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JR東海に就職したい人必見!採用大学や選考対策まで徹底解説

JR東海は、東京から名古屋、大阪までをつなぐ鉄道事業を行っている会社です。大手鉄道会社として人気が高く、就職難易度は高めとなっています。

本記事では、JR東海の基本情報や採用大学・選考フロー・選考対策・待遇について解説します。

JR東海に就職したいと考えている方は、ぜひご覧になって参考にしてみてください。

JR東海の基本情報

JR東海の基本情報をまとめた表は、以下の通りです。

企業名東海旅客鉄道株式会社(JR東海)
創業日1987年4月1日
従業員数18,723名
展開地域関東地方・中部地方・近畿地方
事業内容鉄道事業、技術開発事業
売り上げ1兆4,002億円
引用元:JR東海

JR東海は、1987年から国有鉄道が民営化したことで生まれた会社で、1964年から開業している東海道新幹線の運営も行っています。

超電導リニアを活用した中央新幹線のプロジェクトに取り組んでいることでも有名です。

また、小牧研究施設にて大規模な試験装置を用いた技術開発を行い、新幹線の脱線対策や新たな高速架線の開発といった実績を生み出しています。

技術開発部に所属する研究社員や技術社員の育成に積極的で、ICT技術を活用した開発も進めているのが特徴です。

JR東海の採用大学

JR東海の採用大学を確認すれば、学歴を重視している会社かどうか判断材料にできます

ここでは、2022年の採用大学ランキングや学歴フィルターの有無について紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

  1. JR東海の2022年採用大学ランキング
  2. JR東海の就職に学歴フィルターはある

JR東海の2022年採用大学ランキング

順位大学名人数(人)
1位名城大学29
2位日本大学17
3位慶応義塾大学13
4位早稲田大学12
4位芝浦工業大学12
6位中央大学11
6位名古屋大学11
8位東京大学10
9位法政大学9
9位京都大学9
引用元:ダイヤモンド・オンライン

JR東海の採用大学のランキングを見ると、国立大学・旧帝大・早慶・MARCHレベルの大学から多くの就活生が採用されているとわかります。

中でも、名城大学の採用人数は29人と2位以下よりも大差を付けているのが特徴です。

JR東海の就職に学歴フィルターはある

過去の採用大学から、学歴フィルターはあると考えられます

JR東海の採用大学を見ると、少なくともMARCHレベル以上の学生が多く採用されているため、ある程度高学歴でないと就職は難しいと推察が可能です。

また、学歴フィルターがあるJR東海だからこそ、周りと差をつけるためには選考対策をしっかりと行って就活に臨む必要があるとも考えられます。

会社を意識し、内定をもらった学生の選考対策を参考にして準備することで、採用率を高められるでしょう。

JR東海の採用倍率は高い

JR東海の採用倍率は高いと推測されます。JR東海のお気に入り数は21319人で、2024年卒の学生を対象とした採用人数は430人です(引用元:ワンキャリア)。

採用人数÷ワンキャリアのお気に入り数で計算すると、採用されるのはお気に入りに登録している学生のわずか2%となります。

約50倍の倍率を勝ち抜かなければ採用されないため、選考フローを確認するだけでなく、エントリーシートや面接の選考対策を入念にチェックしましょう。

JR東海の選考フロー

JR東海の選考フローを把握していれば、何回面接が実施されるのか確認し、面接ごとの選考対策を練りやすくなります

選考フローは、以下の6段階で進むのが特徴です。

順番内容
1エントリーシート提出
2リクルーター面談(複数回)
31次面接
42次面接
5最終面接
6内定
引用元:ワンキャリア

学生1人に対して同じ大学を卒業した社員1人で実施されるリクルーター面談は、複数回機会が設けられ、1時間程度行われます。

回数が増えるごとに社員の年次が上がっていき、時事的な話題や面接の内容を深掘りする内容で雑談を行っていくのが特徴です。

また公式サイトによると、選考フローの中で適性検査を行う場合もあります。

面接は3回実施されますが、どれも30分程度です。しかし、最終面接でも落ちる学生はいるため気を抜かず志望度の高さをアピールする必要があります。

JR東海に就職したい人向けの選考対策5つ

JR東海に就職したい方は、会社を意識した選考対策を行うことで、採用される可能性を高められます。JR東海を意識した選考対策は、以下の5つです。

  1. 企業に関する情報収集をする
  2. OB訪問を行う
  3. 内定した過去の先輩の体験談を読み漁る
  4. ガクチカ・自己PRの作成を行う
  5. 志望動機を固める

