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【2024年最新】証券会社の人気・年収・売上ランキングTOP7!平均年収や仕事内容も解説

「人気ある証券会社や年収の高い証券会社を知りたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

証券会社は様々な知識やスキルが求められるため、平均年収より高い年収を目指せる職業です。

本記事では、人気のある証券会社や年収の高い証券会社をランキングで紹介します

詳しい種類や仕事内容も解説するので、証券会社への就職を検討している方は参考にしてみてください。

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証券会社とは

証券会社とは、株式や投資信託・債券などの有価証券を売買したり引き受けたりする企業のことです。お金を必要とする企業や、投資家の資金運用の仲介役として存在しています。

証券会社は、日本全国に272社、2,032店の営業所があります

投資などを行わない人には無縁の存在と思われがちですが、大手銀行でも証券会社同様のサービスを提供しているため、最近は身近な存在になりつつあるでしょう。

証券会社の種類と特徴

証券会社には、それぞれ種類があります。

  1. 大手独立系
  2. 銀行系
  3. 準大手系
  4. 外資系
  5. ネット証券系

以下では、証券会社の種類と特徴について解説します。

①大手独立系

大手独立系とは、国内最大級の証券会社です。

他社と資金関係を結ばず、投資家を対象としたリテール業務を始め、海外を拠点とした業務など、事業の幅を広げています。大手独立系の代表例は、大和証券や野村証券などです。

大手独立系で働く上でのメリットは、実力次第で高みを目指せることでしょう。そのため、チャレンジ精神を持って挑戦したい方におすすめの証券会社になります。

②銀行系

銀行系とは、三菱UFJ銀行や三井住友銀行などのメガバンクのフィナンシャルグループに属する証券会社です。

銀行と連携することで、大手独立系に負けない幅広い事業を展開できます。銀行系の代表例は、みずほ証券・三菱UFJモルガンなどです。

銀行系で働くメリットは、需要のある顧客を銀行から紹介してもらえることです。また、顧客は大手企業が多く、様々な案件に携われる点もメリットです。

③準大手系

準大手系とは、地域密着型のリテール業を強みとしている証券会社です。

大手系や銀行系に次ぐ規模で事業を展開しています。準大手系の代表例は、岡三証券・東海東京証券・アイザワ証券グループなどです。

準大手系で働くメリットは、大手や銀行系同様に顧客基盤が安定していることです。

また、地域密着型であることで、地域発展に貢献できます。そのため、発展させたい地域の準大手系に勤めると働く意欲が強まるでしょう。

④外資系

外資系とは、外国人または外国法人が一定以上の割合で出資をしている証券会社です。外資系は大企業や機関投資家・公共機関など、利益性の高い顧客を対象にリテール事業を行っています。

また、外国人や外国法人が一定以上を占めているため、海外に視野を広げた事業を行っています。外資系の代表例は、ゴールドマン・サックス証券、JPモルガン証券などです。

外資系は、様々な人種の人と働けることや海外企業の案件を任せられることがメリットになります。国内企業のような年功序列ではなく実力主義のため、入社後すぐに活躍したい方におすすめです。

⑤ネット証券系

ネット証券系とは、インターネット上で金融商品を取り扱う証券会社です。

他の証券会社のように対面営業は行わず、ITを活用して顧客のサポートを行っています。ネット証券系の代表例は、楽天証券・SBI証券などです。

ネット証券系で働くメリットは、市場拡大によって将来性を見込めることです。ネット証券系は近年増えているため、証券会社もサービスやアプリ開発に力を入れています。

そのため、証券会社の営業ではなく、カスタマーサポートやIT系の職種に配属される可能性もあるでしょう。

証券会社の就職人気ランキングTOP7

証券会社の就職人気ランキングをTOP7で紹介します。

  1. ゴールドマン・サックス
  2. モルガン・スタンレー
  3. JPモルガン
  4. 野村證券
  5. バンク・オブ・アメリカ
  6. SMBC日興証券
  7. みずほ証券

以下では、各証券会社の特徴や平均年収などを解説します。

参考:外資就活

①ゴールドマン・サックス

最も人気の高い証券会社は、ゴールドマン・サックスです。ゴールドマン・サックスは、政府・企業・金融機関・個人など様々な顧客に対して、幅広い金融サービスを行う証券会社ですよ。

ニューヨークを拠点とした外資系でありながら、1974年にアジア初となる支店を東京に設立。その後、様々な事業拡大の末、海外はもちろん、日本でもトップに入る証券会社となりました。

