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【2024年度版】ゲーム業界ランキング|世界・日本の売上トップ10企業と注目のホワイト企業・高年収企業

ゲーム業界に就職したい方にとって、「どの企業で働くべきか?」という疑問は尽きませんよね。

ゲーム開発のスキルを活かせる企業は数多くありますが、企業によって働きやすさや年収の面で大きな差があるので、悩んでしまう方も多いでしょう。

本記事では、2024年度版の最新ゲーム業界ランキングをもとに、世界・日本で売上トップ10に入る企業と、注目のホワイト企業や高年収企業を紹介します。

ゲーム業界で理想のキャリアを追求したい方は、自分に合った企業選びの参考にしてください。

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目次

ゲーム業界とは

近年、ゲーム業界は急速な進化を遂げ、エンターテインメント分野でも特に注目を集めています。

テクノロジーの発展と共に、従来のコンソールゲームやPCゲームに加え、スマートフォンやVR、クラウドゲーミングなど新たなプラットフォームも増加しており、ユーザー層やニーズも大きく広がりました。

ここでは、ゲーム業界の構造や事業内容、最新のトレンドについて解説し、現代のゲーム業界を深く理解するためのポイントを整理します。

  1. ゲーム業界の構造
  2. ゲーム業界の事業内容
  3. ゲーム業界のトレンド

①ゲーム業界の構造

ゲーム業界は、さまざまな役割を持つ企業や人々が連携して成り立っています。

ゲーム開発会社ゲームの企画、デザイン、プログラミング、グラフィック制作などを行う企業です。
大手からインディーズの小規模開発チームまで多岐にわたり、各社が独自の技術やアイデアで作品を制作しています。
大手では膨大なリソースをかけたAAAタイトルを開発することが一般的。対してインディーズでは低コストで独創的なゲームが生まれやすくなっています。
パブリッシャー(出版・販売会社)開発されたゲームを市場に届ける役割を担う企業で、マーケティングやプロモーション、販売網の整備を行います。
場合によっては開発資金を提供することもあり、開発会社とパブリッシャーが協力して作品を発表することが一般的です。
流通・販売チャネルゲームソフトを販売するための店舗やオンラインストア(例:Steam、PlayStation Store)がこれに該当します。
近年はデジタル配信が主流。ユーザーは直接オンラインでゲームを購入、ダウンロードするケースが増えています。
プラットフォームプロバイダーゲームがプレイされる環境やデバイスを提供する企業です。ソニー、マイクロソフト、任天堂などが代表例で、各社のコンソールやPC、スマートフォンがゲームプレイの中心的なデバイスとなります。
近年はクラウドゲーミングの普及もあり、ユーザーのアクセス環境がますます多様化しました。

②ゲーム業界の事業内容

ゲーム業界の事業内容は、単なる「ゲーム制作」にとどまりません。

以下に主要な事業内容を挙げ、各分野でどのような活動が行われているかを詳しく紹介します。

ゲームソフト開発ゲーム制作の中心となる分野で、ゲームデザイン、シナリオ制作、キャラクターデザイン、プログラミングなど、多岐にわたるプロセスのことです。
制作においては数百人規模のチームが参加するAAAタイトルも多く、数年の開発期間を要することもあります。
モバイルゲームの運営・開発モバイルゲーム市場は急成長しており、スマートフォン向けアプリの開発や運営が主な事業内容です。
多くのモバイルゲームは「フリーミアム」モデルを採用しており、基本プレイは無料で、一部課金要素を設けることで収益化しています。
eスポーツ関連事業プロプレイヤーや観客が参加するeスポーツ(エレクトロニック・スポーツ)は、ゲーム業界の新しい収益源です。
eスポーツ関連事業では、ゲーム大会の開催、配信プラットフォームとの提携、チームスポンサーシップなど多様なビジネスが展開されています。
クラウドゲーミング近年は、インターネットを通じてゲームを配信し、ユーザーがデバイスの性能に依存せずゲームをプレイできる「クラウドゲーミング」サービスも提供されています。Google StadiaやMicrosoftのxCloudといったサービスがこれに該当。
高性能PCでなくてもプレイできる点が、多くのユーザーから支持されています。
VR/ARゲームバーチャルリアリティ(VR)や拡張現実(AR)技術を活用したゲームの開発も増えています。
近年は、VRヘッドセットの普及や、AR機能を活用したスマートフォン向けゲームが登場。より臨場感あふれる体験を提供するための技術が進化しています。

