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インターンの正しい服装を紹介!スーツの選び方・着こなし方も解説

就職活動の一環であるインターンシップでは、実際の職場環境で働く経験ができます。しかし、参加する前に服装についても考えましょう。

この記事では、インターンシップの服装について、スーツの選び方から着こなし方、そして避けるべきNG例まで詳しく解説します。適切な服装で印象を高め、インターンシップを成功に導きましょう。

富樫

キャリアアドバイザー 富樫

早稲田大学卒業後、新卒で株式会社C-mindに入社し、キャリアアドバイザーを担当。年間2000名の就活相談実績を持つ。就活生に寄り添うことをモットーとし、特にファーストキャリアを重要視したアドバイスとケアを行なうことで、内定獲得実績において2024年度上半期MVPを獲得した。

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目次

インターンシップとは

インターンシップは、学生が業務を体験し、企業文化や働き方を学ぶ短期の職場体験プログラムです。選考前の試験的な段階で、リアルなビジネスの現場を直接体験できます。

実際の内容や開催期間についてまずは抑えましょう。

  1. インターンシップの内容
  2. インターンシップの時期

①インターンシップの内容

インターンシップは企業が就活生向けに実施するプログラムです。自社のビジョンや業務内容を具体的に示し、職場環境を先取りして体験する機会を提供します。

実際に業務を経験することで企業の日々の運営を垣間見られるため、関心を持つ業界や職種の現実を理解し、自身のキャリアパスを考える機会にもなりますね。

また直接的な業務経験を通じて、自分がどのようなスキルを持っているのか、これから何を学び、何を改善すべきなのかについて深く理解できます。

②インターンシップの時期

インターンシップの開催時期は企業により異なりますが、一般的には夏(6月から9月)と秋冬(11月から2月)に集中して開催されます。学生が長期休暇を利用でき、かつ企業側も新入社員の採用活動を本格化するため選ばれやすいのです。

ただしこれは一般的な傾向に過ぎません。中には春にインターンシップを開催する企業もありますし、年間を通じてローテーション制でインターンシップを開催している企業も存在します。

企業ごとに採用戦略が違うぶん、インターンの時期も前後します。興味のある企業については、早めにインターン情報をチェックしておきましょう。

インターンシップの服装3種類

インターンシップでは適切な服装を選ぶことが重要ですが、企業の業種、企業文化により、求められる服装は大きく異なります。

このセクションでは、一般的なインターンシップで推奨される以下の3つの服装タイプについて解説します。

  1. スーツ
  2. 服装自由・私服
  3. 動きやすい服装

①スーツ

スーツは、就活生がインターンシップで最もよく選ぶ服装の1つです。一般的なオフィスワークを体験する場合や、正式なビジネスの場に参加するならスーツがおすすめ。

しかし、単にスーツを着るだけではなく、その選び方や着こなし方にも注意が必要です。スーツのサイズ感や色、素材感などが適切でなければ、逆に不適切な印象を与えてしまいます

事前に確認し、適切なスーツを準備しましょう。

②服装自由・私服

一方、全ての企業がビジネススーツを要求するわけではありません。スタートアップやクリエイティブ業界など、カジュアルな服装が許容される場合もあります。

しかし、「服装自由」や「私服」が許容される場合でも、自分自身を適切に表現し、かつ尊重の意を示す服装を選びたいもの。あくまで、ビジネスの場であることを忘れないようにしましょう。

シンプルできれいめのカジュアルウェアを基本に、オーバーサイズの服や派手なプリント、露出の多い服は避けた方が無難です。

靴や鞄、アクセサリーについても派手でないものを選び、全体のバランスを考えてコーディネートしましょう。

③動きやすい服装

一部のインターンシップでは、オフィスワークだけでなくフィールドワークや実験、工場見学など、動きやすさが求められる活動が含まれることもあります。こうした場合は、動きやすい服装が推奨されます。

とはいえ、カジュアルすぎる服装は避けるべきです。ポロシャツやスラックス、フラットシューズなど、きちんとした印象を与えつつも機能性を備えたアイテムを選ぶと良いでしょう。