ゴールドマン・サックスが人気の理由の1つは、福利厚生が充実しているためです。完全週休2日(土日)のほかに、祝日、年末年始は休暇となっています。

また、特別休暇を用意しているだけでなく、ペアレンティング休暇やファミリーケア休暇など、独自の休暇がある点が魅力です。

参考:ゴールドマン・サックス 有価証券報告書

②モルガン・スタンレー

モルガン・スタンレーは、投資銀行業務や資産運用業務など幅広い金融サービスを提供する外資系の証券会社です。

ニューヨークに拠点を置き、日本では50年以上に渡り顧客からの信頼を得て様々な業務を展開しています。

2008年には三菱UFJフィナンシャル・グループと戦略的資本提携を組み、2015年には日本での証券合併事業を発足しました。

モルガン・スタンレーが就活生に人気の理由の1つは、20日間以上の有給休暇や社内設備が充実していることです。

また、家族へのサポート制度も充実していて、提携託児所や病児保育を用意している点は女性も活躍しやすい証券会社といえるでしょう。

参考:モルガン・スタンレー 有価証券報告書

③JPモルガン

JPモルガンは、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーが提供する法人向け事業です。JPモルガンは総資産・収益力・時価総額において世界規模を誇り、世界有数のグローバル総合金融サービス会社の1つでもあります。

JPモルガンが就活生に人気の理由は、世界屈指の証券企業であるため、海外へ進出できるためです。経験を積み金融知識や英語力を上達させると、海外で活動できる可能性もあります。

ただし、JPモルガンは法人を相手にする業務が多いため、レベルの高い英語力を求められるため、就活前から英語の勉強をしておきましょう。

参考:JPモルガン 有価証券報告書

④野村證券

野村證券は、日本屈指を誇る大手独立系の証券会社です。2001年に設立された比較的新しい証券会社にも関わらず、人気ランキングでは大手独立系で1位となっています。

野村証券は福利厚生制度や育児支援制度に取り組んでいて、育児休業後の女性社員復職率は96%、育児休業復帰からの定着率は97%と、離職率の低さが人気の理由の1つです

また、約140万のサービスメニューを優待料金で利用できるなど、社員が仕事と私生活のワークバランスを取れる工夫をしています。

ただし、野村證券は募集枠に対して応募人数の多い証券会社のため、入社を希望する場合は自己分析や企業研究など徹底的な対策が必要です。

参考:野村證券 有価証券報告書

⑤バンク・オブ・アメリカ

バンク・オブ・アメリカは、世界最大の金融機関の1つです。日本では1947年に業務を開始し、2つの法人を通じて業務を行っています。

業務の1つである「BofA証券株式会社」は、事業会社・金融機関・府機関に対して証券に関する様々な業務を展開していますよ

バンク・オブ・アメリカは家賃補助など、生活に関する福利厚生が充実している点が魅力です。また、世界最大の金融機関であるため、各国で様々な金融に関する事業に携われます。

将来的に海外で活躍したい方におすすめの証券会社といえるでしょう。

参考:バンク・オブ・アメリカ 有価証券報告書

⑥SMBC日興証券

SMBC日興証券は、日本を代表する大手独立系の証券会社です。個人・法人など様々な顧客ニーズに合わせて投資商品を紹介や資産運用のサポートを行っています。

SMBC日興証券が人気の理由の1つは、多様な働き方を導入していることです。テレワークも導入しているため、私生活の状況に応じて仕事に穴を開けることなく仕事をできるなど、ワークバランスを重要視しています。

また、スポット休暇やメモリアル休暇など独自の休暇制度だけでなく、出産や介護などの後でも復職しやすいような復職支援も行っています。そのため、SMBC日興証券は女性も活躍しやすい証券会社と言えるでしょう。

参考:SMBC日興証券 有価証券報告書

⑦みずほ証券

みずほ証券は、みずほフィナンシャルグループの傘下にある銀行系の証券会社です。法人はもちろん、資金運用に無知の個人に対しても丁寧にアドバイスを行ってくれるため、国内の利用者も増えてきています。

みずほ証券が人気の理由は、フレックスタイムや在宅勤務など様々な勤務制度を導入していることです。また、週休3日や週休4日を認める制度も導入しているため、業績次第で自由な働き方が可能でしょう。

外資系と似た勤務形態を導入していますが国内大手の証券会社のため、その他の福利厚生も充実しています。自身のワークバランスを保ちながら自由な働き方を希望する方は、みずほ証券がおすすめです。

