就活に欠かせないアイテムのひとつが、カバンです。就活生の中には、リュックの使用を考えている人もいるでしょう。
しかし「就活でリュックを使うのはアリ?マナー違反じゃない?」と悩みますよね。
そこで本記事では、就活でリュックを使うのかアリかについてわかりやすく解説します。
就活でリュックを使う際の注意点や、就活で使用できるリュックの特徴、選ぶポイントも紹介しています。ぜひ最後まで読んで、就活対策に役立ててくださいね!
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就活でのリュックの使用は場合によってはNG
結論、就活でリュックを使っても問題ありません。ただし、場合によってはNGになるので、注意が必要です。
ほとんどの場合、就活でリュックを使うこと自体は、マナー違反ではありません。ただし、リュックの種類やデザインによっては、企業に良くない印象を持たれる場合もあります。
また、シチュエーションによってはリュックを使わないほうがいいこともあります。これらを踏まえて、就活でリュックを使えない理由を見ていきましょう。
就活でリュックの使用がダメな3つの理由

就活でリュックを使うことは、シチュエーションによってはNGだと紹介しました。では、なぜリュックの使用がダメだと言われるのでしょうか?その理由を3つ紹介します。
- カジュアルな雰囲気が就活に合わないから
- 自立しにくいから
- スーツにしわがつくから
①カジュアルな雰囲気が就活に合わないから
リュックは、一般的にカジュアルな印象を与えるアイテムです。就活では、ビジネス環境でのプロフェッショナルなイメージを重視されます。カジュアルさが出るアイテムであるリュックは、就活の雰囲気に合わないのです。
特に、堅い印象を求める企業や業界での面接や面談においては、リュックの使用が不適切なケースがあるので注意しましょう。
リュックを使いたいのであれば、フォーマルなものがおすすめです。
②自立しにくいから
自立しないのも、リュックの使用がダメな理由のひとつです。素材が柔らかく自立しにくいリュックは、床においた際にだらしない印象を与えます。
また、自立しないリュックを使ってしまうと、リュックが面接中に倒れないか不安になり、集中できないことも考えられます。
ビジネス用バッグやカバンを使うことで、自立しやすく、プロフェッショナルな印象を演出できますよ。
③スーツにしわがつくから
スーツにシワがつくことも、リュックの使用がダメな理由のひとつです。就活では、整った外見が求められます。シワのないスーツを着用することは最も重要なポイントのひとつです。
リュックを使うと、背中に密着し、スーツにしわや折り目をつける可能性があります。そのため、見た目を整える上であまり適切ではないのです。
ビジネス用バッグを使えば、スーツをしわから守り、ビジネスシーンに相応しいプロフェッショナルな印象を与えられますよ。
就活で使えるリュックの特徴3つ

ここまで、就活でリュックの使用がダメな理由を紹介しました。とはいえ、必ずしも就活にリュックを使うことがNGではありません。条件が揃っていれば問題ないでしょう。ここでは、就活で使用できるリュックの特徴3つを紹介します。
- 自立する
- 落ち着いた色・無地
- 素材は革が無難
①自立する
前述した通り、リュックは床に置いた際に自立しにくいため、だらしない印象を与える、面接に集中できない、などのデメリットがあります。
逆に、自立するリュックを使えば、悪い印象を与えることを回避できるだけでなく、荷物を取り出したり整理したりするときに便利です。
リュックを使いたいのであれば、自立するものを選びましょう。面接の途中でリュックが倒れる心配がなくなり、リラックスして面接に臨めますよ。
②落ち着いた色・無地
就活では、第一印象が非常に重要です。リュックの色は鮮やかなものや派手な柄よりも、ブラックやグレー、ネイビーなど、落ち着いた色を選ぶとよいでしょう。
また、無地のリュックを選ぶことで、シンプルで上品な印象を与えられます。形にもこだわりたい人は、直線で構成されたスクエアなフォルムを選ぶと、スーツとの相性が良くおすすめですよ。
③素材は革が無難
リュックの素材は革が無難です。なぜなら、革の質感や風合いは職業的な雰囲気を醸し出し、上品さを演出できるからです。
就活では、品位や信頼性をアピールすることが重要なので、革のリュックは安定感を与える選択肢となります。
なお、革製のリュックを選ぶときには、防水・撥水機能付きだと便利です。
ビジネス用リュックを買うのが無難
就活用には、ビジネスリュックが無難です。最近は、ビジネスマン向けのリュックも増えてきているため、選択肢も増えています。前述した3つの特徴を満たすビジネスチュックを選べば、スーツと合わせても違和感なく使えますよ。
就活でリュックの使用が許容される2つの場合

