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大手マーケティング会社ランキングTOP10!売上高・平均年収を比較して解説

マーケティング業界は近年隆盛を極めており、多くの就活生が就職を目指す業界の1つです。

そこで今回はマーケティング企業に就職する方法や業務内容について解説しつつ、大手のマーケティング会社を「売上」「平均年収」「従業員数」の3つに着目して紹介していきます。

マーケティング会社ランキングTOP10|大手企業を一覧で紹介

どの業界での就活においても、大手企業の数字を知っておくことは大切です。

まずは大手のマーケティング会社にはどのようなものがあるのか、売上や平均年収、従業員数はどうなっているのか、確認していきましょう。

まず売上高ランキングですが、日本が世界に誇るマーケティング企業の電通が1兆2,438億8,830万円と圧倒的な数値を誇ります。

サイバーエージェントはいわゆるメガベンチャーですが売上高は7,105億7,500万円と非常に高く、マーケティング業界は新しい企業でも業績を伸ばせる、夢のある業界であることも伺えます。

電通1兆2,438億8,830万円
博報堂9,911億3,700万円
サイバーエージェント7,105億7,500万円
ADKホールディングス3,526億7,100万円
DAC1,449億8,012万円
東急エージェンシー1,011億1,000万円
JR東日本企画473億2900万円
アイレップ377億6,189万円
デジタルホールディングス162億9,400万円
セプテーニ28億8,189万円
売上高ランキング(各社HPから引用)

平均年収も電通が1,520万円と1位で、非常に高いです。

最も低いアイレップでも493万円と高く、また平均勤続年数が2.3年と非常に短いことから考えると、マーケティング業界は高年収も目指せる業界であると言えます。

電通1,520万円
博報堂1,275万円
サイバーエージェント817万円
ADKホールディングス756万円
デジタルホールディングス726万円
東急エージェンシー681万円
JR東日本企画607万円
DAC602万円
セプテーニ579万円
アイレップ493万円
平均年収ランキング(各社HPから引用)

従業員数はサイバーエージェントが最も多く、6,337人となっており、企業の規模と従業員数は必ずしも比例しないことが伺えます。電通や博報堂は、少数精鋭で高い売上を作り上げています。

サイバーエージェント6,337人
ADKホールディングス3,469人
DAC1,915名
アイレップ1,192名
JR東日本企画1,123人
東急エージェンシー1,041名
デジタルホールディングス1,022人
博報堂266人
電通129人
セプテーニ80人
従業員数ランキング(各社HPから引用)

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マーケティング会社に就職するには

マーケティング会社に就職するにはどのようなスキルや行動が求められるのでしょうか。あらかじめ知っておくことでしっかりと対策できます

どのようなスキルが見られるのか、何をすればより就職に近づけるのか、一緒に見ていきましょう。

  • 必要なスキル
  • インターンシップ参加

必要なスキル

まずは必要なスキルについて確認していきましょう。

それぞれ完璧に備えておかなければならない、というわけではありませんが、自分に足りないと思うものは可能な限り補完することが大切です。

  1. 情報収集力
  2. 分析力
  3. プレゼンテーション能力

①情報収集力

マーケティング職に最も重要とも言えるスキルが、情報収集力です。

クライアントの業績を伸ばすにあたって、同業の企業がどのような広告や施策を打ち出しているのか、何に力を入れているかを調べる能力があれば、的確な施策を提案できるでしょう。

また、市場動向を的確に把握し、時代の流れに則した戦略を策定するのもマーケターに求められるスキルです。「どのようなものが流行っているのか」を把握できる人材が求められます。

