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【例文付き】海外インターンの志望動機の作り方!面接・ESの頻出質問も紹介

海外インターンを考えている就活生も多いのではないでしょうか。本記事では、海外インターンの志望動機の作り方や例文を紹介します。

面接やESの頻出質問も紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。

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目次

海外インターンで志望動機が重要な理由

海外インターンに参加する際は、志望動機を明確にする必要があります。ここでは、海外インターンで志望動機が重要な3つの理由を解説します。

  1. まずは面接を通過するため
  2. 目的を明確にして有意義なインターンにするため
  3. 就活の際にも聞かれるため

①まずは面接を通過するため

1つ目は、面接を突破するためです。海外インターンでは、面接選考が行われることが一般的ですが、その際に志望動機が不明確だと合格の可能性が大きく下がります。

例えば「海外生活を楽しみたい」や「語学を学びたい」などの漠然とした理由では、企業に具体的な価値を伝えられません。

逆に、将来のビジョンとそのために海外インターンが必要である理由を具体的に述べれば、企業側の関心を引けます。

しっかりとした志望動機を準備し、面接で自分の価値を最大限に伝えましょう。

②目的を明確にして有意義なインターンにするため

2つ目は、インターン滞在期間を有意義にするためです。

漠然とした目標では、日々の活動が無計画になり、得られる成果が限定されてしまいますが、明確な目的を持てば、行動の指針が定まり、成果を最大化できるでしょう。

また、目標が明確であると、自分自身を客観的に評価しやすくなるため、進捗の確認や課題解決がスムーズになります。

③就活の際にも聞かれるため

3つ目は、就活の際にも志望動機を聞かれるためです。

就活で「なぜ海外インターンに参加したのか」と質問されたとき、具体的な志望動機とその達成過程を述べられれば、自己分析の深さや行動力をアピールできるでしょう。

また、海外での経験を通じて学んだことを明確に伝えることで、企業が求める即戦力としてのイメージを植え付けられるでしょう。

志望動機をただの形式として捉えるのではなく、将来のキャリア形成に活かす一環として練り上げることが重要です。

海外インターンの志望動機を考えるポイント

海外インターンは貴重な経験を得られる場ですが、志望動機が曖昧だと貴重な時間が無駄になります。ここでは、海外インターンの志望動機を考える際の3つのポイントを解説します。

  1. 帰国後のイメージや将来像を固めておく
  2. 海外インターンで何を身に着けたいか考える
  3. 特にその企業・プログラムで学べることを抽出する

①帰国後のイメージや将来像を固めておく

まず、帰国後の自分の姿を明確にイメージすることが重要です。

例えば、「グローバルな環境で活躍できる人材になりたい」と目標を設定すると、英語力やビジネススキルの習得に集中できます。

目標を設定する際は、現実的かつ挑戦的な内容をバランスよく選びましょう

これにより、インターン先選びや参加中の具体的なアクションプランが明確になり、帰国後の成果にも繋がります。

②海外インターンで何を身に着けたいか考える

次に、インターンを通じて得たいスキルや経験を具体的にリストアップすることで、参加する意義が明確になります

例えば、英語でのビジネスコミュニケーション能力、現地企業での実務経験、異文化理解など、インターンでしか得られない学びを優先的にリストアップしましょう。

日本国内で得られる経験はインターンの目的に含めないことがおすすめです。

行動計画を立てる際には、「短期的な目標」と「長期的な目標」を設定し、期間中に具体的な成果を追求するようにしてください。

③特にその企業・プログラムで学べることを抽出する

最後に、その企業やプログラムを選ぶ理由を明確にすることが志望動機作成の肝です。

企業の特徴と自分の目標を関連づけることで、説得力のある動機が生まれます。

企業の強みをリサーチし、自分の目標と一致させることで、企業側にも好印象を与えられる志望動機が完成するでしょう。

海外インターンの志望動機のおすすめ構成

志望動機をなかなか書き始められない人もいると思います。ここでは、海外インターンの志望動機のおすすめ構成を解説します。

  1. 海外インターンをしたい理由
  2. その企業・プログラムを選んだ理由
  3. 具体的なエピソードや背景
  4. インターンで何を学びどう今後に活かしたいか

