に将来どんなことをしていきたいか、実現させてみたいのかを伝える部分です。たとえば「営業で成績トップを目指す」などが該当します。

「can」では現在持っているスキルや強みの中で企業にどのように貢献できるか具体例を用いて話します。たとえば、「ボランティアで培ったコミュニケーション力を使ってお客様との信頼関係構築ができる」などです。

「must」では、理想の前に企業側が何を求めているかを判断して責任持って仕事すると伝えることです。たとえば「まずは営業として一人前に仕事ができるように主体的に仕事を覚えていく」などになります。

will・can・mustのフレームワークを使った例文は以下の通りです。

「御社に入社後は、まず営業として一人前に仕事ができるように主体的に仕事を覚えていき、私の強みであるコミュニケーション力を活かして営業で成績トップを目指します。」

will・can・mustフレームワークに当てはめることで簡単に作れるようになるので、参考にしてみてください。

志望動機の締めくくりで押さえたい内容

志望動機の締めくくりで押さえたい内容

続いて、志望動機の締めくくりで押さえたい内容を2つ紹介します。

2つのポイントを押さえるだけで、採用担当者に好印象を与えやすくなりますよ。

自分が企業に対してどのような貢献ができるのか

締めくくりの中では、自分がどれだけ会社に対して貢献できるかを具体的に伝えましょう。

貢献できる内容を具体的に伝えることで「実際に活躍してくれそうだな」と考えてもらいやすくなるからです。

たとえば「部活で培った忍耐力を活用して、最後まで諦めず営業で結果を出します」などと伝えると、会社に対しての貢献が伝わりやすくなります。

しかし、エントリーシートなどは文字数の制限があるため、希望をすべてを書くことは難しくなります。端的に伝えることを意識して、面接内で興味を持ってもらえるようにしましょう。

入社後に企業の中で実現したい活躍の目標

締めくくりでは、入社後に実現したい活躍の目標を伝えましょう。新卒の場合は、基本的に熱量やポテンシャルで採用されやすくなります。

そのため、面接では今後の期待感や伸び代を見られていることが多いです。たとえば、「営業の成績で一位を目指します」のように自分が実現したい目標を明確にして伝えると、評価してもらいやすくなるでしょう。

実現したい目標を伝えることで、熱量やポテンシャルをアピールしやすくなるのでおすすめです。

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【紹介】志望動機の締めくくりにそのまま使える例文13選

ここで、志望動機の締めくくりの例文をパターン別に13個紹介します。

  1. 企業への貢献
  2. 志望度の高さをアピール
  3. 入社後のビジョン
  4. 将来性をアピール

例文を参考に、紹介してきたポイントを押さえた締めくくりを考えていきましょう。

①企業への貢献意欲を見せる締めくくり例文

学生時代の経験を、志望企業で活かしたい場合に活用できる例文を4つ紹介します。

貴社に入社しましたら、接客のアルバイト経験で身につけたコミュニケーション能力を活かし、営業として貢献いたします。
貴社のチャレンジ精神を大切にする社風で、私の強みである行動力と培ったスキルを発揮し、即戦力として貢献したいと考えています。
私は学生時代、2年間の留学を経て英語力と交渉力を身につけました。グローバル展開に力を入れる貴社で、私の能力を存分に活かし、売り上げ拡大に貢献していきます。
大学での研究を通して学んだことを活かし、貴社での製品開発や技術向上、ひいては社会の発展に貢献していく社員になりたいと考えています。

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②志望度の高さをアピールする締めくくり例文

志望企業の理念と、自分のやっていることの一致や共感をアピールしたい時の例文を3つ紹介します。

学生時代は学習塾のアルバイトで、生徒一人ひとりに寄り添うことを大切にしてきました。貴社のお客様を大切にする企業理念に共感し、入社後はお客様の笑顔のために尽力していきたいと考え、志望しました。
よりよい社会をひたむきに目指す貴社の社風に魅力を感じ、志望しました。ボランティア活動で培った助け合いの精神や行動力を活かし、入社後は貴社の事業拡大に貢献していきます。
子どもの頃から貴社の製品が好きで、いつも幸せをいただいていました。お客様に幸せを届け続ける貴社に貢献したいと考え、経理担当として働くため簿記2級を取得しました。入社後は資格取得の目標を諦めずに努力した経験を活かし、尽力していきます。