③ゲーム業界のトレンド

ゲーム業界は常に変化し、技術革新やユーザーニーズの多様化に応じて新たなトレンドが生まれ続けています。

以下は、2024年現在、特に注目されているトレンドです。

メタバースとの融合仮想空間「メタバース」の発展が進み、ゲーム業界との連携が加速しています。
メタバース内でのゲームや、バーチャル空間を通じたソーシャル体験の提供に注力する企業も増加。
ユーザー同士がアバターを通して仮想空間で交流することが普及しつつあります。
NFTおよびブロックチェーンゲームブロックチェーン技術を用いたNFT(非代替性トークン)を活用したゲームも増加。
NFTを利用することで、ゲーム内アイテムやキャラクターがユーザーに帰属し、取引可能になるなど、新たな収益モデルが生まれています。
サブスクリプションモデルの拡大NetflixやSpotifyに代表されるサブスクリプションモデルは、ゲーム業界にも浸透してきました。
特にMicrosoftの「Xbox Game Pass」や「PlayStation Plus」など、月額料金で数百本のゲームが遊び放題となるサービスは、ユーザーの定着率を高めています。
AIと自動生成コンテンツの活用AI技術の進化により、ゲーム内のキャラクターの動きや会話、さらにはシナリオの一部を自動生成する技術も登場しました。
これにより、プレイヤーが体験する世界がより豊かで多様になり、よりパーソナライズされたゲーム体験の提供が可能になりつつあります。
クロスプラットフォームプレイ異なるデバイス間で同じゲームを楽しめる「クロスプラットフォーム」対応が進んでいます。
PC、コンソール、スマートフォンのユーザーが同じゲーム空間でプレイすることが可能となり、友人や家族とのゲーム体験がよりシームレスなものとなりました。

世界のゲーム会社売上ランキングトップ10一覧

こちらでは世界のゲーム会社売上ランキングトップ10を紹介します。

ランキング企業名売上(億円)本社所在地主な事業内容人気タイトル例
1位テンセント29,599中国モバイルゲーム、SNSリーグ・オブ・レジェンド, PUBG Mobile
2位ソニーグループ21,327日本ゲーム、エンターテインメントグランツーリスモ, The Last of Us
3位マイクロソフト14,631アメリカゲーム、ソフトウェアHalo, Minecraft
4位Apple14,179アメリカスマートデバイス、アプリApple Arcadeのゲーム
5位Activision Blizzard10,338アメリカゲーム開発・販売Call of Duty, Overwatch
6位Google9,745アメリカモバイルアプリ、クラウドゲームStadia対応タイトル
7位NetEase9,265中国オンラインゲーム荒野行動, Identity V
8位EA7,941アメリカゲーム開発・販売FIFA, The Sims
9位任天堂6,432日本コンソール、ゲーム開発スーパーマリオ, ポケモン
10位バンダイナムコ4,111日本ゲーム、玩具、エンタメ鉄拳, 太鼓の達人

この一覧からは、ゲーム業界トップ企業の特徴と傾向がいくつか見えてきます。

まず、1位のテンセント、2位のソニーグループ、3位のマイクロソフトは、ゲーム以外にもSNS、エンターテインメント、スマートデバイスなど幅広い分野で事業を展開。安定的な収益基盤を築きながら、積極的な投資や買収でゲーム市場での地位をさらに強固なものとしています。

