
アパレル店員とは、洋服を中心としたファッション用品の販売員のことです。ファッション好きな方は、アパレル店員に憧れる場合も多いでしょう。
しかし、アパレル店員の年収など具体的なことを知らない方も少なくありません。
本記事では、具体的な年収や仕事内容について解説します。
ぜひ、就活をする際の参考にしてみてください。
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アパレル店員の平均年収と年齢別の年収

最初に、アパレル店員の平均年収と年齢別の年収を紹介します。
- アパレル店員の平均年収は357万円
- アパレル店員の年齢別の年収
職種を決める際は、年収を確認しておくことも大切なポイントです。具体的な年収をチェックしましょう。
①アパレル店員の平均年収は357万円
アパレル店員の平均年収は357万円です。「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、2022年度の給与所得者の平均年収は458万円でした。
この結果から、アパレル店員の平均年収は民間の平均年収よりも低いことがわかります。
就業形態は、百貨店やファッション専門店の正社員の他にパート、アルバイト、派遣社員など多岐にわたり、各形態によって年収は大きく変わるでしょう。
正社員の場合、早番と遅番の二交替制が基本。休日も営業するケースがほとんどなので、交代制の週休2日を採用している店舗が大多数です。
引用元:https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/73
②アパレル店員の年齢別の年収
年齢 | 平均年収 |
20歳〜24歳 | 288万円 |
25歳〜29歳 | 335万円 |
30歳〜34歳 | 361万円 |
40歳〜44歳 | 414万円 |
50歳〜54歳 | 381万円 |
60歳〜64歳 | 295万円 |
民間給与実態統計調査 の「年齢階層別の平均給与」によると、民間の平均年収は20〜24歳で273万円、25〜29歳で389万、30〜34歳で425万円です。
20歳〜24歳を除いて、アパレル店員の平均年収は民間の平均年収より低いのが現状。
特に、60〜64歳の民間平均年収は441万円と、アパレル店員の平均年収を大きく上回っています。
前述の通り、アパレル店員は正社員だけでなくパートやアルバイトも多いため、平均年収も低くなりやすいと考えられるでしょう。
引用元:https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/73
アパレル店員に関する基本情報

ここでは、アパレル店員の基本情報を紹介します。
- アパレル店員の仕事内容
- アパレル店員になるには
就活の際は、仕事の具体的な内容を把握しておく必要があります。アパレル店員になるまでの流れも確認し、就活に役立てていきましょう。
①アパレル店員の仕事内容
アパレル店員の仕事は、洋服をはじめとしたファッション用品の販売です。お客様が快適に買い物ができるようにディスプレイを整えたり、店内を掃除したりします。
また、トレンドやお客様の好みに合わせて最適なアイテムを提案するのも重要な仕事。お客様にアドバイスをする立場上、魅力的なコーディネートで店頭に立つ必要があります。
他には、来客数を増やすために顧客名簿をまとめてダイレクトメールを送ったり、SNSで最新情報を発信したりといった仕事を担当することもあるでしょう。
②アパレル店員になるには
アパレル店員になるために必要な資格や学歴は特にありません。高校・大学・短大・専門学校卒業後にファッション専門店などに就職し、アパレル店員として働くことになります。
ファッションに高い関心があり、コミュニケーション能力も備えていれば入社のハードルは高くないでしょう。
ただし、大手セレクトショップなどでは、ファッションセンスやアパレル経験が選考で重要視されることも。
「色彩検定」や「販売士」といった関連資格を取得しておくと就活で有利になる場合があります。
アパレル店員の将来性は?

好みのファッションは年齢や時代と共に変わっていく場合が多いため、勤務する店舗のブランドイメージやコンセプトがマッチしなくなった時に勤め続けるのが困難になるリスクが考えられます。
また、アパレル店員の給与は決して高いとは言えません。制服として自社の服を購入しなければならないことが負担となり、長く働き続けられないケースもあります。
近年はSNSをチェックして来店を決める場合も多いため、アパレル店員にもSNSマーケティングのスキルが求められるようになりました。
ITツールリテラシーを備え、マーケティングにも長けている人ならアパレル店員として活躍できる可能性があるでしょう。
アパレル店員に向いている人の特徴

ここでは、アパレル店員に向いている人の特徴を紹介します。
- 人とのコミュニケーションが好きな人
- ファッションに興味がある人
- 気配りができる人
仕事で実力を発揮するためには、自分に向いている職種を選ぶことが大切。各特徴について詳しく見ていきましょう。
① 人とのコミュニケーションが好きな人
店頭での接客が多いアパレル店員は、コミュニケーションが好きな人に向いています。接客力が高いほど売り上げにも良い影響を与えやすいので、コミュニケーション力はアパレル店員に必須のスキルです。
例えば、お客様のニーズを汲み取り、最適なアイテムを提案できれば信頼感が高まるでしょう。固定客を作ることで人気アパレル店員として活躍できる可能性が高まります。
逆に、コミュニケーションが苦手な人は日々の接客にストレスに感じる場合があるため注意が必要です。
② ファッションに興味がある人
ファッションに興味がある人も、アパレル店員に向いています。ファッションが好きな人であれば、コーディネートを組んだり、トレンド情報を収集したりする仕事も楽しくこなせるでしょう。
思うように売り上げが出なかったり、接客でミスをしたり、アパレル店員として働く際にはつらいと思う場面も少なくありません。
ファッションに対する強い思いがあれば、つらいことがあっても乗り越えていけるはず。
好きことを仕事にすることでモチベーションが上がり、長く勤め続けられる可能性が高まります。
③気配りができる人
アパレル店員には、気配り上手であることも求められます。
来店したお客様が困っていることに気づき、適切なアドバイスができる人であれば、信頼関係を築きやすいはず。
また、初来店で緊張しているお客様の気持ちを察し、親しみやすい雰囲気で接客できる人もアパレル店員としての評価が高まります。
細かな気配りを惜しまず「また来店したい」という気持ちをお客様に持ってもらえることがアパレル店員に欠かせない素質と言えるでしょう。
アパレル店員の年収を踏まえて志望するか決めよう

アパレル店員は正社員だけでなくパートやアルバイトも多いため、平均年収は決して高くはありません。
ファッションやコミュニケーションが好きな人であれば、人気アパレル店員として活躍できる可能性があるでしょう。
年収も考慮に入れた上で、アパレル店員を目指すか否か決めてみてくださいね。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。