安全性も考慮に入れましょう!工場見学や実験がある場合、安全靴などを事前に用意しておく必要が出てきます。

インターンシップのスーツの選び方

スーツ歩く

インターンシップでビジネススーツを着用する際、その選び方は非常に重要となります。特に初めてスーツを購入する場合、リクルートスーツの選択は無難でしょう。

ここでは、インターンシップに適したスーツの選び方について、以下の3つの観点から解説していきます。

  1. 色は黒・紺・チャコールグレーがおすすめ
  2. 無地の柄を選ぼう
  3. 【男性向け】おすすめのネクタイ

また、カリクルでは無料でスーツを貸し出すサービスも展開しています!気になる方は以下のボタンから利用してみてくださいね。

①色は黒・紺・チャコールグレーがおすすめ

インターンシップに向けてスーツを選ぶ際、最初に考えるべきはその色でしょう。ビジネスシーンにおける最も無難な色は、黒、紺、そしてチャコールグレーです。

黒はフォーマルな場に最も適しており、どんな状況でも浮かない万能色です。紺はビジネスの場でも定番の色で、落ち着いた印象を与えつつ、黒ほど堅苦しくはありません。

チャコールグレーは黒よりも柔らかい印象を与え、紺ほどカジュアルではないため、ビジネスの場に適した中間的な色です。

これらの色は他の多くの色と合わせやすいため、シャツやネクタイの色を選ぶ際の自由度も広がるでしょう。

②無地の柄を選ぼう

スーツの柄について最も無難な選択は無地です。無地のスーツは場面を選ばず活用でき、組み合わせるシャツやネクタイの選択肢を広げられますよ。

チェック柄やストライプ柄のスーツも存在しますが、インターンシップのようなビジネスシーンでは無地のスーツが最も安全な選択となります。

特に、インターンシップでは多くの人に初めて会う機会が多いため、清潔で落ち着いた印象を与える無地のスーツを選ぶことがおすすめです。

③【男性向け】おすすめのネクタイ

ネクタイはスーツスタイルにおける重要なアクセント。男性の場合、色と柄の選択が特に重要で、最適な選択は紺・えんじ・黄・グレーの色と、無地やストライプの柄です。

紺色のネクタイは最も無難な選択で、どんな色のスーツにも合います。えんじ色はビジネスシーンに適した落ち着いた色味で、品格と信頼性を表現します。黄色は明るさと活気を与え、グレーは落ち着いた印象を与えます。

柄については、無地やストライプが最も無難です。無地のネクタイはどんな状況でも自然に馴染み、ストライプ柄はビジネスシーンにおけるクラシカルな選択です。

インターンシップのスーツの着こなし方

正しいスーツの着こなしは、インターンシップでの好印象を形成するために不可欠です。適切な着こなしは信頼感を与えます。以下では、男性と女性それぞれのポイントについて詳しく解説します。

  1. 【男性向け】スーツの着こなし方
  2. 【女性向け】スーツの着こなし方

【男性向け】スーツの着こなし方

男性のスーツスタイルは細部にまで気を配ることが求められます。以下にその具体的なポイントをいくつか紹介しましょう。

まず、シャツの第一ボタンを留めることが基本です。これはビジネスマナーの一部であり、整った印象を与えます。また、スーツの袖からシャツの袖を少し出すことで、スーツとシャツのバランスを保つことができるでしょう。

次に靴下ですが、靴の色に合わせて長いものを選ぶのが一般的です。これは裾から見える際の統一感を保つためで、特に座る時には見え方に注意しましょう。

最後に、シャツの襟についてですが、レギュラーカラーやワイドカラーが一般的で、スーツとの相性も良く、洗練された印象を与えます。

【女性向け】スーツの着こなし方

女性のスーツスタイルもまた、詳細なルールが存在します。以下で、女性のスーツを着こなす基本的なポイントを紹介しましょう。

シャツについては、第1ボタンを留めるのが一般的です。また、シャツの襟はレギュラーカラーまたはスキッパーカラーが適しています。

ジャケットのボタンは全て留めることで、整った印象を与えます。また、スーツの袖からシャツの袖を出さないように注意しましょう。女性の場合、シャツの袖を出さずに、ジャケットの袖が適切な長さになるように調整するのが一般的です。