また、これらの企業の本社所在地は、アメリカや中国、日本に集中しているのも特徴です。特に上位10社に多いのはアメリカと日本の企業で、近年の市場拡大がこの2カ国を中心に進行している様子がうかがえます。

アメリカ企業では、Activision BlizzardやEAなど、ゲーム開発に特化し、長年にわたって人気シリーズを展開している企業がランクインしました。

さらに、売上上位の各企業は、複数の人気タイトルを保持し、それらをシリーズ化していることも共通の特徴です。たとえば、任天堂の「スーパーマリオ」シリーズやEAの「FIFA」シリーズなどは、代表的な作品を継続して展開することでファン層を維持し、安定的な売上に繋げています。

これにより、企業ごとのブランド力がさらに強化され、消費者にとって馴染み深い存在となっているのです。

日本国内のゲーム会社売上ランキングトップ10

日本国内のゲーム業界は、世界的にも注目される規模を誇り、国内外で多くのヒット作を生み出しています。

ここでは、日本国内のゲーム会社の売上ランキングトップ10を紹介。各企業がどのようにして業界での地位を築いてきたのかを紹介します。

  1. 1位:ソニーグループ
  2. 2位:任天堂
  3. 3位:バンダイナムコHD
  4. 4位:スクウェア・エニックスHD
  5. 5位:ネクソン
  6. 6位:セガサミーHD
  7. 7位:コナミHD
  8. 8位:サイバーエージェント
  9. 9位:ミクシィ
  10. 10位:ガンホー・オンライン・エンターテイメント

1位:ソニーグループ

ソニーは、ゲーム業界の巨頭として知られ、PlayStationの成功が有名です。

特に、PlayStation 5(PS5)は、世界中で大ヒットを記録。ハードウェアとしての性能はもちろん、豊富な専用ソフトでユーザーを魅了してきました。

また、ソニーは、ゲームのハードウェアとソフトウェアだけでなく、オンラインサービスやサブスクリプションモデルにも力を入れています。PlayStation PlusやPlayStation Nowなどのサービス提供は、ソニーグループに欠かせない安定した収益基盤だと言えるでしょう。

さらに、ソニーのゲーム部門は、映画や音楽、エンターテイメント全般と連携しており、クロスメディアでの展開を強化していることも特徴です。

企業名ソニーグループ
代表者名十時裕樹
所在地東京都港区港南1-7-1
従業員数約110,000人

2位:任天堂

任天堂は、家庭用ゲーム機を中心に長年の実績を誇る企業です。

代表的なゲーム「マリオ」「ゼルダ」「ポケモン」は世代を超えて愛されるシリーズで、新作を発表するたびに大きな注目を集めています。

また、爆発的なヒットとなったNintendo Switchは、据え置き型ゲーム機と携帯型ゲーム機の融合というユニークなハードウェア仕様により、新たな遊び方を提案しました。このハードウェアの革新性は世界中のユーザーに高く評価され、今も販売台数を伸ばし続けています。

さらに、近年はスマホ向けゲームやアミーボといった周辺機器でも収益化を推進。任天堂が今後も安定して売上を伸ばしていくことは間違いないでしょう。

企業名任天堂
代表者名古川俊太郎
所在地京都市南区上鳥羽鉾立町11-1
従業員数約2,900人

3位:バンダイナムコHD

バンダイナムコは、アーケードゲームや家庭用ゲーム機向けの開発を手掛ける企業で、ゲーム業界における多くのヒット作を持っています。

「鉄拳」や「ドラゴンボール」シリーズ、「PAC-MAN」など、アーケードのクラシックゲームから、近年では「テイルズオブ」シリーズや「アイドルマスター」など、幅広いジャンルのゲームを展開。

また、バンダイナムコは、アニメや映画とのコラボレーションに力を入れ、メディアミックス展開を行うことで、ゲーム以外のメディアを活用した収益化を図っています。これにより、ゲームのブランド力を広げ、エンターテインメント全体での影響力を拡大しているのです。

