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【例文付き】自己PRでマラソン経験を効果的にアピールするには?継続力・忍耐力の伝え方も紹介

「自己PRにマラソン経験を活かせるか不安…」と感じている方も多いのではないでしょうか。

マラソンの経験は、就職活動での自己PRにおいて強力な武器になるでしょう。記事では、マラソン経験を活かした効果的な自己PR方法を徹底解説します。

この記事を読み終える頃には、マラソンの経験を活かした自己PRの方法がしっかりと理解でき、スムーズに選考の準備を始められるでしょう

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目次

自己PRでマラソンや陸上経験について話すのは効果的!

マラソンの経験は、自己PRで非常に効果的なテーマと言えるでしょう。

なぜなら、マラソンで得た忍耐力や継続力は、社会で必要な能力と似ているものが多く、就職活動で評価される資質とマッチしているからです。

例えば、「毎年フルマラソンに挑戦し、日々練習を重ねて目標を達成しました」等のエピソードを添えると、単に成果だけでなく、計画性や粘り強さ、そして目標に向かう意欲など、社会で必要な能力が多分にアピールできます。

特にマラソンの経験は、目標達成に向けて努力し続ける姿勢が強く伝わるため、他の候補者との差別化を図りやすいエピソードと言えるでしょう。

自己PRにマラソンを使う際の5つのポイント

自己PRでマラソンの経験を伝える際には、ただ経験を語るだけでなく、いくつかのポイントを押さえることが大切です

ここでは、自己PRでマラソンの経験をアピールするための5つのポイントを解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

  1. 求められている人物像にマッチしているか確認する
  2. マラソン自体の紹介ではなく自分の強みを伝える
  3. 専門用語を減らして分かりやすく伝える
  4. 数値を使って具体的な成果を盛り込む
  5. 実績ではなくパーソナリティをアピールする

①求められている人物像にマッチしているか確認する

就職活動で自己PRにマラソン経験を使う際は、企業が求めている人物像に自分が合っているかを確認するべきです。

なぜなら、企業は自社の価値観や職場の雰囲気にフィットする人材を探しているからです。

マラソンで培った忍耐力や継続力、目標達成への努力が、企業が求める特性に一致していれば、面接官に強い印象を与えられるでしょう。

② マラソン自体の紹介ではなく自分の強みを伝える

自己PRにマラソンの経験を使う際は、競技内容の詳細を説明するのではなく、自分の強みを明確に伝えるべきでしょう。

なぜなら、企業が知りたいのは競技経験そのものではなく、そこから得たスキルセットや成長過程だからです。

例えば、マラソンの距離やタイムをただ伝えるのではなく、「日々の練習を重ね、目標に向けて継続的に努力する力を身につけました」と伝えると、自分の強みが伝わりやすくいでしょう。

マラソンの経験を通じて培った強みを示せると、面接官に「仕事に対する姿勢」や「成長への意欲」をしっかりとアピールできます。

③ 専門用語を減らして分かりやすく伝える

自己PRでマラソン経験を話すときには、専門用語を避け、分かりやすい言葉で伝えることも重要でしょう。

というもの、必ずしも採用担当者がスポーツの専門知識を持っているとは限らないうえに、分かりやすい言葉を使えるかもジャッジされているからです。

例えば、「ラップタイム」や「インターバルトレーニング」ではなく、「練習の成果を確認しながら継続的に努力しました」と伝えると、誰でも理解しやすい自己PRにできます。

