ES(エントリーシート)を提出する時に準備が必要な証明写真。街中に証明写真を撮影できるスポットはさまざまありますが、就活用の証明写真はとっさに撮影できるものではありません。
本記事では、就活で提出する証明写真で好印象に受け取られる髪型や服装について解説していきます!男女に分けてそれぞれ紹介するので、しっかり準備をしたうえでベストな証明写真を用意しておきましょう。
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就活の証明写真では髪型が重要
就活の第一審査とも言える書類審査では、ESや履歴書に提示する証明写真が第一印象となります。顔中心のショットになるため、特に髪型は重要なポイントです。
ここからは女性編と男性編に分けて、就活における証明写真の理想的な髪型について解説していきます。
【女性編】就活における証明写真の髪型
まずは女性が就活において意識しておきたい証明写真での髪型について紹介します。
女性は髪色から長さまでヘアスタイルの種類が幅広いですが、証明写真を撮影する際は次のポイントを意識した髪型にしましょう。
- 髪色は自然な地毛の色や黒
- 髪が長い場合は一つに結び、短い場合は耳にかける
- 前髪は目にかからないようにする
それぞれについて解説していきます。
①髪色は自然な地毛の色や黒
第一印象は清潔感が大切なので、髪色は自然に見える地毛に近い色合いにしましょう。
派手な色合いのカラーリングをしている場合は落ち着いた黒やブラウンに染めておくことをおすすめします。
また、色むらがあると清潔感のイメージが欠けてしまうので、染めて時間が経っている場合は鏡で色むらもチェックしてください。
②髪が長い場合は一つに結び、短い場合は耳にかける
髪が長い人は一つ結びに、短い場合でも顔にかからないよう耳にかけるなどして、顔周りをスッキリした印象にしましょう。
もちろん寝ぐせがついていたり整っていない髪型は避けましょう。
整髪料やヘアピンを使ってしっかりと髪を抑えて、顔周りが明るく見えるようにヘアセットしてください。
③前髪は目にかからないようにする
前髪を作っている人も多くいますが、証明写真を撮る時は前髪が目にかからないようにセットすることをおすすめします。
おでこ部分をスッキリ出すことで眉毛が見えて、明るく爽やかな印象を与えますよ。
ワックスなどの整髪料を使うときは、ライトに反射しないよう付けすぎに気を付けてください。
【男性編】就活における証明写真の髪型
続いて、男性が就活において意識しておきたい証明写真での髪型について紹介します。
男性は一見すると髪が短ければ気を付けるところがないと思われがちですが、男性も好青年な印象を与えるために次のポイントを意識しましょう。
- 清潔感のある黒髪が定番
- 耳の周りがすっきりとした髪型にする
- 額が見えるようにする
それぞれについて解説していきます。
①清潔感のある黒髪が定番
男性も明るすぎる髪色は避けて、清潔感のある黒髪にしておきましょう。
ただし、もとの髪色が明るい人は地毛に近い髪色でもOKです。
②耳の周りがすっきりとした髪型にする
男性はベリーショートなどの短髪ヘアにしましょう。清潔感や明るい印象を与えるために、耳周りをすっきりした髪型にしてください。
最近はおしゃれにパーマをかける男性も多くいますが、可能であればストレートにして爽やかなイメージに近づけるとよいでしょう。
③額が見えるようにする
前髪を重くする男性もいますが、証明写真では額がスッキリ見えるようにヘアセットしてください。
凛々しい眉毛やスッキリした顔周りで、好青年な印象や清潔感を与えてくれます。ワックスなどの整髪料を使って固めるのもよいでしょう。
【男女共通編】証明写真で注意すべきポイント3つ
ここからは男女共通で注意しておきたい証明写真を撮影する際のポイントをお伝えします。
- スーツで撮影する
- アクセサリーを外す
- 微笑む程度の笑顔を意識する
顔中心の写真とはいえ、髪型以外にも気を付けるべきポイントは隠されています。解説するので参考にしてください。
①スーツで撮影する
服装は無難にスーツで、色味も黒や紺・グレーなど落ち着いたカラーのスーツを選びましょう。
サイズが大きいと緩く着てしまいだらしない印象を、逆に小さいと息苦しい印象を与えます。
すでに持っているスーツを着る場合は着崩れやしわがないか確認して、写真を撮影する前にボタンやネクタイの曲がりにも注意しながら撮影してください。
②アクセサリーを外す
顔周りのアクセサリー(ピアス・クリップ・バレッタなど)は撮影前に外しておきましょう。
ピアスの代わりに樹脂製のものを装着しておけば撮影中に外していても問題ありません。
ただし、メガネは業務中も装着が必要な方はそのまま装着して撮影しても大丈夫です。
③微笑む程度の笑顔を意識する
撮影する時は表情にも意識してください。真顔で撮影すると真面目さは伝わりますが、明るさや爽やかさが伝わりづらくなります。
口角をすこし上げて歯が見えない程度に微笑んだ写真を撮影できるように、撮影前は鏡を見て表情をチェックしましょう。
【女性編】証明写真で注意すべきポイント3つ
続いて特に女性が注意しておきたい証明写真撮影時のポイントについて3つ紹介します。
- 目を意識的にぱっちり開ける
- 血色がよく見える口紅を使う
- アイシャドウは控えめにする
それぞれの注意事項について詳しく解説するので、最後まで参考にしてください。
①目を意識的に ぱっちり開ける
目は第一印象のなかでも特に印象に残りやすく、ぱっちりとした目だと真面目さや明るさも伝えられるでしょう。
アイメイクでぱっちりとした目に近けたい場合でも、アイラインは長すぎないように目じりの延長線上に0.5mm程度伸ばすくらいにします。