企業名バンダイナムコHD
代表者名川口勝
所在地東京都港区芝5-37-8 バンダイナムコ未来研究所
従業員数約11,400人

4位:スクウェア・エニックスHD

スクウェア・エニックスは、RPGを中心としたゲーム制作で名を馳せている企業です。

特に「ファイナルファンタジー」や「ドラゴンクエスト」のシリーズは、長年にわたりファンを魅了し、ゲーム業界における金字塔ともいえる存在。この他、「キングダムハーツ」や「シェンムー」といった新しいIPにも力を入れ、継続的にブランドを強化しています。

近年は、オンラインゲームやスマホ向けゲームの開発にも積極的で、特に「ファイナルファンタジー XIV」などのMMORPGは、世界中で多くのユーザーを獲得しました。

今後も世界中に愛されるブランド力をもってして、スクウェア・エニックスは安定した収益を上げ続けるでしょう。

企業名スクウェア・エニックスHD
代表者名桐生隆司
所在地東京都新宿区新宿6丁目27番30号 新宿イーストサイドスクエア
従業員数約4,700人

5位:ネクソン

ネクソンは、オンラインゲームの開発において早期から成功を収めた企業で、「メイプルストーリー」や「アラド戦記」、「クロノア」などのヒット作があります。

特に「メイプルストーリー」は、長期間にわたって愛され続けるオンラインRPGで、シンプルで中毒性のあるゲームプレイが特徴。

また、最近では、モバイルゲームにも注力しており、韓国を中心に展開している他のゲームタイトルも安定した人気を誇っています。

企業名ネクソン
代表者名李政憲
所在地東京都港区六本木1丁目4番5号
従業員数約8,500人

6位:セガサミーHD

セガサミーは、ゲームだけでなく、遊技機やパチンコ事業など多角的な事業展開をしている企業です。

ゲームにおいては、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」や「ペルソナ」シリーズなど、ゲーム業界で長年親しまれている人気タイトルを保持。

特に「ペルソナ」シリーズは、国内外で非常に高い評価を受けており、関連商品やアニメとのメディア展開でも成功を収めています。

また、セガサミーはアーケードゲームや家庭用ゲームの開発を手がけ、近年ではオンラインゲームにも注力。エンターテインメント分野における新しい技術やトレンドを積極的に導入し、業界の最前線で革新を続けています。

企業名セガサミーHD
代表者名里見治
所在地東京都品川区西品川一丁目1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー
従業員数約500人

7位:コナミHD

コナミは、「メタルギア」や「ウイニングイレブン(eFootball)」といった大ヒットシリーズで知られる企業です。

メタルギアはステルスゲームプレイやシネマティックなストーリーテリング、ウイニングイレブン(eFootball)はリアルなサッカー体験とオンライン対戦機能が支持され、どちらもゲーム業界における革新的な作品として広く認知されています。

近年では、eスポーツやスマホゲームに注力しており、「遊戯王デュエルリンクス」などのオンラインカードゲームが人気。

また、コナミは、ゲームだけでなくフィットネスや健康事業などさまざまな分野に進出しており、収益源を多様化しています。

企業名コナミHD
代表者名東尾公彦
所在地東京都港区赤坂9丁目7番2号
従業員数約8,800人

8位:サイバーエージェント

サイバーエージェントは、インターネット広告やメディア事業を中心に展開している企業で、ゲーム事業はその一環として発展しています。

スマホ向けゲームが中心で、「アメーバピグ」や「ウチの姫さまが一番カワイイ」などが代表作。

特に「ウチの姫さまが一番カワイイ」は、手軽に遊べるソーシャルゲームとして、幅広い層に支持されています。

また、サイバーエージェントは、eスポーツ事業にも注力しており、プロチームや大会の運営など、業界全体の発展に寄与。ゲームと広告、メディア事業の融合を図り、新たなビジネスモデルを構築しています。