こうした言葉の選び方は、コミュニケーション能力の高さや相手を思いやる姿勢としても評価されやすいでしょう。

④ 数値を使って具体的な成果を盛り込む

自己PRでマラソンの経験を話す際には、数値を使って具体的な成果を示すと自分の努力がより客観的に伝わりやすくなって効果的です

例えば、「3年間でフルマラソンのタイムを30分短縮しました」と具体的な数値を出すことで、成長の実感や目標達成に向けた努力が伝わるでしょう。

成果を数字で示すと、自分の努力や成長の軌跡が明確になり、面接官に強い印象を残せます。

⑤ 実績ではなくパーソナリティをアピールする

自己PRでは、マラソンのタイムや順位を含めた実績そのものよりも、そこで得た能力や考え方、マインドを伝えることが大切でしょう

なぜなら、企業はその人が社会でどう活躍できるかという再現性を重視しているからです。

例えば、「フルマラソンを完走する過程で忍耐力や目標達成に向けた意識が身につきました」と述べると、ただの実績だけでなく、どの環境でも活かせる強みを示せます。

結果よりもプロセスや考え方をアピールできると、社会で役立つパーソナリティをしっかり伝えられるでしょう

マラソンの自己PRのわかりやすい構成|簡単3ステップで解説

自己PRにマラソンの経験を取り入れる際、効果的にアピールするためのステップがあります

適切なステップを踏むことで、自分の強みを面接官にわかりやすく伝えられ、印象に残る自己PRができるでしょう。

ここでは、自己PRの構成3ステップを解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

  1. 結論として自分のPRポイントを簡潔に述べる
  2. 具体的なマラソンのエピソードを盛り込む
  3. 入社後に強みを活かしてどう活躍できるかで締める

① 結論として自分のPRポイントを簡潔に述べる

自己PRを効果的にするためには、まず結論として自分のPRポイントをわかりやすく伝えましょう

なぜなら、最初に「何を伝えたいのか」を明確にできると、面接官に一貫性のある自己紹介ができ、あなたの強みや価値観が伝わりやすいからです。

例えば、「私は目標達成に向けて努力を惜しまない性格です」と最初に結論を述べると、面接官は自己PRのテーマをすぐに把握できるでしょう。

結論から伝えられると、次に続くエピソードや具体例も自然と頭に入りやすくなり、全体として説得力が増します

② 具体的なマラソンのエピソードを盛り込む

自己PRには、具体的なマラソンのエピソードを交えると、好印象を与えられるでしょう。

なぜなら、具体的なエピソードの説明があると、候補者が過去どのように活躍をしてきたのかを採用担当者がイメージしやすいからです。

例えば、「私は毎年フルマラソンに挑戦し、3年間でタイムを30分短縮する目標を達成しました」等の実績を示すと、目標達成に向けた努力や計画性が伝わります。

こうした具体例があると、面接官はあなたの継続力や忍耐力をイメージしやすくなり、単なる言葉ではなく実際の行動として理解してもらえるでしょう。

③ 入社後に強みを活かしてどう活躍できるかで締める

最後に、入社後にどう自分の強みを活かして会社で貢献できるかを述べると、自己PRがさらに効果的に伝わるでしょう。

具体的には、「マラソンで培った継続力と忍耐力を活かし、長期的なプロジェクトにも積極的に取り組みたいと考えています」と述べることで、あなたの強みが入社後にも活かせると理解されやすいと言えます。

こうした締めくくりを加えることで、面接官に対して自分が会社にとってどんな価値を提供できるかをイメージさせ、好印象を残せるでしょう。

マラソンを通してアピールできる主な能力7選

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マラソンの経験を通じて得られる能力は、就職活動での自己PRにおいて大いに役立ちます

ここでは、マラソンを通じてアピールできる主な能力を7つ紹介します。

  1. 目標達成力
  2. 忍耐力
  3. 継続力
  4. 計画性
  5. 向上心
  6. 臨機応変さ
  7. 自己管理能力

① 目標達成力

マラソン経験を通じて培った目標達成力は、就活で大きなアピールポイントとなるでしょう。

なぜなら、企業は採用のおいて、目標に向けて粘り強く取り組む姿勢や、計画的に目標を達成する力を重視しているからです。

特に、困難な状況でも諦めずに最後までやり遂げる力は、仕事においても結果を出し続ける人材としての評価につながりやすいでしょう。

マラソンでは、長期的な目標に向かって日々練習を重ねることが求められます。例えば、フルマラソン完走を目指して毎日のトレーニングを続けることで、努力を積み重ねる力が身につくでしょう。

