「化粧品メーカーの売上ランキングを知りたい」とお悩みではありませんか?
近年、日本国内は化粧品メーカーが増えていて、就職・転職をするにあたって、大手企業や有名企業を望む方は将来を知るために売上を確認したいでしょう。
本記事では、日本の化粧品メーカーの売上をランキング形式で紹介します。
また、世界のランキングや就職・転職する際のポイントも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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化粧品メーカーとは

化粧品メーカーとは、スキンケア化粧品やメイクアップ化粧品・ヘアケア化粧品・ボディケア化粧品など、化粧品全般を研究・開発・製造・販売を行うメーカーのことです。
化粧品メーカーは研究から販売まで一貫して行う企業だけでなく、受託製造のみ行う企業など種類があります。
国内では花王や資生堂などが有名ですが、最近はSNSの普及により様々な化粧品メーカーの知名度が高まってきています。しかし、花王や資生堂は様々な化粧品を開発・発売しているため、国内大手は変わりません。
また、化粧品メーカーは学生など就活生に人気で、毎年多くの就活生が志望しているため、化粧品メーカーへの就職や転職を希望する場合は、業界全体を知ることが大切です。
国内の化粧品メーカー売上ランキングTOP10

国内の化粧品メーカー売上ランキングTOP10をランキング形式で紹介します。
売上ランキングに記載している化粧品メーカーは、メイク化粧品ではなく、様々な化粧品を取り扱っている企業です。
1位.花王
花王は1887年創業の歴史ある化粧品メーカーです。売上は1兆5325億円と化粧品メーカーのなかで最も多く、日本を代表する化粧品メーカーといえます。
洗剤・トイレタリーでは国内1位、化粧品は2位を獲得するだけでなく、世界ではシェアランキングに入るほど実力ある企業です。
1890年に社名の由来となった高級化粧石鹸「花王石鹸」を発売し、その後、洗剤やトイレタリーなど人々の生活を豊かにする数々の化粧品を発売してきました。
現在は新らに「グローバル・シャープトップ」という戦略を掲げ、唯一無二の存在になるためにモノやサービスの質を高めるころを心掛けています。
会社名 | 花王株式会社 |
売上 | 15,326億円 |
本社 | 東京都中央区日本橋茅場町一丁目14番10号 |
設立年次 | 1887年6月(明治20年) |
参考:https://www.kao.com/jp/corporate/
2位.資生堂
資生堂は、スキンケア・メイクアップ・フレグランスなどの化粧品を中心に事業展開しながら、レストラン事業や教育・保育事業など幅広い事業展開を行っている化粧品メーカーです。
売上は9,730億円、世界120ヵ国に展開している事業の海外売上比率は6割を超えています。
資生堂は主要ブランドを4つ展開していて、それぞれコンセプトに合った化粧品を販売していますよ。特に力を入れている「プレステージ」は、デパートや化粧品専門店で販売している高価格帯化粧品やフレグランスです。
また、「プレミアム」はドラッグストアなどで購入できる中価格帯の化粧品を取り扱っているなど、消費者の要望に応える幅広い商品が特徴といえるでしょう。
会社名 | 株式会社資生堂 |
売上 | 9,730億円(2023年度) |
本社 | 東京都中央区銀座7-5-5 |
設立年次 | 1927年(昭和2年) |
参考:https://corp.shiseido.com/jp/
3位.コーセー
コーセーは2023年に創業80年を迎える、化粧品の研究に力を入れている化粧品メーカーで、売上は3,004億円です。
化粧業界初の美容液とパウダーファンデーションのカテゴリーを作った第一人者でもあり、現在も研究の結果を活かしてスキンケア商品とファンデーションに力を入れています。
コーセーは3つの主要ブランドを展開していて、高付加価値のハイプレステージ領域やプレステージ領域、セルフ販売を中心としたコスメタリー領域のすべてが「独自の価値ある商品のご提供」をポリシーに発売していますよ。
