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【例文付き】ペットショップの志望動機の書き方!仕事内容も解説

子どもの頃から動物が好きで、ペットショップ店員に憧れている方は多いのではないでしょうか。

しかし、「動物が好きだから」という志望動機では弱いのではないか、と不安になりますよね。

そこでこの記事では、ペットショップの志望動機の書き方や例文を紹介します。書き方・注意点も解説するため、ぜひ参考にしてください。

以下の記事では志望動機の書き方を解説しているので、気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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目次

ペットショップの仕事内容を知って志望動機の参考にしよう

ペットショップの志望動機を考える際には、まずは具体的な業務内容を知ることが重要です。ペットショップの概要と業務内容をそれぞれ解説します。

  1. ペットショップの概要
  2. ペットショップの業務内容

ペットショップの概要

ペットショップは、犬や猫などの哺乳類や鳥類、魚類などを販売するお店です、生体の販売だけでなく、ペットの餌やおもちゃなども販売しています。

ペットショップを運営するためには、第一種動物取扱業への登録が必須です。

第一種動物取扱業は事業所・業種ごとに7種別に分かれるため、勤めたいペットショップが必要な種別の申請が行っているかをチェックしてください。

ペットショップの業務内容

ペットショップの主な業務内容は以下の通りです。

  • 生体管理
  • 販売業務
  • 商品管理
  • 清掃

ペットショップの業務の中心となるのは、生体管理と販売業務です。

ペットショップでは飼い主が見つかるまでペットを飼育するため、餌の用意や排泄物の処理などを行っているのが特徴。

生体やペット関連商品の販売業務や、店内やゲージの清掃もペットショップ店員の仕事です。

ペットショップで働くやりがいと魅力

ペットショップで働くことには、動物好きだからこそ感じられる特別な魅力があります。その魅力について詳しく見ていきましょう。

  1. 動物の世話ができる
  2. 命を預かるという責任を持てる
  3. お客様との良好な関係を構築できる

①動物の世話ができる

ペットショップでは、命ある動物を直接ケアする特別な仕事に携わることができます。

動物の世話は作業ではなく、愛情と責任を持って接する繊細な仕事です。

なつくまでに時間がかかったり、手のかかる動物もいますが、その分世話をしている動物になつかれた瞬間は、何物にも代えがたい大きな達成感を感じられるでしょう。

動物一匹一匹の個性や健康状態に合わせたきめ細やかなケアを通じて、彼らの成長と幸せを直接サポートできることが、この仕事の最大の魅力です。

②命を預かるという責任を持てる

ペットショップでの仕事は、命を直接預かるという責任があります。

店内にいる動物たちは、店員の世話と管理によって健康と安全を守ることが可能です。

不適切な世話は動物の病気や最悪の場合は命の危険につながる可能性があるため、一人一人の動物に対して細心の注意を払い、責任ある対応が求められます。

この責任感は、仕事以上の使命感となり、動物たちの将来を左右する役割を担っているという誇りを感じられるでしょう。

③お客様との良好な関係を構築できる

ペットショップでは、お客様との信頼関係の構築も仕事の醍醐味です。

多くのお客様は、ペットとの生活に不安や疑問を抱えており、適切な情報提供やアドバイスを求めています。

店員は、顧客一人ひとりの悩みに耳を傾け、丁寧に対応することで、深い信頼関係を築くことができるでしょう。

例えば、ペットの選び方や育て方、日常のケアについて専門的な知識を分かりやすく説明することで、お客様の不安を解消し、安心感を提供できます。

ペットショップの仕事に向いている人の特徴

ペットショップで働くには、動物への愛情だけでなく、特定のスキルや性格的な特徴も欠かせません。

ここでは、具体的にどんな人が向いているのか見てみましょう。

  1. 動物と一定の距離を保てる
  2. 責任感が強い

①動物と一定の距離を保てる

ペットショップの仕事では、動物への愛情と同時に、プロとしての冷静な判断も大切です。

動物に深い愛情を持ちながらも、感情に流されず、一定の距離感を保つことが欠かせません。

例えば、可愛いペットが売れ残ったり、健康上の理由で販売できなくなったりした際に、感情的にならず、冷静に対応できる心の強さが必要になります。

また、新しい飼い主に引き渡す際に、愛着のあるペットと別れる寂しさを感じながらも、その動物の幸せを第一に考えられる柔軟性が求められるのです。

②責任感が強い

ペットショップは、生きている動物を扱う特殊な職場であり、非常に高い責任感が重要です。

動物の健康管理は命に直結するため、掃除や餌やりを怠ると深刻な結果を招く可能性もあります。

店内の衛生管理や動物の体調観察には細心の注意が必要で、一つひとつの作業に対して真摯に向き合う姿勢が欠かせません。

