スーパーの正社員は、必要な商品を発注したり、商品を陳列したりといった業務を担当します。
しかし、スーパーの正社員について詳しく知らない方も多いでしょう。
そこで、本記事ではスーパーの正社員の年収や仕事内容について解説します。スーパーの正社員の具体的な概要を確認し、就活に役立ててみてください。
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スーパーの正社員の平均年収と年齢別の年収

最初に、スーパーの正社員の年収について解説します。
- スーパーの正社員の平均年収は357万円
- スーパーの正社員の年齢別の年収
就職先を決める際は、年収について把握しておくことが大切です。具体的な数字をチェックしていきましょう。
①スーパーの正社員の平均年収は357万円
スーパーの正社員の平均年収は、357万円です。「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、2022年度の給与所得者の平均年収は458万円でした。
この結果から、スーパーの正社員の平均年収は民間の平均を100万円ほど下回ることがわかります。
なお、正社員の場合、業務や売り場によって給与の額が変わることはほとんどありません。週休2日制を取る企業が多いですが、スーパーは休日にも営業するため土日祝が出勤日になる場合もよくあります。
引用元:https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/57
②スーパーの正社員の年齢別の年収
年齢 | 平均年収 |
20歳〜24歳 | 288万円 |
25歳〜29歳 | 335万円 |
30歳〜34歳 | 361万円 |
40歳〜44歳 | 414万円 |
50歳〜54歳 | 381万円 |
60歳〜64歳 | 295万円 |
民間給与実態統計調査 の男女計・年齢別給与によると、民間の平均年収は20歳〜24歳で273万円、25〜29歳で389万円、30〜34歳で425万円でした。
また、50〜54歳における民間の平均年収は537万円、60〜64歳は441万円です。
この結果から、スーパーの正社員の年収は20歳〜24歳を除く幅広い年齢層で民間の平均を下回ることがわかります。
ただし、店長などに昇進すれば給料が上がる可能性は十分にあるでしょう。
引用元:https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/57
スーパーの正社員に関する基本情報

ここからは、スーパーの正社員に関する基本情報について解説します。
- スーパーの正社員の仕事内容
- スーパーの正社員になるには
仕事内容だけでなく、正社員になるまでの流れについても解説するので、参考にしてみてください。
①スーパーの正社員の仕事内容
スーパーの正社員は、お客様が利用しやすいように商品を陳列し、必要に応じて補充を行うのが主な仕事です。
また、陳列を行う前には発注通りに商品が納品されているか確認する必要があります。店舗の販売方針に合わせて値札をつけ、セール品などの広告を打つのも大切な仕事です。
スーパーが開店した後は、売れ行きを見ながら商品を陳列し直したり、お客様からの問い合わせに答えたり、さまざまな業務を担うことになるため、冷静な対応が求められますよ。
②スーパーの正社員になるには
スーパーの正社員になるために必要な資格や学歴はありません。高校・専門学校・大学などを卒業した後に新卒で入社するほか、中途採用で入社するケースも珍しくありません。
前職で接客業や販売、食品加工といった業務を担当していた場合は経験者として優遇されることもあるでしょう。
入社後は、会社側から渡されるマニュアルを参考にしつつ上司や先輩のアドバイスを受けて仕事を覚えるのが基本です。
ある程度経験を積んだら、店長に昇進したり、バイヤーに転職したりしてキャリアアップすることもありますよ。
スーパーの正社員の将来性は?

スーパーの正社員は、比較的安定した収入を得られる職業として将来性があると考えられています。
近年は、AIの需要予測によって手作業の発注作業が不要になったり、セルフレジが導入されたり、スーパーマーケット業界でも自動化が進められるようになりました。
しかし、最終的な発注の確認や商品陳列といった作業を完全に代替するのは難しく、AIにすべての業務が奪われる可能性は低いでしょう。
また、レジは基本的にパートやアルバイトが担当し、正社員は忙しい時だけ手助けする場合がほとんどなので、レジ作業が減ったとしても正社員の仕事に大きな影響はないとされています。
スーパーの正社員に向いている人の特徴2つ

ここでは、スーパーの正社員に向いている人の特徴を紹介します。
- コミュニケーションが得意な人
- 人の役に立ちたい人
どのような人が向いているのか具体的に確認し、自分に適性のある職業か検討してみましょう。
①コミュニケーションが得意な人
スーパーの正社員は、コミュニケーションが得意な人に向いています。
商品の陳列や発注だけでなく、お客様への対応も正社員の重要な仕事。スーパーには日々幅広い年代の人が訪れるため、どのような場合でもスムーズにコミュニケーションを取れるようにすることが大切です。
また、正社員はお客様だけでなくパートやアルバイトとの関係を構築する必要もあります。近年は外国人アルバイトも増えつつあるため、誰とでも分け隔てなく交流できるスキルが求められるでしょう。
②人の役に立ちたい人
人の役に立ちたい人も、スーパーの正社員に向いています。
スーパーは、人々の生活を支える重要な場所です。必要な商品をいつでも手に入れられる環境を作ることは、たくさんの人の役に立ちます。
そのため、定期的に売上を確認し、お客様のニーズに応えられる商品を発注することが大切です。
また、困っているお客様を助けた際は直接感謝の気持ちを伝えてもらうことも多いため、さまざまな場面で「人の役に立っている」という実感を得られやすいでしょう。
スーパーの正社員は年収以上にやりがいがある!

スーパーの正社員の年収は民間平均を下回りますが、店長に昇進したり、バイヤーに転職したりすれば収入が増える可能性があります。
また、スーパーの正社員はお客様との距離が近く、直接感謝の気持ちを伝えてもらうことも少なくありません。
やりがいを感じられる職業の1つとして、スーパーの正社員も検討してみると良いでしょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。