② 忍耐力

マラソンの経験を通じて培った忍耐力は、就活においても大きなアピールポイントとなるでしょう。

なぜなら、企業は困難な状況においても諦めず、努力を続けられる力を重視しているからです。特に、ストレスを耐え抜く力は、仕事での安定したパフォーマンスにもつながるため、評価されやすい能力です。

マラソンでは、長い距離を走り抜くために体力的・精神的な辛さを乗り越えることが必要となるでしょう。

この力を具体的に伝えられると、困難な状況でも努力を続ける人物像をアピールできるでしょう。

③ 継続力

マラソンの経験を通じて培った継続力は、就職活動での自己PRにおいて効果を発揮するケースも少なくありません。

なぜなら、企業は長期的に安定して努力を続けられる力を重視しており、毎日少しずつ取り組みを積み重ねる姿勢は、職場での信頼構築や目標達成においても常に求められるからです。

マラソンでは、目標に向かって日々トレーニングを続けることが求められるでしょう。例えば、目標タイムを達成するために地道な努力を積み重ねる力が育まれます。

④ 計画性

マラソン経験から培った計画性は、自己PRで効果的にアピールできます。

なぜなら、企業は目標達成のために綿密な計画を立て、それに基づき行動できる人材を求めているからです。特に、限られた時間の中で効率的に目標に向かえる力は、仕事での成果につながりやすいでしょう。

マラソンでは、目標タイムや大会に向けて日々のトレーニングを計画的に進めることが必要です。例えば、体力を維持しながら少しずつ練習量を増やすことで、ゴールに近づいていく経験を積めます。

⑤ 向上心

また、マラソンで鍛えた向上心も、就活では大きなアピール材料となるでしょう。

なぜなら、企業は自分の限界に挑戦し、成長欲を持つ人材を高く評価するからです。仕事でも常に改善や挑戦を続ける意識は、成長志向が求められる場面で好印象を与えるでしょう。

マラソンでは、自己ベストを更新するために練習方法を見直し、改善を続けることが重要です。例えば、過去の記録を分析してトレーニングを工夫し、自分の限界に挑戦し続ける姿勢が身につきます。

⑥ 臨機応変さ

マラソンを通じて身につけた臨機応変さも、就活でもアピールできる能力です。

なぜなら、企業は予期せぬ問題や変化に柔軟に対応できる人材を求めているからです。特に、ビジネスシーンでは計画通りにいかないことも多いため、臨機応変な対応力が重視とされるでしょう。

マラソンでは、天候や体調の変化に合わせて走り方やペースを調整する必要があります。例えば、当日の気温や風向きに合わせて計画を微調整し、最良の結果を目指す経験から、柔軟な対応力が培われます。

⑦ 自己管理能力

マラソンで培った自己管理能力は、就活での自己PRにおいても有効です。

なぜなら、企業は健康管理に気を配り、安定した成果を出せる人材を求めているからです。自己管理能力が高い人は、仕事でも安定して成果を上げやすく、周囲からの信頼も得やすいでしょう

マラソンでは、目標達成のために体調管理や日々のトレーニング時間の調整が必要なほか、体調を崩さないように食事や睡眠にも気を配ることで自己管理能力が身につきます。

マラソンの自己PRの効果的な例文|PRポイント別で紹介

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マラソンの経験を活かした自己PRは、具体的な強みを明確に伝えることで、面接官に好印象を与える効果があります。

ここでは、マラソンを通じて得た「目標達成力」「忍耐力」「継続力」など、さまざまなPRポイントごとに効果的な例文を紹介していますので、参考にしてみてください。

  1. 目標達成力をアピールする場合
  2. 忍耐力をアピールする場合
  3. 継続力をアピールする場合
  4. 計画性をアピールする場合
  5. 向上心をアピールする場合
  6. 臨機応変さをアピールする場合
  7. 自己管理能力をアピールする場合

