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コンサルティング会社ランキング総まとめ|業界別・特徴別で見る注目企業

コンサルティング業界を志望するなら、「どのコンサルティング会社でキャリアを積むべきか?」と一度は悩むでしょう。

働きやすさや年収、企業文化などの観点で各社は大きく異なるため、自分に合った企業を選ぶのは容易ではありませんよね。

そこで本記事では、2024年度版の最新ランキングをもとに、就活生が特に注目すべきコンサルティング会社を解説します。

理想のキャリアを目指すため、ぜひ企業選びの参考にしてください。

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目次

【日系】コンサルティング会社ランキングトップ10

それでは、日系コンサルティング会社の中で特に評価の高いトップ10の会社をランキング形式で紹介します。

このランキングを参考に、自分のニーズに合った最適なパートナーを見つけてください。

  1. 1位:野村総合研究所(NRI)
  2. 2位:三菱総合研究所(MRI)
  3. 3位:ドリームインキュベータ
  4. 4位:ベイカレントコンサルティング
  5. 5位:アビームコンサルティング
  6. 6位:経営共創基盤(IGPI)
  7. 7位:クニエ
  8. 8位:日立コンサルティング
  9. 9位:山田コンサルティング
  10. 10位:三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)

1位:野村総合研究所(NRI)

野村総合研究所(NRI)は、日本に拠点を置く大手コンサルティング会社であり、システムインテグレーション、ITコンサルティング、リサーチ・アナリティクスを中心に多岐にわたる事業を展開しています。

会社名野村総合研究所(NRI)
設立年1965年
本社所在地東京都千代田区
従業員数約7,200人
主な事業ITコンサルティング、システムインテグレーション、経済・社会リサーチ

2位:三菱総合研究所(MRI)

三菱総合研究所は、社会問題の解決に向けた政策提言や、経済、環境、エネルギー分野のリサーチに強みを持っています。

特に、政府や公共機関との密接な関係を生かし、政策立案や戦略の策定支援に注力。

民間企業向けには、経営戦略や事業展開をサポートするコンサルティングサービスを提供しています。

会社名三菱総合研究所(MRI)
設立年1970年
本社所在地東京都千代田区
従業員数約4,400人
主な事業コンサルティング、リサーチ、政策提言

3位:ドリームインキュベータ

ドリームインキュベータは、企業の新規事業創出を支援するコンサルティングを主力としており、戦略策定や実行支援に加えて、ベンチャー企業への投資も行っている企業です。

特にスタートアップやベンチャー企業との協業を強みとしており、経営戦略、マーケティング戦略の策定支援を行うほか、アジア市場を中心にグローバルな展開支援もしています。

会社名ドリームインキュベータ
設立年2000年
本社所在地東京都千代田区
従業員数約140人
主な事業新規事業コンサルティング、スタートアップ支援、アジア市場への進出支援

4位:ベイカレントコンサルティング

ベイカレントコンサルティングは、特に日本企業向けのIT活用やデジタル戦略の立案・実行支援に強みを持ち、大手企業との取引も多いのが特徴です。

幅広い業界を対象に、ITやデジタル技術を駆使した経営課題の解決を図るとともに、業務効率化や新規事業開発のサポートを実施。

アジア市場への進出支援も手掛けており、グローバルな視点を持ったコンサルティングが評価されています。

会社名ベイカレントコンサルティング
設立年2014年
本社所在地東京都港区
従業員数約4,700人
主な事業IT戦略コンサルティング、デジタルトランスフォーメーション(DX)支援、経営・業務改革コンサルティング

5位:アビームコンサルティング

アビームコンサルティングは、特に企業の経営改革や業務改革を支援するコンサルティングを提供している企業です。

特に、ITを活用した業務の効率化や、グローバルな市場に対応するためのデジタル戦略の構築に力を入れており、製造業、金融業、流通業などさまざまな業界において、顧客の成長を促進するための支援を行っています。

会社名アビームコンサルティング
設立年1981年
本社所在地東京都中央区
従業員数約8,200人
主な事業経営コンサルティング、ITコンサルティング、デジタルトランスフォーメーション(DX)、業務改善、戦略策定

