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【項目別】20代ボーナスの平均額を紹介|ボーナスの使い道は?

20代はで初めてボーナスを受け取る方は多く、「みんなどれくらい受け取っている?」「何にみんな使ってるの?」と気になっている方も多くいるでしょう。

そこで本記事では、20代のボーナスの平均額や一般的なボーナスの使い方について解説します。

20代のボーナスについて気になっている方は、ぜひ本記事をご参考にしてくださいね。

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そもそもボーナスとは

ボーナスとは、毎月の固定給以外に定期的・臨時的に支給される特別手当のことで、労働基準法をはじめとする法律では、ボーナスに関する規定はありません。

つまり、ボーナスは法律で支給を義務付けられているものではなく、金額はもちろん支給するかどうかも企業の判断に任されていると言えます。

ボーナスを支給している企業の場合、冬のボーナスは12月1~15日、夏のボーナスは7月1~15日の支給が多いと考えられるでしょう。

また、ボーナスについては額面金額だけでなく、手取り金額について気になる方も多くいるでしょう。手取り金額は、額面金額に80%を書けた額が目安です。

全年代のボーナスの支給金額と支給割合

ここでは、全年代におけるボーナスについて以下の2項目に整理して紹介します。

  1. 全年代のボーナス平均支給額は792,776円
  2. ボーナスを支給する企業は全体の65~70%程度

①全年代のボーナス平均支給額は792,776円

厚生労働省が公開しているデータによると、令和5年度のボーナス平均額は、夏397,129円、冬395,647円で合計792,776円でした。

令和4年度のボーナス平均額は夏389,331円、冬392,975円で合計782,306円だったので、令和5年度は前年度比増となっています。

また業種に分けてみると、以下の業種が比較的高額でした

令和5年夏令和5年冬
電気・ガス業745,209円803,194円
情報通信業708,645円713,851円
学術研究等690,847円630,490円

見出し内の引用元:厚生労働省「毎月勤労統計調査令和5年9月分結果速報等毎月勤労統計調査令和6年2月分結果速報等

②ボーナスを支給する企業は全体の65~70%程度

厚生労働省の資料によると、令和5年度の実績では夏のボーナスが支給されたのは全体の65.9%、冬のボーナスが支給されたのは全体の69.0%でした。

つまり、ボーナスを支給する企業は全体の65~70%程度存在すると言えます。また業種に分けてみると、以下の業種で比較的多くの企業が支給していました

令和5年夏令和5年冬
鉱業・採石業等100%100%
複合サービス事業97.2%96.0%
金融業・保険業88.8%91.3%

見出し内の引用元:厚生労働省「毎月勤労統計調査令和5年9月分結果速報等毎月勤労統計調査令和6年2月分結果速報等

20代のボーナス平均額4項目

ここでは、20代のボーナス平均額を以下の4項目に分けて紹介します。

  1. 20代のボーナス平均額
  2. 20代の業種別のボーナス平均額
  3. 20代の学歴別のボーナス平均額
  4. 20代の企業規模別のボーナス平均額

①20代のボーナス平均額

厚生労働省のデータによると、令和5年度における20代のボーナスの平均額は以下の通りでした。

年代ボーナス平均額
20~24歳37万8,900円
25~29歳66万3,100円
引用元:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」

20代前半と後半で大きな差があるのには、20代前半では入社直後でボーナスが全額支払われないケースが多々あることが関係していると思われます。

②20代の業種別のボーナス平均額

厚生労働省のデータによると、令和5年における20代の業種別ボーナス平均額は以下の通りでした。

20~24歳25~29歳
産業計37万8,900円66万3,100円
鉱業・採石業・砂利採取業57万6,400円99万1,900円
建設業42万7,000円83万4,900円
製造業49万7,700円73万3,800円
電気・ガス・熱供給・水道業63万4,700円96万7,800円
情報通信業30万9,500円73万4,400円
運輸業・郵便業41万3,000円58万3,000円
卸売業・小売業33万2,800円60万8,800円
金融業・保険業42万2,500円102万100円
不動産業・物品賃貸業44万3,600円93万2,500円
学術研究、専門・技術サービス業43万7,000円78万4,600円
宿泊業・飲食サービス業15万3,300円30万円
生活関連サービス業、娯楽業12万7,100円30万9,200円
教育、学習支援業38万9,200円64万5,200円
医療、福祉39万300円60万6,700円
複合サービス業51万100円77万600円
サービス業22万4,500円49万2,200円
引用元:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」