参考:みずほ証券 有価証券報告書

証券会社の年収ランキングTOP5

証券会社の年収ランキングをTOP5で紹介します。

  1. 野村證券
  2. 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
  3. みずほ証券株式会社
  4. SMBC日興証券
  5. 大和証券

証券会社に就職を検討している方のなかで、年収の高い企業を探している方はぜひ参考にしてみてください。

①野村證券

野村証券は、就職人気ランキングにも入っている独立大手系の証券会社です。平均年収は859万円で、日本の平均年収318万3,000円と比較すると2倍以上の高収入が期待できます。

また、金融のプロとして活躍する「ウェルス・マネジメント部⾨」の初任給は26万5,000円と、初任給から日本の平均年収をもらえるなど、年収面で魅力的な証券会社といえるでしょう。

参考:野村證券 有価証券報告書

②JPモルガン・スタンレー証券

JPモルガン・スタンレー証券も、就職人気ランキングに入っている外資系の証券会社です。年収は782万円と2位で、国内の平均年収より高い傾向にあります。

また、様々な福利厚生が充実しているため、金銭面以外でも満足できるのが魅力です。将来的に海外進出も可能な証券会社のため、英語力を活かして活躍したい方に向いているでしょう。

③みずほ証券株式会社

みずほ証券株式会社は、ワークバランスを重視した働き方が可能な銀行系の証券会社です。

平均年収は745万円となっていて、初任給は四年制大学卒の方は26万円、大学院修士課程修了の方は28万円、大学院博士課程修了の方は30万円と、最終学歴によって金額が異なります。

みずほ証券は入社前に個人に合わせた働き方を選択できるため、年収はもちろん、働き方に様々な希望を持つ方におすすめの証券会社です。

参考:みずほ証券株式会社 有価証券報告書

④SMBC日興証券

SMBC日興証券は日本を代表する大手独立系の証券会社で、様々な休暇などを用意していて、働きやすい証券会社です。平均年収は716万円となっています。

初任給はコーポレート部門の場合、四年制大学卒の方は31万6,000円、大学院卒の方は33万2,000円と、他の証券会社より高めの設定です。

ただし、資産運用などに携わる場合は四年制大学の卒業が条件のため、興味ある方は条件に満たしているか確認してみてください。

参考:SMBC日興証券 有価証券報告書

⑤大和証券

大和証券は日本を代表する大手独立系の証券会社です。株・投資信託・積み立てなど資産に関する様々な事業を展開していて、証券会社と聞いて1番に名前が出てくる人も少なくありません。

大和証券の平均年収は691万円となっていて、「総合コース・部門別コース」は29万円となっています。

他の証券会社と比較して平均年収は高くありませんが、ファミリーデイ休暇や通院休暇(最大年24日)など様々な休暇制度を用意しています。

そのため、大手の証券会社への就職を希望している方は、大和証券も検討してみてはいかがでしょうか。

参考:大和証券 有価証券報告書

証券会社の売上ランキングTOP5

国内の証券会社の売上をランキング形式で5社紹介します。

社名売上
大和証券8,661億円
野村証券5,871億円
東海東京フィナンシャル・HD892億100万円
岡三証券845億900万円
岩井コスモ証券240億円
※参考:マイナビ公式サイト

国内の証券会社で売上が高いのは、大手独立系の大和証券です。

次に売上が高い証券会社は、野村證券です。野村證券は年収ランキングだけでなく、就職人気ランキングにもランクインしているほど就活者から人気があります。

上記の表は国内の大手独立系が多いため、外資系や銀行系への就職を検討している方は、自身で調査してみてください。

証券会社の平均年収

証券会社の平均年収は職種によって異なります。以下の表は、厚生労働省が公表している証券会社に関係する職種の平均年収をまとめたものです。

職種平均年収
証券外務員564万3,000円
ディーラー564万3,000円
証券アナリスト947万6,000円
ファンドマネージャー947万6,000円
参考:厚生労働省 jobtag

証券会社の平均年収は、564万円から947万円となっています。大手系や銀行系などは年功序列で役職が上がる傾向もあり、全体的に50〜59歳が平均年収以上という結果です。

ただし、証券外務員は営業職でもあるため、業績次第で平均年収以上を貰える可能性もあります

また、日本の平均年収は、厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると318万3,000円で、証券会社は平均以上の年収を貰える職業といえるでしょう。

証券会社の仕事内容

ここでは、証券会社の仕事内容について解説します。

  1. 証券外務員(営業)
  2. ディーラー
  3. トレーダー
  4. エコノミスト
  5. 証券アナリスト
  6. 事務
  7. コールセンター

証券会社といっても様々な仕事内容があるため、就職を検討している方は、どの職種が自分に合っているか確認することが大切です。

①証券外務員(営業)

