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自己PRでは積極性を言い換えて伝えよう|アピール方法や例文も解説

「自己PRで積極性をアピールしても評価されるか不安。」と、悩んでいる就活生もいるのでは?採用担当者から高評価を得るためには、アピールポイントをおさえることが大切です。

そこで、本記事では自己PRで積極性をアピールする方法ポイントを解説します。ぜひ、今後の就活対策の参考にしてみてくださいね。

吉田

キャリアアドバイザー 吉田

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。

自己PRで積極性を伝えることは企業視点で好印象

自己PRで積極性を述べると、企業側にも良い印象を与えやすくなります。

アクティブな人材は、周りのやりたがらないことにも進んで取り組んだり、目標に向かって主体的に行動します。チームのために周囲を巻き込んで物事を進めたり、初めてのことにも挑戦できるのです。

企業は仕事に精力的な人材を求めているため、採用後に活躍してくれそうだと思われるでしょう。ただし、積極性は必ずしも高評価につながるわけではないので、ポイントを押さえる必要があります。

積極性はどの企業でも好印象につながりやすい自己PRです。伝え方を工夫してアピールしましょう!

自己PRにおける積極性の3つの言い換え

多くの応募者が積極性をアピールするため、別の言い方をすると差別化できるでしょう。あなたが具体的にどんな強みを持っているのか言い換えて伝えれば、説得力が増しますよ。

  1. 新しいことに前向きに挑戦できる
  2. 主体的に問題の解決に取り組める
  3. 実行力に長けている

①新しいことに前向きに挑戦できる

積極性のある人は、チャレンジ精神旺盛だと言い換えやすいと言えます。

周りから言われて受動的に行動するわけではなく、初めてのことにも前向きに挑戦でき、自分で掲げた目標に向かって行動できれば、積極的な人だと言えるでしょう。

とくに経験したことがないものに取り組んだ場合には、チャレンジ精神をアピールしやすくなります。目標達成のためにどう考えて行動したのかはっきり話してくださいね。

②主体的に問題の解決に取り組める

積極性は自主性や主体性とも言い換えられます。いずれも自分で考えて行動を起こせるため、積極性と意味が類似しており、具体的な背景を伝えれば自主的、または主体的に行動したとアピールできるでしょう。

自主性とは、周りに指示される前に率先して自分の取るべき行動を行うことであり、主体性とは周りの意見ではなく自ら考えて行動できることです。

主体性の場合には行動の責任が自分にあることを明らかにする必要があり、責任の所在がはっきりした状況での使用に適していますよ。

周りからの指示ではなく、自ら考え、行動を起こせるところがポイントです。

③実行力に長けている

実行力とは、目的のために計画を設定して行動できる力のことです。目標に向かって必要となる行動を自ら考えて素早く実行できる姿勢は、積極性と似ています。

実行力は行動にスピード感がある印象を与えるので、軽いフットワークでスピード感が重視される業種では、実行力と言い換えるのもおすすめです。

実行力の意味は幅広いため、あなたのこだわりや想いを伝えることで、意欲的な行動であるとアピールできるでしょう。

自己PRにおける積極性のアピール方法4ステップ

自己PRの題材選びだけでなく、題材の良さを活かすためには、どう伝えるかが大切です。そのため、次の4つのステップを意識してくださいね。

  1. 積極性を具体的かつ端的に伝える
  2. 積極性を実際に発揮したエピソードを伝える
  3. エピソードから得た学びを抽出して伝える
  4. 積極性を生かした入社後の活躍の展望を伝える

①積極性を具体的かつ端的に伝える

まず、あなたの強みを端的に話しましょう。例えば、「私は積極性があるため、何事にも挑戦できます」のように、初めに具体的な結論を述べてくださいね。

話のテーマを最初に伝えると、採用担当者にも内容が分かりやすなります。

②積極性を実際に発揮したエピソードを伝える

続いて、実際に発揮したエピソードを話してください。積極性を活かして何に取り組んで、何を達成できたのか、詳細を述べると、内容の信憑性を上げられます

また、エピソードのインパクトを重視するのではなく、結果に対するプロセスを相手にわかりやすく伝えることがポイントですよ。

具体的な経験やエピソードがあれば、積極性をアピールする際に説得力が増します。

③エピソードから得た学びを抽出して伝える

積極性によって得られたことを抽出して、周囲にどんな影響を与えたのか示してください。できるだけ周りを巻き込んで能力を発揮したエピソードを提示できると、企業側からも良い評価が得られます。

一つの経験から学びを得られる人は、成長速度が早いと判断されるでしょう。

経験をしっかりと振り返れることも企業側から評価されやすいポイントです。

④積極性を生かした入社後の活躍の展望を伝える

どれだけ素晴らしい能力を持っていても、入社後にあなたの強みがどう役立つかを提示しなければ、高評価にはつながりません。

仕事に活かす方法を言及して、企業でも活躍できるとしっかりアピールしてくださいね。

自己PRで積極性を伝える際の3つのポイント

積極性を話す際には、ポイントが3つあります。企業担当者にマイナスのイメージを与えないためにも、以下の点に気をつけてくださいね。

  1. 企業が求める積極性が何かを意識してアピールする
  2. 面接時の態度と自己PRが矛盾しないようにする
  3. 協調性が不足していると思われないようにする

