ES・履歴書の書き方のコツ!面接官に突き刺す書き方は?
就職活動を進める時に知っておきたいのが、ESと履歴書の違いです。この2つは欠かすことのできない書類であり、就職活動をしている人なら一度は作成することになるでしょう。
しかし、これらは似ているようで全く異なる書類であり、それぞれの特徴を知っておくことがポイントです。きちんと対策を行い、内定に向けて順調に就活を進めましょう。
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履歴書とエントリーシートの書き方のコツ
まず初めに、ESと履歴書の違いについて説明していきます。
ESは自己PRをするための資料であり、学生時代に頑張ったことや志望動機、長所といったことを記入するようになっています。これらの項目ではどのようなスキルを持っているかということや、入社への意欲の強さをアピールしましょう。
履歴書には、ESの裏付けをするという目的があります。企業も資金と時間を費やして採用活動を行っているため、自社に貢献してくれる人材を慎重に選びたいと考えているのです。そのためにESと履歴書の提出を求めており、適切な人材を見極めようとしています。
そのため、履歴書は簡潔に記入することが大切です。項目ごとに書き込めるスペースはあまり広くはないし、狭いスペースに小さな字で記入すると、読みにくいものになってしまうので注意しましょう。
WEBエントリーにおける注意点

WEBエントリーでは締め切りを1秒でも過ぎると応募できなくなってしまうため、締め切りをしっかり守るように気を付けましょう。
また、内容についても一度提出したら後から変更することはできないため、きちんと確認してから提出する必要があります。パソコンの画面では誤字などに気づきにくいこともあるので、履歴書をアップロードする前には、印刷して内容を確認しても良いでしょう。
電子履歴書はWEB上からダウンロードして作成します。ゼロから履歴書を作るよりも簡単であるため、効率よく作成できることがポイントとなりますよ。
また、無料のフォーマットをダウンロードすればわざわざ履歴書を購入する必要もなく、印刷費だけの出費で済むことも特徴です。
証明写真も大きな鍵を握る

ESや履歴書では証明写真も重要なポイントとなります。採用担当者がESや履歴書で最初に見るところは証明写真であり、第一印象が大切であるといえるでしょう。
証明写真では、まず服装に気をつける必要があります。写真に写った服装が乱れている場合、自己管理ができないという印象を与えてしまうことがあるため、服装をきちんと整え、信頼できる人間だと判断してもらいましょう。
また、証明写真の表情にも気をつけましょう。印象を良くするために、真っすぐにカメラを見て、怒っている表情や真顔は避けてくださいね。口角が少し上がって笑顔に見える表情なら明るく、自信があるような印象を与えます。
そして最後のポイントは髪型です。寝ぐせがついていたり、前髪で顔が隠れていたりすると、評価が下がってしまいます。額は出ている方が良い印象になるため、髪の毛が長い人は後ろで束ねるなどの工夫が必要ですね。
自己PRを制するものがES・履歴書を制する!