証券会社の営業は「証券外務員」とも言い、投資商品を案内したり、証券口座の開設や資産運用についてアドバイスをする仕事です。證券外務員は、主に2つの種類に分けられます。

  • ホールセール(法人営業)
  • リテール(個人営業)

ホールセールとは、資金調達を主に行います。また、企業の活動を支援するためにM&Aを用いた資金調達やIPO支援、資産運用のアドバイスも仕事です。

リテールとは、ホールセールと異なり、個人の顧客をメインとした仕事です。株式や投資信託・債券などの有価証券などの販売を主に、資産運用のアドバイスも行います。

証券会社には2種類の営業があり、それぞれ必要な知識やスキルが異なります。そのため、証券会社の営業に就職しようか検討している方は、企業が求める人物像を深掘りすることが大切です

②ディーラー

ディーラーとは、自社の資金を使って、株式や債券・為替など売買取引を行い、利益を生み出す仕事です。自社の発展のために利益を生み出す重要な職種であり、証券会社の主要業務ともいえます。

ディーラーは、利益を生み出すために様々な情報収集が必要です。そのため、新卒ディーラーになることはできず、他の業務で経験を積んでから任させれることが多くあります。

将来的にディーラーを目指す場合は、他の職種で経験や業績を残すことが大切です。

③トレーダー

トレーダーは、自社の資金で利益を生み出すディーラーと反して、顧客の依頼に応じて売買取引を行う仕事です。また、取引だけでなく、自身が収集した株や債権の情報を提供する業務もあります。

トレーダーは「セルサイド」と「バルサイド」の2種類があります。セルサイドは機関投資家を顧客とした専門で、バルサイドはファンドマネージャーを顧客とした専門です。

どちらも業務内容に大きな差はありませんが、顧客相手が異なるため、それぞれに合う知識やスキルが求められます。

④エコノミスト

エコノミストとは、経済に関する調査や分析を行い、予測を立てる経済の専門家です。国内の金融市場の調査だけではなく、各国の金利や経済状況の調査や分析も行います。

その結果に基づいて、自社や顧客に対して企業経営や株式投資の参考となるレポートを作成することが主な業務です。

エコノミストが取集した情報を基に、證券外務員やディーラーなどは商品の売買や資産運用を行います。そのため、エコノミストになるためには、証券会社で多くの経験を積む必要がありますよ。

⑤証券アナリスト

証券アナリストとは、経済状況を調査・分析し、様々な投資に現状が適しているかを判断する仕事です。企業や産業の業績や決算情報など様々な情報を基に分析を行うため、経済全体に関するスキルが求められます。

証券会社の職種には様々な資格がありますが、なかでも証券アナリストの資格は難易度が高いものです。

そのため、将来的に証券アナリストを目指すなら、自社や顧客だけでなく、様々な国や企業を分析する能力を身に付ける必要があります。

⑥事務

証券会社の事務は、金融商品の紹介やオペレーションなどが主な業務です。

證券外務員のように営業は行いませんが、顧客に商品を促進することもあるため、金融に関する様々な知識が求められます。

また、一般企業同様に顧客管理も事務の仕事です。電話対応なども行う可能性もあるため、金融の知識だけではなく、社会人としてのマナーも求められるでしょう。

⑦コールセンター

コールセンターは、顧客からの問い合わせや金融商品に関する問い合わせに対応する仕事です。顧客の問題が解決する方法を提示する能力が求められるため、臨機応変な対応力が求められます。

また、コールセンターはクレーム対応も業務の1つです。

寄せられたクレームに対して自社商品の価値を落とすことなく、問題解決に繋げるメンタルが必要になります。

証券会社で働くために必要なスキル

証券会社で働くには、金融に関する知識のほかに、様々なスキルが求められます。

  1. コミュニケーション能力
  2. 判断力
  3. 分析力
  4. 計画力
  5. 情報収集力

証券会社に勤務するにはどれか1つではなく、上記全てのスキルが求められるでしょう。

今後、証券会社への就職を検討している方は、即戦力になれるように以下で紹介するスキルを身に付ける努力が必要です。

①コミュニケーション能力

証券会社は顧客を相手にする仕事が多いため、コミュニケーション能力が求められます。顧客のニーズに合う提案をしたり、顧客の悩みを聞き出すためにコミュニケーション能力は不可欠です。

