平和不動産は、証券取引所の建物を保有・賃貸する総合不動産会社です。
就職を考えている就活生の中には、「平和不動産の年収や初任給はどれくらいなんだろう?そもそも平和不動産ってどんな企業なの?」と疑問を持つ人も多いでしょう。
本記事では、平和不動産の年収や初任給、売上高について解説します。競合企業なども紹介しているので、企業研究や業界研究に役立てて下さいね。
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平和不動産の平均年収と初任給

まず、平和不動産の平均年収と初任給を紹介します。
- 平和不動産の平均年収は1087万円
- 平和不動産の初任給
平和不動産の平均年収は1087万円
平和不動産の平均年収は1087万円です。平和不動産の平均年収および関連情報について、有価証券報告書に記載されている情報を紹介します。
平均年収(万円) | 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 勤続平均年数(年) |
1087 | 96 | 42.7 | 14.9 |
参考として、国税庁による「令和4年分 民間給与実態統計調査」の結果も紹介します。
同調査によると、2022年度の給与所得者の平均給与は458万円でした。平和不動産の平均年収は、日本企業の平均年収を大きく上回る金額といえます。
平和不動産の初任給
次に、平和不動産の初任給を紹介します。平和不動産公式サイトで公開されている募集要項によると、最終学歴別の初任給は下記の通りです。
初任給 | |
大学卒 | 月給255,000円 |
修士了 | 月給265,000円 |
なお、基本給とは別に通勤費(全額)支給、時間外手当、家族手当、資格手当、職務手当などの諸手当がついています。昇給は年1回(4月)、賞与は年2回(6月、12月)です。
平和不動産の募集要項

次に、平和不動産の募集要項を紹介します。年収とあわせてチェックし、理解を深めましょう。
勤務時間 | フレックスタイム制 ・標準となる就業時間9:00~17:00(休憩1時間) |
休日・休暇 | 完全週休2日制(土・日) 祝日、年末年始(12月31日~1月3日)、 年次有給休暇(初年度12日~最高20日)、 慶弔休暇、夏期休暇(5日)、リフレッシュ休暇 他 |
福利厚生 | 住宅融資制度、厚生融資制度、財形貯蓄制度、財形給付金制度、社員持株制度、退職年金制度、産前産後休業、育児休業、育児短時間勤務、育児看護休暇、介護休業、介護短時間勤務、会員制福利厚生サービス 他 |
教育研修 | 新入社員研修 OJT研修、社内研修、社外研修、海外短期留学研修制度、資格取得援助制度(宅地建物取引士、一級建築士、不動産鑑定士等)他 |
福利厚生や教育体制が充実しているほか、休日休暇も多いため、働きやすい環境が整っていると言えるでしょう。
※募集要項は年によって変わる可能性があるため、必ず最新情報をご確認ください。
平和不動産の企業情報

次に、平和不動産の企業情報を下記の3項目で紹介します。
- 平和不動産の事業内容
- 平和不動産の売り上げ・実績
- 平和不動産の基本理念
①平和不動産の事業内容
平和不動産の主な事業内容は、再開発事業、ビルディング事業、 アセットマネジメント事業の3つです。
- 再開発事業:日本橋兜町・茅場町の再活性化、札幌再開発事業化の推進など
- ビルディング事業:証券取引所、オフィス、商業施設および住宅等の開発、賃貸、管理ならびに売却など
- アセットマネジメント事業:平和不動産リート投資法法人の資産運用および不動産の仲介など
また、不動産開発、宅地分譲やマンション分譲、ショッピングセンターなどのデベロッパー事業も展開しています。
引用元:平和不動産公式サイト 事業案内
②平和不動産の売り上げ・実績
平和不動産の売り上げ・実績は下記の通りです。
決算年月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 |
売上高(百万円) | 35,048 | 57,818 | 44,522 |
経常利益(百万円) | 10,244 | 11,572 | 9,647 |
賃貸オフィス市場については、テレワーク等の働き⽅の多様化等によるオフィスの縮⼩傾向等の影響で、空室率が⾼い⽔準で推移しました。
ただ、不動産投資市場については、⾦利動向による資⾦調達環境への影響が⾒られたものの、不動産投資家の⾼い投資意欲が継続し、安定的に推移しています。
③平和不動産の基本理念
平和不動産の基本理念(グループパーパス)は「人々を惹きつける場づくりで、未来に豊かさをもたらす」です。なんのために社会に存在するのか、その本質的な目的や指針を示しています。
この理念をもとに、企業理念に基づく持続的社会の実現に向け、一人ひとりが社会の一員として、サステナビリティ重要課題に沿った活動を通じ、社会課題の解決に貢献しています。
引用元:平和不動産グループパーパス
平和不動産の競合企業3社

最後に、平和不動産の競合企業を3社紹介します。
- 三井不動産
- ダイビル
- セントラル総合開発
①三井不動産
三井不動産株式会社は、オフィスビル、商業施設、ホテル・リゾート、物流施設、住宅など、幅広い事業を展開する総合不動産デベロッパーです。
オフィスビルには日本橋三井タワー、霞が関ビルディング、ゲートシティ大崎などがあり、商業施設にはららぽーと、三井アウトレットパークなどがあります。
売上高(百万円) | 2,269,103 |
従業員数(人) | 1,973 |
平均年間給与(万円) | 1,269 |
平均年齢(歳) | 40.2 |
平均勤続年数(年) | 10.6 |
②ダイビル
ダイビルは、大阪府大阪市北区中之島に本社を置くデベロッパーです。商船三井グループに属し、2023年10月に創立100周年を迎えました。
経営理念である「ビルを造り、街を創り、時代を拓く」を体現するべく、都市開発の担い手として大規模プロジェクトを牽引しています。
売上高(百万円) | 42,683 |
従業員数(人) | 107 |
平均年間給与(万円) | 956 |
平均年齢(歳) | 38.6 |
平均勤続年数(年) | 10.8 |
③セントラル総合開発
セントラル総合開発株式会社は、東京都千代田区に本社を置く不動産会社です。マンション開発を主体として、オフィス賃貸やマンション管理、ビルサービス、保険などを手掛けています。
自社ブランドの「クレア」マンションシリーズをプロデュースしているほか、マンション分譲を中心にマンション管理、ビルサービス、保険などにグループ一貫体制で取り組んでいます。
売上高(千円) | 30,391,720 |
従業員数(人) | 88 |
平均年間給与(万円) | 764 |
平均年齢(歳) | 44.6 |
平均勤続年数(年) | 14.8 |
平和不動産について理解を深めよう
本記事では、平和不動産の年収や売上高を紹介しました。平和不動産の平均年収は1087万円であり、日本企業の平均年収を大きく上回る金額といえます。
また、福利厚生や教育体制が充実しており、働きやすい環境が整っていることも大きな魅力です。
平和不動産に関する企業研究をする際は、公式サイトだけでなく有価証券報告書などもチェックしておきましょう。ぜひ、本記事で紹介した内容を企業研究に活かしてみてくださいね。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。