企業名サイバーエージェント
代表者名藤田晋
所在地東京都渋谷区宇田川町40番1号 Abema Towers
従業員数約6,300人

9位:ミクシィ

ミクシィは、かつてSNSサービスで知られていましたが、現在ではスマホ向けゲームが主力となっています。

特に、「モンスターストライク」は、シンプルながら奥深いゲーム性で大ヒットを記録し、ミクシィの収益の柱となりました。

近年はモンスターストライク以外のゲームにも力を入れており、新作タイトルが期待されています。

企業名ミクシィ
代表者名木村弘毅
所在地東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア
従業員数約1,600人

10位:ガンホー・オンライン・エンターテイメント

ガンホーは、スマホゲーム「パズル&ドラゴンズ」で大きな成功を収め、その収益を基に事業を拡大した企業です。

パズル&ドラゴンズは、パズルゲームとRPG要素を組み合わせた独自のシステムが特徴で、世界中で大ヒットしました。ガンホーは、他にも「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」などの人気ゲームを手がけており、モバイルゲーム市場で強い影響力を持っています。

最近では、ブロックチェーン技術やNFTゲームなど、新しいテクノロジーにも積極的に取り組んでおり、今後も未来のゲーム市場に向けた挑戦を続けていくでしょう。

企業名ガンホー・オンライン・エンターテイメント
代表者名森下一喜
所在地東京都千代田区丸の内1丁目11番1号 パシフィックセンチュリープレイス丸の内
従業員数約1,400人

【特徴別】就活生に注目されているゲーム会社

ここでは、就活生に特に注目されているゲーム会社をいくつかの特徴別に見ていきましょう。

労働環境が良好な「ホワイト企業」、高い年収を誇る「年収が高い企業」、そして新卒や転職者に人気のある「新卒や転職者に人気の企業」について、具体的に紹介します。

  1. ホワイト企業
  2. 年収が高い企業
  3. 新卒や転職者に人気の企業

①ホワイト企業

「ホワイト企業」とは、働きやすい労働環境や、社員の福祉を重視している企業のことです。

ゲーム業界では、過酷な労働環境や長時間の残業が問題となることもありますが、近年では労働環境の改善に取り組んでいる企業が増えてきました。

その中でも特に注目されているのが以下の2社です。

  1. 任天堂
  2. カプコン

任天堂

任天堂は、ゲーム業界の中でもワークライフバランスが優れている企業として知られています。

過去には開発者に対して厳しい納期が求められることもありましたが、近年では社員一人ひとりの生活を大切にする方針が強化されました。

フレックスタイム制度や年間休日数の充実、福利厚生面でも非常に手厚いサポートが整っており、社員満足度の高さが特徴です。

また、任天堂の社風は非常にオープンで、個々の意見を尊重する文化が根付いています。

これらの特徴は、就活生にとって大きな魅力だと言えるでしょう。

カプコン

カプコンもまた、ホワイト企業として評価されています。

ゲーム開発においては、効率的な進行とチームワークを重視。フレックス勤務やリモートワーク制度を導入し、社員が精神的にも肉体的にも負担なく働けるような体制を整えています。

加えて、カプコンは福利厚生面が手厚く、社員の健康維持をサポートするプログラムが提供されていることで有名です。

安定した経営基盤と共に、社員が長く働きやすい環境を提供できる点がカプコンの魅力だと言えるでしょう。

②年収が高い企業

年収が高い企業は、就活生にとって非常に魅力的です。

特に生活費や将来の計画を考えると、給与の水準は企業選びの重要なポイント。

ゲーム業界でも、収益力の高い企業やグローバルに展開している企業は、給与面での競争力を誇っています。

  1. スクウェア・エニックス
  2. バンダイナムコHD

スクウェア・エニックス

スクウェア・エニックスは、「ファイナルファンタジー」や「ドラゴンクエスト」など、長年にわたりヒット作を輩出し続けている企業です。

売上高や利益の安定性が非常に高いため、社員に対する給与水準も業界内ではトップクラス。特に年収面では、他の企業と比較して高い水準を誇り、業績に連動したボーナスもあります。