① 目標達成力をアピールする場合

下記、目標達成力をアピールする場合の例文です。

私は目標達成力に自信があります。大学生活の中で、毎年フルマラソンに挑戦し、最終的には目標としていた4時間以内で完走できました。特に大学3年生の時は3時間45分を目指し、日々の練習計画を立てて取り組みました。

毎日の走行距離を少しずつ伸ばしながら、筋力トレーニングや食事管理も徹底し、自分の身体を目標に適した状態に保ちました。その過程では天候や体調の変化に合わせて練習メニューを調整するなど、計画通りにいかないこともありましたが、諦めずに最後まで取り組むことで目標を達成しました。

この経験を通して、どんなに困難でも粘り強く努力を続け、目標を成し遂げる力を身につけました。仕事でも同じように目標を見据え、計画を立てて達成する力を活かしていきたいと考えています。

この例文では、目標達成力を示すために、具体的な目標を設定し、それに向けて計画的に取り組んだプロセスが説明されています。

さらに、筋力トレーニングや食事管理等の努力の内容を具体的に記述しているため、目標達成に対する真剣な姿勢が伝わるでしょう。

② 忍耐力をアピールする場合

下記、忍耐力をアピールする場合の例文です。

私は忍耐力には自信があります。大学時代、フルマラソンの完走を目指してトレーニングを続けましたが、途中で膝を痛めてしまい、思うように走れない日々が続きました。

それでも目標を諦めず、リハビリに励みながら少しずつ距離を伸ばし、最終的に完走を達成できました。苦しい時期でも、焦らず地道に努力を重ねることで、目標に向かう道を歩み続けられる強さを養えました。仕事においても、この忍耐力を活かし、どんな困難にも負けずに最後まで取り組み続けたいと考えています。

この例文では、リハビリを続けて目標を達成した経験を通じて忍耐力をアピールしています。具体的な状況や取り組みの過程を述べているため、粘り強さや困難を乗り越える意志が伝わるでしょう。

また、「仕事でもこの忍耐力を活かしたい」と締めくくることで自己PRが職場での活躍につながる点を強調しています。

③ 継続力をアピールする場合

下記、継続力をアピールする場合の例文です。

私は何事も継続する力があると自負しています。大学では毎日10キロメートルのランニングを習慣化し、2年間にわたって続けてきました。

この習慣のおかげで、体力が向上しただけでなく、計画を立てて着実に努力を重ねる大切さを学びました。途中で体調が優れない日や忙しい日もありましたが、目標を見据えて続けたことで、自己管理や忍耐力も磨かれました。

この継続力を仕事にも活かし、常にコツコツと目標に向かって取り組んでいきたいです。

この例文では、長期間にわたり継続して取り組んだことを通じて、コツコツと努力を積み重ねる力をアピールできているでしょう。

また、途中での困難にも触れることで、継続力が一時的なものではなく、確固たるものである点を伝えているのも参考にしたいポイントですね。

④ 計画性をアピールする場合

下記、計画性をアピールする場合の例文です。

私は計画的に物事を進めることが得意です。フルマラソンでのタイム向上を目指し、週ごとに距離やペースを細かく設定したトレーニング計画を立てて実行しました。

特に、疲労がたまりやすい週末には、体調に合わせて調整を加えることで、無理なく目標を達成する方法を見つけました。

この経験を通じて、綿密に計画を立て、それに基づき効率的に取り組む力が身についたと感じています。仕事においても、こうした計画性を発揮し、成果を上げたいと考えています。

この例文では、具体的な計画を立ててトレーニングに取り組んだエピソードを通して計画性をアピールしています

また、計画通りにいかない場合でも、柔軟に対応したことが示され、計画性に加えて臨機応変さも伝わる内容となっているでしょう。

⑤ 向上心をアピールする場合

下記、向上心をアピールする場合の例文です。

私は常に自分の限界に挑戦し、成長を目指す向上心を持っています。学生時代にはフルマラソンで自己ベストを更新するため、トレーニングの内容を見直し、新たな練習方法を取り入れるよう努めました。

