就活中は、説明会や面接などでスーツを着る機会が多くなります。選考が本格的に行われる冬場は、スーツでの防寒対策に悩みますよね。
本記事では、スーツを着用時の防寒対策やアイテム、マナーなどを紹介します。体調管理のためにも、ぜひ参考にしてください。
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スーツの防寒対策は就活中の体調管理において重要
就活は、さまざまな企業を回るためスケジュールも非常にタイトになります。そのうえ、面接では過度の緊張を強いられることもあるでしょう。就活は、心身ともに疲労がマックスになる時期でもあります。
就活を乗り越えるためには、体調管理は必須。体調が悪くなると説明会や面接などに参加できなくなるなど、十分なパフォーマンスを発揮できません。
とくに体調を崩しがちな冬場は、スーツ着用時の防寒対策が十分でないと、風邪をひいてしまう可能性もあります。しっかりとスーツで防寒対策をして、ベストな状態で就活に臨みましょう。
スーツを生かした防寒対策方法5選

まずは、スーツを着用する時の基本的な防寒対策を紹介します。それぞれ確認して、スマートに冬のスーツを着こなしましょう。
①秋冬仕様の生地を使ったスーツを着用する
秋冬用のスーツに使用される生地は、春夏用やオールシーズンで着用できるスーツよりも、生地自体が厚みを帯びており、「総裏」という内側全てに裏地が施されている仕様となっています。
真冬の冷たい外気を遮断し保温性に優れているため、寒さから身を守る防寒対策となるでしょう。
秋冬の寒くなる前に季節に合わせたスーツを揃えておくことが大事です。
また就活で忙しくなると体調管理が疎かになる可能性も高くなるので、少しでも秋冬用のスーツを着用して体を冷やさないようにしましょう。
②ベストを着用する
スーツだけでは寒い場合は、ベストを着用しましょう。
胸元の保温効果が高く、スーツの防寒アイテムとして優秀です。リクルートスーツの下にニットのベストを取り入れることで、若々しさもアピールできます。
ベストを選ぶときには、黒や紺、グレーなどの落ち着いたカラーを選び、シャツやベルトがちょうど隠れる程度のサイズを選びましょう。
③コート・ダウンジャケットを着用する
コートやダウンジャケットは、室内で脱ぐことも可能なため、防寒対策として1枚は持っていたいアイテムです。
ビジネスコートとしておすすめは「ステンカラーコート」「トレンチコート」「アルスターコート」です。
カジュアルすぎるためNGとされてきたダウンジャケットも、スーツスタイルにマッチしたデザインが増えてきました。
スーツに合わせるダウンジャケットは、着丈が短すぎないもの、シックな色合いのもの、光沢のないものを選びましょう。
④防風・発熱素材の防寒アウターをスーツに重ねて着用する
年々厳しくなる真冬の寒さにも耐えられる素材を使用した防風・発熱機能のある防寒アウターが販売されています。
ジャケットの上に重ねて着ると、すぐに暖かさを感じられるのでおすすめです。
ただし、就活用のスーツに合わせることを考え、フードがついていない物や、柄のない物を選ぶようにしてください。
また、就活用としてでなく普段着としても着用できますが、面接の際はほつれや汚れがないか、きちんと確認してから着用するようにしましょう。
⑤ウール素材の靴下や厚手タイツを着用する
最後の防寒対策として、ウール素材の靴下や厚手のタイツを着用することをおすすめします。
女性の方に多い、末端冷え性の人には特におすすめの方法です。
足元から冷やさないようにするだけでも、体感温度が上がり、暖かさが違ってくるでしょう。
少しでも暖かくして、体調管理に気をつけて就活を乗り切るようにしてください。
スーツ以外の小物を生かした防寒対策方法4選