加えて、企業の成長に貢献すれば昇給や昇進の機会もあるため、キャリアアップを図りながら高年収を得られるでしょう。

バンダイナムコHD

バンダイナムコHDも高年収の企業です。

「テイルズオブ」シリーズや「アイドルマスター」など、多くの人気タイトルを手がけるバンダイナムコは、安定した収益力を背景に、給与水準が高いと評判。特にグローバルに展開する大企業として、ボーナスや昇給のペースも速いことで知られています。

また、社員には福利厚生が充実しており、給与面だけでなく全体的な生活支援も手厚いことが特徴。

海外勤務や異動のチャンスもあり、国際的なキャリアを目指す社員には非常に魅力的な企業だと言えるでしょう。

③新卒や転職者に人気の企業

新卒や転職者にとって、成長機会が豊富で、挑戦的なプロジェクトに携われる企業は非常に魅力的です。

ここでは、就職する上で特に注目されている2社を紹介します。

  1. コーエーテクモ
  2. セガサミーHD

コーエーテクモ

コーエーテクモは、シミュレーションゲームや歴史シミュレーションの大手企業で、特に「三國無双」や「戦国無双」などの大ヒットシリーズを持っています。

新卒や転職者にとって魅力的な点は、クリエイティブな環境で、自分のアイデアを形にできるチャンスが豊富にあるところです。

コーエーテクモでは、社員一人ひとりが自由に意見を出し合い、ゲームの開発に携われるため、成長が早いと言われています。

また、グローバル展開にも力を入れているため、海外でのキャリアアップのチャンスも期待できるでしょう。

セガサミーHD

セガサミーHDは、ゲーム業界だけでなく、パチンコ業界にも進出している企業です。

新卒や転職者にとっては、ゲーム業界だけでなく、エンターテイメント全般に関われる点が魅力だと言えるでしょう。

また、セガサミーHDは、社員のスキルアップやキャリアアップに対しても積極的な支援を行っており、多様な分野で成長するチャンスが提供されています。

【職種別】ゲーム業界の平均給与

ゲーム業界は、クリエイティブで技術的な側面を兼ね備えた魅力的な業界です。

そのため、ゲームプランナーやゲームディレクターといった企画・管理職から、シナリオライターやサウンドクリエイターなどの制作職まで、さまざまな職種が存在します。

こちらでは、ゲーム業界における主要な職種ごとの平均給与を紹介し、それぞれの職種の特徴や魅力についても解説します。

  1. ゲームプランナー
  2. ゲームディレクター
  3. ゲームプロデューサー
  4. シナリオライター
  5. ゲームデザイナー
  6. サウンドクリエイター
  7. エンジニア

①ゲームプランナー

平均給与:年収350万円~600万円

ゲームプランナーは、ゲームの企画や仕様書を作成し、ゲームシステムの設計などを担当する職種です。

ゲーム全体のコンセプトから細かなゲームのルールまでを決定し、開発の指針を示すため、非常に重要な役割だと言えるでしょう。

ゲームプランナーの給与は、経験年数や規模の大きいゲームの開発に携わるかどうかで大きく変動します。大手企業に勤務する場合、ボーナスやインセンティブも含めて、給与水準は高くなります。

