第一実業は、1948年に設立された機械専門商社です。
そんな第一実業について「年収や初任給はどれくらいなんだろう?そもそも第一実業ってどんな企業なの?」と疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、第一実業の年収や初任給、売上高について解説します。競合企業も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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第一実業の平均年収と初任給

まず、第一実業の平均年収と初任給を紹介します。
- 第一実業の平均年収は899万円
- 第一実業の初任給
第一実業の平均年収は899万円
第一実業の平均年収は899万円です。第一実業の平均年収および関連情報について、有価証券報告書に記載されている情報を紹介します。
平均年収(万円) | 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 勤続平均年数(年) |
899 | 591 | 40.3 | 12.6 |
参考として、国税庁による「令和4年分 民間給与実態統計調査」の結果も紹介します。
同調査によると、2022年度の給与所得者の平均給与は458万円でした。第一実業の平均年収は、日本企業の平均年収を大きく上回る金額といえます。
第一実業の初任給
次に、第一実業の初任給を紹介します。第一実業公式サイトで公開されている募集要項によると、最終学歴別の初任給は下記の通りです。
総合職 | 初任給 |
大卒 | 234,000円 |
院卒 | 266,000円 |
なお、基本給とは別に公的資格手当、住宅手当、通勤手当、時間外勤務手当などの諸手当がついています。昇給は年1回(4月)、賞与は年2回(6月、12月)です。
第一実業の募集要項

次に、第一実業の募集要項を紹介します。年収とあわせてチェックし、理解を深めましょう。
勤務時間 | 9:00から17:30(一部フレックスタイム制、在宅勤務を導入) |
休日・休暇 | 年間休日125日、完全週休2日制、有給休暇(初年度10日)、 年末年始、特別休暇(慶弔等)、夏季休暇、創立記念日 |
福利厚生 | 制度:社会保険、各種貸付金、財形貯蓄、社員持株会、グループ保険 施設 :社宅制度、リゾートホテル契約、保養所 その他:各種クラブ活動、諸行事 |
サークル活動 | サッカー、テニス、ゴルフ、野球、バスケットボール、つり、自転車など |
福利厚生が充実しているほか、休日休暇も多いため、働きやすい環境が整っていると言えるでしょう。
※募集要項は年によって変わる可能性があるため、必ず最新情報をご確認ください。
第一実業の企業情報

次に、第一実業の企業情報を下記の3項目で紹介します。
- 第一実業の事業内容
- 第一実業の売り上げ・実績
- 第一実業の経営理念
①第一実業の事業内容
第一実業の事業内容は下記のとおりです。
- プラント・エネルギー事業
- エナジーソリューションズ事業
- 産業機械事業
- エレクトロニクス事業
- 自動車事業
- ヘルスケア事業
- 航空・インフラ事業
産業機械を扱う独立系の専門商社として、主力事業のエレクトロニクス事業ではアジア地域を中心に事業を展開しています。
引用元:第一実業公式サイト 事業内容
②第一実業の売り上げ・実績
第一実業の売り上げ・実績は下記の通りです。
決算年月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 |
売上高(百万円) | 140,029 | 148,075 | 153,674 |
経常利益(百万円) | 6,464 | 7,792 | 7,108 |
近年は事業領域を多様な業界に広げており、今後は「モノ×コト」売りを具現化する「次世代型エンジニアリング商社」を目指しています。それに伴い、売上も増加傾向です。
③第一実業の基本理念
第一実業株式会社の経営理念は「人をつなぎ、技術をつなぎ、世界を豊かに」です。この理念のもと、新しい時代を担う商社として、世界の様々な現場に寄り添うビジネスを展開していますよ。
また、第一実業は「次世代型エンジニアリング商社」を目指しており、エンジニアリング機能を強化しています。
時代の一歩先を行くモノづくりパートナーを目指しており、エンジニアリング機能を核として継続的な価値の創造を目指しているのです。
引用元:第一実業公式サイト 経営理念
第一実業の競合企業3社

最後に、第一実業の競合企業を3社紹介します。
- 東京産業
- 西華産業
- 稲畑産業
①東京産業
東京産業株式会社は、1942年に設立された三菱グループに属する機械総合商社です。
電力会社向けの発電設備の施工・保守点検が主要事業であり、国内外で各種機械・プラント・資材・工具・薬品等の販売、メンテナンス、サービスなどを展開しています。
売上高(百万円) | 63,888 |
従業員数(人) | 311 |
平均年間給与(万円) | 839 |
平均年齢(歳) | 44.9 |
平均勤続年数(年) | 14.8 |
②西華産業
西華産業は、三菱グループの独立系総合機械商社です。機械総合商社として、電力・化学等のプラント設備、電子機器・情報機器など、生産財である設備を中心に国内外で販売・輸出入を行っています。
主な製品・サービスには、舶用エンジン、ダイヤフラム弁を中心とした各種バルブ、UTドローンによるプラント設備点検、レーザー式ガス分析計、温度データロガー等の計測機器などがあります。
売上高(百万円) | 175,741 |
従業員数(人) | 316 |
平均年間給与(万円) | 862 |
平均年齢(歳) | 41.8 |
平均勤続年数(年) | 17.2 |
③稲畑産業
稲畑産業株式会社は、大阪府大阪市中央区南船場に本社を置く専門商社です。住友化学が主要株主となっており、関係性が非常に強いことが特徴です。
化学関連の中間財を扱う企業間の商取引を仲介しており、主な業務として既存顧客との関係維持や新規調達先・販売先の開拓などを行っています。
売上高(百万円) | 735,620 |
従業員数(人) | 589 |
平均年間給与(万円) | 913 |
平均年齢(歳) | 41.6 |
平均勤続年数(年) | 13.8 |
第一実業を調べて企業研究を進めよう

本記事では、第一実業の年収や売上高を紹介しました。第一実業の平均年収は899万円であり、日本企業の平均年収を大きく上回る金額といえます。
また、福利厚生や教育体制が充実しており、働きやすい環境が整っていることも大きな魅力です。
第一実業に関する企業研究をする際は、公式サイトだけでなく有価証券報告書などもチェックしておきましょう。ぜひ、本記事で紹介した内容を企業研究に活かしてみてくださいね。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。