6位:経営共創基盤(IGPI)

経営共創基盤(IGPI)は、企業再生の分野で特に高い評価を受けているコンサルティング企業です。

主に、業績が低迷している企業や経営課題を抱える企業に対し、再生計画や経営改革の支援を実施。

クライアント企業に対して、経営層との連携を重視し、実行力のあるアドバイスを提供することを得意としています。

会社名経営共創基盤(IGPI)
設立年2007年
本社所在地東京都千代田区
従業員数約220人
主な事業経営改革、企業再生、M&A(合併・買収)支援、企業戦略立案

7位:クニエ

クニエは、特に企業のデジタル変革を支援することに注力しており、ITシステムの導入や業務の効率化に関連するコンサルティングを提供している企業です。

また、戦略的アドバイスを通じて、クライアントが競争優位を確立するための支援を行っており、特に製造業や流通業のクライアントに強みを持っています。

会社名クニエ
設立年2009年
本社所在地東京都千代田区
従業員数約1,000人
主な事業経営戦略、業務改革、IT・デジタルコンサルティング、組織変革

8位:日立コンサルティング

日立コンサルティングは、グローバルな視点で企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、顧客企業が新しいテクノロジーを活用して競争力を向上させるための支援を行う企業です。

特に、日立グループの技術力を活かしたITインフラの最適化、データ分析、クラウド技術の導入支援などを行い、効率的で持続可能な事業運営をサポートしています。

会社名日立コンサルティング
設立年2002年
本社所在地東京都千代田区
従業員数約480人
主な事業経営戦略コンサルティング、ITコンサルティング、デジタルトランスフォーメーション、業務改革支援

9位:山田コンサルティング

山田コンサルティングは、特に中小企業の経営支援に強みを持っており、事業の再生や業務改善、経営戦略の策定を手掛けています。

経営層との密接な連携を通じて、企業の財務状況や業務効率を改善し、持続可能な成長を支援することに注力。

事業再生においては、企業の再構築を進めるだけでなく、経営陣の意識改革や組織の見直しなど、包括的なサポートを行っています。

会社名山田コンサルティング
設立年1989年
本社所在地東京都千代田区
従業員数約820人
主な事業経営コンサルティング、事業再生支援、経営戦略策定、業務改善支援

10位:三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)

三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、三菱UFJグループの金融資源やグローバルネットワークを活かし、企業の経営課題を解決するためのコンサルティングを提供しています。

主に、企業の戦略的意思決定をサポートし、リスク評価や業務改善、デジタル技術の導入支援などを手掛けており、特に、公共部門や大手金融機関に対する支援が強み。

また、経済調査を通じて、国内外の経済動向に基づいた戦略提案を行っています。

会社名三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)
設立年1985年
本社所在地東京都港区
従業員数約1,400人
主な事業経済調査、経営戦略コンサルティング、リスクマネジメント、公共政策支援、ITコンサルティング

【日系】年収が高い大手コンサルティング会社ランキング

コンサルティング業界は、企業の成長戦略や業務改善に重要な役割を果たすため、高度な専門知識と豊富な経験が求められます。

そのため、年収は他の業界と比べても高水準です。

こちらでは、日系の大手コンサルティング会社における年収ランキングを紹介。

年収が高い企業ほど、優れた専門性を有し、また成果主義や高い要求水準の中で働くことを意味します。

順位会社名平均年収
1位ドリームインキュベータ約1,700万円
2位野村総合研究所(NRI)約1,200万円
3位ベイカレントコンサルティング約1,100万円
4位三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)約1,000万円
5位山田コンサルティング約850万円

1位にはドリームインキュベータがランクイン。

同社は特に難易度の高い戦略コンサルティングや投資活動を手がけていることから、業界内でも高い専門性を有しており、それが給与に直結していることが分かります。

2位以降には、野村総合研究所(NRI)やベイカレントコンサルティングが名を連ねました。

これらの企業は、先進的なテクノロジーやデジタル化を駆使したコンサルティングを提供することで、高い給与水準を維持しています。

【日系】就職に人気の大手コンサルティング会社ランキング

コンサルティング業界は、高い給与水準や成長機会を提供するため、特に若い人材にとって魅力的な選択肢です。

こちらでは、就職に人気の大手コンサルティング会社のランキングを紹介します。

順位会社名
1位野村総合研究所(NRI)
2位三菱UFJリサーチ&コンサルティング (MURC)
3位ベイカレントコンサルティング
4位日本総合研究所 (JSR)
5位デロイト トーマツ コンサルティング