スカートのウエスト位置は骨盤の少し上が理想的です。スカートの長さは膝が隠れる程度が適切でしょう。

最後に、ストッキングを着用する際は、黒は避け、肌色系が無難です。全体的なビジネススタイルの統一感が保たれますよ。

インターンシップでスーツを着こなす際の注意点

スーツを着こなす際には、見た目だけでなく細部にまで気を配りましょう。ここでは、スーツを完璧に着こなすための注意点を3つ紹介します。

  1. 小物と髪型もトータルコーディネート
  2. 汚れやほつれは必ずチェック
  3. サイズ感が合わない場合は調整する

どこに注意すべきかを把握し、インターン前にチェックしておきましょう。

①小物と髪型もトータルコーディネート

スーツスタイルは小物や髪型まで含めたトータルコーディネートが求められます。

シューズ、ベルト、ネクタイ、バッグ、ネクタイピンなどの小物は、全体のスタイルと調和する色とデザインを選びましょう。また、腕時計もビジネススタイルに合うシンプルなものが無難です。

髪型も見た目を大きく左右します。男性の場合は長すぎないよう整え、女性は邪魔にならないようまとめるか、適度にカットしておきましょう。

②汚れやほつれは必ずチェック

スーツを着た際は、必ず鏡で全身をチェックすることが重要です。シャツについた微細な汚れ、スーツについた毛玉、ネクタイのほつれ、靴の汚れなど、見落としがちな部分も念入りにチェックしましょう。

また、ボタンが取れかかっている、ズボンの裾が解けているなどの小さな破損があれば、すぐに修繕を行いましょう。これらは見た目だけでなく、あなたの注意力を試すポイントでもあります。

常に最高の状態で臨むことで、企業からの評価も高まり、インターンシップでも成功を収めることができるでしょう。

③サイズ感が合わない場合は調整する

スーツを着こなす際に最も重要なのがサイズ感です。もしスーツのサイズが合っていない場合は、早めに調整を検討しましょう。

袖や裾が長すぎたり、肩幅が合わないスーツは、だらしない印象を与える原因になります。

近隣の洋服リフォーム店や購入したスーツショップで、袖丈や裾丈、ウエストの調整が可能です。

特に初対面の場となるインターンでは、清潔感や信頼感が求められるため、ジャストサイズのスーツを用意しましょう。

インターンシップのスーツに合わせるシャツや小物の選び方

インターンでは、スーツに合わせるシャツや小物の選び方が重要です。適切なアイテムを選ぶことで、清潔感や信頼感を演出できるでしょう。

ここでは、そのポイントを詳しく解説します。

  1. シャツは白の無地がおすすめ
  2. バッグは黒や紺でA4の入るビジネスバッグがおすすめ
  3. 靴は落ち着いた色でベルトやスーツと合わせるのがおすすめ

①シャツは白の無地がおすすめ

インターンのスーツに合わせるシャツは、白の無地を選ぶのが基本です。白の無地シャツは清潔感があり、どんなスーツにも合わせやすいでしょう。

面接やビジネスの場では第一印象が重要なため、シンプルで清潔感のある白のシャツが最適です。

また、装飾の少ないデザインや適度なフィット感のあるものを選ぶと、よりきちんとした印象を与えられます。

②バッグは黒や紺でA4の入るビジネスバッグがおすすめ

インターンに持参するバッグは、黒や紺の落ち着いた色味で、A4サイズの資料が入るビジネスバッグを選ぶのがおすすめです。

黒や紺はどんなスーツにも合わせやすく、使い勝手が良いでしょう。また、A4サイズの書類やノートパソコンが入る余裕のある大きさを選ぶことで、必要なものを整理して持ち運べます。