具体的には、速さを重視したインターバルトレーニングや、疲れを残さないストレッチ法などを学び、自己タイムを10分短縮できました。今後も常に改善を意識しながら、仕事でも自分を高めていきたいと考えています。

この例文では、具体的な取り組みや新しい方法を取り入れたエピソードを通じて、向上心が強く表現されています

また過去の記録を更新するための具体的な方法が示されており、向上心が行動に結びついていることが伝わるでしょう。

⑥ 臨機応変さをアピールする場合

下記、臨機応変さをアピールする場合の例文です。

私は状況に応じて柔軟に対応できる力を持っています。学生時代のマラソン大会では、突然の雨や強風などの予想外の状況でも、ペースを調整しながら走ることで自己ベストを達成できました。

また、練習でも体調や天候に合わせてメニューを変更し、その日できる最良の方法で取り組むことを心がけていました。この経験を通じて、臨機応変に対応しつつ、目標を見失わない姿勢が身につきました。

仕事においても、この柔軟さを活かして臨機応変に対応したいと考えています。

この例文では、予期せぬ状況でも冷静に対応して成果を出した経験を通じて、臨機応変さをアピールしています

特に、体調や天候に合わせてメニューを変更する具体的な行動を示すことで、柔軟性が自然に伝わっているでしょう。

⑦ 自己管理能力をアピールする場合

下記、自己管理能力をアピールする場合の例文です。

私は自己管理能力が高いと自負しています。大学時代、フルマラソンに挑戦するにあたり、体調管理や日々のスケジュールを徹底しました。

毎朝早く起きてランニングを習慣化し、食事にも気を配ることで、疲れが溜まらないように工夫しました。また、試験や課題の忙しい時期も練習の時間を確保し、バランスをとることを意識していました。

自己管理を徹底し、どんな状況でも安定したパフォーマンスを発揮できる力が身につきました。この能力を仕事でも活かし、安定した成果を出していきたいと考えています。

この例文では、自己管理能力を示すために、時間や体調管理をしながら継続してマラソンに取り組んだ具体的なエピソードを紹介しています。

特に、試験や課題の忙しい時期でも練習を続けた点に触れることで、バランスの取れた自己管理力が伝わるでしょう。

マラソンに関する自己PRのよくあるNG例文

自己PRでマラソン経験を伝える際には、伝え方によってはマイナス評価になるケースも少なくありません。

ここでは、マラソンに関する自己PRでありがちなNG例文を紹介し、効果的に伝えるためのポイントを解説していますので参考にしてみてください。

  1. マラソンや取り組み内容の紹介になっている
  2. 専門用語が多くて分かりづらい
  3. 長所ではなく実績をアピールしている

① マラソンや取り組み内容の紹介になっている

自己PRでマラソン経験を伝える際は、競技そのものの紹介が中心になっていないか注意しましょう。下記具体的なNG例文です。

私は学生時代にマラソン部に所属し、毎日練習に励んできました。平日はランニングコースを10キロ走り、週末には20キロ以上の長距離ランを行っていました。

また、体力をつけるために筋力トレーニングも行い、栄養バランスを考えた食事も徹底しました。年に一度の大会では完走を目標に挑戦し、最後まで走りきることができました。

さらに、仲間と一緒に練習メニューを考えたり、アドバイスし合ったりして、互いに高め合えたと感じています。大学生活をマラソン中心に充実させてきたことが、自分にとって良い経験になりました。