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③入社後のビジョンを伝える締めくくり例文

入社後に実現したいことを伝えたい時の例文を3つ紹介します。

貴社に入社しましたら、学園祭実行委員の経験で培ったチームワークを発揮し、所属する営業チームで成績トップを達成します。そして貴社の目標である。全国シェア1位を目指して尽力したいと考えています。
幅広い業務を担当できる貴社で、入社後はまず基礎を身につけ、いち早く一人前のビジネスパーソンになって貴社に貢献いたします。そして持ち前のコミュニケーション能力を活かして、サービスの拡大に貢献し、社会の発展を支える存在となりたいです。
入社後は、大学の研究で学んだ知識を活かし、貴社の技術開発に貢献していきます。そして企業理念の「生活の質を上げる」を大切に、日常生活の新たな常識となるような、新たな製品開発に携わりたいです。

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④将来性をアピールする締めくくり例文

それまでの経験が活かせること、将来性があることを伝えたい時の例文を3つ紹介します。

私は学生時代に、アルバイト・海外留学・ボランティア・サークル活動など、さまざまな経験をしてきました。それにより身についたチャレンジ精神を活かし、幅広い事業展開している貴社に入社しましたら、いろいろな業務に臆せず挑戦していきます。
高齢者施設で長年ボランティア活動をしていたことから、コミュニケーションスキルや介護業界の知識が身につきました。この経験を活かして、貴社の介護ビジネスのさらなる拡大に貢献していきます。
入社しましたら、語学留学により身につけた英語と中国語のスキルを用いて、貴社の中国展開に貢献します。また中国経済をゼミで研究していたので、その知識も活かして、中国での事業展開の主要メンバーとして活躍したいと考えています。

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【注意点】志望動機の締めくくりNG例文4つ

【注意点】志望動機の締めくくりNG例文4つ

最後に、志望動機の締めくくりの例文としてNGなものを4種類紹介します。

  1. 具体性がない
  2. 誇張しすぎている
  3. 謙遜しすぎている
  4. 今までの内容から一貫性がなくなっている

注意点も理解したうえで、自信を持ってアピールできるような締めくくりにしていきましょう。

①具体性がない

1つめのNGポイントは、具体性がないことです。「志望動機の締めくくりの書き方ポイント5つ」でもお伝えしたように、抽象的な表現では熱意や説得力が生まれません。

締めくくりに使う言葉として良くない例は、以下の通りです。

  • 「○○できるよう努力します」
  • 「入社後は一生懸命頑張ります」

このような表現では、何をどのように努力するのかわかりません。これでは入社後のイメージも湧かず、他の学生と差がつけられないので注意しましょう。

②誇張しすぎている

2つめのNGポイントは、誇張しすぎることです。先ほど紹介したようにポジティブな言葉を使うのは大切ですが、大げさな表現は不信感を抱かれる可能性もあります。

良くない例としては、以下の通りです。

  • 「絶対に○○を達成します」
  • 「1年後に売り上げを拡大させます」

誇張しすぎた表現では、理想を掲げているだけのように思われてしまいます。強く主張したい場合は、その理想をどう叶えるか、具体的な過程をあわせて伝えるといいでしょう。

③謙遜しすぎている

3つめのNGポイントは、謙遜しすぎることです。志望動機の締めくくりは熱意や意志を伝える部分なので、謙遜した表現では自信がなく見えます

良くない例としては、以下の通りです。

  • 「お役に立てるかわかりませんが、ご指導をいただきながら尽力します」
  • 「ご迷惑をおかけするかもしれませんが、頑張ります」

もし気遣いの意味で謙遜表現を使うならば、「いち早く業務を覚える」などの前向きな言葉をセットにするといいでしょう。

④今までの内容から一貫性がなくなっている

4つめのNGポイントは、今までの内容からズレてしまい一貫性がなくなることです。締めくくりは今までの話を総括する部分のため一貫性を重視します。

もし話に一貫性がない状態だと、何が言いたいのか伝わりにくく採用担当者からの評価が下がるかもしれません。

たとえば、「食品の開発に興味があります」と始まったのに、締めくくりの文章で「コミュニケーション能力を活かして営業を頑張りたいと思います」となると一貫性がなくなってしまいます。
志望動機が完成したら自分で見直して確認するようにしましょう