①企業が求める積極性が何かを意識してアピールする

自分の魅力を自由に話すのではなく、志望先企業が必要とする人材像に合わせてアピールポイントを変えることが重要です。

積極性にはポジティブなイメージがあるため、自己PRの題材として使いやすいですが、話の内容と会社の求める人物像に差がありすぎると評価されません。

応募企業のことを事前に調べて、意欲や向上心の高さが求められているなら、積極性を強みにしても問題ないでしょう。

希望する業界や企業によって求められる人材は変わってきます。企業研究は欠かさず行いましょう。

②面接時の態度と自己PRが矛盾しないようにする

積極性を強みに決めたなら、面接では活発に発言しましょう。面接中の振る舞いから積極性が見られないと、内容に説得力がありません。

とくに、集団面接の質疑応答が挙手制の場合は気をつけてください。周りの応募者に順番を譲り続けていると、積極性がないと判断される可能性もあります。

本来の能力や人柄がイメージと違うと思われ、自己PRの内容の信憑性が疑われないためにも、面接には強みに合った態度で臨んでください。

③協調性が不足していると思われないようにする

就活で積極性は評価されやすい強みですが、自己中心的な印象を与えないように注意しましょう。

積極的な行動だけを伝えてしまうと、悪気がなくてもマイナス評価になるかもしれません。そのため、できるだけ協調性があることも、うまくアピールする必要があります。

自分勝手な性格だと思われないように、周りと協力できる姿勢を示すことが重要です。自分から物事へ取り組んだ際に、周囲の状況を見ながら力を合わせたことを伝えてくださいね。

伝え方仕方次第ではマイナスなイメージに取られてしまうこともあります。正しく長所が伝わるように、表現を工夫しましょう。

自己PRで積極性をアピールする際の例文3選

自己PRに積極性を使った例文を3つ紹介します。以下の例文をチェックしておけば、自分のアピール内容を考える際に役に立つはずです。

  1. サークルの経験
  2. アルバイトの経験
  3. 趣味

例文①サークルの経験

私の強みは、人が嫌がることも引き受け、仕事をやり遂げられる力にあると考えています。

大学時代は、50人が所属するバレーサークルに参加していました。
サークルを運営するための会計係が必要でしたが、負担が大きく責任を伴う仕事のため誰もやりたがらない中、「何事もチャレンジだ」と考えていた私は立候補を決めました。

周りの様子を見つつ意見は慎重に取り入れることで、調和を図りながら上手に節約し、結果的に赤字を出さないことに成功しました。信頼を得るとともに大きなやりがいを感じることもでき、強みが有益な経験に繋がったと思っています。

私の強みである積極性は、上昇志向の強い貴社においても最大限発揮できると考えております。掲げた目標にコミットし続けられる行動力を武器に、貴社のシェア拡大に向け貢献したいです。

周囲が嫌がることを引き受けてやり遂げる積極性がアピールされた例文です。前向きな意志を持って、結果が出たことが伝わるでしょう。

先ほどご紹介した3つのポイントをしっかりと押さえることが大事です。

例文②アルバイトの経験

私の強みは、問題解決のために積極的に動けることです。

学生時代、私は塾講師のアルバイトをしておりました。

担当していた生徒全員を合格させるためには、授業だけでなく普段から勉強の習慣を付ける必要があります。
当時、塾の自習室は机と机の間隔が狭く手入れもあまりされていなかったため、長時間勉強するのに最適な場だとは言えない状況でした。

そこで、自習室を生徒が自然と集まる場にするため、環境整備を提案しました。
他の講師の助言も取り入れながら、机の配置などの見直しや、照明や空調設備の更新などの対応を行いました。
その結果、空席が目立っていた自習室にも生徒が集まり、授業以外でも長時間集中して勉強に取り組むようになりました。

このような経験から、私は現状を放置せず、改善に向けて主体的に行動できると自負しております。
美容機器においてトップシェアを誇る貴社においても、強みである積極性を発揮し、さらなる利益拡大に向け全力を尽くす所存です。

この例文では積極性だけでなく、問題解決能力もアピールできています。業界研究や企業研究を行い、志望企業の求める人物像を確認しておきましょう。

例文③趣味

私の強みは、新しいことでも前向きに取り組める点です。

私は海外の建造物や美術品のような芸術文化に触れることが好きで、友人とよく海外旅行をしています。
ツアーではなく自分たちだけで街歩きに挑戦したいと考え、苦手な英語の克服に向けて、英会話スクールに通いつつ家でも毎日2時間以上英語の勉強を始めました。その結果、トラブル無く海外で街歩きできるようになり、大きな達成感と喜びを得ることができました。

今では友人と一緒に英語の勉強を継続しており、自分の前向きな取り組みが周りを巻き込んで良い影響を与えることができたと実感しています。

貴社に入社後も、強みである積極性を活かしチーム内の業務を円滑に進めていく所存です。
あらゆることに前向きに取り組んで、周りを良い意味で巻き込める人材として貢献したいと考えております。

新しいことに挑戦するチャレンジ精神とともに、友人を巻き込んで行動できる積極性からも、前向きな姿勢が伝わるでしょう。

エピソードが具体的かつ成果も述べており、積極性を魅力的に伝えられています。

自己PRで積極性を伝える際は簡潔に言い換えて伝えよう

今回は自己PRで積極性をアピールする方法と例文を紹介しました。

積極的な人材はポジティブなイメージが強いので、好印象につながりやすく自己PRのテーマに適しています。本記事で説明したポイントと注意点を参考にして、応募企業の選考を突破してくださいね。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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