1位にランクインした野村総合研究所(NRI)は、安定した企業基盤とグローバルな業務展開が魅力。

2位以降の三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)やベイカレントコンサルティングは、新卒採用や福利厚生の充実度が求職者に強くアピールされている企業です。

これらの企業が人気を集める理由は、単に高い給与やキャリアの成長機会だけでなく、企業文化や働きやすさ、そして業界内でのブランド力にも起因しているでしょう。

デロイト トーマツ コンサルティングは、そのグローバルな展開と多岐にわたる業務領域が魅力で、特にテクノロジーや戦略に強みを持つ若手社員にとっては理想的な職場となっています。

コンサルティングファームとは?

コンサルティングファームとは、企業や政府機関、団体などに対して、経営や業務改善、戦略、技術、財務などのアドバイスや支援を行う専門的なサービスを提供する企業のことです。

コンサルティング業界は非常に広範であり、以下のようなタイプが存在します。

  1. 戦略系コンサルティング
  2. 総合系・会計系コンサルティング
  3. IT系コンサルティング
  4. 人材開発系コンサルティング
  5. シンクタンク

①戦略系コンサルティング

戦略系コンサルティングファームは、企業の長期的な方向性や戦略の策定を支援します。

主に経営陣や幹部に対して、競争力強化や市場シェア拡大を目的としたアドバイスを提供。

これには、市場調査、新規事業の立ち上げ支援、M&A(合併・買収)の戦略策定などが含まれます。

②総合系・会計系コンサルティング

総合系コンサルティングファームは、戦略から業務、財務、IT、組織改革に至るまで、広範な領域でサービスを提供します。

会計系コンサルティングファームは、特に財務関連のアドバイスや監査、税務に特化。

これには、企業の財務構造や会計処理の最適化、税務戦略の立案などが含まれます。

③IT系コンサルティング

IT系コンサルティングファームは、企業の情報技術(IT)の活用やシステム導入支援、IT戦略の立案などを行います。

デジタルトランスフォーメーション(DX)やクラウドサービス、AIの導入支援など、テクノロジーの進化に対応したサービスを提供することが特徴です。

④人材開発系コンサルティング

人材開発系コンサルティングファームは、企業の人材戦略や組織改革をサポートします。

特に、リーダーシップ開発や人事制度の設計、従業員のモチベーション向上を目的としたプログラムの設計・実施が主な業務

人事や人材管理の効率化、企業文化の改善などを支援する企業が多くなっています。

⑤シンクタンク

シンクタンクは、政策や経済、社会に関する研究と分析を行い、政府や企業、学術機関に対してアドバイスを提供します。

そのため、独自の調査やデータ分析を通じて、政策決定や戦略に必要な知見を提供することが求められます。

本日紹介した企業の中では、日本総合研究所(JSR)や野村総合研究所(NRI)などがシンクタンクに分類されるでしょう。

日系コンサルと外資系コンサルの違い

日系コンサルと外資系コンサルには、企業文化や報酬体系、業務スタイルに顕著な違いがあります。

日系コンサルは、日本的な企業文化が色濃く反映されており、チームワークや協調性が重視される一方で、年功序列が昇進や報酬に影響することが特徴。そのため、安定したキャリアを望む方には向いているでしょう。

これに対し、外資系コンサルは、フラットで成果主義的な文化を持ち、個人の成果や貢献が昇進や報酬に直結します。ボーナスやインセンティブが充実しており、スピード感のある環境でグローバルなプロジェクトにも関わる機会が増えるため、国際的な視点を持つ仕事が求められるでしょう。