①企業に関する情報収集をする

JR東海の事業内容や社風について情報収集を行えば、企業理解が深まります。

他の鉄道会社と取り組んでいる事例の違いを比較することも大切です。

「東海道新幹線を運営している」、「東京・名古屋・大阪の3大都市を結んでいる」など、JR東海ならではの強みを分析できます。

JR東海の採用ページから、求められる人物像をチェックすることも重要です。JR東海は、以下のような人材を求めています。

  1. ルールを理解し守れる人
  2. 向上心を持って成長を続けられる人
  3. 新しい環境にも対応できる人
  4. さまざまな立場の方と協力できる人

エントリーシートでは、会社が求めている条件に合致する人材であることをアピールしましょう。

②OB訪問を行う

OB訪問を行えば、業務の詳しい内容や社員に求められる条件やスキルについて教えてもらえます

会社で働いている社員だからこそわかる情報を提供してもらえば、よりJR東海を意識した選考対策を練りやすくなるのがポイントです。

以下の記事では、OB訪問やOG訪問の進め方やマナーについて説明しています。

OB訪問で聞きたい内容や注意点についても紹介しているので、ぜひご覧になって自身の就活対策に取り入れてみてください。

③内定した過去の先輩の体験談を読み漁る

内定した過去の先輩の体験談を確認すれば、面接の質問事項や雰囲気を想像しやすくなるのが利点です。

また、どんな姿勢で臨むことが求められるのかについても、具体的にイメージしやすくなります。

内定が通った先輩の体験談に絞って情報をチェックすれば、採用されるために効果的なアピール方法を効率よく研究可能です。

好印象を与えられるよう、自身も挑戦できる事柄をリストにまとめて取り入れましょう。

④ガクチカ・自己PRの作成を行う

JR東海の求める人物像から、企業に合った自分の強みをもとにガクチカや自己PRを作りましょう

ガクチカに対しては具体的にどんな出来事に取り組んだのかを結論として書き、自己PRでは自分の強みを最初に言い切って明示するのがおすすめです。

JR東海は安全に運行を行うため、ルールをしっかりと守り、目上の方とも協力して仕事に携われる人材を求めています。

コミュニケーション能力や真面目な姿勢をアピールすると好印象ですよ。

⑤志望動機を固める

志望動機を固める際には企業研究を入念に行い、なぜ鉄道業界なのか、その中でなぜJR東海なのかを明確にすることが重要です。

鉄道業界やJR東海を選んだ理由を、具体的な事業内容などに触れて説明しましょう。

また、自身のエピソードをつなげて話せると、独自性があり、わかりやすい印象になるのもポイントです。

志望したいと感じたきっかけや、自分の強みを確立した出来事をエピソードとして紹介しましょう。

気になるJR東海の待遇

JR東海の待遇について知れば、入社後はどのように働いていくのかイメージしやすいです。ここでは、社員の待遇について3つに分けて説明します。

  1. JR東海の年収・初任給
  2. JR東海の福利厚生
  3. JR東海の配属地

①JR東海の年収・初任給

JR東海の有価証券報告書によると、2023年3月の年収は709万円で、東京地区に勤務している社員の初任給は以下のようになっています。

  • 修士了:267,300円
  • 大学卒・高専専攻科卒:237,200円
  • 短大卒・高専本科卒:217,400円

アソシエイト職・プロフェッショナル職・総合職の3種類の職種がありますが、初任給に違いはないのが特徴です。

なお、応募受付締切期間は職種ごとに異なるので、気を付けるようにしましょう。

②JR東海の福利厚生

JR東海の福利厚生としては、社宅や寮・福祉会・各種保険・社内クラブなどが用意されています(引用元:JR東海)。

また、持ち家や賃貸に住んでいる社員には住宅支援制度として補給金が支給され、人間ドックや予防接種費用の補助制度もあるのが特徴です。

また、福祉会の特典として旅行代金やテーマパークの利用料、ホテル宿泊代などが割引になる制度もあります。

クラブ活動は、20種類以上の多様な活動から選べて、社員との交流を深められるのが利点です。

③JR東海の配属地

JR東海の配属地は、アソシエイト職の場合、東京や名古屋・関西・静岡のうち希望地区を優先して選べるのが特徴です。

しかし、プロフェッショナル職や総合職は事業エリア内すべてが対象となります。

また、プロフェッショナル職の場合システム・技術開発・建設工事など技術を用いて鉄道を創り上げていく事業に携わるのが特徴です。

総合職の場合は、企画や提案、進行を担当するのが主な違いとなっています。

JR東海の企業研究をしっかり行い就職活動を進めよう

JR東海の企業研究をしっかりと行って、就職活動を進めましょう。JR東海は採用倍率が50倍とかなり高い会社です。

採用されるためにはJR東海のどこに魅力を感じたのかを具体的に説明し、志望度の高さを強く印象付けなければいけません。

JR東海の求めている人材と自身の強みを結び付けて、エピソードも含めてアピールすることで、説得力のある自己PRを作り上げられます。

OB訪問も積極的に行い、JR東海から内定をもらえるように対策しましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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