インターンに参加する際は、交通費が支給されるか否か気になりますよね。特に、遠い場所から通勤する学生は交通費が重い負担になることもあるでしょう。
そこで、本記事では交通費をもらえるパターンや確認方法、注意点、節約のコツまで詳しく紹介します。
ぜひ、交通費の疑問を解消するための参考にしてください。
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インターンの交通費支給の有無は企業によって違う!

インターンの交通費に関する企業の対応は、以下の通りです。
- 交通費の支給は企業によって異なる
- 説明会や面接では支給されないことが多い
インターン先から自宅までの距離によっては、交通費が大きな負担になる可能性があるため注意が必要です。
どのような場合に交通費が支給されるのか確認していきましょう。
交通費の支給は企業によって異なる
交通費支給の有無は、企業によって異なります。給与に交通費が含まれたり、給与は出ないものの交通費は支給されたりと、企業の対応はさまざまです。
そのため、インターン先を決める際には交通費の支給について確認する必要があります。
事前にどのようなパターンがあるのか把握しておけば、希望の条件に見合ったインターン先を見つけられるでしょう。
以下に主なパターンを紹介するので、インターン先の条件をチェックする際の参考にしてください。
①交通費が支給されない場合
短期間のインターンでは、交通費だけでなく給与も支給されないケースがよくあります。なぜなら、インターンで得た経験が報酬とみなされるからです。
特に、参加者が多い1日限りのインターンでは交通費は支給されないと捉えておくと良いでしょう。
②交通費が支給されるが上限がある場合
短期インターンでも、1〜2週間に渡って実施されたり、本格的な業務に携わったりするときは「1日△円まで」と上限を決めて交通費が支給されることもあります。
ただし、上限を超える分の交通費は自費で支払わなければなりません。
③長期インターンでは交通費が支給されやすい
1ヶ月以上の長期インターンでは、企業が交通費を全額負担する可能性が高いと言われています。また、交通費だけでなく給与が支給されるケースも少なくありません。
ただし、研修や教育を中心としたインターンの場合は長期でも交通費や給与が支払われないこともあるため、注意してください。
説明会や面接では支給されないことが多い
説明会や面接は、会場に訪れる学生の数がとても多くなるので、一人ひとりに交通費を支給するのは企業側にとって大きな負担になります。
そのため、インターン時の交通費を負担する企業でも、インターン前の説明会や採用面接では支給されない場合がほとんどです。
自宅から距離のある企業での長期インターンを検討するときは、採用に至るまでの交通費は自己負担になることも考慮に入れましょう。
遠方のインターン先ばかり選ぶと、交通費の負担が積み重なって大きくなってしまうので気を付けてください。
インターンで交通費が支給されるか確認する3つの方法

交通費支給の有無を確認するには、主に3つの方法があります。
- 募集要項を見る
- 案内メールを見る
- 企業の担当者に確認を取る
適切な方法で詳細を確認しておけば、交通費に関する後悔を防げます。各方法を詳しく見ていきましょう。
①募集要項を見る
募集要項には、交通費を含めた諸条件が記載されています。交通費に関する項目を探し、交通費は出るのか、出るとしたら上限はあるのかを確認してください。
特に、上限を始めとした細かな条件は見落としがちなので気を付けてください。
なお、募集要項では交通費だけでなく給与や休日に関する項目も確認するのがおすすめです。
特に長期インターンの場合、募集要項をよく読んでいないと採用後にイメージとの乖離が起きやすいでしょう。
②案内メールを見る
企業によっては、採用面接合格後の案内メールに交通費の情報を記載する場合があります。
「募集要項が多岐に渡り、交通費について記載する余裕がない」「採用者のみに詳細を連絡する方針を取っている」といったように、企業の事情はさまざまです。
なお、案内メールにはインターン当日に必要なものなど、確認しておきたい項目がたくさん含まれているため、よく確認してください。
万全の準備を整えた上で、インターンに臨みましょう。
③企業の担当者に確認を取る
募集要項に交通費の記載がなく、採用前に確認しておきたいときは企業の担当者に問い合わせてください。
遠くから通う学生にとって、交通費の有無はインターン先を決めるための需要なポイントです。
特に長期インターンで交通費が出ないと、毎回の通勤が経済的に大きな負担になる可能性があります。
企業側も就活にお金がかかることを理解しているため、交通費について知りたい事情を明確に伝えれば、ネガティブな印象を持たれることはないでしょう。
交通費をもらう際に必要な3つのこと

