郵便配達員とは、郵便物を各家庭のポストに投函する担当者です。郵便配達員に関心はあっても、平均年収やくわしい仕事内容については知らない方もいるでしょう。
そこで本記事では、郵便配達員の平均年収や仕事内容、将来性などを紹介します。郵便配達員の適性についても解説するため、ぜひ参考にしてください。
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郵便配達員の平均年収と年齢別の年収

やはり気になるのは郵便配達員の待遇についてではないでしょうか。はじめに、郵便配達員の平均年収と年齢別の年収を紹介します。
- 郵便配達員の平均年収は384万円
- 郵便配達員の年齢別の年収
①郵便配達員の平均年収は384万円
job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))によると、郵便配達員を含む宅配便配達員の郵便配達員の平均年収は384万円です。
引用元:job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均給与は458万円です。宅配便配達員の平均年収は、給与所得者の平均給与を80万円程度下回っています。
労働条件の特徴としては、就業者は男性が多いものの、最近は女性の就業者も増えています。また、地元の営業所で働くことが多い点が特徴です。
②郵便配達員の年齢別の年収
郵便配達員を含む宅配便配達員の年齢別年収は以下の通りです。
年齢 | 平均年収 |
20〜24歳 | 306万円 |
25歳〜29歳 | 352万円 |
30歳〜34歳 | 370万円 |
40歳〜44歳 | 418万円 |
50歳〜54歳 | 412万円 |
60歳〜64歳 | 327万円 |
国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、郵便配達員の平均年収は20~24歳を除いたすべての年齢層において給与所得者の平均給与を下回っています。
郵便配達員に関する基本情報

郵便配達員に関する基本情報について、以下の2つの面から解説します。郵便配達員に関心がある方は、ぜひ参考にしてください。
- 郵便配達員の仕事内容
- 郵便配達員になるには
①郵便配達員の仕事内容
郵便配達員の主な仕事内容は、「配達」「集荷」「営業」の3つです。
郵便配達員のメイン仕事となるのは配達で、封書やハガキなどの郵便物を各家庭のポストに投函します。サインや印鑑が必要な書留やゆうパックなどの配達も郵便局員の仕事です。
集荷では、電話やインターネットで依頼を受けた個人宅や企業に出向き荷物を受け取ります。また、切手や年賀ハガキなどの郵便商品をご案内する営業活動を行うケースもあります。
②郵便配達員になるには
郵便配達員になるために、学歴や普通自動車免許以外の資格は不要です。
労働時間の長い職種なので、随時求人は出されています。よって、就業のチャンスは多い仕事といえるでしょう。
郵便局では年に一度、人事評価シートが作成されます。A・B・C・D・Eの5段階で評価され、増給・減給が決まります。
郵便配達員の将来性は?

郵便配達員は、ときに将来性のない仕事と表現されることがあります。配達員からだとキャリアアップが難しいためです。
配達を早く終えて営業成績を出し、班長や副班長になることで年収のアップが見込めます。
また、インターネットの普及により郵便を使う方は減っているため、郵便配達の事業は徐々に縮小していくと考えられます。とはいえ、郵便配達員の仕事自体がなくなることは当面ないでしょう。
郵便配達員に向いている人の特徴

「自分は郵便配達員に向いているのだろうか」と疑問に思っている方もいるでしょう。郵便配達員に向いている方の特徴は以下の2つです。
- 体力のある人
- 一人で仕事をするのが好きな人
① 体力のある人
郵便配達員は、体力に自信のある方に向いています。郵便配達員のメイン仕事は配達であるため、ほぼ1日中バイクに乗って各家庭を回ります。
バイクに重い郵便物を積んで走るため、慣れるまではバランスを崩すこともあるでしょう。また、雨や雪など天候が悪い日も配達を行わなくてはいけません。
慣れである程度カバーできる面もありますが、やはり体力のある方のほうが続けやすい仕事です。
②一人で仕事をするのが好きな人
郵便配達員は、一人で仕事をするのが好きな方に向いています。郵便配達員は一人で配達する時間が大半なので、必要以上に他の社員とコミュニケーションを取る必要がありません。
大勢の人と一緒に仕事をするよりも、「一人で黙々と仕事をしたい」「マイペースに働きたい」という方に最適です。
とはいえ、郵便局内では他の社員と会話をする必要があります。また、サインや印鑑をもらう際や営業活動を行う際にはコミュニケーション能力が求められます。
郵便配達員の年収やキャリアについて理解を深めよう

郵便配達員の平均年収は384万円で、ほとんどの年齢層において給与所得者の平均給与を下回っています。
給与面で不安を感じる方もいると思いますが、普通自動車免許以外の資格は不要で、随時求人が出ている点は魅力です。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。