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夏の面接でもスーツが基本!服装を選ぶポイントや注意点も解説

就職活動において、面接の突破は重要です。しかし夏場にスーツを着るととても暑く、着崩れがちですよね。

ただ、ポイントを押さえてスーツを着こなすことで、採用担当者に良い印象を与えることができます。

本記事では、夏の面接におけるスーツ着用の重要性やケース別の着こなしのポイントなどを詳しく解説します。

夏の面接に備えて、ぜひとも参考にしてくださいね。

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夏の面接でも基本はスーツを着用

面接の時期が夏だったとしても、原則としてスーツを着用することが大切です。

ここでは、夏の面接にスーツを着ていく重要性について以下の2つに整理して解説します。

  1. 具体的な指示がない場合はスーツが基本
  2. クールビズの許可が出てもジャケットは持参

具体的な指示がない場合はスーツが基本

具体的な指示がない場合は夏でもスーツが基本です。面接の基本的なスタイルはスーツであり、採用担当者によっては印象を悪くする恐れがあります。

夏場に限らず、「服装の指定がない場合は常にスーツ」と考えておくことがおすすめです。

ただし、夏場にスーツを着て汗だくになってしまうと、清潔感が重要な面接での印象を悪くしてしまうかもしれません。

そのため、面接会場まで移動する際にはジャケットを脱ぎ、手にかけて持っておくと良いでしょう。

クールビズの許可が出てもジャケットは持参

クールビズの許可が出たとしても、ジャケットは持参します。企業によって、少しずつクールビズの規定が異なるケースがあるためです。

ノージャケットだけOKとされる場合や半そでシャツが禁止されている場合など、さまざまな考え方があります。

どの企業の規定にも対応できるようにするには、ジャケットを持参しておいた方が無難です。

手にかけて持参しておき、会場の雰囲気を確認しながら着用する・しないを決めると良いでしょう。

夏の面接で「私服OK」の場合の服装解説

夏の面接で「私服OK」と言われると、どんな服装をすれば良いのか分からず困るものですよね。

基本的な考え方は、以下の通りです。

  1. オフィスカジュアルも許容範囲
  2. 「私服OK」でもジャケットは持っていこう
  3. はっきりと「半袖シャツOK」の許可がないなら半袖は避ける

①オフィスカジュアルも許容範囲

「私服OK」と言われた場合は、実は何でも良いわけではありません。私服OK時に許容範囲の服装として、オフィスカジュアルが考えられます。

オフィスカジュアルとは、職場に着ていけるカジュアルな服装のことです。オフィスカジュアルの場合、「シャツ・パンツ・ジャケット(カーディガン)」が無難だと言えます。

もちろんスーツを着用しても問題はありませんが、暑い夏場の面接にはオフィスカジュアルも活用すると良いでしょう。

②「私服OK」でもジャケットは持っていこう

「私服OK」と言われた時に大切なことは、ジャケットを持っていくようにすることです。

「私服・オフィスカジュアルOK」でも、ジャケットは着なくて良いとの意味にはなりません。

たとえ社内では私服やオフィスカジュアルを推奨している企業であっても、社外の方と会う際にはジャケットを着用することが多いのです。

就職活動に置き換えて考えると、採用担当者とは初めて会うことから、ジャケットを着用して失礼のないようにすることが重要でしょう。

③はっきりと「半袖シャツOK」の許可がないなら半袖は避ける

半袖シャツに関しては、明確に「半袖シャツOK」との許可が出ていなければ避けることをおすすめします。

ジャケットを着用する場合は、袖口からワイシャツの袖を1~1.5cm程度出して見えるようにすることが一般的なマナーだからです。

「ジャケットを着てしまえば、長袖か半袖かほぼ分からない」と思う方もいるかもしれません。しかし企業の方は、こうした細かい部分も見ているものです。

明確に半袖シャツが許可されていない場合は、長袖シャツの方が好印象だと考えておきましょう。

夏の面接でのスーツを選ぶポイント3つ【女性編】

女性の場合、夏の面接に着ていくスーツ選びでは以下のポイントを押さえることをおすすめします。

  1. 夏用の薄い素材を選ぼう
  2. インナーはカットソーでもOK
  3. 裏地のないジャケットで涼しく

マナーを守りつつ、無理のない服装を選択してくださいね。

①夏用の薄い素材を選ぼう

夏に着用するスーツには、夏用の薄い素材のものを選ぶことをおすすめします。スーツには季節ごとに適切なタイプが存在するためです。

春夏用のスーツは通気性が良く、秋冬用のスーツは保温性に優れています。女性用の夏向けスーツであれば、リネンやコットン素材のアイテムが適しているでしょう。

さらに七分袖のジャケットを選択することで、ジャケットを着た時の暑さを抑えられます。

また、夏場はよく汗をかくことから清潔な状態を保ちやすいウォッシャブル機能付きのスーツもおすすめです。

②インナーはカットソーでもOK

女性の場合、インナーはカットソーでも問題ありません。女性の場合はワイシャツやブラウス以外でも、シンプルで清潔感があるインナーであればOKです。

