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自己PRで嘘は書かない方が良い!バレる理由と注意点を解説

就活生のみなさんの中には、エントリーシートや面接の自己PRで、嘘をついた方もいるでしょう。必ず聞かれる自己PRにあまり自信がないと、つい盛りたくなる人も少なくありません

そこで、本記事では自己PRでバレやすい嘘や嘘がバレないようにする方法を解説します。ぜひ、自己PR作成の参考にしてみてくださいね。

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自己PRで嘘をつくメリットはあまりない

少し話を誇張する程度であれば、嘘がバレないかもしれませんが、そもそも嘘をつくメリットはないでしょう。

企業は人柄を見ているだけなので、今後の可能性をアピールするためには、経験の素晴らしさはあまりポイントではありません。

それどころか、嘘だと思われてしまった場合には、マイナス評価になる危険性が高くなります。

面接では人間性やポテンシャルを重視して評価しているため、小さな嘘でも落とされる可能性もあります。

面接で噓をつくリスクについては、以下の記事で詳しく解説していますよ。

そもそも企業が自己PRで知りたいことは何?

自己PRのエピソードは、就活生がどのような人なのかを知るための方法です。

そのため、どれだけ素晴らしい実績があっても、企業で活かされなければ意味がありません。まずは、企業が自己PRに求めている内容を2つ解説します。

  1. 就活生の正直な人柄
  2. 結果に至るまでの過程

①就活生の正直な人柄

自己PRでは、主に「人柄」から一緒に働く際の企業との相性をチェックしているのです。

これまでの成果や功績のみでは、学生の人柄を把握できません。

したがって、最終的な結果のみを見せるのではなく、「自分がどう考えて、どのように行動したため、この結果になった」と、原因や結果を論理的かつ明確に伝えましょう。

分析結果が客観的だと示せれば、とくに好印象を与えます。エピソードを盛るのではなく、考え方や価値観をアピールしてくださいね。

②結果に至るまでの過程

自己PRでは自分の実績を多く書く方がいいと思うかもしれませんが、自己PRは自慢の場ではありません

成果をいくら誇張しても、面接官は大した違いだと思っていないでしょう。

面接官にとって成果や功績は二の次で、努力や過程を見たいと考えています。今までに出した結果よりも、その結果に至った過程を重視しているからです。

実際に入社しても問題と向き合って、結果につなげていくことが大切なので、過程に焦点を当てて、自己PRを作成しましょう。

自己PRで嘘がバレやすい2つのケース

面接の時間内だけで嘘だと見破るのは難しいので、面接で嘘がバレる可能性はあまりないです。

ただし、自己PRの内容に関して質問されたのに、的外れな回答をしたり、答えられないと怪しまれるでしょう。そこで、嘘だと思われやすいエピソードを2つ紹介します。

  1. 未経験のエピソードを伝えるケース
  2. 現実味のない数字を出すケース

①未経験のエピソードを伝えるケース

とくに嘘だと気づかれやすいのは、全くしてもいないことをやったことにして話す場合です。エピソードを話した段階では、嘘はバレていないかもしれません。

しかし、面接官が興味を持って、内容に関して詳しく質問してきたときに、ボロが出やすいです。

具体的には、質問にうまく答えられなかったり、詳しく話をしたときに矛盾が生じたり、全く見当違いの内容を説明すると、嘘だと思われるかもしれません。

嘘がバレれば、信頼を失うため、選考は落ちる可能性が高くなるでしょう。

②現実味のない数字を出すケース

現実味のない数字を出してしまうと、ビジネスのプロには嘘だとばれやすいです。

例えば、「バイトをしていたときに、短期間で売上を3倍にした」と言っても、あまり現実的ではないと思われるかもしれません。

もし「売上はいくらからいくらになったのですか?」「どれぐらいの期間で3倍になったのですか?」と聞かれて、的確な数字が出せない場合には、嘘をついたと思われるでしょう。