②分析力

何を商材とするにしろ、マーケターにとって分析力は必須です。

マーケティングはまずデータを分析することから始まります。「なんとなく、こんな感じだから」で成功する戦略はありません。

大量のデータを分析し、消費者の嗜好や行動を深く理解し、ターゲティングに役立てていくことが大切です。

特に商品開発にも携わるマーケターは「モノを売る」だけでなく、「売れるモノを作る」能力も求められるので、分析力がある人は重宝されることでしょう。

③プレゼンテーション能力

情報収集力と分析力を活かして素晴らしい戦略を立案できても、クライアントに納得してもらえなければ、肝心のアイディアも役に立ちません。

どれだけ良いものでも自信なさげにセールスされれば購買意欲が湧かないように、説得力のある、プレゼンテーション能力はマーケターに必須です。

マーケターとしてのスキルを最大限活かすためにも、説得力のあるプレゼンができるよう、練習しておきましょう。

インターンシップ参加

インターンシップに参加しておくのも、マーケティング会社に就職を目指す上で大切です。

インターンシップは実務を通して経験を積めるので、必要なスキルが身につけられるのはもちろんのこと、自分に足りないものが何かも確認できます

また、インターンで高い評価を受けられれば、早期選考や本選考での優遇を受けられる可能性もあり、参加しない選択肢は無いでしょう。

ベンチャー企業ならばインターンの段階で会社側から逆オファーを受けることもありますし、気になる企業があれば積極的に参加することをおすすめします。

マーケティング会社の仕事内容

実際にマーケティング会社に就職したら、どのような業務を行うのでしょうか。

あらかじめ業務内容について理解しておくことで対策ができるのはもちろん、長い目で見て、自分がやりがいを持って取り組める仕事なのかも考えてみましょう。

  1. 市場調査・分析
  2. 商品企画
  3. 販売促進・営業

①市場調査・分析

市場調査や分析は、ビジネスの戦略を策定し、適切な広告や宣伝を行うために必須の業務です。

顧客の潜在ニーズや購買行動を分析し、どのような打ち出し方が効果を生むのか検討するのはもちろん、市場の規模と成長率なども分析します。

特に競合企業の分析は非常に重要で、差別化を図り、業界で卓越するにはどのような戦略が求められるのかも考えることが大切です。

②商品企画

全てのマーケターが行う業務ではありませんが、商品企画も非常に重要な業務と言えます。

マーケティングという仕事は「既存の製品・サービスをどのように売るか」といった小手先のテクニックを使うことがメインと思われがちですが、本当に大切なのは「何を売るか」です。

市場を分析し、どのようなサービスや製品が求められているのかわかれば、即したものを開発するだけで自ずと売上は伸びます

優秀なマーケターが商品企画の段階から関われば、その製品やサービスの成功は堅いと言って良いでしょう。

③販売促進・営業

マーケターも販売促進や営業に関わる場合が多いです。

販売促進は「販促」とも呼ばれ、主に短期的に売上を増加させるためのマーケティング活動を指します。

どのような打ち出し方をすれば消費者の心を掴めるかを常に考え続けることが大切です。

また、ベンチャー企業のように社員が少ない企業の場合は、マーケター自身でも営業を行うことがあります。自身で考案したプロモーションの場合は特に良さを理解しているので、結果も出やすいでしょう。

マーケティング会社の将来性

マーケティング会社の将来性は非常に高いと言われており、今後さらに伸びていく業界といって間違いはないでしょう。

2020年~2025年の年間平均成長率は7.2%、2025年の市場規模は6,102億円となる見込みで、今後も需要は非常に高いです。

新型コロナウイルスの流行もあり、リモートでも業務をこなせることを多くの企業が実感しました。これにより外部環境との関係性も大きく変化しています。

打ち合わせもZoomなどで行うようになり、長時間の打ち合わせではなく、端的に要点を伝えられる能力が求められるようになり、以前よりも高い説得力が必要になりました。

伸びている業界なので就職自体は「最難関」ではありませんが、卓越するためには相当の努力が必要でしょう。

参考サイト:デジタルマーケティング業界の市場規模

大手マーケティング会社への就職を目指そう!

今回は大手マーケティング会社について紹介するとともに、マーケティング会社の業務内容や求められるスキルなどについて紹介してきました。

マーケティングは今後もさらなる成長が期待できる分野だけに、気になる方はぜひ積極的にインターンなどに参加してみてください。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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