ファーストリテイリングは、「ユニクロ」をはじめとして多くの有名ブランドを抱える世界的企業であり、就職を希望している方も多いのではないでしょうか。
しかし有名企業への就職を考えた際に気になるのが、就職難易度ですよね。
本記事では、ファーストリテイリングの基本情報から選考対策、学歴フィルターの有無までを幅広く解説します。
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ファーストリテイリングの基本情報
社名 | 株式会社ファーストリテイリング (FAST RETAILING CO., LTD.) |
創業日 | 1963年5月1日 |
売り上げ | 国内ユニクロ事業:8,102億円 海外ユニクロ事業:11,187億円 ジーユー事業:2,460億円 グローバルブランド事業:1,231億円 (上記は全て2022年8月期) |
従業員数 | 58,505名(2023年2月28日現在) |
展開地域 | 日本国内・アジア・北米・欧州 |
事業内容 | 株式又は持分の所有によるグループ 全体の事業活動の支配・管理等 |
ファーストリテイリングは、ユニクロやジーユーなどを展開する世界的企業です。
生産販売をワンストップで行えることを強みとしており、常に新しい取り組みを国内外で続けています。
ファーストリテイリングの就職難易度を解説

就職先について調べるうえで、多くの方にとってまず気になるのは就職の難易度でしょう。
そのためここでは、ファーストリテイリングの就職難易度について以下の3点に注目して解説します。
- 採用人数
- 学歴フィルターの有無
- 入社倍率
①採用人数
マイナビ2024によると、ファーストリテイリンググループの近年における採用実績は以下の通りです。
年度 | 採用人数 |
---|---|
2021年 | 398名 |
2020年 | 335名 |
2019年 | 378名 |
上記によると、毎年300~400名程度を採用していると言えます。300名以上を採用していると聞くと、多いと感じる方もいるかもしれません。
しかしファーストリテイリングの社員であれば、世界中で活躍する可能性があります。世界的企業であると考えると、決して多くはないと言えるでしょう。
②学歴フィルターの有無
大学通信のまとめによると、2022年度の大学別就職者数は以下の通りです。
順位 | 大学 | 人数 |
---|---|---|
1位 | 慶応義塾大 | 14 |
2位 | 同志社大 | 12 |
3位 | 明治大 | 11 |
4位 | 青山学院大 日体大 立命館大 | 10 |
7位 | 立教大 早稲田大 | 9 |
9位 | 東京大 上智大 | 6 |
12位 | 東洋大 日本体育大 関西学院大 | 4 |
15位 | 共立女子大 成城大 玉川大 中央大 津田塾大 文教学院大 関西大 完済外国語大 九州産業大 西南学院大 | 3 |
上記を見ると、学歴を問わずさまざまな大学から採用されていると言えます。
③入社倍率
ファーストリテイリングのプレエントリー数は、2022年卒では25,000~30,000人程度だとされています。
仮にプレエントリー数を30,000人と設定すると、先程紹介した過去3年間の採用人数から倍率は以下の通りです。
年度 | 採用人数 | 想定倍率 |
---|---|---|
2021年 | 398名 | 約75.4倍 |
2020年 | 335名 | 約89.6倍 |
2019年 | 378名 | 約79.4倍 |
上記の通り、70~90倍と高倍率が想定されます。ただし頑張り次第で突破は可能であることから、選考対策を行って採用される可能性を高めることが大切でしょう。
ファーストリテイリングの選考フロー

選考対策を行ううえではまず、選考フローを理解しておくことが重要です。
そのためここではファーストリテイリングの選考を以下の2つに分けて、それぞれの選考フローと仕事内容を紹介します。
- グローバルリーダー候補
- 地域正社員
①グローバルリーダー候補
グローバルリーダー候補の選考フローは、以下の通りです。
- FR(ファーストリテイリング)会社説明会
- 適性検査
- 面接
- キャリアセッション
- ブランド選択
- 面接(数回)
- 内定
グローバルリーダー候補は、世界に通用する実力を身につけ活躍したい人を対象とした、海外転勤の可能性もある採用区分です。
ファーストリテイリングには様々なブランドが存在し、勤務先もアジアだけでなく北米やヨーロッパなど非常にグローバルだと言えます。
配属先によって描いていくキャリアは大きく異なるため、自身のキャリアパスをしっかりと考えることが重要でしょう。
②地域正社員
地域社員職の選考フローは、以下の通りです。
- FR(ファーストリテイリング)会社説明会
- 適性検査
- 面接
- キャリアセッション
- ブランド選択
- 面接(数回)
- 内定
地域社員職は、転居を伴う移動がない採用区分です。ファーストリテイリングブランドの個人経営を支える重要な役割を担い、地域に根差して働きます。
各ブランドの店舗にて第一線で活躍する社員であり、一般消費者にとってはファーストリテイリングの顔になる存在だと言えるでしょう。
また地域社員職には、店長やエリアマネージャーとしてキャリアアップしていく他にも、グローバルリーダー職への転向にチャレンジする選択肢もあります。
ファーストリテイリングの選考対策4つ