すなわち、実績を盛り過ぎても、失敗する可能性があります。

自己PRで嘘がバレにくい2つのケース

続いて、どのような嘘がバレにくいのでしょうか?嘘をつかずに、真実を話すことがベストですが、嘘も方便と言えます。

では、自己PRで嘘がバレずらいケースを2つ紹介します。

  1. 失敗体験を成功として伝えるケース
  2. 実績を誇張するケース

①失敗体験を成功として伝えるケース

成功パターンの一つ目は、「到達できなかった内容を到達できたことにする」場合です。

例えば、指示を受けて改善に努めたものの、達成には至らなかったケースが挙げられます。

全くしてもいないことをやったことにして話すケースとは違って、やってはいるものの目的や目標を達成できなかった場合だと、嘘をついてもバレずらくなるでしょう。

当初の目標通りにならなくても、目的に到達するために工夫をしたり、努力をしたのは事実なので、嘘としてはセーフと言えるかもしれません。

②実績を誇張するケース

目標や規模を誇張した場合も、嘘がバレにくいです。例えばサークルのリーダーとして、「50人をまとめた」を「100人をまとめた」と変えても、嘘は見抜かれないでしょう。

しかし、この程度の嘘なら、わざわざ嘘をつくメリットはないと言えます。

入社後に強みを活かせることが重要なので、強みが伝わるなら、たとえ「10人をまとめた」のだとしても問題ないでしょう。

むしろ質問されたときに、辻褄が合わなくならないように注意する必要が出てきます。

自己PRの嘘が面接官にバレやすいタイミング4選

面接官は長年の経験から、応募者の嘘を見抜くスキルを持っています。

特に以下の4つのタイミングでは、自己PRの嘘がバレやすく、取り返しのつかない事態を招く可能性が高いでしょう。

  1. 深堀りの質問で話が噛み合わなくなる
  2. 自己紹介やガクチカの内容と一貫性がない
  3. 適性検査の結果と自己PRに乖離がある
  4. 面接での態度が挙動不審になっている

①深堀りの質問で話が噛み合わなくなる

面接官は、就活生の自己PRの内容を確認するため、必ず深掘りの質問をしてきます。

「なぜそう行動したのか」「具体的にどんな工夫をしたのか」「その時どう感じたのか」など、細かい部分まで掘り下げて質問されるでしょう。

嘘の自己PRを話した場合、このような深掘り質問に対して一貫性のある回答をすることは極めて困難です。

そのため、自己PRでは実際の経験に基づいた内容を話すことが重要です。たとえ小さな成果であっても、自分の言葉で具体的に説明できる経験の方が、面接官に信頼される自己PRとなります。

②自己紹介やガクチカの内容と一貫性がない

自己PRと自己紹介、ガクチカの内容に一貫性がないと、面接官は違和感を感じて嘘を見抜くでしょう。

例えば、自己PRで「慎重で物事を深く考えること」を強みとしながら、ガクチカで「大胆な行動で大きな目標を達成した」と伝えると、人柄や考え方の特徴が矛盾してしまいます。

面接では複数の質問を通じて応募者の一貫性を確認するため、自己PRだけを別の人格で演じようとしても長続きしません。

そのため、自己PRは事実に基づいて作成し、他の提出書類や面接での発言と整合性を保つことが重要です。

③適性検査の結果と自己PRに乖離がある

適性検査の結果と自己PRの内容に大きな乖離があると、面接官に嘘を見抜かれる可能性が高くなります。

例えば、適性検査で内向的な性格と判定された学生が、「サークルの代表として積極的に周囲に働きかけた」といったエピソードを話すと、面接官は違和感を感じるでしょう。

企業を騙し通すためには適性検査の段階から一貫した性格を演じ続ける必要がありますが、それは非常に困難です。

基本的には、自己PRは適性検査の結果と整合性のとれた、ありのままの自分を表現することが望ましいでしょう。

④面接での態度が挙動不審になっている

自己PRで嘘をついていると、面接中の態度に不自然な変化が表れやすくなります。

具体的には、目線が泳いだり、落ち着きがなくなったり、話し方がぎこちなくなったりと、無意識のうちに挙動不審な態度が見られるでしょう。

特に、自己PRの内容について深掘りの質問をされた際に、急に視線を合わせられなくなったり、手足が落ち着かなくなったりする様子は、嘘をついている可能性が高いと判断される要因となります。