会社名 | 株式会社コーセー |
売上 | 3004億600万円 |
本社 | 東京都中央区日本橋3-6-2 |
設立年次 | 1946年(昭和21年)3月 |
参考:https://corp.kose.co.jp/ja/
4位.ポーラ・オルビスHD
ポーラ・オルビスHDは「POLA」と「ORBIS」の2つのブランドを中心に、百貨店ブランドや敏感肌専門ブランドなど様々なマルチブランドで構成された企業グループです。
売上は1,733億円で、新型コロナウイルスの影響で一時的に低迷しました。しかし、インバウンド需要により売上が回復しつつあり、更なるブランド価値の向上や様々な事業展開を行っています。
ポーラ・オルビスHDの研究・開発は、女性の二大肌悩みである「シワ・シミ」の領域にリソースを集中していますよ。なかでも「約2,070万件の肌データの蓄積・活用」は様々な化粧品の研究・開発に役立っています。
会社名 | 株式会社ポーラ・オルビスホールディングス |
売上 | 1,733億円(2023年12月期) |
本社 | 東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル |
設立年次 | 2006年9月29日 |
参考:https://www.po-holdings.co.jp/index.html
5位.ファンケル
ファンケルは、化粧品関連事業・栄養補助食品関連事業・その他関連事業から成る化粧品メーカーです。売上は1,108億円で、そのうちの55.2%が化粧品関連事業から発生した売上となっています。
ファンケルは1980年に化粧品による肌トラブルが問題となった時代に、無添加化粧品を誕生させました。
また、高価イメージがあった栄養補助食品を「サプリメント」という言葉で定着させ、青汁・発芽米などを開発・発売した歴史ある企業です。
現在も設立当初の想いを忘れず、消費者の悩みに寄り添った化粧品開発を行っています。
会社名 | 株式会社ファンケル |
売上 | 110,881百万円 |
本社 | 横浜市中区山下町89-1 |
設立年次 | 1981年8月18日 |
参考:https://www.fancl.jp/index.html
6位.マンダム
マンダムは、日本国内だけでなく、インドネシアやその他海外にも展開している化粧品メーカーです。売上は732億円で、売上比率は日本と海外の半々となっています。
マンダムはギャッツビーなどを扱う日本国内トップの男性化粧品メーカーで、主に男性用整髪料やフェイシャルペーパーなどを販売している企業です。
男性化粧品事業の売上は年々増加し、今後もトップシェア率が変わることはないでしょう。
会社名 | 株式会社マンダム |
売上 | 73,233百万円 |
本社 | 大阪市中央区十二軒町5-12 |
設立年次 | 1927年(昭和2年)12月23日 |
7位.ノエビアHD
ノエビアHDは、カウンセリング化粧品「ノエビア」が有名な化粧品メーカーで、売上は638億円です。売上の78%が化粧品事業、17.9%が医薬・食品事業となっています。
ノエビアHDは、カウンセリング化粧品「ノエビア」のほかに、なめらか本舗やエクセル・低刺激性化粧品ノブなど、お手頃価格の化粧品を製造・販売。
また、化粧品のほかに、機能性ドリンク「眠眠打破」など医薬・食品事業も展開している企業です。
会社名 | 株式会社ノエビア |
売上 | 63,823百万円 |
本社 | 【神戸本社】兵庫県神戸市中央区港島中町6-13-1 【東京本社】東京都港区南青山1-2-6 ラティス青山スクエア 5F |
設立年次 | 1964年(昭和39年)4月 |
参考:https://www.noevirholdings.co.jp/index.htm
8位.ミルボン
ミルボンは、美容室専用のヘアケア製品やヘアカラー剤などを製造・販売する化粧品メーカーです。
売上は477億円で、美容サロン用ヘア化粧品業界ではトップクラスを誇っています。
ミルボンの製品は、美容の人材育成や課題解決支援を通して、確かな技術に裏付けられた製品のみを開発。安全性や安定性にもこだわっているため、高い効果が期待できるヘアケア製品といえるでしょう。