①海外インターンをしたい理由

まずは海外インターンに参加したい理由を述べましょう

参加理由を最初に述べることで、面接官に自分の動機や目的を明確に伝えられます。

冒頭で理由をしっかりと示すことが、志望動機全体の方向性を伝える鍵となります。

②その企業・プログラムを選んだ理由

次にその企業やプログラムを選んだ理由を述べることで、そのプログラムをしっかりと理解し、自分との適合性を考えていることが伝わります。

具体的な理由が含まれていれば、企業に対するリサーチの深さや興味を示せます

たとえば、「貴社のプログラムは〇〇業界での経験ができる点が魅力的」と述べることで、担当者に「なぜこのプログラムでなければならないのか」が伝わるでしょう。

③具体的なエピソードや背景

次に志望動機を裏付ける具体的なエピソードを述べましょう

過去の経験を提示することで、単なる希望や抽象的な話ではなく、実体験に裏打ちされた信憑性のある動機として受け取ってもらえます

同時に、自分の経験や能力をアピールすることも可能です。

④インターンで何を学びどう今後に活かしたいか

最後に、インターンで得たい学びとその活用方法を明確に示すことで、面接官に「この人を採用する価値がある」と感じさせられます。

将来の目標とインターンの経験をどう結びつけるのかを説明することで、自分のビジョンを具体的に伝え、採用側の期待に応えられる姿勢をアピールできます。

たとえば、「インターンでのプロジェクト管理や英語力を磨き、将来的には国際的なチームを率いてグローバル市場で事業拡大を実現したい」などと述べるとよいでしょう。

海外インターンの志望動機の例文4選

ここまでの内容を踏まえて、海外インターンの志望動機の例文を4パターン紹介します。ポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

  1. 例文1:グローバル視点でのキャリア形成を目指す
  2. 例文2:専門知識の応用と実務経験を得る
  3. 例文3:異文化環境での挑戦を通じた成長を目指す
  4. 例文4:社会的課題の解決

例文1:グローバル視点でのキャリア形成を目指す

1つ目は「グローバル視点でのキャリア形成を目指す志望動機」です。

私は、グローバルな視点でのキャリアを形成したいと考えており、その第一歩として貴社の海外インターンプログラムに参加したいと考えています。貴社は革新的な製品開発と国際市場での競争力を持つ企業として評価されており、そこでの経験が私の将来に大きな影響を与えると確信しています。大学時代、国際交流プログラムで異文化理解を深め、チームでのプロジェクトを成功させた経験から、貴社でのインターンを通じて実践的なスキルを習得したいです。将来は貴社で学んだ知識を活かし、国際的に活躍するプロフェッショナルを目指します。

この例文は、「グローバル視点」と明確なテーマを設定し、海外インターンの意義を強調してから、志望企業の特徴(革新性と国際的競争力)を具体的に挙げて、説得力を持たせています。

エピソードでは国際交流の具体例を挙げ、インターンでの実践的な目標と未来のビジョンを示し、志望動機を締めくくっています。

例文2:専門知識の応用と実務経験を得る

2つ目は「専門知識の応用と実務経験を得る志望動機」です。

私は、大学で学んだデータサイエンスの知識を実務で活かす経験を得たいと考えており、貴社の海外インターンプログラムに応募しました。

貴社はデータ活用を通じた業務効率化や顧客価値の創造で高く評価されており、私が専門知識を応用する最適な環境だと思います。大学で行った消費者行動分析の研究で、データ分析を活用した問題解決の楽しさを実感しました。

このインターンで得た実務経験を基に、将来は企業の課題解決に貢献できるデータサイエンティストを目指します。

この例文では、大学での専攻を具体的に記述し、その知識が企業の特徴や業務にどうマッチするかを明確にしています。

エピソードでは実績を具体的に挙げ、自分のスキルが実務で役立つ可能性を示しています。最後に将来のキャリア目標を明記し、志望動機の一貫性を持たせているのがポイントです。

例文3:異文化環境での挑戦を通じた成長を目指す

3つ目は「異文化環境での挑戦を通じた成長を目指す志望動機」です。

異文化環境での挑戦を通じて、自分自身の可能性を広げたいと考え、貴社の海外インターンプログラムに応募しました。

貴社は多国籍なチームでのコラボレーションを重視しており、私の目指す環境に適しています。大学時代には留学中に異なる価値観を持つ学生たちと共同研究に取り組み、文化の違いを乗り越えてプロジェクトを成功に導きました。

