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志望動機を箇条書きにするのは問題なし|効果的な使い方や例文も紹介

「履歴書やESの志望動機を箇条書きで書くと問題あるのかな…」

上記のような疑問を持っている人は多いのではないでしょうか。結論からいうと、志望動機は箇条書きで書いても問題ありません

この記事では、志望動機を箇条書きで書いて良い場合や、箇条書きで書く際のポイントを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

志望動機を箇条書きで書くのは問題なし

履歴書やESの志望動機は、箇条書きで書いても全く問題ありません

基本的に、履歴書やESの記述方式は自由です。企業側から「箇条書きNG」などの指定がない限りは、箇条書きの方が書きやすければそうして頂いて大丈夫です。

ただし、志望動機を箇条書きで書く際はポイントや注意点がいくつかあります。それらをこの記事内で解説するので、ぜひ参考にしてください。

志望動機を箇条書きで書いた方が良い2つの場合

以下の2つのどちらかに当てはまる場合は、志望動機を箇条書きで書いた方が自身の熱意や魅力を採用担当者にアピールしやすくなります

  1. 強調したいポイントが複数ある場合
  2. 簡潔さを重視する場合

①強調したいポイントが複数ある場合

志望動機の中に強調したいポイントが複数ある場合は、箇条書きで書いた方が読み手に伝わりやすくなります。複数ある強調したいポイントが一目でわかり、「これらの動機によって、うちの求人に応募してくれたのね」と伝わるからです。

逆に要旨を1つにしぼっており、ピンポイントで強調したいところがある人に箇条書きはおすすめしません。その要旨を補足するようなイメージで、数行程度の文章にまとめた方が読み手側に伝わりやすくなります。

②簡潔さを重視する場合

文章の簡潔さを重視する場合は、箇条書きで記述することで読みやすさ・簡潔さを演出できます。また、文章を簡潔に読みやすくまとめることで、他の応募者との差別化や、仕事力のアピールに繋がるはずです。

ただ、文章全体の流れやつながりを重視する場合は、無理に箇条書きを使う必要はありません。箇条書きは点で区切って書くという性質上、文章全体の流れがどうしても途切れてしまいます。

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志望動機を箇条書きで書く時のポイント3つ

志望動機でアピールしたいことが、読み手側に簡潔に伝わるように記述する必要があります。志望動機を箇条書きにする際は以下の3つのポイントを押さえておいてください。

  1. 文章での補足が必須
  2. 特に大事なところを箇条書きにしよう
  3. 箇条書きそのものも簡潔に

①文章での補足が必須

志望動機を箇条書きで書く際は、箇条書きの内容を補足する文章も必ず記述してください。箇条書きはあくまでも目次的な役割であり、志望動機を100%伝えるには不十分です。

例えば、この章でお伝えしている「志望動機を箇条書きで書く時のポイント3つ」も、見出しの箇条書きだけでは全貌が掴めませんよね。よって、このように見出しを補足する文章が必要なわけです。

②特に大事なところを箇条書きにしよう

箇条書きにする内容は、特に大事なところに絞ることを意識してください。

箇条書きで書いた内容は、否が応でもその文章の中で強調されるポイントになります。要旨でないところを箇条書きにして強調すると、あなたが伝えたいことがかえってわかりにくくなってしまいますよ。

③箇条書きそのものも簡潔に

志望動機を箇条書きにする際は、箇条書きそのものも簡潔にまとめるよう意識してください。

箇条書きの個数は3つ程度に収め、一つひとつの文字数も最長20文字程度に留めることをおすすめします。箇条書きの個数が多すぎると、読み手側は「結局なにが動機でうちの会社を志望したの?」と感じてしまいますよ。

箇条書きの志望動機の例文2つ

ここからは、志望動機を箇条書きで書く際の具体的な例文を2つ紹介します。

「書き方はなんとなくわかったけど、実際どういう形式で書いたらいいの?」と思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

  1. 志望理由を箇条書きにする場合
  2. エピソードを箇条書きにする場合

箇条書きで書きたい!と思っている人は、自分の志望動機がどちらのパターンに当てはまるかを考えながら参考にしてみてくださいね。

①志望理由を箇条書きにする場合

まずは、志望動機についてをいくつかの箇条書きにするパターンです。長くなりがちな志望動機の要点をまとめることで、採用担当者にも伝えたいことが明確になるのがメリットですね。

貴社を志望する理由は、以下の3つです。

・若手の活躍をサポートする社風が魅力的だった
・社員の方の考えに惹かれた
・貴社で自分のスキルを活かしたい

まず、貴社の若手の活躍をサポートする社風に惹かれました。社会人1年目である私はできないこともまだ多く、早く一人前の社会人になって活躍していきたいと強く思っています。貴社では先輩社員からのサポートを受けながら、自分の活躍の場を切り開いていけると感じました。

また、公式サイトに載せられていた〇〇さんのインタビュー記事の内容を拝見し、「仕事は楽しくなければ意味がない」と仰られていたことにとても共感しました。私は、楽しむことを人生のテーマとしています。学校での勉強やアルバイトも、自分なりに楽しんでいるつもりです。共感できる考え方を持つ先輩が活躍している貴社で、私も成長したいと考えております。

もう一点、私が貴社で活躍していきたいと思った理由は、得意な英語を活かせると思ったためです。私は、大学2年時にアメリカ留学を経験しており、将来は海外で働きたいと考えています。貴社での仕事を通してより高度なビジネス英会話を身に付け、海外で活躍できる人材になりたいです。

