三井ホームは、国内で知名度と信用度共に高い人気ハウスメーカー企業です。就活生の中には、三井ホームへの就職を検討している学生や、建築業種に興味のある学生も多いでしょう。
この記事では三井ホームの気になる平均年収や初任給を、競合企業と比較しながら解説していきます。
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三井ホームの平均年収と初任給

就活生が企業を比較する上で、必ず知っておきたい点が平均年収や初任給といった給与面です。一般的な基準や自分の中で決めた必要な金額を満たしているか、事前に確認しておきましょう。
ここでは三井ホームの平均年収と初任給を解説していきます。
- 三井ホームの平均年収は1269万
- 三井ホームの初任給
三井ホームの平均年収は1269万
三井ホームの平均年収は、1269万円です。
国税庁から発表された『令和4年分民間給与実態統計調査』によると、令和4年度の給与所得者の平均年間給与は458万円でした。平均を3倍近く上回る1269万円という数字から、三井ホームの給与水準の高さが分かりますよね。
その他三井ホームに関する情報については、有価証券報告書から引用したものを下記に記載しています。
従業員数や平均勤続年数といった情報は、企業の様子や雰囲気を理解する大事な要素となります。どれだけ小さな情報に見えても、企業研究の時点で目を通しておくようにしましょう。
平均年間給与 | 1269万円 |
従業員数 | 2159人 |
平均勤続年数 | 15.7年 |
三井ホームの初任給
平均年収は1269万円とかなり高い金額の三井ホームですが、実は初任給はそこまで飛びぬけて高いわけではありません。
三井ホームは職種や最終学歴によって初任給の金額を区別分けしており、最も高い区分が院卒の総合職と技術職の225,000円です。反対に最も低いのは、大卒の事務専任職の169,500円から179,500円です。
平均にすると202,857円という金額は、一般的な初任給と大差ありません。おそらく昇給や賞与の内容が、好条件に設定されているのかもしれないですね。
総合職 | 総合職(技術) | 事務専任職 | |
院卒 | 225,000 | 225,000 | |
大卒 | 217,000 | 217,000 | 169,500〜179,500 |
高専卒 | 197,000 |
三井ホームの募集要項

三井ホームの募集要項について、下記にまとめています。
応募資格 | 2024年3月卒業見込の方 当社の役員・社員本人の二親等以内(子女、兄弟姉妹)でない方、 および当社役員・社員の配偶者の二親等以内(兄弟姉妹など)でない方 ※ご不明な点は「採用に関するお問い合わせ」よりお問い合わせください |
勤務時間 | 9:00~18:00(営業職10:00~19:00)※フレックスタイム制 コアタイム:10:00~16:00(正午から午後1時は休憩) フレキシブルタイム:7:00~10:00、16:00~21:00 |
休日 | 週休2日制、年間休日123日(火・水 / 水・日 / 土・日) ※部署・職種により異なる |
休日詳細 | A :支店において主として営業に従事する者 【法定休日】水 【法定外休日】火 B :事業本部各部に所属する者、および各支店に所属する者で休日パターンがA以外の者 【法定休日】水 【法定外休日】日 C :休日パターンがA、B以外の者 【法定休日】日 【法定外休日】土 ※年間休日123日 |
休暇 | 夏季、年次有給、慶弔、看護、介護、リフレッシュ、 ボランティア、その他特別休暇 |
諸制度 | 財形貯蓄、確定給付年金(DB)、確定拠出年金(DC)、積立年金、厚生資金貸付ほか |
保険 | 健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険 |
諸手当 | 時間外勤務手当、技能手当、 住宅手当、社有車リース・駐車場手当ほか(職種により異なる) |
全体的に非常に整えられた労働条件であり、一般的に必要とされる条件や手当は揃っている印象です。勤務時間も色んな制度があり柔軟で、年間休日も123日と多い点はとても魅力的ですよね。
特徴を挙げるとすれば応募資格で、企業関係者との間柄によっては応募できない場合があるので、もし思い当たる点がある人は問い合わせてみると良いでしょう。
三井ホームの企業情報