前章では、リュックはシチュエーションによってはNGと紹介しました。では、どのようなシチュエーションであれば就活でリュックを使ってもよいのでしょうか?ここでは、2つのケースを紹介します。
- 連泊する場合
- 業界によってはOK
①連泊する場合
面接のために連泊が必要な場合は、リュックを使っても問題ありません。
ただし、できればリュックは宿泊先のホテルへの移動のみにして、面接会場はリュック以外のバックを使うのが無難です。荷物は増えますが、移動用と面接・説明会用でリュックを使い分けましょう。
どうしてもリュックで会場に行かなければならないのであれば、面接で「泊まりで来たため、リュックでお伺いしておりますが、ご容赦ください」と丁寧に断りを入れましょう。
自身の状況を説明し、配慮を伝えることで、リュックの使用に対する理解を得られますよ。
②業界によってはOK
一部の業界では、リュックの使用が許容されています。特にクリエイティブな職種やカジュアルなオフィス環境の企業では、リュックは一般的なバッグのひとつとして認識されています。
ただし、業界や会社の文化によっては、リュックの使用が制限されるため、適切な装いかつ状況に合わせた選択が重要です。
就活でリュックを使う際の注意点3つ

最後に、就活でリュックを使う際の注意点を3つ紹介します。
- 面接会場前で背負わない
- 面接時に椅子の上に置かない
- 紐の長さを体にフィットするものにする
①面接会場前で背負わない
面接会場への到着時には、リュックを背負っていることは避けるべきです。なぜなら、マナー違反になることがあるからです。
ビジネスの場においては、営業などで企業を訪問する際に建物の入り口やオフィスのエントランスでコートを脱ぎ、カバンは手に持って入ることが好ましいのです。
したがって、会場の近くに到着したら、リュックを下ろして手に持ちましょう。リュックは本来、悪い印象を与える可能性があるアイテムです。最低限のビジネスマナーを守りつつ使いましょう。
②面接時に椅子の上に置かない
面接時には、リュックを椅子の上に置いてはいけません。なぜなら、無作法な行為と受け取られることがあるからです。
リュックは床の隅に置くか、膝の上に置くことで、面接官に対して礼儀正しさと配慮があることを示すことができます。
また、面接官からの指示に従ってリュックを置く場所を決めることも重要です。印象を良くするためにも、リュックの適切な配置に気をつけましょう。
③紐の長さを体にフィットするものにする
リュックの紐は、自分の体にフィットするように調節しましょう。なぜなら、紐が長すぎると、だらしなく見えたり他人にぶつかったりするなど、デメリットが多いからです。
逆に短すぎるとリュックの重さが一点に集中し、快適さやバランスに欠けることがあります。適切な長さに調節して、自分に合ったフィット感を確保し、長時間背負っても負担を軽減しましょう。調整可能な紐を選ぶか、余った紐をきちんとまとめて固定することも大切です。
基本はリュック以外のバッグを使うのが吉
就活では、事情がないのであれば、リュック以外のバッグを使うとよいでしょう。リュックを使っても問題ないシチュエーションこそあっても、リュックだから有利になることはほとんどありません。
就活には手提げのビジネスバッグがオススメ

ここまで、就活におけるリュックの使用はアリかについて解説しました。リュックの使用には注意点も多く、使うか迷う人もいるでしょう。
そんな人は、手提げのビジネスバックを使うとよいでしょう。バックは、下記の条件に当てはまるものがおすすめです。
- 色は黒やネイビー
- 無地でシンプルなデザイン
- 自立する
- A4素材が入るサイズ
- 内ポケットが多い
- 防水・撥水加工されている
就活における服装では、オシャレさや個性は求められません。マナーを守った常識的な服装やアイテムがベストなのです。そのため、変に差別化せず、みんなが使っている定番のバックを選ぶとよいでしょう。
就活にはやむを得ない場合を除いてリュックの使用は避けよう
本記事では、就活におけるリュックの使用はアリなのかについて解説しました。
就活では、やむを得ないケースを除いてリュックを使うことは避けましょう。リュックにはカジュアルさがあり、就活に向いていないアイテムだからです。
とはいえ、どうしてもリュックを使わなければならないこともありますよね。その際は、できるだけシンプルな色やデザインのものを選んでみてくださいね。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。