また、動物の個体差や特性を理解し、それぞれに適切なケアを提供できる責任感のある人材が求められます。

ペットショップの志望動機を書く際の2つのポイント

「志望動機と言われても、何を書けばいいのか分からない」という方もいるかもしれません。

ペットショップで働く志望理由を書く際には、以下の2つのポイントを意識してみてください。

  1. ペット業界に勤めたい理由を伝える
  2. そのペットショップに勤めたい理由伝える

①ペット業界に勤めたい理由を伝える

はじめに、なぜペット業界に勤めたいのかを伝えます。

数多くの業種の中から、ペット業界を選んだ理由を明確にし、志望度の高さを示しましょう

「動物が好き」や「ペットを飼っていた経験を生かしたい」など、前向きな理由であれば基本的には何を書いても問題ありません。自分の素直な気持ちを記入しましょう。

②そのペットショップに勤めたい理由を伝える

続いて、そのペットショップに勤めたい理由を伝えます。ペット業界に勤めたい理由だけでは弱く、面接官に志望度が低いと思われる可能性があるためです。

多くの方は志望動機に「動物が好き」と記入するため、それだけではインパクトに残りません。

採用担当者からすると「動物好きという理由のみなら、別にうちではなくてもいいのでは」と感じるはずです。

そのペットショップに勤めたい理由を伝えることで、他の志望者との差別化ができます。また、あなた自身の熱意も伝わりやすいでしょう。

ペットショップの志望動機の書き方3ステップ

ペットショップの志望動機の書き方は以下の3ステップです。

  1. ペットショップに勤めたい理由を具体的に書く
  2. 志望理由の根拠となるエピソードを書く
  3. 入社後の姿をイメージさせる

①ペットショップに勤めたいを理由を具体的に書く

はじめに、ペットショップに勤めたい理由を書きます

「動物が好き」という理由のみだと、履歴書に記入する志望動機としてはやや弱いです。

「動物が好き」にプラスして、動物を飼育した経験や、動物の知識が豊富なことなどをプラスしてください。

また、数あるペットショップの中から勤めたいペットショップを選んだの理由も添えることも重要です。

②志望理由の根拠となるエピソードを書く

続いて、志望動機の根拠となるエピソードを書きます。

具体的には、動物を好きになったきっかけや、ペットショップに勤めたいと思ったきっかけなどです。

勤めたいペットショップでペットを購入したり、トリミングを依頼したりした経験がある場合は、利用時のエピソードを書くことをおすすめします。

③入社後の姿をイメージさせる

最後に、入社後に企業へ貢献し活躍する内容を書きます。

ペット関連の資格を保有している場合は、「資格をどう活かしたいか」を書くとアピールにつながるでしょう。

5年後、10年後にどうなっていたいかを具体的に書くのもおすすめです。

勤めたいペットショップの経営理念や特徴を調べておくことも重要です。

ペットショップにおける志望動機の3つの例文

志望動機の書き方は分かったものの、具体的にどのような流れで書けばいいのか悩む方もいるかもしれません。

そこで、ペットショップにおける志望動機の例文を志望理由別で3つ紹介します。

  1. ペットショップで働くのが夢だったから
  2. 多くのお客様を笑顔にしたいから
  3. 今までの経験を活かしたいから

例文①ペットショップで働くのが夢だったから

例文①

私は子どもの頃から動物が好きで、ペットショップで働くことが夢でした。現在も実家で2匹の犬を飼育しています。

以前、貴社でペットフードを購入いたしました。その際に対応してくれたスタッフの方の対応が素晴らしく、家族で感動したことを覚えています。

具体的には、我が家の犬の年齢や健康状態を細かくヒアリングして商品をおすすめしてくれました。飼育に関する相談にも乗っていただき、大変心強かったです。

貴店の社員の一員となった暁には、今度は私がお客様のお役に立ちたいと考えています。

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例文①では、勤めたいペットショップを利用した際の具体的なエピソードが書かれています。

そのペットショップに勤めたい理由が明確なため、採用担当者に好感を持ってもらえる可能性もあります。

例文②多くのお客様を笑顔にしたいから

例文②

私がペット業界を志した理由は、1人でも多くのお客様を笑顔にしたいからです。

高校2年生の時、買っていた猫が病気になり、愛猫のために「動物に関する知識を身につけたい」と考えるよになりました。高校卒業後は専門学校へ進み、ペット販売士や動物介護士の資格を取得しました。

私が貴店で働きたいと思った理由は、貴店の経営方針に共感したからです。ただ動物を販売するだけでなく、販売後もサポートをし続けていきたいという方針に感動いたしました。貴店のような存在は、動物を飼育する側にとって心強いと感じます。

入社後は専門学校で取得した資格を活かし、お客様そして1匹1匹の動物に寄り添っていきたいと思っております。

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例文②では、ペット業界を志したきっかけと、ペットショップに勤めたい理由の両方が書かれています。