②ゲームディレクター

平均給与:年収500万円~800万円

ゲームディレクターは、ゲーム開発の全体的な進行管理を行う役職で、ゲームプランナーの上級職です。

プロジェクト全体のスケジュールや品質管理を行い、納期を管理する責任重大な立場のため、給与も比較的高くなります。

特に人気のあるタイトルや大規模プロジェクトに関わると、報酬が増えるでしょう。

③ゲームプロデューサー

平均給与:年収700万円~1,200万円

ゲームプロデューサーは、ゲームの企画から開発、販売に至るまでの全過程を監督する役職です。

資金調達やマーケティング戦略の立案、スタッフの配置など、ビジネス的な視点からプロジェクトを成功に導く責任があります。

プロデューサーは会社の利益を直接的に左右するため、給与水準は非常に高くなるでしょう。プロジェクトの成功に応じては、インセンティブも支給されます。

④シナリオライター

平均給与:年収300万円~500万円

シナリオライターは、ゲームのストーリーやキャラクターの台詞を担当します。

ゲームの物語がプレイヤーにとって魅力的であることは、ゲームの評価に大きく影響を与えるため、シナリオライターは非常に重要な役割です。

有名なタイトルや大手企業に関われば、さらなる給与の増加が期待できるでしょう。

⑤ゲームデザイナー

平均給与:年収350万円~600万円

ゲームデザイナーは、ゲームのビジュアルやキャラクター、背景、アイテムなど、ゲーム内のグラフィックデザイン全般を担当します。

ゲームの世界観を視覚的に表現するため、特にクリエイティブなスキルが求められる役割です。

デザイナーの給与は、担当するゲームの規模や使用する技術によって異なります。大規模なゲームの制作に参加する場合や、特定のデザインスキルに特化している場合は、給与が高くなるでしょう。

⑥サウンドクリエイター

平均給与:年収350万円~600万円

サウンドクリエイターは、ゲーム内の音楽や効果音、ボイスなどを担当します。

音楽やサウンドがゲームの体験に与える影響は大きいため、ゲームの雰囲気を作り上げる重要な役割だと言えるでしょう。

給与については、経験や作品の評価に応じて変動します。

⑦エンジニア

平均給与:年収400万円~800万円

ゲームエンジニアは、ゲームのプログラムやシステムの開発を担当します。

ゲームの動作や技術的な部分を支え、プログラムのバグ修正や新機能の実装など開発の根幹を担う役割のため、高度なプログラミングスキルが求められるでしょう。

エンジニアは、使用するプログラミング言語や開発環境に応じて給与が異なります。特に高度な技術が求められる場合や、リーダー職に就いた場合は、大幅な給与アップが見込めます。

ゲーム会社に向いている人の特徴5つ

ゲーム業界は非常に多様な職種や専門性が求められる業界です。

そのため、成功するためにはその職種に合った特定の特徴が必要となるでしょう。ここでは、ゲーム会社に向いている人の特徴を5つ紹介します。

  1. クリエイティブな発想力がある
  2. プログラミングやデザインのスキルがある
  3. チームワークがある
  4. ゲーム制作への情熱がある
  5. ユーザー視点を持っている

①クリエイティブな発想力がある

ゲーム制作は創造力を大いに活かせる分野です。

たとえば、ゲームプランナーやシナリオライターは、独自のストーリーや世界観を生み出すことで、プレイヤーを引き込むゲームの根幹を担えます。

そのため、クリエイティブな発想ができる人は、ゲーム業界での成功が期待できるでしょう。

②プログラミングやデザインのスキルがある

ゲーム制作には、プログラミングやデザインの高度な技術が不可欠です。

たとえば、プログラミングのスキルがある人は、ゲーム開発の技術的な部分を担い、プレイヤーの体験をより良いものにするための重要な役割を果たします。

また、視覚的な要素を作り上げ、ゲームのビジュアルやキャラクターを魅力的に仕上げるゲームデザイナーの存在も欠かせません。そのため、デザインのスキルも、ゲーム業界においては非常に重宝されます。

③チームワークがある

ゲーム制作は多くの専門家が協力して行うチーム作業です。

ディレクター、プランナー、デザイナー、エンジニア、サウンドクリエイターなど、それぞれの役割を持つメンバーが協力しなければ、良いゲームを作り上げることはできません。