会社名 | 株式会社ミルボン |
売上 | 477億62百万円 |
本社 | 東京都中央区京橋2丁目2番1号 京橋エドグラン |
設立年次 | 1960(昭和35)年7月 |
9位.新日本製薬
新日本製薬は、通信販売を主軸に化粧品・医薬品・健康食品を提供する化粧品メーカーで、売上は400億円です。
オールインワンスキンケアジャンルで6年連続1位を獲得するなど、1992年に創業した若い会社のため今後の発展が期待されていますよ。
化粧品や健康食品を購入できるオンラインショップでは、肌悩みやケアしたいポイントなど個人に合う商品を提供するなど、消費者のニーズに寄り添ったマーケティングが特徴です。
会社名 | 新日本製薬 株式会社 |
売上 | 40,043百万円 |
本社 | 福岡市中央区大手門1丁目4-7 |
設立年次 | 1992年(平成4年)3月11日 |
参考:https://corporate.shinnihonseiyaku.co.jp/
10位.ハーバー研究所
ハーバー研究所は、「美と健康を助ける(Health Aid Beauty Aid)」を実現するために無添加主義を貫ている化粧品メーカーです。
売上は123億円で、無添加を希望する消費者のリピート率が高いことが特徴としてあげられます。
ハーバー研究所は1983年に創業者・小柳昌之によって誕生し、「私たちの肌にあったものをつくりたい」という創業者の想いが、成分「スクワラン」との出会いによって形となった企業ですよ。
会社名 | 株式会社ハーバー研究所 |
売上 | 123億2400万円 |
本社 | 東京都千代田区神田須田町1-24-11 |
設立年次 | 昭和58年(1983年)5月 |
世界の化粧品メーカー売上ランキングTOP10

世界の化粧品メーカーの売上ランキングTOP10を表にまとめて紹介します。
ランキング | メーカー名 | 売上 |
---|---|---|
1位 | Procter & Gamble Co(アメリカ) | 58兆8,800億円 |
2位 | LVMH Moet Hennessy Louis Vuitton SE(フランス) | 53兆8,653億円 |
3位 | L’Oreal SA(フランス) | 34兆2,393億円 |
4位 | Beiersdorf AG(ドイツ) | 5兆3,427億円 |
5位 | 花王(日本) | 3兆2,956億円 |
6位 | Godrej Consumer Products Ltd(インド) | 2兆4,084億円 |
7位 | 資生堂(日本) | 1兆5,250億円 |
8位 | PT Unilever Indonesia Tbk(インドネシア) | 1兆2,850億円 |
9位 | Coty Inc(アメリカ) | 1兆1,577億円 |
10位 | Bath & Body Works Inc(アメリカ) | 9,728億円 |
世界の化粧品メーカーの売上ランキングは、「Procter & Gamble Co」・「LVMH Moet Hennessy Louis Vuitton SE」・「L’Oreal SA」が圧倒的な売上をあげています。
なかでも1位の「Procter & Gamble Co」は世界180ヶ国以上で事業を展開していて、日本にもP&Gジャパンを展開していて、アリエールやレノアなど日本国内で浸透している洗剤などを手掛けているメーカーですよ。
化粧品メーカーの現状と将来性

化粧品メーカーの現状と将来性について解説します。
化粧品メーカーは様々な業界の中でも安定している業界ですが、コロナウイルスの影響により一時的に市場価値などに影響が出ました。
しかし、マーケティングなど様々な経営戦略を立てる企業は将来性があると考えられています。
①コロナの影響で市場規模は減少している
化粧品メーカーは、コロナの影響で市場規模は減少しています。財務省の調査では、2021年度で1兆3,529億円まで低下するなど、2年連続で市場規模が減少した結果となりました。
コロナの影響で市場規模が減少した理由は、在宅ワークの増加と対面販売がなくなったことです。