ESや履歴書に記入する自己PRは最もチェックされるポイントです。ここでは好印象な自己PRの書き方について紹介します。
好印象を残す自己PRの書き方として、結論から書くことが挙げられます。最初に結論を書くことで、何をアピールしたいのか明確にすることができ、採用担当者にも伝わりやすくなるでしょう。
また、最初に結論を書いておけば、それに合わせた文章が書きやすくなるというメリットもあるのです。結論を後回しにすると、最終的に何を伝えたかったのか分からなくなってしまうこともあるので注意しましょう。
そして、例えば自己PRで強みをアピールする場合、それを裏付けることができるエピソードを交えることも大切です。真剣に取り組んだことや人柄が出ているエピソードなどを思い出し、自分の当時の考えが伝わるように書いていきましょう。
【例文付き】ESでよく聞かれる項目4選
ESでよく聞かれる項目には、学歴など基本情報の他、以下の4つがあります。
上記の4項目を例文付きで紹介するので、ぜひESを書くときの参考にしてください。
①志望動機
ESに書く志望動機の例文を紹介します。
志望動機
学生時代から貴社の文具に親しんでおり、特にその使いやすさやデザイン性に魅了され、貴社を志望いたしました。
貴社の文具は他社製品に比べて使いやすく工夫されており、顧客目線に立った商品開発を行っていると感じています。
私はこれまでに感じた貴社製品の魅力を、営業職としてより多くの人々に伝えて、貴社の成長に貢献したいと考えています。
志望動機には応募先企業ならではの志望理由を入れると、熱意や志望度が高く受け取られます。
応募先の製品・サービスや企業理念、社風などを研究し、志望動機に取り入れましょう。
②自己PR
ESに書く自己PRの例文を紹介します。
自己PR
私の強みは課題解決力です。
で所属しているダンスサークルでは、メンバーの能力差とモチベーションの違いにより、サークル内の雰囲気が悪化していました。
私はメンバー一人ひとりに話を聞いて回り、くじ引きで決めていたグループ分けの方法を、本気で大会に挑戦するグループと、楽しむことを重視するグループに分けるよう提案しました。
その案が採用され、メンバー全員が自分に合ったペースでダンスを楽しめるようになり、サークル内の空気が大きく改善しました。
結果的にメンバー間の信頼関係も深まり、サークル全体の仲が良くなったと感じています。貴社でも私の課題解決力を活かし、難しい課題や困難に直面した際も自ら働きかけ解決に導いていきたいです。
自己PRは結論から書き、その後に具体的なエピソードを記載すると説得力が高まります。
文章の締めでは、応募先の企業であなたの長所や強みをどう活かしたいかをアピールして、応募先企業への熱意を伝えてください。
➂ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)
ESに書くガクチカの例文を紹介します。
ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)
私が学生時代に力を入れたのは、英会話のスキル向上です。
最初は自分の英語に自信がなく、つたない言葉で話すことに抵抗がありましたが、学内の留学生に積極的に話しかけたり、地域の外国人との交流会に参加して、英語を使う機会を増やしました。
会話のたびに新しい表現に出会うことが多く、その都度質問して自分でも使えるように学びました。この経験を通じて、英語力の向上だけでなく異文化への理解や視野も広がりました。
また、多くの外国人の友人ができたことで、様々な価値観に触れ、自己成長にもつながったと感じています。
採用担当者はガクチカを通して、あなたがどんな価値観を持っているのかや人となりを見ています。
ただ力を入れたことだけを話すのではなく、その時どう思ったかやどんな価値観で行動をとったのかを伝えましょう。
④長所・短所
ESに書く長所・短所の例文を紹介します。
長所・短所
私の長所は、どんな状況でも冷静に判断できる力です。急なトラブルや緊急事態に直面しても動じることなく、最適な対処法を見つけられます。
具体的には、飲食店でのアルバイトでは人気芸能人のコラボメニューの提供初日に大勢のお客様が押し寄せて店内が混雑し、お客さまからの不満の声がありました。
私は店長に整理券での対応を提案し、お客様を無駄に待たせずスムーズに案内できました。
一方で、短所は行動する前に慎重に考えすぎてしまい、新しいことへの挑戦に時間がかかる点です。この短所を克服するため、興味を持ったことにはまず行動してみることを心がけています。
例えば、サークルでイベント企画の担当を募集していた際には、すぐに手を挙げるなどです。
困難な局面もありましたが、周囲の協力を得ながら無事にイベントを成功させることができ、結果的に自信にもつながりました。
長所・短所では、自己PRとは異なる長所を書くか、同じ長所でもエピソードを変えるようにしましょう。異なる長所を書く場合は、自己PRの内容と矛盾しないように注意してください。
また、短所は例文のように長所の裏返しを記載し、自分なりに短所をどうカバーしているのか具体的な行動を記載すると好印象です。
ESの書き方を理解して就活を効率良く進めよう!
就職活動で欠かせないESと履歴書ですが、2つも同時に作成するのは面倒だと考えている就活生も多いでしょう。しかし、逆に考えれば自己アピールの機会が増えると言えるのです。もちろん2つの内容が同じになったら意味がありません。ESと履歴書の内容を上手く差別化することにより、それぞれ異なる視点から自己アピールをしていきましょう。文章を書くのが苦手な人もいるかもしれませんが、効果的にアピールをするためには、書き方のコツを知っておくことが大切となります。コツをしっかり押さえておくことにより、他の就活生よりも目立つことにつながるのです。
この記事を書いた人
梶
#福島出身 #15卒 #元ペット業界志望 #人事部立ち上げ #鋼メンタル #採用知識オバケ #夢は逃げない、逃げるのはいつも自分 #犬 #一眼レフ