面接官と目を合わせた状態で話ができず、態度に落ち着きが見られないことは、すぐに気づかれてしまうため注意が必要です。

自己PRの嘘がバレないようにする方法

面接官は就活生に対して、嘘を暴くために、細かい質問を何度も重ねます。

では、嘘がバレないためには、どうすればいいのでしょうか?ここでは、嘘がバレないようにする2つの方法を紹介します。

  1. 嘘は事実を誇張する程度に抑える
  2. 5W1H等の詳細を徹底的に練り上げる

①嘘は事実を誇張する程度に抑える

実体験がないと、具体的なエピソードを話すのが困難なので、抽象的なことだけを言ってしまい、少しずつ嘘がバレます。

したがって、自分が実際に経験した内容を、多少誇張する程度に抑えると、嘘だと思われにくいです。

「100人集客しました」を「500人集客しました」に変えても、細かい事実で嘘を言う回数が減り、矛盾が起きる可能性が低いため、嘘の難易度が下がります。

すなわち、0から1にするのはやめて、1から5のように事実を誇張する程度にすると、バレずに突き通せるでしょう。

②5W1H等の詳細を徹底的に練り上げる

面接官は自己PRができすぎていると感じて、就活生が嘘をついているかもしれないと思ったら、嘘を見抜こうとします。

嘘を暴くために納得できるまで質問攻めしてくるので、入念に数値も練り上げておく必要があるでしょう。

対策としては、事前に5W1Hのような聞かれそうな詳しい内容を、徹底的に作っておくだけです。

面接官からの深掘りした質問や別の角度からの同じような質問でも、矛盾なく答えられるように気をつけましょう。

自己PRの嘘がバレた場合のリスクは何がある?

就活生の嘘に気づいたら、選考にはどう影響するのでしょうか?

企業や人事の考え方によるので、一概には言えません。一般的には、「ケースバイケース」だと言われていて、「多少ネガティブに働く」場合も多いようです。

ここでは、バレた場合のリスクを3つ見ていきましょう。

  1. 評価が落ちてしまう
  2. 内定を取り消される
  3. 入社後でも解雇になることもある

①評価が落ちてしまう

自己PRで嘘をついて面接官にバレてしまうと、評価は大きく下がる場合もあります。

企業は新卒採用において人間性やポテンシャルを重視して評価を行うため、たとえ小さな嘘であっても選考で不利になるリスクがあるでしょう。

また、実際の業務では、顧客の資金流用や契約・販売数の偽装などのリスクにつながる可能性もあるため、企業は誠実さを重視します。

一度嘘がバレると、自己PRの内容以外の部分でも嘘をついているのではないかと疑われ、信頼を失うことは免れません。

②内定を取り消される

面接の際についた嘘の内容によっては、内定を取り消される可能性もあります。

たとえば、企業は採用の判断基準として実績に関する情報を見ているため、経歴や資格に関する嘘は重大な内定取り消し事由となるでしょう。

また、嘘をつくような人材は入社後もモラルに反した行動を起こすと判断され、企業に損害を与えるリスクもあります。

基本的には内定契約を交わした後に企業から内定を取り消すことはできませんが、嘘は内定を取り消す正当な理由として認められています。

③入社後でも解雇になることもある

多くの企業では入社後に一定期間の「試用期間」を設けており、この期間中に面接で主張したスキルや能力が本当にあるかどうかを確認します。

もし試用期間中に嘘が発覚すると、最悪の場合は解雇処分となる可能性があるでしょう。

特に、年齢や学歴の詐称は社会保険や給与体系にも影響を及ぼすため、すぐに発覚します。

解雇歴は今後のキャリアにも大きな影響を与え、次の就職活動で不利になるだけでなく、業界内での評判にも傷がつく可能性があるため嘘は避けましょう。

自己PRで嘘は書かない方が無難

今回は自己PRでバレやすい嘘と嘘がバレないようにする方法を紹介しました。

企業は学生の人柄や求める人物像に合うかを知りたいので、嘘をついて素晴らしい自己PRを披露するメリットはあまりありません。

嘘に気づかれると選考がネガティブに働くケースもありますが、ケースバイケースだと考えている面接官もたくさんいます。

魅力的な要素を誰でも持っているものなので、ありのままのあなたを自己PRにまとめてみてはいかがでしょうか。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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