この例文では、マラソンの取り組み内容や練習メニューの紹介に終始しており、自分の強みや成長が伝わりにくくなっています

また、単に「毎日練習に励んだ」や「完走を目標にした」などの表現では、面接官に具体的な成果や、仕事に活かせるスキルをイメージさせにくいでしょう。

② 専門用語が多くて分かりづらい

また、自己PRでは専門用語の使用はなるべく避けましょう。下記具体的なNG例文です。

私は学生時代にマラソンのインターバルトレーニングやLSD(ロング・スロー・ディスタンス)を徹底して行い、ランニングフォームを改善しました。

特に、アキレス腱とハムストリングスの柔軟性を高めることでストライドが広がり、最終的にはペース走で1キロ4分30秒を安定してキープできるようになりました。

レース前のカーボローディングも徹底し、コンディショニングにはピリオダイゼーションを取り入れ、年間を通して安定した走りを実現しました。

この例文では、専門的な表現が多く、具体的な成果や自分の強みが伝わりにくいです。自己PRでは、専門用語を簡単な言葉に置き換え、具体的な取り組みや成長した点を伝えましょう。

③ 長所ではなく実績をアピールしている

自己PRでは、長所ではなく実績のアピールが中心になっていないかも注意しましょう。下記具体的なNG例文です。

私は学生時代にフルマラソンで3時間30分を切ることを目標にし、最終的に3時間28分で完走しました。また、10キロの大会では40分を切るタイムで完走し、学内でもトップレベルの記録を出せました。

この結果は、日々の練習の積み重ねの成果であり、今後も何事にも全力で取り組む姿勢を大切にしたいと考えています。

この例文では、具体的なタイムや順位等の実績が中心になっており、自分の強みや成長が伝わりにくいでしょう。

自己PRでは、結果よりもプロセスに焦点を当て、そこで培われた能力や仕事に活かせる価値観を示せると、面接官に好印象を与えやすいでしょう。

マラソンの自己PRに関するよくある質問

ここでは、マラソンの経験を自己PRに取り入れる際のよくある質問について解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

  1. そもそも企業はなぜ自己PRを聞くの?
  2. マラソンで実績がなく趣味だけどいい?
  3. マラソンではなく陸上や駅伝も話していい?

① そもそも企業はなぜ自己PRを聞くの?

企業が自己PRを求める理由は、応募者の人柄や価値観、仕事に対する姿勢を知りたいからです

採用担当者は、応募者のスキルや学歴以外に、職場での協調性や挑戦心、自己成長を大切にする姿勢を重要視しているでしょう。

そのため、単なる実績の紹介ではなく、過去の経験から得た成長や自身の強みをアピールするべきです。

自己PRでマラソン経験を語る際も、「どう目標に向き合ったのか」「どんな苦労を乗り越えたのか」等のエピソードを交えることで、自己理解や自己成長の意識が伝わりやすいでしょう

② マラソンで実績がなく趣味だけどいい?

マラソンが趣味で実績がなくても、自己PRとして十分に活かせます

なぜなら、企業が自己PRで重視しているのは、実績よりもその経験を通して得た強みや価値観だからです。

趣味として取り組んでいるマラソンでも、日々の努力や忍耐力、継続力をアピールしましょう。

例えば、「ランニングを習慣化して自分を管理している」や「目標タイムに向けて努力を重ねている」など、過程に注目したエピソードを交えることで、仕事にも通じる意欲や向上心を示せるでしょう

③ マラソンではなく陸上や駅伝も話していい?

マラソン以外にも、陸上や駅伝の経験を自己PRで話すことは有効です

というのも、企業が自己PRで知りたいのは、競技そのものではなく、それを通じて身につけた強みや考え方だからです。

陸上や駅伝でも、目標に向けた努力やチームワーク、忍耐力を十分にアピールできるでしょう。

例えば、駅伝では「チームの目標に貢献するために自分のペースを調整した」「仲間と励まし合いながら練習に取り組んだ」など、協調性や責任感をアピールできます。

マラソンの経験を最大限アピールしましょう

本記事では、自己PRにマラソンの経験を活かす方法について解説しました。特に重要なポイントをおさらいしましょう

  • マラソン経験を通じて培った強みを明確にする
  • 経験をただ紹介するのではなく、具体的な成長や学びを伝える
  • 実績よりも、仕事に活かせる姿勢や考え方を強調する

上記のポイントを意識し、マラソンの経験を最大限活かした自己PRを準備して、
選考通過率をぐんと上げて行きましょう!

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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