専門学校で学んだ経験や保有資格についても触れており、自己PRもしっかりとできています

例文③今までの経験を活かしたいから

例文③

私が貴店を志望した理由は、今までの経験を活かしたいと思ったからです。私は3年間ペット関連商品の営業として働いてきました。

仕事を通じて多く方と出会いましたが、正しい知識を持ってペットを飼育している方は意外と少ないと感じました。それぞれのペットに合ったペットフードの選び方、正しいしつけの仕方など、知識を持つことでペットも飼い主の方ももっと幸せになれると感じています。

そのような私の考え方に近いのが、販売後も責任持って飼い主をサポートしている貴店の経営方針でした。前職で培った専門知識を、今度は貴店を訪れるお客様のために活かしたいと思っております。

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例文③は、同業界・異職種から転職する場合の例文です。

前職を通じて浮き彫りになった問題点に、今度はペットショップ店員として向き合っていきたい強い意志を感じられます。職種は違っても、前職で培った知識や経験は役立つはずです。

ペットショップの志望動機記入時に注意すべきこと

ペットショップの志望動機記入時に注意すべきなのは、「動物が好き」のみを理由にしないことです。

ペットショップに勤めたい方の多くが動物好きなため、志望者のほとんどが「動物が好き」を志望動機に挙げる可能性が高くなります。他の方と同じことを書いても採用担当者の印象に残りません。

動物が好きなことは記入しても問題ありませんが、それ以外にも理由がある方が望ましいです。

例えば、「1人でも多くのお客様を笑顔にしたい」「ペットの健康をサポートしたい」などの理由をおすすめします。

ペットショップへの就職で有利になる資格3選

ペットショップ勤務に資格は必須ではありませんが、保有していると有利になる資格は存在します。ペットショップへの就職で有利になる資格は以下の3つです。

  1. ペット販売士
  2. 愛玩動物飼養管理士
  3. トリマー

①ペット販売士

ペット販売士は、一般社団法人 日本ペット技能検定協会が認定する民間資格です。ペット販売士は、消費者に対して正しい飼育方法の指導や動物愛護に基づいたアドバイスを行います

ペットの飼育方方法だけではなく、動愛法や希少動物の輸入規制など幅広い知識を求められます

指定のカリキュラムを修了したあと、筆記試験に合格するとペット販売士の資格が授与されます。年齢制限はありません。

専門的知識があると採用試験で即戦力だと判断され、有利になりますよ。

②愛玩動物飼養管理士

愛玩動物飼養管理士は、公益社団法人日本愛玩動物協会が認定する民間資格です。

「動物の愛護及び管理に関する法律」の趣旨に基づき、ペットの愛護および適正飼養管理などに必要な知識・技能を問われます

愛玩動物飼養管理を取得するためには、日本愛玩動物協会の通信教育によって学習し、所定の試験に合格する必要があります。

2級と1級の2段階があり、まずは2級を取得しなくてはいけません。

③トリマー

トリマーはペットの毛を洗ったり整えたりする業務で、簡単にいうと「ペットの美容師」です。

トリマーに資格は必須ではないものの、民間団体が認定する資格やスクール独自の資格は存在します。

専門学校や通信講座で学んで独自の資格を取得すると、ペットショップへの就職が有利になる可能性があるでしょう。

一方で、ペットショップで働きながら技術を習得することも可能です。

ペットショップの志望動機についてよくある質問

ペットショップの面接では、志望動機や接客スキルに加え、動物への理解や対応力が問われることが多いです。

ここでは、よくある質問とその対策を解説します。

  1. ペットショップの面接で志望動機の他に聞かれることは?
  2. ペットショップの面接は動物好きでも落ちる?

①ペットショップの面接で志望動機の他に聞かれることは?

ペットショップの面接では、志望動機はもちろん、あなたの個人についての質問が必ず出てきます。

よく聞かれる質問は、「なぜこのペットショップで働きたいのか」「ペットとの関わりはどれくらいあるか」「接客スキルはあるか」などです。

面接では、動物への愛情だけでなく、接客力や責任感、ペットショップの仕事への理解を示すことが欠かせません。

具体的な経験や将来のビジョン、店舗への熱意を伝えることで、面接官の印象に残る回答ができるでしょう。

②ペットショップの面接は動物好きでも落ちる?

ペットショップの面接は、動物好きというだけでは通用せず、面接官は、動物への愛情だけでなく、接客スキルや責任感も重視します。

「お金のため」や「家から近いから」といった安易な理由は即不採用の可能性が高く、面接では、動物・ペットショップの仕事の本質を理解していることをアピールしましょう。

単に動物が好きというだけでなく、動物の健康や福祉、顧客とのコミュニケーションに対する熱意を具体的に伝えることが求められます。

清潔感があり、明るく接客できる人材であることを印象づけることが面接に合格するポイントです。

ペットショップの志望動機の要点を抑えて夢を叶えよう!

ペットショップの志望動機は、ペットショップで働きたい理由や具体的なエピソードを書くのがポイントです。

多くの志望者は「ペットが好きだから」と書きがちですが、それではペットショップに勤めたいという熱意が伝わりません。

志望動機の要点を抑えて、あなたの「ペットショップで働きたい」という夢を叶えてください。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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