秋冬のスーツで防寒対策をするだけでは十分でない場合もあります。そのようなときに欠かせないのが小物です。小物を上手にスーツに合わせ、スタイリッシュで防寒対策万全の就活を目指しましょう。
①マフラーを着用する
マフラーで首回りを温めるだけで、体感温度は大きく変わります。マフラーの種類には「織り」と「編み」の2種類があります。スーツに合うのは「織り」のタイプです。
織りのマフラーはスーツの首回りをスッキリみせられますが、編みのマフラーではカジュアルにみえてしまいます。
スーツの防寒に合うマフラーは、スーツと同系統のカラーか、落ち付いたカラーを選びましょう。また、チェックやストライプなど柄物のマフラーは避けた方がいいでしょう。
②インナーを着用する
スーツの下に着る肌着のインナー類は、着ぶくれしないよう着用方法を工夫して、自己調整できるようにしてください。
最近は、機能性に優れた発熱素材のインナー、吸湿速乾機能を持ったインナーなどが販売されています。
また、薄手でも体にフィットしていれば、保温性があがるので防寒対策としても有効でしょう。
就活では移動することも多いので、真冬でも脇に意外と汗をかくことがあるので発汗素材を使用した軽くて動きやすいものもおすすめです。
さらに、トップスインナーだけでなく、レギンスやタイツなども活用し、足元の冷え対策をしっかり講じておきましょう。
③手袋を着用する
マフラーと同じように、防寒対策になくてはならないアイテムが手袋です。手袋をせず、ズボンのポケットに手を突っ込んでいる姿はスマートではありません。
スーツの防寒に合う手袋の素材は、上品な革がおすすめです。縫い目が隠れる内縫いタイプの手袋ならスーツとの相性がいいでしょう。色は黒やブラウンなどの定番を選ぶと、どんなスーツにも合うのでおすすめです。
④カイロを使う
防寒用にカイロを使うこともおすすめの方法です。
今では、さまざまな形状をしたカイロが販売されています。
たとえば、足元用のカイロだけでも、足の裏全体に貼り付けるタイプや、足先だけに貼り付けるタイプなどの商品が販売されています。少しでも防寒対策になるものを選びましょう。
これらの商品を使ったとしても、皮靴やパンプスの履き心地を損ねずに温めてくれるので試しに使ってみるといいかもしれません。
また、手先を温めるためのカイロも、ポケットに収まるミニサイズや、しっかり握れるくらいのカイロなど豊富なサイズが展開されているので、自分の好きなサイズを1つ持っておくといいでしょう。
スーツ着用時の防寒対策で注意すべき2つの点

スーツ着用時の防寒対策では、プライベートとは違う注意点があります。スーツは公式の場で着用するものですから、そのことをしっかりと意識して防寒対策にも気を使いましょう。
①フォーマルな着こなしを心がける
就活では、面識のない初めての人、目上の人などさまざまな人に会います。
そのため、服装の印象が人柄の印象に結びつく可能性も高いでしょう。カジュアルな防寒アイテムでは、面接官への印象が悪くなるかもしれません。
就活は公式の場であるということを意識して、コートやマフラーなどの防寒アイテムもフォーマルなもの、ベーシックなものを選んでくださいね。
②アイテムが増える分着用時のマナーを意識する
防寒アイテムを身につけて就活するときには、マナーをしっかりと守りましょう。たとえば、会場に入る前にはコートをはじめ、防寒アイテムはすべて外すのがマナーです。
また、脱いだコートはたたんで腕にかけますが、このときコートの裏面が外になるようにしてたたむのがマナーです。これは、外の汚れを室内に持ち込まないようにする配慮になります。
面接では、コートはカバンの上に起きましょう。決して床に直置きするようなことはしないように気を付けてくださいね。
スーツ着用時のNGな防寒対策2選

冬の寒い日は、スーツ着用時に防寒対策は必須です。しかし、間違った防寒対策をしてしまうと、印象が悪くなってしまいます。防寒対策でNGなスーツの着こなしを確認していきましょう。
①スーツのシルエットが崩れる着こなし
寒い冬にスーツを着るのは、辛いものです。だからといってスーツのシルエットが崩れるほどの重ね着はNGです。
とくに最近では、インナー用のダウンに人気があります。私服での着用が気に入っているからといってスーツの下に着用してはいけません。スーツは、ビジネスにおいての礼服です。スタイリッシュな着こなしをしましょう。
②カジュアルすぎる着こなし
室内で脱いでしまえばいいのだから、スーツの上に着るコートは、何でもいいと考えていませんか。就活では、外で企業の人と合う機会もあります。
たとえば、ファストファッションショップで人気のロングダウンコートなどは、カジュアルすぎるのでスーツには合いません。マフラーや手袋なども派手な色やデザインは、ビジネスシーンに不釣り合いなので避けましょう。
スーツ着用時の防寒対策はマナーと節度が重要
就活で大切な姿勢は、相手に対して失礼のないようにすることです。その中には恰好も含まれています。就活は公式の場ですから、スーツはもちろん防寒アイテムにも節度が大切です。
防寒とフォーマルのバランスをよく考えて節度のある恰好をすれば、相手の印象もよくなるでしょう。
コートやマフラー、手袋など外見の防寒アイテムだけでなく、スーツの着こなしに影響するインナーなどにも注意し、寒い冬を乗り越えましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。