特に緊急事態宣言で不要不急の外出をしなくなった時期は、メイク事業をメインに行う化粧品メーカーの市場規模は大きく減少しました。
しかし、最近は外出が増えたことで市場規模が回復しつつあります。また、シャンプーなどヘアケア製品を扱う企業は円安など様々なダメージを受けながらも安定した需要を保っています。
②海外進出やECサイトを活用する企業は将来性がある
化粧品メーカーは、海外進出やECサイトを活用する企業は将来性があるといわれています。
実際にコロナの影響で対面販売がなくなり、消費者が百貨店やドラッグストアで化粧品を購入する機会が減少しました。
それに付随して、ECサイトを利用する人が増え、ECサイトを活用しなければ顧客獲得が難しい状態です。
また、財務省の調査によると、日本の化粧品産業の輸出金額が大きく伸びている結果が出ています。日本化粧品工業会の発表では、2021年は2015年と比較し約5倍の8,000億円に増加しました。
様々な情報をチェックすると、国内でのシェア率を高めることはもちろん、海外進出やECサイトを活用する企業は今後も将来性があることがわかるでしょう。
化粧品メーカーの平均年収

化粧品メーカーの平均年収は、以下の通りです。
職種 | 平均年収 |
---|---|
化粧品販売員、 美容部員(化粧品販売) | 361万円(月額21.7万円) |
化粧品製造 | 508.8万円(月額21.8万円) |
化粧品訪問販売 | 515.7万円(月額22.4万円) |
化粧品メーカーの平均年収は職種によって異なりますが、厚生労働省の職業情報提供サイトによると、上記のような平均年収になることがわかります。
なかでも、成果報酬の要素がある化粧品訪問販売は日本の平均年収より高いことがわかるでしょう。
しかし、上記は平均年収であり、化粧品メーカーと一括りにしても、どの化粧品メーカーで働くか・どの職種を選ぶかによって差があります。そのため、詳しい年収については企業の求人広告などを確認してみてください。
化粧品メーカーの職種・業務内容一覧

化粧品メーカーの職種・業務内容を一覧で紹介します。
それぞれ業務内容が異なるため、化粧品メーカーに興味ある方は自分がしたい仕事はどの職種で可能かを確認してみてください。
①企画・マーケティング職
企画・マーケティングは、市場のトレンドや顧客のニーズを調査し、新しい化粧品を企画する職種です。
また、商品をターゲット層に向けて広告を出したり、SNSキャンペーンを行ったりと、企業の認知拡大と売上向上を図ることも仕事ですよ。
化粧メーカーは競争率が激しい業界のため、より多くの消費者の目に止まるように独自性と柔軟性が求められる職種です。
会社の経営戦略を考える重要な職種のため、新卒や未経験者では難しい可能性があります。
②広報・PR職
広報・PR職は、企業やブランドのイメージ向上と情報発信を担う重要な職種です。プレスリリースの作成、メディア対応、イベントを企画するなど、様々な業務を行います。
また、危機管理広報は、トラブル時の適切な対応でブランド価値を守る重要なポジションです。
さらに、近年はSNSやインフルエンサーマーケティングを活用して広告・PRを行うことが多いため、流行に敏感な方やコミュニケーション能力を持つ方が求められるでしょう。
③営業職
営業職は、自社製品を百貨店やドラックストアなどに売り込む職種です。
化粧メーカーの営業は製品を売り込むだけでなく、担当店舗の売上管理や人事管理も行うこともあります。
化粧メーカーの営業職は消費者に直接営業することはありません。
自社製品の売上をあげるために、市場の情報を集めて、小売店や法人のニーズに応える提案ができるように工夫する力が求められます。
④事務職
事務職は、会社の運営をスムーズにするためのサポートする職種です。電話対応やメール返信、データ入力、書類作成などが主な仕事内容となっています。
事務職には営業事務や総務事務などいくつか種類があり、それぞれで行う業務内容が異なります。未経験でも始められる職種ですが、社員が効率よく働けるように細かいところに気を配る力が必要です。