たとえば、ゲームディレクターはチームをまとめ上げ、各専門家が一丸となって目標に向かうように指導します。

良いチームワークを持つ人は、ゲーム制作の過程で他のメンバーと円滑に協力し、効率的に作業を進められるため、ゲーム業界で高く評価されるでしょう。

④ゲーム制作への情熱がある

ゲーム開発は長時間かかることが多く、時には困難な作業が続くこともあります。

そのため、ゲーム制作に対する情熱がないと、困難に立ち向かうモチベーションは維持できないでしょう。

しかし、情熱を持っていれば、困難を乗り越えてプロジェクトを成功に導けます。

⑤ユーザー視点を持っている

ゲームはユーザーに楽しんでもらうために作られています。

そのため、ユーザーがどのようにゲームをプレイし、どんな体験を求めているのかを理解することは、ゲーム開発において非常に重要です。

たとえば、ゲームの難易度調整やバランスを取る際に、ユーザー視点は必要不可欠。

また、ユーザーのフィードバックを反映させ、より良いゲームを作れる人は、ゲーム業界で活躍できます。

大手のゲーム会社に就職するためのポイント

大手のゲーム会社に就職するためには、専門的なスキルと情熱を持ってアピールできる準備が不可欠です。

ここでは、大手ゲーム会社への就職を目指す方に向けた重要なポイントを5つ紹介します。

これらを意識し、着実に準備を進めることで、理想のキャリアに近づいてください。

  1. 自己分析と目標設定を行う
  2. 必要なスキルと知識を習得する
  3. 大学や専門学校、オンラインコースで学ぶ
  4. ポートフォリオを作成する
  5. ネットワーキングを活用する

①自己分析と目標設定を行う

自分がどのような職種や役割に興味があり、どんなキャリアパスを歩みたいのかを明確にすることは大切です。

たとえば、「シナリオライターとして物語を創りたい」や「デザイナーとしてキャラクターのビジュアルに携わりたい」といった具体的なビジョンがあると、求められるスキルも明確になり、目標達成に向けた計画が立てやすくなります。

②必要なスキルと知識を習得する

ゲーム業界では、役割に応じた専門知識や技術が重視されます。

プログラマーであればUnityやUnreal Engineの使用スキル、デザイナーならPhotoshopや3Dモデリングソフトの使い方など、職種に応じたスキルをしっかりと身につけましょう。

また、技術以外にもチームワークやコミュニケーション能力が求められるため、さまざまなスキルをバランスよく習得しておくことが効果的です。

③大学や専門学校、オンラインコースで学ぶ

大学や専門学校での学習はもちろん、オンラインコースを活用するのもスキルアップに役立ちます。

近年は、UdemyやCourseraといったオンラインプラットフォームでゲーム開発に関するコースが充実。いつでもどこでも学べる環境が整いつつあります。

専門教育を受けることで、基礎から応用まで幅広い知識を効率的に身につけられるでしょう。

④ポートフォリオを作成する

実力を示すためには、実際に自分が携わった作品を集めたポートフォリオが不可欠です。

ゲーム会社の採用担当者は、応募者がどのようなプロジェクトに携わり、どのような成果を上げたのかを重視するため、ポートフォリオには具体的な作品や制作過程の詳細を記載しましょう。

プロジェクトごとに工夫した点や苦労した部分などを補足すると、よりアピール力が増します。

⑤ネットワーキングを活用する

業界のイベントや勉強会、SNSなどを通じて、ゲーム業界で働く人々とのネットワークを広げることも重要です。

特に、インターンシップや企業説明会などに参加することで、業界の最新情報や企業文化を直接知る機会を得られます。

また、SNSを通して積極的に発信すると、ゲーム業界の関係者から注目されるチャンスも増えるでしょう。

ゲーム業界ランキングを理解して就活に活かそう

ゲーム業界は、時代とともに進化し続けるダイナミックな市場です。

世界や日本でトップに立つ企業は、革新的な技術や独自のアイデアを持ち、多くのファンを魅了し続けています。

近年は、ホワイト企業や高年収企業も増えつつあるため、働きやすい環境でクリエイティブな挑戦ができるでしょう。

今後も業界全体の動向に注目しつつ、自分に合った企業やキャリアパスを見つけてください。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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