この経験を活かし、インターンでは国際的な視点での問題解決力を磨き、将来はグローバルに通用する人材として貢献したいと考えています。

この例文では、最初に海外インターンの動機を述べた後、志望企業の特性(多国籍なチーム)に触れ、自分の目指す方向性と一致させています。

留学中の具体的なエピソードで異文化対応力をアピールし、最後に成長目標とキャリアビジョンを描くことで説得力を高めています。

例文4:社会的課題の解決

4つ目は「社会的課題の解決に向けた志望動機」です。

私は、社会的課題の解決に貢献するキャリアを目指しており、そのための実践的なスキルを貴社の海外インターンプログラムで習得したいと考えています。

貴社が展開する持続可能な開発プロジェクトは、私の目標と完全に一致します。大学では環境問題に関する研究プロジェクトを主導し、実践的な提案を行いました。

この経験を活かし、貴社でのインターンを通じて、グローバルな視点で持続可能なビジネスの在り方を学び、将来は世界規模で課題解決に取り組むプロフェッショナルを目指します。

この例文は、最初に明確な目標を提示し、企業の取り組み(持続可能性)と自分の関心が一致することを示しています

大学での具体的な研究経験を挙げることで、目標を裏付け、最後にグローバルな課題解決を視野に入れた将来像を描くことで締めています。

海外インターンで学べること・身につく能力

海外インターンでは、単なる業務体験だけでなく、将来のキャリアに繋がる多くのスキルを身につけられます。ここでは、海外インターンで身につく4つの能力を解説します。

  1. 英語などの語学力
  2. コミュニケーション力
  3. 主体性
  4. チャレンジ精神

①英語などの語学力

海外インターンは英語力を飛躍的に向上させる絶好の機会です。

実際に業務で英語を使うことで、教科書的な表現だけではなく、ビジネスに適した自然な英語が習得可能です。

また、さまざまな国籍の同僚や顧客とやり取りをする中で、アクセントや言語文化の違いにも柔軟に対応できる力が養われるでしょう^。

これにより、単なる語学スキルを超えて、自信を持って国際的なビジネス環境で活躍するための基盤が築かれます。

②コミュニケーション力

海外インターンを通じて、コミュニケーション力が飛躍的に向上します。言語や文化の壁を越えて情報を伝える力が求められるからです。

多国籍の同僚と仕事を進める中で、異なる価値観や考え方を理解し、それに合わせたアプローチを学べます

また、英語や他の言語を用いた会議やメールでのやり取りを通じて、効率的かつ明確な意思疎通の方法を身につけられます。

この経験は、帰国後の国内企業での勤務やグローバル企業でのキャリア形成に大きな強みとなるでしょう。

③主体性

海外インターンでは、自ら積極的に行動する姿勢が求められるため、主体性も身につきます

現地の職場では、指示を待つのではなく、自分でタスクを見つけ出し、提案することが評価されるため、課題を発見し、解決する力が自然と身につくのです。

主体性を持って行動することは、将来のどのような職場でも求められるスキルであり、大きな武器となるでしょう。

④チャレンジ精神

海外インターンはチャレンジ精神を育む場として非常に有益です。新しい文化や未経験の業務に果敢に挑むことで、大きな成長が期待できます。

慣れない環境や言語での仕事はストレスに感じることもありますが、それを乗り越えることで大きな自信と経験を得られるでしょう。

チャレンジ精神は、将来的に難しいプロジェクトや国際的な仕事に取り組む際に、心強い支えとなるでしょう。

海外インターンの参加にあたっての注意点

海外インターンシップは、自己成長とキャリア形成において非常に有益ですが、参加する前には準備等が必要です。

ここでは、海外インターンに参加する際の3つの注意点を解説します。

  1. 最低限の英語力を身に着けておく
  2. 主体的・積極的に取り組むようにする
  3. 保険やお金周りは事前は確認しておく

①最低限の英語力を身に着けておく

海外インターンに参加するには、最低限の日常会話ができる英語力が必要です。英語が話せなければ、業務に支障をきたすだけでなく、現地の人々とのコミュニケーションも困難になります。

そのため、事前にリスニングとスピーキングを重点的に練習し、基本的なビジネス表現も学んでおきましょう。

必要であればオンライン英会話や英語教材を活用して、出発前に実践的な能力を養うことをおすすめします。準備を怠らないことで、インターン先での経験を最大限に活かすことが可能です。