アイメイクにこだわるだけでなく、撮影する際は意識して目をぱっちりさせるよう心掛けてください。
②血色がよく見える口紅を使う
口紅は血色がよく見えるものだと、フレッシュな印象を与えることができます。ベージュベースの赤やピンク色のほかに、オレンジ系も明るい印象を持たせてくれます。
赤色でも派手なカラーにしてしまうと派手な印象を与えてしまいます。あくまでも控えめな色合いの口紅を用意してください。
オーバーリップにするのではなく、しっかり唇の輪郭に沿って濃くならない程度に塗りましょう。
③アイシャドウは控えめにする
アイシャドウでは基本的に落ち着いた色味のブラウンカラーを使いましょう。自然な目にしたいなら、瞳の色に合わせたカラーを選んでみてください。
派手すぎると誠実な印象を与えられないので、範囲は控えめにしてメイクするようにしましょう。
また、メイクのよれも気を付けておきたいところです。撮影前の化粧直しは欠かさず行いましょう。
【男性編】証明写真で注意すべきポイント5つ
続いて特に男性が注意しておきたい証明写真撮影時のポイントについて3つ紹介します。
- 色や柄が派手すぎないネクタイがいい
- ネクタイを整える
- 撮影の時はあごを少し引く
- ひげをそる
- 整髪料をつけすぎない
それぞれの注意事項について詳しく解説するので、最後まで参考にしてください。
①色や柄が派手すぎないネクタイがいい
ネクタイは色や柄ひとつで証明写真のイメージを大きく左右させる重要なアイテムです。
白いネクタイは慶事、黒いネクタイは弔事で使われるカラーになるので証明写真の撮影時には使用を避けてください。
真面目さや爽やかさを伝えらえるブルーカラーや熱意をアピールできるレッドカラーが人気です。
いずれにしても、本人の印象がぼやけたり間違ったイメージを持たせるような派手なネクタイは選ばないようにしましょう。
②ネクタイを整える
ネクタイの結び方はいろいろと種類があります。しかし、証明写真を撮る時はしっかりと上まで締めて、ネクタイが下に伸びていることを確認しましょう。
就活向けの証明写真でおすすめの結び方は「ウィンザーノット」です。結び目が大きな正三角形になり、綺麗な形が清潔感を後押ししてくれますよ。
撮影する際は、ネクタイが動かないように大剣の先をベルトの金具に引っ掛けておくとよいでしょう。ネクタイにしわができたまま撮影することも回避できます。
③撮影の時はあごを少し引く
撮影をする時はあごを少しだけ引くことを意識して下さい。真面目かつ穏やかな印象を与えることができます。
あごが上がっていると相手を見下しているようなイメージを与え、逆に引きすぎると睨んでいると誤解されかねません。
スピード写真などで一人で撮影する場合は、撮影前にあごの角度別に自撮り写真を撮ってみて、どの写真が一番印象よく見えるか他者に確認してみるのもよいでしょう。
④ひげをそる
中にはひげの個性を大切にしている人もいますが、就活向けの証明写真を撮影する際はひげを剃っておきましょう。
大切なのは清潔感や真面目な印象を与える写真を撮影することです。せっかく身だしなみに気を付けていても、ひげが生えていたままだと、だらしなさや不潔な印象を持たせてしまいます。
ひげの跡が気になる場合は、男性向けのファンデーションやクリームで顔全体の肌色を整えてみるのもおすすめです。
⑤整髪料をつけすぎない
先ほども触れましたが、髪型を整えるためには整髪料を用います。その時は整髪料のつけすぎに注意が必要です。
つけすぎてしまうとかえってギトギトした見た目になってしまいます。1円玉サイズの適度な量にとどめておきましょう。
また、ハードタイプだとワックスの白いクリームが透明になるまで伸ばしておかないと、白いカスが残ってしまうリスクも。髪にゴミやフケが付いていると思われかねないので、しっかり伸ばしておきましょう。
証明写真を撮るおすすめの場所2つ
最後に、証明写真を綺麗に撮影するためのおすすめの撮影場所を2つ紹介します。
- スピード写真
- 写真館
それぞれどんな特徴があるか・いくらかかるかについて解説しきます。
①スピード写真
街中にもコンビニや大型ショッピングモールなどの中に点在しているスピード写真でも、就活向けの証明写真を撮影することは可能です。
機種の中には撮影したデータをスマホに転送できるものもあるので、プリントされた写真を使い切ってしまっても撮りなおす必要がありません。
値段も500円から1,000円程度とお手軽に撮影できるので、なるべく就活費用を抑えたい就活生にもおすすめです。
②写真館
カメラマンに撮影してもらえる写真館の証明写真は、第三者から見ても印象がいいと思われる写真を撮ることができます。
身だしなみの注意点や表情、顔の角度までしっかりプロが指示してくれるので撮影した後にイマイチだったというケースが少ないのも魅力的です。
料金は3,000円程度とスピード写真よりも費用がかかりますが、データももらえるため必要に応じて焼き増しもできます。
ただし、プロカメラマンの予定を抑えるためにも予約が必要な写真館が多いです。就活シーズンは余裕をもって予約しておきましょう。
髪型を整えて就活の証明写真で好印象を与えよう
この記事では、就活向けの証明写真で好印象を与えるための髪型や服装での注意点をお伝えしました。
第一印象になる証明写真は、何度でも撮りなおせるチャンスはありますが、費用はなるべく抑えたいところです。
今回紹介したポイントや注意点をしっかり抑えておいて、一発で素敵な証明写真を撮影できるようにしましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。