就職活動では、どれだけ企業のことを理解できているかどうかが鍵となってきます。特に事業内容や経営理念といった基本的な情報は、就活生として知っていて当然です。
ここでは三井ホームの企業情報を紹介していきます。
- ホームの事業内容
- 三井ホームの売り上げ・実績
- 三井ホームの基本理念
①三井ホームの事業内容
三井ホームの主な事業内容は、多岐に渡る建築請負です。
ご家族向けの戸建注文住宅や宅地分譲住宅から、オーナーの意思を取り入れた賃貸住宅建築、または法人や事業からの注文による医院建築や施設建築など、それぞれの顧客のニーズに合わせた幅広い建物造りを得意とします。
また三井ホームで仕上げたそれらの住宅や施設は、その後リフォームが必要となった際に再度三井ホームによってリフォームすることが可能です。
一方で木材や建材の販売もしており、まさに建築の何でも屋さんと言える事業内容になっています。
引用元:三井ホーム
②三井ホームの売り上げ・実績
三井ホームの過去3年間の売上実績は、以下のようになっています。
売上高(百万円) | 営業利益(百万円) | 経常利益(百万円) | |
第49期(2022年4月~2023年3月) | 252,291 | 1,115 | 2,830 |
第48期(2021年4月~2022年3月) | 151,237 | 2,343 | 4,520 |
第47期(2020年4月~2021年3月) | 147,422 | 553 | 2,578 |
営業利益と経常利益に変化はあるものの、売上高自体は常に向上の形を維持しています。特に48期から49期にかけて数字は大きく向上しており、今後より成長する可能性が見込めますよね。
注文住宅は非常に需要の高い業種であり、更に業界の中でも認知度の高い三井ホームのサービスや商品は今後も求められ続けるでしょう。
③三井ホームの基本理念
顧客の夢と理想に寄り添うことを大事にしている三井ホームは、以下の企業理念とブランドスローガンを掲げています。
企業理念
暮らし継がれる よろこびを未来へ。 |
ブランドスローガン
憧れを、かたちに。 |
優れた住宅に住むことは、その人の暮らしや心を豊かにするパワーがあること、お客様の憧れや理想を叶えた住宅は時が経つにつれて価値のあるものになるという考えが込められています。
ただ要望通りに建物を建てるだけでなく、お客様の幸福や喜びに繋がる住宅づくりを心がける三井ホームらしい理念とスローガンです。
引用元:三井ホーム
三井ホームの競合企業

人気と評価の高い三井ホームですが、ハウスメーカー業界内には他にも優れた企業が存在します。就職活動をする上で、検討している企業の競合企業を知っておくのは大切です。
ここでは三井ホームの競合企業を紹介していきます。
- 住友林業
- 大和ハウス
- 積水ハウス
①住友林業
住友林業は、林業や不動産事業を手掛ける住友グループの企業です。
売上高(百万円) | 1,669,707 |
従業員数(人) | 5,139 |
平均年間給与(万円) | 898 |
平均年齢(歳) | 43.8 |
平均勤続年数(年) | 16.1 |
住宅事業のみでなく、老人ホームやゴルフ場といった施設や宿泊事業の運営、木材建材の仕入れ販売等、幅広い事業を行っています。
住宅建築・不動産業に関しては海外エリアも展開しており、現在の売り上げで最も高い割合を占めているのがこの海外での住宅・不動産事業です。
②大和ハウス
大和ハウスは大阪に本社を置く、住宅総合ハウスメーカーです。
売上高(百万円) | 4.908.199 |
従業員数(人) | 16,093 |
平均年間給与(万円) | 928 |
平均年齢(歳) | 40.1 |
平均勤続年数(年) | 15.4 |
売り上げは本記事で紹介する4社の中で最も高いですが、年収に関しては三井ホームの方が上回っています。
展開している事業は住宅事業、賃貸住宅事業、流通店舗事業、建築事業、マンション事業、環境エネルギー事業、海外事業です。
③積水ハウス
積水ハウスは、国内の建築業界でトップレベルの売上を誇るハウスメーカーです。
売上高(百万円) | 2,928,835 |
従業員数(人) | 14,932 |
平均年間給与(万円) | 834 |
平均年齢(歳) | 43.9 |
平均勤続年数(年) | 16.8 |
国内のハウスメーカー業界では最前線を走り続けており、2012年には販売戸数は国内No.1を獲り、売上高は大和ハウスに次ぐ国内No.2となりました。
元はプラスチックメーカーであった積水化学工業から生まれた企業であり、当初はその特性を生かしてプラスチックを活用した住宅造りに励んでいたという歴史があります。
三井ホームについて理解を深めよう
労働条件や給与面が整っており、今後の安定性も期待できるハウスメーカー業界は、就活生にとって魅力的な職場です。
三井ホームに興味がある学生は、この記事を参考にしながら三井ホームについて理解を深めましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。