②主体的・積極的に取り組むようにする

海外インターンでは、主体的に行動し、自ら仕事を探し出す姿勢が必要です。受け身な姿勢では成果を得られません。

主体的に取り組むことで、新しいスキルや経験を獲得可能です。例えば、自分から積極的にタスクを提案することで、責任感とリーダーシップが身につきます。

また、主体的に動くことで、より多くの学びと成果を得られるため、指示待ち人間にならないように意識し、経験を最大限に活用しましょう。

③保険やお金周りは事前は確認しておく

海外インターンに参加する際には、保険や金銭面での準備も重要なので、万一の事故や病気に備えるため、適切な海外旅行保険に加入しましょう。

また、現地での生活費や滞在費を十分に計算しておくことも大切です。

費用が想定外に膨らむケースもあるため、余裕を持った予算計画を立てることが重要です。さらに、現地通貨の用意やクレジットカードの使用可能範囲についても事前に確認しましょう。

志望動機以外の海外インターンの面接・ESの頻出質問

海外インターンのES・面接では、志望動機以外にも様々な質問がされます。ここでは、志望動機以外の4つの頻出質問と回答のコツを解説します。

  1. 自己紹介
  2. 強み・弱み
  3. キャリアプラン・ビジョン
  4. 海外経験

①自己紹介

自己紹介は必ず聞かれます

名前や学歴、職歴などの基本情報を簡潔に伝えつつ、インターンに関連するスキルや経験を盛り込みましょう。

例えば、「大学でデータ分析を学び、チームプロジェクトでリーダーシップを発揮した経験があります」と述べることで、自分の強みを効果的に伝えられます。

事前に話す内容を準備して、落ち着いて回答できるようにしましょう。

②強み・弱み

自分の強み・弱みもほぼ必ず聞かれます

強み・弱みを答える際は、自分の特徴を具体例とともに明確に伝えましょう

たとえば、強みとして「問題解決力」を挙げ、実際に学内プロジェクトで課題を乗り越えた経験を述べると説得力が増します。

一方、弱みは「時間管理が苦手だったが、現在はスケジュールアプリを活用して改善している」など、克服の努力を示して、誠実さと成長意欲をアピールしましょう。

③キャリアプラン・ビジョン

キャリアプランや将来のビジョンもよく聞かれます

キャリアプランを語る際は、インターンで得たいスキルとその後の目標を具体的に示しましょう

明確なビジョンがあれば、面接官はあなたが目標に向けて努力を続ける人材であると評価しやすくなります。

④海外経験

海外インターンの面接では、海外経験の有無も必ず聞かれます

海外経験について問われた際は、具体的なエピソードや意欲を伝えることが大切です。

経験がない場合は「多文化環境でのスキルを学びたく、日々英語力向上に努めています」と語り、準備や熱意を示しましょう。

海外インターンの志望動機についてよくある質問

最後に海外インターンの志望動機に関するよくある質問に回答します。参考にしてください。

  1. 海外経験がなくても大丈夫?
  2. 英語力はどの程度あればいい?

①海外経験がなくても大丈夫?

海外経験がなくても問題ありません。むしろ、海外インターンは初めての海外体験を通じて新しい視点やスキルを得る絶好の機会です。

多くの企業やプログラムでは、過去の海外経験よりも「学ぶ意欲」や「挑戦する姿勢」を重視します。

また、これまでに国内で培った能力をどのように国際的な環境で活かすつもりなのかを具体的に説明するといいでしょう。

②英語力はどの程度あればいい?

最低限、日常会話ができる英語力があれば参加できます。ただし、業務内容によって求められる英語力は異なるため、事前に確認しましょう。

多くのインターンプログラムでは、完璧な語学力ではなく、現地のスタッフと基本的な意思疎通ができることを重視しています。

例えば、ミーティングでの発言や、メールでのやり取りなどがスムーズに行える程度の英語力が求められます。

インターン参加前に、最低限英語力を高める努力をしましょう。例えば、日常的に英語を使う機会を増やすことや、ビジネス英語のフレーズを覚えることで、実務での不安を軽減できます。

海外インターンで成功するためには志望動機が大事

海外インターンは、キャリア形成や自己成長において非常に貴重な機会です。しかし、志望動機が曖昧だったり、事前の準備が不十分だと、その経験を最大限に活かせません。

本記事で解説した志望動機の作り方や頻出質問への対策を踏まえ、自分の目標や強みを明確にし、企業にアピールできる準備を整えましょう

さらに、参加中は主体性を持って取り組み、多くの学びを得ることが大切です。

明確な目的を持ち、準備を怠らず行動することで、海外インターンはあなたの未来を切り開く大きな一歩となるでしょう。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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