交通費をもらうためには、適切な手続きを踏む必要があります。交通費の支給に必要な3つのポイントは、以下の通りです。
- 自宅から企業までのルートの提出
- 申請書と領収書の提出
- 印鑑の持参
手続きを誤ると交通費が支給されない可能性があるため、事前に確認しておきましょう。
①自宅から企業までのルートの提出
交通費算定のためには、自宅からインターン先までのルートを提示する必要があります。
ルートを提示する際には、エントリーシートに記載した住所と誤りがないよう注意してください。
複数のルートがある場合は、最短・最安のルートを選びます。わざと高額のルートを提示して、実際の交通費との差額を得ようとするのはやめましょう。
また、出勤ルートで使えるのはバスや普通列車のみです。特急列車や新幹線、タクシーは対象にならない可能性が高いため気を付けてください。
②申請書と領収書の提出
毎月の精算期限までに、領収書と申請書を併せて提出します。企業によりますが、領収書を提出しないと交通費支給の対象にならない場合があるため注意が必要です。
特に、交通費全額支給のケースで高額な交通費が発生したときは、領収書を求められる可能性が高まるでしょう。
また、領収書は往復分を用意します。行きの領収書だけもらって帰りの領収書を忘れることもよくあるので、気を付けてください。
なお、企業によって経理上の扱いが異なるため、領収書の宛名や但し書きの内容は事前に企業の担当者へ確認を取る必要があります。
③印鑑の持参
交通費を出してもらうためには、印鑑が必要な場合がほとんどです。企業によっては記名のみで済むこともありますが、念のため印鑑を持参すると良いでしょう。
印鑑を忘れると、後日印鑑を持参して企業を再訪したり、押印した書類を送ったり、手間がかかるだけでなく、相手にも迷惑をかけることになります。
また、忘れ物をしたことに対してネガティブなイメージを持たれるかもしれません。
たとえ必要な持ち物に含まれていなくても、交通費が出る場合は印鑑を準備しておくと安心です。
インターンで交通費をもらう際の2つの注意点

インターン先から交通費をもらうときの注意点は2つあります。
- 支給の上限を事前に確認しておく
- 公共交通機関に限られる
交通費が支給されるインターンでも自己負担が発生する可能性があるため、注意点をしっかり確認していきましょう。
①支給の上限を事前に確認しておく
「全額支給」と提示されていない限り、交通費には上限が設けられている場合が多いので注意が必要です。
上限の規定を確認する際には、片道か往復かしっかりチェックしましょう。
例えば「片道1,500円まで」と「往復1,500円まで」だと、交通費の自己負担は大きく変わります。
遠くから訪れる学生の場合、往復の交通費が高額になるケースも珍しくありません。そのため、支給される金額だけでなく、条件も細かく確認することが大切です。
②公共交通機関に限られる
交通費の支給対象は、公共交通機関に限定している企業がほとんどです。ガソリン代やタクシー代まで企業側が負担する可能性は極めて低いと考えておきましょう。
どうしても公共交通機関以外の移動手段を使わなければならないときは、自己負担になります。
自宅からインターン先までのルートが複数ある場合は、最安・最短のルートに対して交通費を支給するのが基本です。
あらかじめ最も安い交通費でインターン先まで行けるルートを確認し、企業側に提示してください。
インターンで交通費を節約する4つの方法

交通費を節約するには、4つの方法があります。
- 回数券や定期券を使う
- 交通費負担の少ない企業を選ぶ
- 遠方の場合は夜行バスやLCCを活用する
- リモートのインターンを探す
なるべく自己負担を減らすためにも、節約のポイントを確認しましょう。
①回数券や定期券を使う
公共交通機関の交通費を節約するには、回数券や定期券を利用すると効果的です。長期のインターンなら定期券、短期なら回数券を活用しましょう。
また、金券ショップで自分が利用する区間の切符があるか確認するのもおすすめです。
数駅分の区間でも、通常より安い価格の切符で少しずつ費用を削減することで、最終的には大きな節約になるかもしれません。
さらに、タイミングが合えば特急券や新幹線の切符をリーズナブルに手に入れられる可能性もあります。
②交通費負担の少ない企業を選ぶ
交通費を抑えるには、学校や自宅から近い企業を選ぶのも1つの選択肢です。電車で1〜2駅先にあったり、徒歩で行けたりする企業なら交通費を最小限に抑えられます。
また、生活圏内にある企業なら交通費だけでなく通勤時間の削減にも繋げられるため、時間を有効活用できるのもポイントです。
就職情報サイトや大学のキャリアセンターなどを活用し、通勤しやすい範囲でインターンシップを行なっている企業を探してみましょう。
③遠方の場合は夜行バスやLCCを活用する
自宅から距離の離れた企業をインターン先に選ぶ場合は、夜行バスやLCC(格安航空会社)を使って自己負担分を節約する方法があります。
夜行バスなら、新幹線を利用するより大幅に交通費を削減できるのに加え、宿泊費の節約も可能です。
飛行機も、大手航空会社ではなくLCCを使えば最低限の交通費で済みます。
ただし、深夜バスでの長時間移動は寝不足の原因になることもあるため、耳栓やネックピローといった快眠グッズを用意すると良いでしょう。
④リモートのインターンを探す
近年は、インターネットを活用したリモートインターンが増加傾向にあります。リモートならどこからでも参加できるため、交通費の心配はありません。
地方に住む学生や交通費をかけたくない学生に最適な方法です。
リモートインターンでは、Web会議システムを活用したミーティングやディスカッションを行うため、実践的なコミュニケーションスキルを身につけられます。
新しい働き方として、学生のうちにリモートワークに触れるのも良い経験になるでしょう。
インターンの交通費が支給されるかは事前にチェックしよう

交通費への対応は、企業によって変わります。短期インターンや説明会、面接では交通費が出る可能性は低く、自己負担を覚悟する必要があるでしょう。
長期インターンでは交通費が出る可能性が高いですが、全額ではなく一部支給になる場合がほとんどです。
交通費の条件は、インターンの募集要項や案内メールで事前に確認してください。
注意点や節約のポイントも踏まえた上で、できるだけ交通費の負担が軽くなるよう工夫しましょう。
この記事を書いた人
梶
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