さらに、内ポケットが充実しているタイプを選べば、筆記用具や名刺ケースなどの小物を効率よく収納できて便利です。

③靴は落ち着いた色でベルトやスーツと合わせるのがおすすめ

インターンで履く靴は、黒やダークブラウンなどの落ち着いた色を選ぶのがおすすめです。

これらの色はスーツと調和しやすく、フォーマルな場にも適しています。

また、ベルトやスーツの色と合わせることで、全体的に統一感が生まれ、より洗練された印象を与えるでしょう。

靴のデザインはシンプルなストレートチップやプレーントゥが基本で、派手な装飾やカジュアルなデザインは避けるのが無難です。

インターンシップの服装のNG例

インターンシップは就職活動の一環として重要な役割を果たすため、服装選びもその一部です。適切な服装を選ぶことは企業に対する敬意の表現となりますよ。

この章では、特に避けるべき服装、いわゆる「NG例」について詳しく説明します。

  1. 【男性向け】インターンの服装NG例
  2. 【女性向け】インターンの服装NG例

【男性向け】インターンの服装NG例

具体的なNG例として、Tシャツやタンクトップ、デニムやハーフパンツといったカジュアルすぎるアイテムは不適切となります。

足元についても、スニーカーやサンダルといったラフな靴は避け、清潔感のある靴を選ぶようにしましょう。

ビジネスライクな服装を心掛けることが大切です。ラフな服装は、適切な状況認識ができていないと解釈されかねないため、適切な服装で企業に対する意識の高さをアピールしましょう。

【女性向け】インターンの服装NG例

露出度の高い服装は避けるべきです。ノースリーブやオフショルダー、ミニスカートやショートパンツなどはやめておきましょう。オープントゥやハイヒールなどの華美な靴も適切とは言えません。

インターンシップは、自己PRの場であると同時に、企業文化への理解と適応力を見られる場でもあります。身だしなみに気をつけて、自身の意識の高さを見せることが重要です。

これらの点に注意し、ビジネスシーンに適した服装で挑むようにしましょう。

インターンシップの服装・スーツについてよくある質問

インターンの服装やスーツ選びに関する疑問は多いです。

ここでは、よくある質問と回答を詳しく解説します。迷ったときは参考にしてください。

  1. 企業がスーツ以外を指定してくる意図はなに?
  2. ストライプのシャツやスーツを着てもいい?
  3. 私服や服装自由でもスーツで参加していい?

①企業がスーツ以外を指定してくる意図はなに?

企業がインターンの服装でスーツ以外を指定する場合、業界や企業の雰囲気に合った服装を求めていることが多いです。

例えば、クリエイティブ業界やスタートアップ企業では自由で柔軟な発想を重視するため、カジュアルな服装が指定されることがあるでしょう。

指定がある場合は、企業の文化や求められる人物像を理解し、それに合わせた服装選びを意識することが大切です。

②ストライプのシャツやスーツを着てもいい?

インターンでストライプのシャツやスーツを着てもよいかどうかは、企業の雰囲気や業界によって異なります。

一般的に、派手すぎないストライプであれば問題ない場合が多いです。

シャツであれば白地に細いストライプなど控えめなデザインを選ぶとフォーマルさを保てます。スーツのストライプも目立たない細さのものを選ぶことで、清潔感と信頼感を演出できるでしょう。

ただし、面接やオフィスワークの場では、無地の方がより無難な印象を与えるため、初めてのインターンでは無地にするのがおすすめです。

③私服や服装自由でもスーツで参加していい?

インターンで私服や自由な服装が指定されている場合でも、基本的にはスーツで参加しても問題ありません。

ただし、企業や業界によっては、スーツが堅苦しいと捉えられることもあるため注意が必要です。

例えば、クリエイティブ系やスタートアップ企業では、自由な服装の方が企業文化に適している場合もあります。

迷った際は、事前に企業の雰囲気や社員の服装をリサーチすると良いでしょう。

インターンシップで正しくスーツを着こなして周りと差をつけよう

インターンシップでは自身の考えや意欲をアピールするだけでなく、外見からも自己PRを行う必要があります。

そのため、スーツの選び方から着こなし方、さらには小物や髪型まで、細部にわたってビジネスマナーを理解し、適切な服装で臨むことが求められるでしょう。

この記事を参考に、自分らしさを保ちつつも、ビジネスシーンにマッチしたスタイルを身につけ、成功のチャンスをつかみ取ってください。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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