業務内容においても、日系コンサルは国内企業に特化した戦略を提供することが多いのに対し、外資系コンサルは国際的な視点から、広範な業務を手がけることになります。

日系コンサルティング会社のメリット4つ

日系コンサルティング会社は、国内市場に特化した強みや安定した経営基盤を持っています。

これらの企業で働くことで得られるメリットを一緒に見ていきましょう。

  1. 安定した経営基盤がある
  2. 国内市場への深い理解がある
  3. 働きやすい職場環境がある
  4. キャリア形成のサポートが充実している

①安定した経営基盤がある

日系コンサルティング会社は、長年の業績や信頼を基盤にしており、安定した経営が魅力です。

大手企業と連携して、確実に成果を積み重ねていけるため、企業としての安定性が確保されます。

②国内市場への深い理解がある

日本市場に特化した戦略を提供しているため、企業が抱える国内の課題に対して深い理解があります。

クライアントに対してより適切な提案や解決策を提供できる点が強みです。

③働きやすい職場環境がある

日系企業は、一般的に働きやすい職場環境が整備されています。

チームワークを重視し、社員の生活とのバランスも大切にされているため、長期的に働きやすい環境が整っていると言えるでしょう。

④キャリア形成のサポートが充実している

日系コンサルティング会社では、社員の成長を支援するためのキャリア形成プログラムや研修制度が充実しており、キャリアアップの機会も豊富にあります。

社員一人ひとりのスキルに合わせたサポートがなされるため、成長しやすい環境です。

日系コンサルティング会社のデメリット3つ

日系コンサルティング会社においても、外資系企業との違いによってデメリットが生じる場合があります。

以下のポイントに注意が必要です。

  1. 外資系に比べると昇進のスピードが遅め
  2. 保守的で変化に慎重な文化がある
  3. 海外勤務やグローバルな案件が少ない

①外資系に比べると昇進のスピードが遅め

日系企業は年功序列が残っているため、外資系企業に比べると昇進のスピードが遅く感じることがあります。

また、自分の成果が昇進にどれだけ影響を与えるかが明確でない場合もあるかもしれません。

②保守的で変化に慎重な文化がある

日系コンサルティング会社では、企業文化が保守的な傾向にあり、変化に対して慎重な態度を取ることがあります。

そのため、新しいアイデアや変革に対応するのに、時間がかかるかもしれません。

③海外勤務やグローバルな案件が少ない

日系企業の多くは国内市場に特化しており、海外での勤務やグローバルな案件は少ない場合があります。

そのため、国際的な経験を積みたい人にとっては物足りなく感じるかもしれません。

コンサルティング会社に向いている人の特徴4つ

コンサルティング業界は、クライアントの課題を解決することが求められるため、特定のスキルが必要です。

以下に、コンサルティング業界に向いている人の特徴を紹介します。

  1. 論理的思考力が高い
  2. コミュニケーション能力が優れている
  3. 柔軟で適応力がある
  4. 自己管理能力が高く、粘り強い

①論理的思考力が高い

コンサルタントは、問題を論理的に分析し、解決策を立案する必要があります。

そのため、論理的思考力が高いことは非常に重要です。

②コミュニケーション能力が優れている

コンサルティング業務では、クライアントとの円滑なコミュニケーションが不可欠です。

自分の考えを明確に伝え、相手の意見を理解する能力が求められます。

③柔軟で適応力がある

コンサルタントは、クライアントや市場のニーズに合わせて戦略や提案を調整しなければならないため、状況に応じて臨機応変に行動することが重要です。

そのため、固定観念にとらわれず、変化にうまく対応する能力が求められます。

④自己管理能力が高く、粘り強い

コンサルタントは、長時間働くこともあります。

そのため、自己管理能力が高く、粘り強く業務に取り組める人が向いているでしょう。

コンサルティング会社ランキングについて理解しよう

コンサルティング業界には、各企業が持つ独自の強みや特徴があります。

本記事では、就活生に特に注目されているコンサルティング会社をランキング形式で紹介しました。

企業ごとの文化や提供するサービス内容、年収や成長機会など、さまざまな要素を比較することで、自分に最適なコンサルティングファームを見つけ、キャリアに活かすための一歩を踏み出してください。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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