キャディは、ゴルフ場でプレーヤーと一緒にコースを回り、プレーをサポートする仕事です。
そんなキャディについて「年収はどれくらいなんだろう?将来性はあるの?」と疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、キャディの年収について詳しく解説します。将来性やキャディに向いている人の特徴も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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キャディの平均年収と年齢別の年収

まず、キャディの平均年収と年齢別の年収を紹介します。
- キャディの平均年収は350万円
- キャディの年齢別の年収
①キャディの平均年収は350万円
厚生労働省の職業情報提供サイト「jogtag」によると、キャディの平均年収は350万円です。
就業者数 | 労働時間 | 年収 | 年齢 |
408,310人 | 162時間 | 350.7万円 | 39.2歳 |
国税庁「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、2022年分の給与所得者の平均給与は458万円です。キャディの年収は、平均給与を100万円以上下回る金額であることがわかります。
ただ、プロゴルファーにつくキャディである「プロキャディ」は、担当する選手の成績によって収入を大きく伸ばすことが可能です。
②キャディの年齢別の年収
続いて、キャディの年収を年齢別に紹介します。
年齢 | 平均年収 |
20〜24歳 | 271万円 |
25歳〜29歳 | 306万円 |
30歳〜34歳 | 344万円 |
40歳〜44歳 | 418万円 |
50歳〜54歳 | 383万円 |
60歳〜64歳 | 292万円 |
国税庁「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、多くの企業では50代で最も年収が高くなる傾向にあります。しかし、キャディは体力的な問題もあり、40代が最も高くなっています。
また、キャディの年収が最も高くなる40代でも418万円であり、日本企業の平均458万円を超えていません。このように、収入面においてはそれほど魅力的ではないと言えるでしょう。
キャディに関する基本情報

続いて、キャディの基本情報を下記の2項目で紹介します。
- キャディの仕事内容
- キャディになるには
①キャディの仕事内容
キャディの仕事は、ゴルフ場でプレーヤーと一緒にコースを回り、プレーや移動のサポートをすることです。仕事内容は大きく3つに分類されます。
- コースを快適かつ安全に回れるようにサポートすること
- ゴルフのプレーに関するアドバイスをすること
- ゴルフコースの原状復帰などをすること
なお、キャディはコースで唯一の情報源であり「プレーヤーの味方」になることが求められます。そのため、コミュニケーション能力やゴルフに関する情報が欠かせません。
②キャディになるには
キャディは、学校を卒業してそのまま社員になる人は少なく、アルバイトや育児が終わった主婦が勤めることが多い傾向にあります。
キャディになるために特別な資格や学歴は必要ありませんが、ゴルフ経験があると入社後がスムーズです。キャディを目指す人は、ゴルフに関する情報収集をしておくことをおすすめします。
また、コース内の移動に用いるカートによっては免許が必要なため、持っているとなおよいでしょう。
キャディの将来性は?
キャディは将来性がある仕事と言えるでしょう。なぜなら、今後はゴルフ人口の増加が予想されており、それに伴ってキャディの需要も高まることが期待されるからです。
ただ、コロナ禍以降はキャディーなしのセルフプレーが増えており、今後のセルフプレーの普及状況によってはキャディの需要が減る可能性もあります。
とはいえ、キャディーの需要がなくなったわけではなく、実際ハウスキャディーの募集は比較的多いため、需要が完全になくなることはないと考えてよいでしょう。
キャディに向いている人の特徴

最後に、キャディに向いている人の特徴を2つ紹介します。
- コミュニケーション能力がある人
- 体力に自信がある人
① コミュニケーション能力がある人
コミュニケーション能力が高い人は、キャディに向いています。なぜなら、キャディにはプレイヤーとの綿密なコミュニケーションが求められるからです。
具体的には、話しやすい雰囲気作りや適切なタイミングでのアドバイスなど、プレイヤーが気持ちよくプレーできるようにする必要があります。そのために高いコミュニケーションが必須なのです。
なお、ゴルフ場には幅広い年齢層で色々な職業の方が来るため、キャディの業務をこなす中で自然とコミュニケーション能力が養われるという意見もあります。
② 体力に自信がある人
体力に自信がある人もキャディに向いていると言えるでしょう。
ゴルフキャディは、プレーヤーが打ったボールを追ったり、クラブを担いで広いコースを歩き回ったりするため、プレーヤー以上に体力を消耗します。
また、ラウンド終了までは立ちっぱなし・歩きっぱなしの状態であるほか、様々な天候にも対応しなければなりません。そのため、体力や忍耐力をしっかりとつける必要があるのです。
キャディの年収を踏まえて志望するか決めよう
本記事では、キャディの年収について解説しました。キャディの平均年収は350万円です。これは、国内企業の平均を大きく下回ります。
ただ、ハウスキャディーの募集は比較的多いことからも、将来性は比較的ある職業といえるでしょう。また、プロキャディになることで収入を大きく伸ばすことも可能です。
キャディを目指す人は、まずは仕事内容を理解した上で、ゴルフに関する情報収集やアルバイトなどから始めてみるのがおすすめです。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。