ファーストリテイリングの選考対策としては、以下の4つが考えられます。
- 求められる人物像にマッチさせる
- インターンシップに参加する
- 企業研究を進める
- 過去の面接質問を参考に対策する
ここでは、各対策について詳細を解説します。
①求められる人物像にマッチさせる
選考対策としてまず大切なことが、企業が求める人物像と自分がマッチしていることをアピールすることです。
ファーストリテイリングのグループ企業理念を踏まえると、以下のような人物が求められると考えられます。
- チャレンジ精神を持っている
- 向上心を持って仕事に取り組める
- 相手(お客さま)の立場になって行動できる
- 協調性がある
志望動機や自己PRを考える際には、上記の資質を持った人物であるとアピールするようにしましょう。
②インターンシップに参加する
選考対策としては、インターンシップに参加することも重要です。インターンシップへの参加には、以下のようにさまざまなメリットがあるためです。
- 本選考のフローが短くなるなど優遇がある
- インターン経験を元に、面接で志望度をアピールできる
- 業界・企業研究に役立つ
- 社会人とのコミュニケーション経験が得られる
ファーストリテイリングでは、「臨場参加型の2DAYSサマープログラム」や「1か月間の部署配属型長期インターンシップ」が行われています。
③企業研究を進める
企業研究は、選考対策の基本であるとも言えます。同業他社と比較して、どうしてファーストリテイリングを選んだのかを明確にする必要があるためです。
企業研究を行わないまま志望動機や自己PRを作成すると、汎用的で採用担当者に刺さらないものになってしまいます。
選考の突破には、採用担当者に自分の印象を残すことが大切です。
企業研究を行って企業理念や事業内容、求める人材、そして働き方などを理解したうえで、「この企業に自分はマッチしている」と示しましょう。
④過去の面接質問を参考にする
面接対策においては、過去の面接質問を参考にすることも大切です。過去の傾向を読み取ることで、どんな内容を聞かれるのか想定できます。
想定される質問には、事前に回答を用意しておくことが基本です。質問内容を想定してしっかりと準備をすることで、より落ち着いて面接に臨めるでしょう。
面接には特有の緊張感があり、一定の緊張は避けられないと考えておくべきです。準備不足では思うように話せないことも多いことから、十分な対策が求められます。
早期内定獲得を目指そう!

早期内定を獲得する学生は徹底した業界・企業・自己分析を行っています。またなんとなくでESを提出するのではなく、選考管理が行き届いているのも特徴です。チェックリストで3つ以上チェックがない場合は要注意です。
ただ、頭では理解していても
- 企業分析のそもそものやり方が分からない
- 企業分析がめんどくさい
- 分析する企業が多い
など様々な理由で後回しになることも。
そこでカリクルでは、就活を応援して「企業分析・業界分析・企業比較」ができ、【選考も一括管理できる】エクセルシートをプレゼントしています。
エクセルシートの使い方が明確なので、スムーズな分析が可能で時間短縮になります。また、就活あるあるの「どこの企業にES出したっけ…?選考どこまで進んでいたっけ…?」もなくなります。
特典をうまく活用して、選考管理はサクッと終わらし、内定獲得を目指しましょう!
ファーストリテイリングの就活に関するよくある質問2つ

ファーストリテイリングの就活においては、以下の2つの質問がよく聞かれます。
- 海外で働ける可能性は?
- 離職率は高い?
多くの方が共通して気にしているポイントであることから、ここで一緒にチェックしておきましょう。
①海外で働ける可能性は?
多くの方が気にしているポイントとしてまず挙げられるのが、海外での勤務についてです。
ファーストリテイリングでは、アジア地域を中心としてヨーロッパや北米(アメリカ・カナダ)へも店舗を展開しています。
そのため新卒で就職していきなりの海外勤務は難しいでしょうが、長期的に考えると海外勤務の可能性は十分にあると考えられるでしょう。
そして海外での活躍を目指すのであれば、グローバルリーダー候補職への応募が重要です。
②離職率は高い?
就活生の多くが気にしている質問としては、就職率に関することも挙げられます。
東洋経済オンラインが2013年に後悔した記事によると、ファーストリテイリングの代表ブランド「ユニクロ」における新卒社員の3年以内離職率は平均36%でした。
(出典:東洋経済オンライン)
一般的な3年以内離職率は30%程度だと言われているため、決して低いとは言えないでしょう。
決して簡単な仕事ではないことから、自分のキャリアプランをしっかりと考えたうえで選考に取り組むことが重要です。
ファーストリテイリングは学歴フィルターなし!対策して採用に近づこう
ファーストリテイリングは海外を舞台に活躍できる可能性もある、魅力的な企業です。
就職難度は高いと言えますが、しっかりと対策して臨むことで就職の可能性は高まるでしょう。
本記事をご参考にして、ぜひともファーストリテイリングの選考対策を進めてくださいね。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。