就活生に人気の金融業界。その中で、クレジットカードを取り扱うJCBを志望する就活生は多いのではないでしょうか。
本記事では、JCBへの就職難易度や学歴フィルターについて、さらにJCBに就職するための具体的な対策まで徹底解説しています。
ぜひ、JCBへの就職を叶える準備の参考にしてみてくださいね。
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JCBの就職難易度はやや高め
JCBの新卒社員には、偏差値60〜70の難関大学出身者が多数います。
「早稲田大学」や「慶応義塾大学」、「明治大学」「青山大学」など「MARCH」出身者が多く、2023年の就職四季報でもそれらの大学が上位を占めていることが確認できます。
そのため、JCBの就職難易度はやや高めです。また金融業界は業績や業界が安定しているなどの理由から、金融業界自体に人気があります。
したがって、JCBの就職難易度は簡単だとは言い難いと言えるでしょう。
採用人数は毎年150人前後
JCBの採用サイトによると、2023年4月の採用人数は156名でした。内訳は総合職群114名、習熟職群42名です。
また、例年倍率は100倍を越えています。つまり、JCBが採用人数100名越えの大手企業、かつ人気企業であることがわかりますね。
【知ってる?】JCBの仕事内容とは

JCBの仕事内容は、大きく分けて以下の3つの役割を担っています。
- ブランド事業部
- イシュシング事業部
- アクワイアリング事業部
JCBの仕事内容の理解を深め、企業研究にぜひ役立ててくださいね。
①ブランド事業部
ブランド事業部は、日本唯一の国際カードブランドだからこそできる強みを活かした業務を担っています。
具体的には、世界中でJCBカードを利用できる加盟店ネットワークを展開するとともに、国内外のパートナーとJCBカードの発行を拡大することです。
また、JCBカード発行に関するブランドライセンス事業や国や地域に合せたサービスの展開などもしています。
②イシュシング事業部
イシュイング事業部は、より多くの人にJCBのカードを使ってもらえるようにすることがミッションの部署です。
個人と法人向けクレジットカードの発行にとどまらず、デビットカードやプリペイドカードも展開しています。
また、法人カード利用者向けに経費精算処理業務の効率化や管理の強化、ペーパーレス化を実現できる「カードの利用明細データを経費精算システムへ自動連携サービス」を提供しています。
したがって、イシュイング事業部はJCBが個人と法人に対して、JCBならではの質の高いサービスと幅広いニーズに対応している部署であることがわかりますね。
③アクワイアリング事業部
アクワイアリング事業部は、より多くの店舗でJCBのカードを使えるようにすることがミッションの部署です。
業種・業態を問わずさまざまな加盟店とのネットワークを広げています。
カード利用者と加盟店双方のニーズに応えられるように、決済シーンにおける利便性の向上や店頭オペレーションの煩雑化改善に取り組んでいます。
このように、アクワイアリング事業部は加盟店の新規獲得だけではなく、カード利用者と加盟店双方の期待に応える業務も担っている部署であることがわかりますね。
JCBへの就職に学歴フィルターはあるのか?

結論として、JCBには学歴フィルターがないとは言い切れません。
JCBの就職難易度はやや高めでも解説しましたが、JCBの採用大学は「早稲田大学」や「慶応義塾大学」、「明治大学」「青山大学」などの「MARCH」出身者が多数いるからです。
しかし、「日本大学」や「東洋大学」など「日東駒専」出身者の採用もあります。
そのため、難関大学出身者でなくても、JCBに就職するための対策をしっかり行えば採用のチャンスがあるでしょう。次のパートで詳しく解説します。
JCBに就職するための対策法4つ