また、パソコンスキルも求められるため、事務職を希望する方は一般的なパソコンスキルを習得しましょう。
⑤開発・研究職
開発・研究職は、名前の通り化粧品の開発・研究を行う職種です。
化粧品の効果はもちろん、企業の信頼に関わる安全性保持を目的とした成分研究や、品質改良などを行います。
専門的な知識や技術力が求められることはもちろん、チームワークや問題解決能力も重要で、また、試行錯誤を繰り返す中で粘り強く取り組む姿勢も求められるでしょう。
⑥生産管理職
生産管理職は、化粧品を効率よく製造するために必要な材料や人員を確保する職種です。
在庫管理やコスト削減の工夫、トラブル発生時の迅速な対応も行うため、他部署と連携を取れるコミュニケーション能力が求められます。
また、現場の動きを最適化する調整力や問題解決能力も必要で、未経験では難しい職種でしょう。
⑦品質管理職
品質管理職は、名前の通り、製造した製品の品質を管理する職種です。
製造プロセスや完成品を検査し、基準を満たしているかを確認します。問題が発生した際も原因を分析し、再発防止策を立てることも仕事の1つです。
化粧品の品質は企業の信頼に大きく営業するため、責任重大な職種でもあるため、専門知識や分析力が求められるほか、連携して課題を解決するコミュニケーション力も重要です。
⑧販売職
販売職は、百貨店などの店舗で製品を消費者に販売する職種です。
消費者のニーズに合った製品を提案するだけでなく、商品の陳列や在庫管理、店舗の清掃など様々な仕事があります。
販売職は未経験でも就職・転職可能ですが、企業の顔でもあるため丁寧な接客態度が重要ですよ。
また、ニーズに応えるためにも様々な化粧品に関する知識が必要なため、化粧品を好きな方に向いているでしょう。
⑨総合職
総合職は、企業のさまざまな業務を幅広く担当し、将来の幹部候補として期待される職種です。
配属先は営業、企画、経理、人事など様々で、自社の成長戦略を支えるため、柔軟な対応力や課題解決能力、リーダーシップが求められます。
また、どの部門でも成果を出せるよう専門知識と総合的なスキルが必要ですよ。
化粧品メーカーに就職・転職するには

化粧品メーカーに就職・転職するには、4つのポイントを確認してみてください。
上記のポイントを参考にしながら、化粧品メーカーに就職するための準備を行ってみてください。
①就職・転職したい理由を明確にする
化粧品メーカーに就職・転職したい理由を明確にしましょう。
「化粧品が好きだから」や「消費者を笑顔にしたい」など理由が弱ければ、競争率の高い化粧品メーカーでは採用を貰えない可能性があります。
そのため、就職・転職したい理由を明確にして、なぜその企業を選んだか・入社して何をしたいかなどを細分化することが大切です。
また、日本国内には化粧品メーカーが多くあるため、どの企業でも当てはまる理由を述べると「自社である必要がない」と判断されてしまいます。
そのため、面接前に企業理念や企業の歴史などを確認し、なぜその企業を選んだかを明確に答えられる準備をしておきましょう。
②必要な資格を取得する
化粧品メーカーに就職・転職したい方は、必要な資格の取得もおすすめです。
例えば、販売員になりたい場合は日本化粧品検定やコスメマイスターなどのメイク関連の資格を取得しておくと、書類選考や面接が有利になるでしょう。
また、営業職は様々な店舗や法人に足を運ぶため、普通免許が求められます。
そのため、営業職を希望する方は就職・転職活動前に取得しておきましょう。
③様々な職種に就けるスキルを身に付ける
化粧品メーカーに就職・転職するなら、様々な職種に就けるスキルを身に付けましょう。
例えば、コミュニケーション能力や企画力があれば、希望した職種でなくても、他の職種で採用される可能性が高まります。
また、様々なスキルを持っていると総合職を目指せる人材と判断される可能性もあるでしょう。
そのため、化粧品メーカーに就職・転職したい方は、資格以外の様々なスキル習得を目指してみてください。
④転職エージェントを活用する
化粧品メーカーに転職したい方は、転職エージェントを活用するのもおすすめです。
転職エージェントは大手企業などの求人を取り扱っていることも多く、自分のスキルや知識に合う企業を紹介してくれます。