ただしビジネスシーンではあくまでもシンプルなものを着用すべきであり、フリルや柄があるアイテムは避ける必要があります。

またオフィスカジュアルがOKである場合は、カットソーの他に比較的カジュアルなサマーニットでも許容範囲でしょう。

企業に合わせて、インナーも使い分けてみてください。

③裏地のないジャケットで涼しく

ジャケットを選ぶ際には、裏地がないジャケットを選ぶと蒸れにくくおすすめです。秋冬用だけでなく、通年用のジャケットにも基本的には内側に裏地があります。

裏地には保温効果や型崩れを防ぐ効果があるのですが、通気性が悪くなるため夏の暑い時期には不向きです。

一方で裏地がないジャケットであれば、通気性が良く夏場には大変適しているでしょう。

面接時には、夏場であってもジャケットが基本的には手離せません。そのため、できるだけ涼しいものを選ぶことが大切です。

夏の面接でのスーツを選ぶポイント2つ【男性編】

男性の場合、夏の面接に着ていくスーツ選びでは以下のポイントを押さえましょう。

  1. クールビズでもネクタイは忘れず付ける
  2. スーツは紺かグレーが無難

暑い季節であっても、一定のビジネスマナーは意識しなくてはいけません

①クールビズでもネクタイは忘れず付ける

クールビズOKと言われたとしても、ネクタイは基本的につけることをおすすめします。クールビズの規定は、企業ごとに異なるためです。

一般的なクールビズではネクタイを着用しないことが多いのですが、面接を受ける企業の考え方によっては着用すべきかどうかが変わります。

一方でクールビズOKの面接にネクタイを付けていったとしても、マイナスになることは通常ありません。

ただし移動中まで付ける必要はないため、ネクタイを持参して会場の雰囲気に合わせてつけるようにすると良いでしょう。

②スーツは紺かグレーが無難

男性の場合、スーツは紺かグレーが無難だと言えます。紺かグレーであれば、涼しげな印象を与えられるためです。

黒のスーツはビジネスにおいて非常に無難ですが、熱を吸収しやすく見た目も暑苦しくなる恐れがあります。

就職活動においては、爽やかさや清潔感を演出することが大切です。黒のスーツを着用する場合は、髪形やネクタイを工夫して暑苦しい印象を与えないようにしましょう。

ネクタイの色は、水色や淡いピンクなどが爽やかでおすすめです。

スーツ以外にも!夏の面接での注意点3つ

夏の面接で気にすべきことは、スーツだけではありません。以下の点に注意し、採用担当者にできるだけ好印象を与えましょう。

  1. 髪はまとめて清潔感をアピール
  2. ジャケットを持つ・袖をまくるときはシワに注意
  3. 制汗剤の香りには要注意!

①髪はまとめて清潔感をアピール

髪はまとめて、清潔感をアピールしましょう。夏はどうしても汗をかくことから、髪が乱れて清潔感がない印象を与えてしまいやすいためです。

スーツにどんなに気を遣っても、髪形でだらしない印象を与えてしまっては意味がありません。

前髪に関しても、ジェルやワックスを使用してあげておくことをおすすめします。できるだけ明るく、清潔感がある印象を与えることがポイントです。

また、可能であれば美容院に行き、髪形自体をスッキリとして清潔感のあるものに変えておくこともおすすめします。

②ジャケットを持つ・袖をまくるときはシワに注意

ジャケットを持ったり袖をまくったりする際には、シワがつかないように注意が必要です。特に移動中は、暑さをしのぐためにジャケットを脱ぐことが多々あります。

無造作に丸めて持ち歩くとシワになってしまうため、しっかりと二つ折りにして腕にかけて持つことがおすすめです。

また、腕まくりはしわがついたりジャケットを痛めたりしてしまうため、無理に行わないことが無難だと言えます。

腕まくりしやすいジャケットであっても、ロールアップをしてきれいにまくることが重要です。

③制汗剤の香りには要注意!

汗の臭い対策として制汗剤を利用する際には、香りに注意します。制汗剤の活用自体はもちろんOKですが、香りが汗と混ざって不快に感じさせることがあるのです。

制汗剤を選ぶ際には、無香料のものを選ぶようにしましょう。汗や臭いが気になる部分に制汗剤を付けておくと、臭いを軽減しやすいためおすすめです。

また、自分の臭いが気になるとしても、就職活動では香水はNGであるためご注意ください

香りに対する感じ方が人によって異なるため、自分が良い匂いだと思っていたとしても相手に不快感を与えることがあります。

夏の面接はクールビズでもスーツが無難!着こなしには気を遣おう

夏の就活における面接は、暑さとの戦いです。暑くても一定のビジネスマナーは守る必要があり、原則としてスーツの着用が求められます。

ビジネスマナーを守りつつできるだけ涼しく爽やかに面接に臨めるように、できる限りの準備を行うようにしましょう。

女性と男性で気を付けるポイントに違いはありますが、基本的には「清潔感」「明るさ」「爽やかさ」を大切にして着こなしに気を遣うことが大切です。

本記事を参考にしていただき、夏の面接に万全の準備をしてくださいね。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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