志望理由として挙げている3つの要点を、捕捉するように文章を書きあげています。

②エピソードを箇条書きにする場合

次に、自分のエピソードを箇条書きにするパターンです。

いくつかのエピソードが総合的に組み合わさって志望動機になることもあるでしょう。説得力を持たせるためにも、まずは簡潔に箇条書きでエピソード内容を示すのも有効な方法の1つです。

私は貴社の若手の活躍をサポートする社風に惹かれて志望いたしました。それには、以下の2つの背景があります。

・学生時の部活での経験
・貴社のインターンシップでの経験

私が所属していた高校のサッカー部では後輩を大切にする風土があり、1年の頃から試合に出るチャンスをもらえます。私も経験が浅いうちから積極的にサポートしてもらえたおかげで自信がつき、自主練などで自分自身を高めていけた結果、2年からは常時レギュラーになれました。自分に後輩ができて以降は、同じように後輩の成長をサポートすることがやりがいでした。

また、貴社のインターンシップでは、〇〇さんの熱い話に心を動かされました。「働きがいは、みんなで協力し合うからこそ感じるものなんだよ」という言葉は、貴社に若手の活躍をサポートする社風があるからこその言葉だと思います。私も貴社でのサポートを受けて成長し、2年後、3年後には同じようなサポートを後輩に返していけたらと思っています。

社風に惹かれた背景となる2つのエピソードを、情景が浮かぶように補足文として書きあげています。

【業界別】箇条書きで書く志望動機の例文3つ

続いて、志望動機を箇条書きで書く際の例文を業界別に紹介します。

  1. IT業界
  2. 食品メーカー
  3. 銀行

①IT業界

私が貴社への入社を志望する理由は、3つあります。

・IT技術を通して社会課題を解決したい
・技術の刷新が早い環境で成長したい
・貴社の成果主義という社風に惹かれた

IT技術は、どんな業界・業種においても欠かせないものです。そして、いつの時代も技術の進歩がその時々の社会問題を解決してきました。IT技術を駆使して、さまざまな社会問題の解決に取り組んでいきたいと考えています。

また、IT業界では常に技術の刷新が行われています。現段階での最新の技術は、1年後にはもう過去のモノになることもよくあるでしょう。そんな技術の刷新が早い環境で、自分をどんどんと高めていきたいと考えています。

そしてIT業界の中でも貴社に惹かれたポイントは、徹底的な成果主義という社風です。年齢や経験ではなく、成果を出した人が認められるという社風は、仕事を通して自己成長していくための糧になります。社会問題を解決できる人材になる目標を実現するためにも、成果主義を掲げる貴社で成長していきたいです。

上記はIT業界への志望理由になります。箇条書きした3つの要素が複合的に合わさって、採用担当者に深く印象付けられる文章になっていますね。志望理由が複数ある人にはおすすめですよ。

②食品メーカー

私が貴社を志望した背景には、以下の3つの思いがあります。

・あらゆる人に食を楽しんでもらいたい
・貴社の健康に配慮した製品に魅力を感じた
・社員のアイディアを尊重する社風に惹かれた

私が食品業界で働きたいと思っている理由は、あらゆる人に食を楽しんでもらいたいからです。食は人間が生きていくうえでの必須要素であり、だからこそ味気ないものではいけないと考えています。食品業界は人の生活に彩りを与えられる業界であり、私もそこで食の楽しさを提供できる人材になりたいです。

また、数ある食品メーカーの中でも、健康に配慮した製品を世に送り出している貴社に魅力を感じました。食品は、人が健康な生活を送るために欠かせない要素です。衛生だけでなく成分1つ1つにまで配慮している貴社でなら、人々に安心して提供できる食品を作れると考えました。

さらに私は、自分が企画した健康食品を世に送り出したいという目標があります。社員のアイディアを尊重する社風がある貴社で、人を笑顔にする健康食品を生み出し、貴社の業績に貢献していければと考えています。

上記は食品メーカーへの志望動機です。企業が大切にしていることと自身がやりたいことが一致していることを、箇条書きで簡潔に表しています。自分と企業とのマッチ度を強調するやりかたですね。

③銀行

私が金融業界、中でも貴行への入社を志望する理由は以下の3つです。

・困っている人の力になりたい
・貴行のお客様第一な社風に惹かれた
・強みであるサポート力を活かしたい

私にとっての社会貢献とは、困っている人の力になることです。その人の悩みや不安を取り除く、減らすことが自分自身の喜びとなります。そこで、生きていく中でより直面しやすい「お金の悩み」を解決したいと思い、金融業界で働くことを志しました。

また、貴行のお客様第一な社風に強く惹かれています。どんな業界・業種であれ、お客様がいないと会社やお店は成り立ちません。お客様を第一に考えることは、困っている人の力になることにも繋がります。貴行の社風と私の理念に共通点があると思い、貴行を志望しました。

私の強みは、親身になって人をサポートできることです。お客様第一の理念を掲げる貴行で、自分のサポート力を最大限に生かし、困っている人の力になりたいと考えております。

上記は銀行への志望動機になります。2つ目の内容が1つ目の内容を補足し、3つ目の内容が前2つの内容を補足しています

箇条書きで志望動機を書いて他の就活生と差をつけよう

履歴書やESの志望動機は、箇条書きで書いても全く問題ありません。

箇条書きには、要点が簡潔に伝わり、自身がアピールしたいポイントを強烈に印象付けられるというメリットがあります。志望動機を箇条書きで記述すれば、他の就活生との差別化にもつながるはずです。

この記事で解説したポイントや例文を参考に、自身の思いを簡潔にアピールできる志望動機を書き上げてください。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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