また、企業と転職者の仲介を担っているため、面接日の調節や入社後の給与交渉なども行ってくれるため、働きながら転職活動を進めたい方が多く利用していますよ。
さらに、転職エージェントを利用していると企業からスカウトが来る可能性もあるため、まずは化粧品メーカーを多く取り扱っている転職エージェントに登録してみてください。
化粧品メーカーに向いている人の特徴5選

化粧品メーカーに向いている人の特徴を5つ紹介します。
上記の特徴に当てはまる方は、化粧品メーカーに就職・転職してみてはいかがでしょうか。
①化粧品が好きな人
化粧品メーカーに向いている人の最大の特徴は、化粧品が好きなことです。化粧品メーカーは名前の通り、化粧品事業を行っているため、化粧品が好きな人でなければモチベーション維持が難しいでしょう。
ただし、化粧品メーカーは様々な事業を行っているため、化粧品の何が好きかを明確にしたうえで職種を検討してください。
例えば、メイクアップ用品が好きな方は企画・マーケティング職や販売職が向いています。化粧品の成分などに興味ある方は、開発・研究職などがおすすめですよ。
②トレンドに敏感な人
テレビやSNSなどを日頃からチェックしていて、トレンドに敏感な人は化粧品メーカーに向いています。
化粧品メーカーは常にトレンドに合わせて製造・販売をしているため、トレンドの変化についていけない方は化粧品メーカーでの仕事が難しくなるでしょう。
トレンドに敏感な人は流行っている化粧品を知っているだけでなく、今後どのような化粧品がトレンドになるかをいち早くキャッチできるため、化粧品メーカーも望む人物像です。
③責任感のある人
化粧品メーカーは安全性など品質にこだわった化粧品を製造・販売しているため、責任感のある人が向いています。
責任感がある人は商品を最後まで消費者に届けようという意識があるため、企業も安心して仕事を任せられる人材と判断できるでしょう。
反対に責任感がなく仕事を投げやりになってしまうと、商品の安全性が損なわれて企業の信頼も落ちる結果を招くため危険です。
どの仕事も責任が大切ですが、消費者とのトラブルを回避するためにも、特に化粧品メーカーは責任感のある人に向いている業界といえるでしょう。
④コミュニケーション能力のある人
化粧品メーカーでは、研究から開発、製造、販売と全て一貫して行っている企業が多くあります。
そのため、様々な職種の人とコミュニケーションを必要とする機会が多く、円滑に業務を進めるためにもコミュニケーション能力のある方に向いている業界です。
また、販売職や営業職など社外の人と接する機会の多い職種では、より一層コミュニケーション能力が求められます。
ただし、コミュニケーション能力は面接時にアピールが難しいスキルのため、インターンなどで社員に声をかけるなど積極的な行動を心掛けてみてください。
⑤チームワークを大切にできる人
化粧品メーカーは一貫して全ての事業を行っている企業が多いため、チームワークを大切にできる方に向いています。
チームワークを大切にできないと業務に支障が出てしまい、大切な商品をトレンドに合わせて発売できないなどのトラブルになりかねません。
そのため、多くの人と円滑に業務を進めるためにチームワークを大切できる人を企業は求めています。
日本の化粧品メーカーは世界に通じる将来性がある
日本の化粧品メーカーは世界に通じる将来性のある業界です。実際に日本の化粧品メーカー「花王」や「資生堂」は、世界の売上ランキングTOP10に入っています。
コロナの影響で一時的に市場規模が減少しましたが、現在はECサイトを活用したり海外進出することで回復傾向にあり、より一層日本の化粧品メーカーが国内外での視聴規模が拡大する可能性があるでしょう。
化粧品メーカーはそれぞれ経営理念が異なり、経営理念に沿った自信ある商品を製造・販売しています。
そのため、興味ある化粧品メーカーに就職・転職したい方は企業理念や事業内容をしっかり確認し、自分が希望する仕事内容があるかを見極めることが大切ですよ。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。