面接で志望動機を綺麗に締めくくるための3つのコツ

ここでは、面接官の心に響く、説得力のある締めくくり方のコツをご紹介します。

これらのポイントを押さえることで、あなたの志望動機をより印象的に伝えられるでしょう。

  1. 自信をもって最後まで言い切る
  2. 「以上です」など話し終わったことを明確にする
  3. 面接官の顔色をみながら話す内容や長さを調整する

①自信をもって最後まで言い切る

志望動機は最後まで自信を持って話すことが重要です。「頑張ります」「よろしくお願いします」といった抽象的な表現は避け、具体的な目標や意欲を示しましょう。

例えば「マーケティング部門でデジタル戦略の強化に取り組み、売上向上に貢献したいと考えています」のように、明確な意思を伝えることが効果的です。

また、「〜するつもりです」「〜を願っています」といった希望や願望を表す表現ではなく、「〜で活躍いたします」「〜を実現します」のように意志の強さが伝わる表現を使いましょう。

謙虚な姿勢を見せたい気持ちから「未経験で不安ですが」といったネガティブな表現を使ってしまいがちですが、ポジティブな表現を用いて働く熱意を伝えてください。

②「以上です」など話し終わったことを明確にする

面接では、志望動機の締めくくりを明確にすることが重要です。

「以上です」「以上が私の志望理由です」など、話が終わったことを示す言葉を付け加えることで、面接官に安心感を与えられます。

これは、面接官があなたの話をしっかりと聞き取れたかを確認する機会にもなるでしょう。

特に、長めの志望動機を話す場合は、締めくくりの言葉で話の区切りをつけることで、面接官の理解を助けられます。

③面接官の顔色をみながら話す内容や長さを調整する

面接官の表情や反応を観察することは、志望動機を効果的に締めくくる上で重要なポイントです。

面接官が興味を示している内容については詳しく説明し、反応が薄い部分は簡潔にまとめるなど、柔軟に対応することで印象的な締めくくりになります。

特に、面接官が頷いたり、メモを取ったりする場面では、その内容をより具体的に掘り下げて説明すると効果的です。

逆に、面接官が腕を組んだり視線を外したりするような場合は、別の話題に切り替えたり、締めくくりを早めることを検討しましょう。

志望動機の締めくくりに困ったときの対処法

志望動機の締めくくりは、面接官の記憶に最も残りやすい部分であり、全体の印象を大きく左右します。

ここでは、志望動機の締めくくりに悩んだときの具体的な対処法をご紹介します。

  1. 締めくくりで伝えたいことを改めて整理する
  2. 箇条書きで全体の構成を考え直してみる
  3. プロの添削を受けてみる

①締めくくりで伝えたいことを改めて整理する

志望動機をひととおり書いたら、締めくくりで伝えたいことを改めて整理してみましょう。この際、まず自分の強みや経験を振り返ることが重要です。

次に、その強みや経験が企業にどのように貢献できるかを具体的に考えます。

さらに、入社後の目標や将来のビジョンを明確にし、それらが企業の方針や価値観とどう合致するかを整理してください。

最後に、全体の流れを確認し、志望動機の冒頭部分との一貫性を保ちながら、締めくくりで強調したいポイントを絞り込みましょう。

②箇条書きで志望動機全体の構成を考え直してみる

志望動機全体の構成を見直すために、箇条書きを活用するのは効果的な方法です。

まず、志望動機の主要な要素を箇条書きにしてみましょう。例えば、「志望理由」「自己PR」「入社後の目標」などの項目を立ててください。

次に、各項目に対して具体的な内容を簡潔に書き出し、志望動機の全体像が明確にすることで、論理的な流れを作りやすくなります。

最後に、この箇条書きを基に文章化していくことで、締めくくりまでスムーズにつながる志望動機を作成できるでしょう。

③プロの添削を受けてみる

志望動機の添削は、プロのキャリアアドバイザーに依頼するのも効果的です。

自分では気づかない文章の改善点を指摘してもらえるだけでなく、企業が求める人物像に合わせた表現方法のアドバイスも得られます。

特におすすめなのがカリクル就活の「赤ペンES」です。就活のプロが一人一人の志望動機を丁寧に添削し、具体的な改善アドバイスを提供してくれます。

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締めくくりを工夫して面接で好印象を与える魅力的な志望動機にしよう

志望動機の締めくくりは、全体の印象を左右する大切な部分です。紹介したポイントや例文を参考に、あなたの熱意や意志が伝わる文章を考えてみましょう。

締めくくりを工夫して、他の学生との差がつく、好印象な志望動機に仕上げてみてくださいね。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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