証券会社は顧客の資産を取り扱うため、信頼を獲得するために十分なコミュニケーションを取る必要があります

そのため、コミュニケーション能力に不安を感じている方は、様々な場に足を運ぶなどコミュニケーション能力を高めてみてください。

②判断力

証券会社は株や経済状況を見て、リアルタイムで売買を行う必要があるため、判断力が求められます

顧客や企業の資産を取り扱う業務の場合は、判断が遅れると多額の損失を生み出してしまう可能性があるためです。

そのため、証券会社に勤める場合は即座に正しい判断を行える能力を身に付けることが重要になります。

③分析力

証券会社全体の業務では、分析力が求められます。

特に、ディーラー・トレーダー・エコノミスト・証券アナリストは、様々な情報を分析して利益を生み出す必要があります。

経済に関する分析力は就職後に養われますが、自分で日々努力も必要です。

④計画力

証券会社全体の業務は単発的なものではなく、継続的に行う必要があるため、計画力が必要です。

計画力がなければ、自社や顧客が求める利益を生み出す計画を立てられず、ニーズに応えられません。

計画力は就職前でも身に付けられる知識のため、就活など大きな出来事や私生活でも計画を持って行動してみてください

⑤情報収集力

証券会社は様々な情報を基に利益を生み出す必要があるため、情報収集力が求められます

収集する情報は、投資に関することだけでなく、政治・経済・トレンドなど、社会全体の情報です。

様々な情報を収集することで、商品を売買する際に顧客が求める情報を提供でき、信頼を得られます。

証券会社に就職するポイントと注意点

証券会社に就職するポイントと注意点を紹介します。

  1. ホワイト企業かを確認する
  2. ノルマの内訳を確認する
  3. 口コミサイトを確認する
  4. 転職エージェントを利用する

証券会社は日本全国にありますが、全てが同じ勤務状況ではありません。入社後に「想像と違った」と後悔しても、転職活動が困難になる可能性もあるでしょう。

そのため、証券会社へ就職を検討している方は上記のポイントを確認し、自分に合った企業かを判断してみてください。

①ホワイト企業かを確認する

証券会社に就職する際は、興味ある企業がホワイト企業かを確認しましょう。ホワイト企業とは、以下の項目に当てはまる企業を指します。

  • 離職率が低い
  • 基本給が高い
  • 残業時間が少ない
  • 有給休暇の取得率が高い
  • 福利厚生が充実している
  • ワークバランスを取りやすい

上記のほかにも、ホワイト企業かを判断する材料は沢山ありますが、なかでも上記の6つは大切なポイントです。特に離職率が低い企業や残業時間が少ない企業はホワイト企業といえるでしょう。

興味ある証券会社がある場合は、上記のポイントを参考にホワイト企業かを確認してみてください。

②ノルマの内訳を確認する

証券会社はノルマある職種が多いため、詳しい内訳を確認することが大切です

無理難題なノルマを課せている企業に就職してしまうと、ノルマばかり考えてしまい心身共に体調不良を起こす危険も少なくありません。

そのため、証券会社に就職する際は必ずノルマの内訳を確認してください。

③口コミサイトを確認する

興味ある証券会社がある場合は、口コミサイトを確認することもおすすめです。口コミサイトには、企業の公式サイトに記載されていない情報や、社内状況を知ることができます。

口コミサイトに投稿している人の多くは実際に勤務した経験があるため、就職後を想像しやすいでしょう。

ただし、口コミサイトの評価が高すぎる證券会社は注意が必要です。口コミサイトは掲示板と同じ仕組みが多いため、悪い評価の口コミを削除している可能性があります。

そのため、口コミサイトで情報収集する際は全体的な評価も合わせて確認してみてください。

④転職エージェントを利用する

証券会社への就職は、転職エージェントの利用もおすすめです。

転職エージェントは求人サイトと異なり、転職者に対して転職相談から面接対策・入社日の交渉など、最初から最後までサポートしてくれるサービスですよ。

また、転職エージェントは個人で入手できない企業情報も把握しているため、転職者のスキルや経験に応じて最適な証券会社を紹介してくれます。

多くの転職エージェントは無料で利用できるため、就職活動に不安のある方は転職エージェントを活用してみてください。

証券会社を理解してランキングにある企業への就職を目指う

日本には272社の証券会社があり、大手系や銀行系など様々な種類に分かれています。

また、証券会社といっても仕事内容が異なるため、自分に合う企業と職種を見つけることが大切です。

ぜひ、本記事を参考に証券会社への理解を深め、ランキングにある企業への就職を目指してみてください

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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