旭化成は、総合化学メーカーのリーディングカンパニーです。就活生の中には、旭化成への就職や転職を考えている人は多くいるのではないでしょうか?
平均年収や初任給はどうなのか、競合他社と比べたときにどのような特徴があるのかなど知りたいことはたくさんありますよね。そこで、本記事では旭化成の平均年収や競合他社との比較などを紹介します。ぜひ参考にしてください。
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旭化成の平均年収と初任給

まずは、気になるお金の部分をチェックしてみましょう。旭化成の平均年収と初任給を紹介します。初任給は、大学卒か修士か博士かで変わってくるので注意が必要です。
旭化成の平均年収は752万
従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(万円) |
8,810人 | 41.5歳 | 14.3年 | 752万円 |
旭化成の有価証券報告書によると、旭化成の平均年収は752万円。従業員数は毎年ほぼ変わらず、2023年の段階では8,810人です。
従業員の平均年齢は41.5歳と平均と変わらないくらいで、平均勤続年数は14.3年と比較的長めになっています。
旭化成の初任給
旭化成の初任給は、最終学歴で異なります。大学卒の人は、23万3180円、修士は25万8040円、博士人で30万2440円です。
2022年の初任給の平均は21万7000円なので、平均と比べると大学卒でも初任給は高く設定されています。以下に表でまとめたので参考にしてくださいね。
初任給 | |
大卒 | 243,820円 |
修士 | 268,880円 |
博士 | 314,990円 |
旭化成の募集要項

続いて旭化成の募集要項を説明します。職種は大きく分けて以下3つに分かれています。
- 事務系職種で具体的には企画営業、経営、人事など
- 技術職種で研究・開発
化学系やバイオ系、電気系など幅広いジャンルを展開しています。3つ目は、MRで医薬品営業を行います。これらの職種全て初任給や手当、福利厚生は変わりません。
勤務地は、国内も海外もあり国内であれば本社のある東京や大阪、三重県、など全国各地の可能性があります。海外も上海からニューヨーク、ムンバイなど全世界に展開しています。
引用元:https://www.asahi-kasei-jobs.com/newgrads/recruit/guide.html
旭化成の企業情報

旭化成の平均年収や初任給、募集要項をここまで紹介しました。旭化成への就職や転職を考えている方は、旭化成がどのような企業なのか気になりますよね。
ここからは事業内容・売り上げ・基本理念を紹介するので、参考にしてくださいね。
①旭化成の事業内容
旭化成は、ケミカル、生活製品、繊維、エレクトロニクス、医薬品、医療機器、住宅、建材など幅広い事業を展開しています。
大きく分けると領域は以下の3つです。
- マテリアル領域:ジップロックやサランラップをはじめとするケミカル事業や繊維事業、エレクトロニクス事業
- 住宅領域:建材や住宅を提供
- ヘルスケア領域:医薬事業や医療事業
どの領域も「技術領域の幅広さ」、「高い技術力」そして各事業の融合により新たな事業創出を可能にする「総合力」を強みにしています。
引用元:事業内容ー旭化成についてー
②旭化成の売り上げ・実績
営業利益(百万円) | 経常利益(百万円) | |
2019年度 | 177,264百万円 | 184,008百万円 |
2023年度 | 140,746百万円 | 90,118百万円 |
旭化成の営業収益は、2023年度で140,746百万円です。2019年度から5年間で減少していることが分ります。
また、経常利益は2023年度では90,118百万円です。経常利益は2019年度からの5年間で一番低くなっています。
③旭化成の基本理念
旭化成は、人類の幸福への願いを胸に、以下の基本理念を掲げています。
人びとがよりよい生活を実現できるよう、最も良い生活資材を、豊富に低価格で提供すること |
ミッションは、世界の人びとの “いのち” と “くらし” に貢献することです。
目指す姿は、「健康で快適な生活」と「環境との共生」の実現を通して、社会に新たな価値を提供すること。
バリューは、「誠実」誰に対しても誠実であること、「挑戦」果敢に挑戦し、自らも変化し続けること、「創造」結束と融合を通じて、新たな価値を創造することの3つです。
旭化成の競合企業

旭化成のことをここまで詳しく紹介しましたが、他の競合他社の情報と比較した上で就職や転職を考えたいですよね。
そこで、化学メーカー業界の大手3社の情報をまとめました。参考にしてくださいね。
①三菱ケミカル
売上高(百万円) | 4,387,218百万円 |
従業員数(人) | 501人 |
平均年間給与(万円) | 973万円 |
平均年齢(歳) | 46.2歳 |
平均勤続年数(年) | 18.4年 |
三菱ケミカルの売上高は、4,387,218百万円となっています。また、平均年収は973万円となっており旭化成よりも大幅に高くなっています。
給料重視の方は、三菱ケミカルの方がおすすめかもしれません。もし、三菱ケミカルの方が気になるのであれば企業理念や業務内容もしっかり調べてから決断するようにしてくださいね。
②住友化学
売上高(百万円) | 2,446,893百万円 |
従業員数(人) | 6,706人 |
平均年間給与(万円) | 842万円 |
平均年齢(歳) | 41.6歳 |
平均勤続年数(年) | 15.7年 |
住友化学の売上高は、2,446,893百万円となっています。また、平均年収は842万円となっており、旭化成よりも高くなっています。
給料重視の方は、住友化学の方がおすすめかもしれません。しかし、企業理念や社員の方々の雰囲気が合わないと働いても辛い毎日になってしまうので、調べてから決断しましょう。
③花王
売上高(百万円) | 1,532,579百万円 |
従業員数(人) | 8,199人 |
平均年間給与(万円) | 802万円 |
平均年齢(歳) | 41.1歳 |
平均勤続年数(年) | 17.6年 |
花王の売上高は、1,532,579百万円となっています。また、平均年収は802万円となっており、旭化成よりも若干高くなっています。
給料はやはり気になってしまうポイントですが、事業内容であったりどのような社員の方々が多いのかをチェックして、自分と一番マッチしていると思えるところに行くのがおすすめですよ。
旭化成について理解を深めよう

本記事では、ジップロックやサランラップなどで有名な総合化学メーカーの旭化成について紹介しました。
他の総合化学メーカーと比べると、平均年収が低めな印象ですが、大事なのは社風や企業理念です。
一度社員の方々にOB訪問をしたりインターンシップに参加をして社員の方々の雰囲気が自分と合うかどうか確かめてくださいね。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。