JCBの就職難易度はやや高めではありますが、対策をしっかりすれば内定のチャンスはあります。
ここからは、JCBに就職するための対策を4つに分けて解説します。
- インターンシップに参加する
- OB・OG訪問はしておく
- 企業研究を丁寧に行う
- JCBが求める人物像に沿ったエピソードを用意
この解説を読んで、JCB採用選考の準備に役立ててくださいね。
①インターンシップに参加する
JCB志望者は、夏と冬に開催される「3daysインターンシップ」に参加しましょう。なぜならインターンシップの参加者はJCB採用選考の一部が免除されるからです。
ただし、参加するためには以下の条件を満たさなければいけません。
- 「3daysインターンシップ」の選考会に通過する
- 参加資格として「1day Workshop」の視聴が必須
「1day Workshop」は、夏と秋に開催されるJCBのオンラインセミナーです。JCBの業界内での立ち位置や強み、事業内容について理解を深められます。
質疑応答の時間が設けられているので、志望意思のアピールにも繋がるでしょう。JCB志望者は、まず「1day Workshop」への参加予約をしてください。
JCBの採用ページ・MY PAGEから、「3daysインターンシップ」「1day Workshop」への予約およびエントリーが可能です。
②OB・OG訪問はしておく
OB・OG訪問は、実際の業務内容や職場の雰囲気など直接聞ける貴重な機会です。
会社説明会や公式サイト、就活情報誌などに掲載されていない情報を得られるので、より具体的な企業研究を行えます。
JCBが求める人物像と自分がマッチングしているかの確認もできますね。このように企業研究と自己分析を有利に進められるため、OB・OG訪問はしておきましょう。
③企業研究を丁寧に行う
JCBの企業研究の前に、まず業界研究をしましょう。業界研究を行えば、企業への理解が深まります。業界をしっかり研究したうえで企業研究を丁寧に行いましょう。
業界と企業研究の情報は、JCBの公式サイトやOB・OG訪問から得られます。
経済専門紙の日経新聞やクレジット関連統計を月次で公表している日本クレジット協会も業界・企業研究の参考になりおすすめです。
さらに、JCBの企業研究は、同業他社ではなくなぜJCBなのかを話せるように準備することがポイントです。
例えば、JCBは国内唯一のクレジットカードブランドが強みであり、国内外問わず質の高いサービスを提供していることなど、他社との差別化を明確に話せるようにしておきましょう。
④JCBが求める人物像に沿ったエピソードを用意
就活では「自分の持っている能力とスキルが、企業の求める人物像とマッチしている」と、アピールする必要があるため、JCBが求める以下の人物像に沿った具体的なエピソードを用意しましょう。
- チャレンジ精神
- フロンティア精神を備え、お客様をはじめ周囲から信頼される人材
JCBは1961年の誕生以来、日本唯一の国際カードブランドとして常に挑戦をし続けてきた企業です。
そのため、失敗を恐れずにチャレンジし続ける精神と、自ら行う能力や旺盛な活動を意味するフロンティア精神を持つ人材を求めています。
自己分析をしっかり行い、チャレンジ精神とフロンティア精神を備えた具体的なエピソードを準備して、選考に臨みましょう。
早期内定獲得を目指そう!

早期内定を獲得する学生は徹底した業界・企業・自己分析を行っています。またなんとなくでESを提出するのではなく、選考管理が行き届いているのも特徴です。チェックリストで3つ以上チェックがない場合は要注意です。
ただ、頭では理解していても
- 企業分析のそもそものやり方が分からない
- 企業分析がめんどくさい
- 分析する企業が多い
など様々な理由で後回しになることも。
そこでカリクルでは、就活を応援して「企業分析・業界分析・企業比較」ができ、【選考も一括管理できる】エクセルシートをプレゼントしています。
エクセルシートの使い方が明確なので、スムーズな分析が可能で時間短縮になります。また、就活あるあるの「どこの企業にES出したっけ…?選考どこまで進んでいたっけ…?」もなくなります。
特典をうまく活用して、選考管理はサクッと終わらし、内定獲得を目指しましょう!
JCBの選考の流れ3ステップ

JCBの選考の流れは以下の3ステップです。
- 適正検査(SPI)
- 面接(複数回)
- 内々定
面接へ確実に進むために、適性検査の対策をしっかりして臨みましょう。また、面接は複数回予定しています。
自己紹介や学生時代に頑張ったことなど一般的な質疑応答だけではなく、JCBで発揮できる自分の強みや10年後のキャリアといった幅広い質問に対応できる回答を準備しておきましょう。
こちらからJCBに質問する内容も用意しておくと、志望意欲の高さをアピールでき好印象を与えられますね。エントリーはJCBの採用ページや各就活サイトからできます。
万全の対策をしてJCBへの就職を叶えよう!
JCBへの就職難易度はやや高めであり、学歴フィルターがないとは言いきれませんでした。
しかし、インターンシップへの参加や徹底した企業研究、JCBが求める人物像に沿ったエピソードを用意するなど、対策をしっかり行えば採用のチャンスがあることがわかりました。
万全の対策をしてJCBへの選考に臨みましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。