③20代の学歴別のボーナス平均額

厚生労働省のデータによると、令和5年における20代の学歴別ボーナス平均額は以下の通りでした。

20~24歳25~29歳
学歴計37万8,900円66万3,100円
中学卒17万2,200円35万9,900円
高校卒48万9,600円54万1,900円
専門学校卒29万9,400円55万1,300円
高専・短大卒47万7,300円65万5,100円
大学卒34万9,000円80万4,900円
大学院卒3万6,600円99万2,200円
引用元:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」

④20代の企業規模別のボーナス平均額

厚生労働省のデータによると、令和5年における20代の学歴別ボーナス平均額は以下の通りでした。

20~24歳25~29歳
企業規模計(10人以上)37万8,900円66万3,100円
1,000人以上42万3,500円77万2,800円
100~999人38万7,900円67万5,200円
10~99人28万7,800円47万600円
引用元:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」

20代のボーナスの使い道の例

ここでは、20代におけるボーナスの使い道の例として以下4つを紹介します。

  1. 自己投資
  2. 買い物
  3. 旅行
  4. 貯蓄

①自己投資

20代のボーナスの使い道としてまず挙げられるのが、自己投資で、20代はまだ社会に出たばかりの年代であり、自己投資にお金を使う意義は大いにあります。

ここでしっかりと自己投資をしておくことで、今後の収入アップやキャリアアップにつなげられるでしょう。

たとえば、資格試験に挑戦するために教材を購入したり、語学の教室に通ったりすることが考えられます。

またより視野を広げれば、身体を鍛えたり積極的に外出して人脈を作ったりすることも、自己投資の一種として考えられるはずです。

②買い物

20代のボーナスの使い道としては、買い物も挙げられます。半年間頑張った自分へのご褒美として、普段は変えない少し高額なものを購入します。

たとえば、電化製品やブランド品、家具などが候補として挙げられるでしょう。また、両親や家族へのプレゼントを購入する方もいますよ。

形として残るものだけでなく、食事をごちそうすることも考えられます。

少し奮発して大切な人へ普段のお礼の品を購入できるのは、ボーナスならではの満足感のある使い道です。

③旅行

20代のボーナスの使い方としては、旅行も考えられます。日常では味わえない体験ができるため、ボーナスの使い方として定番の1つです。

日常の仕事から少し離れて非日常を味わうことで、心も体もリフレッシュすることが期待できますね。

特に20代のころは社会に出たばかりで、学生時代との違いを感じて精神的に疲弊することも多々あります。

旅行に出てリフレッシュすることで、また仕事に向かうモチベーションを高めることも期待できるでしょう。

④貯蓄

20代のボーナスの使い道として多いのが、貯蓄です。実は20代に限らず、どの年代においてもボーナスを貯蓄に回す方は多くいます。

特に20代は今後、結婚や引っ越し、出産など大きなライフステージの変化を控えている年代ですよね。

将来のビジョンを自由に描くために、できるだけ貯蓄をしたいと考える方も多くいることでしょう。

また既に自分の家庭を持っている方は、今後の住宅ローンやい生まれてくる子供の教育費にボーナスを貯蓄しておくことも考えられます。

20代のボーナスを有意義に活用しましょう

20代のボーナスは、さまざまな使い道に使用されます。ボーナスの平均や一般的な使い道を知り、有意義に活用しましょう

本記事の内容もぜひご活用いただき、ボーナスを有効活用していただけたら幸いです。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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